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3.成長した
冒険者登録
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楽しみすぎて眠りにつくのも遅かったがいつもより早く目が覚めた。
とうとうこの日がやってきた。尊敬する両親の職業。前世で合間の時間に読んでいた物語の中で、自由だな~、こんな生活だったら楽しいだろうな~。そう思った職業。
僕は今日、冒険者になる!
冒険者は魔法のある世界では王道だよね。
もちろんこの後の展開はこうだ。
冒険者ギルドに踏み込み、幼い僕が冒険者登録しようとする。両親の姿が後ろにあることなど考えない荒くれ者。Dランク位の荒くれ者の冒険者が僕に向かって宣言する。
『おいおい、ここは子供の来るところじゃねーぞ!』かな~。そこからのチート無双。
あ~、こんな感じかな。
~~~~~
僕がベットでニヤニヤ妄想をしていると母様が声をかけてきた。
「おはよー!ラウール。今日はとうとう冒険者の仲間入りだね。私たちも推薦者としてついていくわよ。8歳でも推薦があれば、後々ランクアップの時に便利よ。」
何が便利なのかはわからないけど、勿論一緒に冒険者ギルドに向かうつもりだ。
その辺の大人には負けるつもりはないけど、子供だしね。
「母様、おはようございます! 今日はよろしくお願いします。父様もよろしくおねがいします!」
父様もいつの間にか母様の後ろに立っていた。
「気合が入ってるなラウール。朝ご飯を食べたらさっそく行こうか。」
「はい!父様! 早くいきましょう」
ご飯なんかはほっといて行きましょうと言いそうだが堪えた。
家族みんなで朝食を摂り、装備を整える。この日の為に武器は新調した。今まではメイスを振り回して叩き付けてたけど、これからは切ることが出来る武器、そう剣を購入した。初心者向けの片手剣だけど、しばらくは僕の相棒だ。
解析:武器:片手剣(鉄)
スキルの解析で頭に浮かんだ結果だが普通だ。
~~~~~
家から歩いて15分。剣と盾の紋章が見えた。とうとう到着した。
冒険者ギルドが近づくにつれドキドキしてたけど、思い切って扉を開けて踏み込む。
冒険者ギルドは今までも両親と入ったことはある。
しかし、今日の主役は両親ではなく僕だ!と言いたいがそこまでは出来ない。
そして冒険者ギルドにいる人は両親に話しかけてくる。
「よう!ミックとララ、今日も子供連れで依頼か? それとも臨時でだれかパーティーを探してるのか?」
テーブルに向かっていたマッチョが声をかけて来る。
「今日はラウールが冒険者に登録するために来た。とうとう8歳になったからなー。こいつは俺以上の冒険者になるぞ!」
マッチョはいい笑顔でコップを持ち上げ、乾杯のようなしぐさをして元の姿勢に戻り、仲間らしき人物と話し始めた。
一応僕に頑張れと示したのか?
それとも両親に親バカと言いたいのか?
そんなことを気にしても先に進まないので今は考えないでおこう。
「父様行きましょう。早く並ばないといつまでも登録できません。」
「そうだな。ん~~~何処が良いか、よし、アリサのところに並ぶか。」
アリサと呼ばれた人のいる列に並ぶ。
あまり並んでいない列だから10分くらいで受付に行けるかな。
~~~~~
『はーい、次の人』
とうとう僕達の順番が来た。
僕はもう気持ちが押さえられない。
「よろしくお願いします!冒険者に登録したいです!」
そんな僕の言葉も冷静に受け流された。
「新規登録ですね。誰かの紹介はありますか?」
子供にも冷静と言うか丁寧なんだな。
「両親の依頼について行ったりしてたので、両親にお願いします。後ろにいるのが両親です。」
そう言ってちょっとだけ後ろを見ると両親が微笑んでいた。
「後ろと言うと、ミックさんとララさんですか。Cランクの冒険者ですね。わかりました、そうしたらギルドカードを作成しますので、この用紙に自分の事を書いてください。代筆は必要ですか?」
「代筆はいりません。自分で書けますので。」
「わかりました。それでしたら、かける範囲で記入をお願いします。名前と年は必ず書いてくださいね。」
「はい! では書いていきますね。まずは『名前はラウール』だな。『年は8歳』。『特技は火属性魔法』にしておくか。『役割りは魔法での攻撃役』でいいかな。両親は僕ができることを知ってるし、新しく仲間になる人がいたら、その人を見てから何処まで教えるか決めよう。」
と独り言を言ってしまった。
よし、誰も聞いてないな。
「できました!」
「はい、ありがとうございます。今プレートに情報を入れてきますので、少々お待ちください。」
何か謎の装置に向かっている。
・・・・・・・
・・・・・・・
「お待たせしました。それではここに血を一滴垂らしてください。そうしたら、ラウールさんの個体が登録されます。このプレートは自分の証明になります。他の人がこのプレートを持ってきて、依頼登録や報告をしても反応しません。討伐も特別な魔力を吸収するのか、とどめを刺した魔物が表示されます。仕組みはギルドでもわかっていません。プレートが自然に増えていき、品切れになることはありませんので。ですが紛失は1回目までは無料で再発行されます。2回目からは料金をいただきますので、なくさないようにしてください。」
うん、謎は解けない。何も考えないようにして手続きを進めよう。
「わかりました『チクっ』痛! 、これでいいですか」
パ~~~~!とプレートが光り、その光はすぐに収まった。
「はい、これで登録になります。冒険者ギルドの説明は必要ですか?」
「お願いします」
即答してしまった。
とうとう冒険者になった。両親に聞いてもいいんだけど、初めてのことだから、全部聞いておこう。
とうとうこの日がやってきた。尊敬する両親の職業。前世で合間の時間に読んでいた物語の中で、自由だな~、こんな生活だったら楽しいだろうな~。そう思った職業。
僕は今日、冒険者になる!
