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6.過去の清算
久しぶりの装備新調
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「おはよー!」
と宿屋の見習いエミリに声をかけ、朝食を食べる。
今日は今日は冒険者ギルドによらず、街を歩いてみようと思っている。そして、いいものがあれば、買い、防具を新調したいと考えている。
僕の装備はBランク冒険者には見えない粗末なものだ。サーシンであれば、顔見知りも多く、僕の実力は知られている。けど、これからは長期間同じところにはとどまらないと思っている。そうすると、僕もできるだけ冒険者ギルドでの諍いをかけるために、ランクにあった装備品を身に着けたほうがいいと考えていた。極端に言えば魔法があるから普段の戦闘は問題ないのだが・・・。けれども魔法の実力は見えないから、まずは見た目を整えようと決心し、おかみさんに武器や防具が帰るところはないか聞いてみた。
「ん~ここあたりに行くと、お店が並んでるので見てみてはどうですか?」
と地図を指さしながら教えてくれた。
「おすすめの店はありますか?」
「ほかに宿泊している冒険者の皆さんも、それぞれ違うお店をひいきにしているみたいなので・・・。入ってみて決めたほうが良いかと思いますよ。鍛冶師との相性もあると思いますから。」
「そういうものなんですね?僕は今回旅に出るまでは、両親と一緒に武器を選んでいたので・・。色々回ってみます!」
そう宣言し宿屋を出た。
少し行くとおかみさんが教えてくれたお店の並ぶ区間に出る。僕の勘を頼りに店を選んでみよう。最悪外れたら外れたで僕の運命だ。
運命とは大げさだけど、長く使えて、愛着の持てる武器が欲しいな~。
防具も長く使って味が出る服が前世から好きだったから、多少高くても長く使えるものがいいな~。
そう考えながら、お店選びを始めた。色々な店に入るのは好まないので・・・・「ここ!」
と一人で一回転し指さした。
・・・どこの変人だよ一人で・・・・。
【武器防具の店 ギアイヤ】
指さした店に入る。誰もいない・・。
目の前には武器や防具が散乱してる・・・。
僕以外にはだれもいない・・・。
(入る店を間違ったかな・・。けど、あのポーズを見られてると思うと、もう少し外には出たくないな~)
そう思いながら、目の前の武器や防具を見ていく。
よく見てみると、散乱といっていい状況だけど、物が重なることもなく、レイアウトがばらばらなだけだった。よくあるお店のように、商品をいかに良く見せるかというものではなく、ただ並べているだけな印象だ。
解析さんを使ってみるかと思ったが、目の前にある刀?に目を奪われた。テンプレのようだが、やはりもと日本人。刀を見ると心が引かれる。そして、この刀は・・・・。不思議な感覚を受ける。お店の人がいないから、手に取ってみるか、ためらってると後ろから・・・。
「おい!!お前は誰だ?」
と声がかかった。振り返ってみると、12歳の僕と同じ目線にひげもじゃの男が立っていた。
「おじさん誰?」
つい口に出してしまった。しかしそれを聞いたおじさんは
「この店の店主じゃ。お客さんか?」
店主だった。本当に?そして、ドワーフ??
色々な種族を見たことはあったが、ドワーフは初めてだった。
「おきゃくさんです・・・。」
そのドワーフは手に持った酒瓶をおろし、
「いらっしゃい!ひさしぶりの客じゃ! よく見て行ってくれ俺たち兄弟の傑作たちを!!」
え~、ドワーフで鍛冶師だったら、お前の腕は俺の武器を扱えるのか~。だったらこれを振ってみるのだ!!
とかじゃないのか~!普通に見て行ってッて・・ふつう~!
「みせてもらいます・・・。けど、この刀を持ってみたくて。」
不思議そうな顔をしてドワーフは
「刀? その目の前にある剣か? 刀とは聞いたことがないが、それはワシの打った剣じゃ。切る、突くに特化し、今までの剣じゃおもしろくない。レイピアじゃ突くだけ。ワシはまだ何かできると考えてできた剣じゃ。誰も見向きもしないがな。」
「この武器を使ってみたいです。僕は冒険者で、戦闘スタイルが力でなくて技タイプなので、叩き切るには無理があります。だったら、滑らせて切ることに特化すればいいとずっと思っていました。」
「だったら試しぶりをしてみろ。良ければ買っていけ。」
買って行けって、どっちが客?
けど、お言葉に甘えて、ちょっと切ってみたいな。
「どこで試したらいいですか?」
とドワーフに聞いてみた。
「こっちだ、裏に何もないところがある。そこに、木でも突き刺してやる。」
そう言うとドワーフは案内してくれた。そして、本当に何もないところに、前世のバットくらいの木を突き刺してくれた。
「これを切ってみろ。」
とドワーフは木を指さした。
僕は少し考え、前世の時代劇を思い出し、適当に構え、振りぬいてみた。
ひゅっ!!!
振りぬいた後の木を見てみると、何も起きていなかった。切ったと思ったんだけど・・・。
そう考えていると、ふいに木がずれた。
・・・・・あまりに切れ味が良すぎて・・・。
それを見たドワーフは
「やるじゃねーか。どうだ、気に入ったなら買うか?」
「ほしいです。これを下さい!」
そう告げ、店の方に戻っていく。店の戻ると、ドワーフがすでに立っていた・・・・。「2人??」
その店はドワーフの双子が装備品を作り売っている店だった。
【武器防具の店 ギアイヤ】
イヤード:武器職人:ドワーフ:50歳:弟
ギアード:武器職人:ドワーフ:50歳:兄
兄弟
そう自己紹介された。
その兄弟と話し合い、武器と防具を今日は手に入れた。
武器:刀:ミスリル+鋼鉄:名 月光:白銀の刀身 鍔は西洋風 持ちて 縄を巻いている。
防具;丈夫な服(リザードマンの皮:黒に染色:上下)
丈夫なコート(リザードンの皮:紺に染色:ひざ下くらいまでの丈:ボタンで胸元まで止まる:学ランのような襟)
防具