冒険者は魔法のある世界では王道だよね。
もちろんこの後の展開はこうだ。
冒険者ギルドに踏み込み、幼い僕が冒険者登録しようとする。両親の姿が後ろにあることなど考えない荒くれ者。Dランク位の荒くれ者の冒険者が僕に向かって宣言する。
『おいおい、ここは子供の来るところじゃねーぞ!』かな~。そこからのチート無双。
あ~、こんな感じかな。
~~~~~
僕がベットでニヤニヤ妄想をしていると母様が声をかけてきた。
「おはよー!ラウール。今日はとうとう冒険者の仲間入りだね。私たちも推薦者としてついていくわよ。8歳でも推薦があれば、後々ランクアップの時に便利よ。」
何が便利なのかはわからないけど、勿論一緒に冒険者ギルドに向かうつもりだ。
その辺の大人には負けるつもりはないけど、子供だしね。
「母様、おはようございます! 今日はよろしくお願いします。父様もよろしくおねがいします!」
父様もいつの間にか母様の後ろに立っていた。
「気合が入ってるなラウール。朝ご飯を食べたらさっそく行こうか。」
「はい!父様! 早くいきましょう」
ご飯なんかはほっといて行きましょうと言いそうだが堪えた。
家族みんなで朝食を摂り、装備を整える。この日の為に武器は新調した。今まではメイスを振り回して叩き付けてたけど、これからは切ることが出来る武器、そう剣を購入した。初心者向けの片手剣だけど、しばらくは僕の相棒だ。
解析:武器:片手剣(鉄)
スキルの解析で頭に浮かんだ結果だが普通だ。
~~~~~
家から歩いて15分。剣と盾の紋章が見えた。とうとう到着した。
冒険者ギルドが近づくにつれドキドキしてたけど、思い切って扉を開けて踏み込む。
冒険者ギルドは今までも両親と入ったことはある。
しかし、今日の主役は両親ではなく僕だ!と言いたいがそこまでは出来ない。
そして冒険者ギルドにいる人は両親に話しかけてくる。
「よう!ミックとララ、今日も子供連れで依頼か? それとも臨時でだれかパーティーを探してるのか?」
テーブルに向かっていたマッチョが声をかけて来る。
「今日はラウールが冒険者に登録するために来た。とうとう8歳になったからなー。こいつは俺以上の冒険者になるぞ!」
マッチョはいい笑顔でコップを持ち上げ、乾杯のようなしぐさをして元の姿勢に戻り、仲間らしき人物と話し始めた。
一応僕に頑張れと示したのか?
それとも両親に親バカと言いたいのか?
そんなことを気にしても先に進まないので今は考えないでおこう。
「父様行きましょう。早く並ばないといつまでも登録できません。」
「そうだな。ん~~~何処が良いか、よし、アリサのところに並ぶか。」
アリサと呼ばれた人のいる列に並ぶ。
あまり並んでいない列だから10分くらいで受付に行けるかな。
~~~~~
『はーい、次の人』
とうとう僕達の順番が来た。
僕はもう気持ちが押さえられない。
「よろしくお願いします!冒険者に登録したいです!」
そんな僕の言葉も冷静に受け流された。
「新規登録ですね。誰かの紹介はありますか?」
子供にも冷静と言うか丁寧なんだな。
「両親の依頼について行ったりしてたので、両親にお願いします。後ろにいるのが両親です。」
そう言ってちょっとだけ後ろを見ると両親が微笑んでいた。
「後ろと言うと、ミックさんとララさんですか。Cランクの冒険者ですね。わかりました、そうしたらギルドカードを作成しますので、この用紙に自分の事を書いてください。代筆は必要ですか?」
「代筆はいりません。自分で書けますので。」
「わかりました。それでしたら、かける範囲で記入をお願いします。名前と年は必ず書いてくださいね。」
「はい! では書いていきますね。まずは『名前はラウール』だな。『年は8歳』。『特技は火属性魔法』にしておくか。『役割りは魔法での攻撃役』でいいかな。両親は僕ができることを知ってるし、新しく仲間になる人がいたら、その人を見てから何処まで教えるか決めよう。」
と独り言を言ってしまった。
よし、誰も聞いてないな。
「できました!」
「はい、ありがとうございます。今プレートに情報を入れてきますので、少々お待ちください。」
何か謎の装置に向かっている。
・・・・・・・
・・・・・・・
「お待たせしました。それではここに血を一滴垂らしてください。そうしたら、ラウールさんの個体が登録されます。このプレートは自分の証明になります。他の人がこのプレートを持ってきて、依頼登録や報告をしても反応しません。討伐も特別な魔力を吸収するのか、とどめを刺した魔物が表示されます。仕組みはギルドでもわかっていません。プレートが自然に増えていき、品切れになることはありませんので。ですが紛失は1回目までは無料で再発行されます。2回目からは料金をいただきますので、なくさないようにしてください。」
うん、謎は解けない。何も考えないようにして手続きを進めよう。
「わかりました『チクっ』痛! 、これでいいですか」
パ~~~~!とプレートが光り、その光はすぐに収まった。
「はい、これで登録になります。冒険者ギルドの説明は必要ですか?」
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即答してしまった。
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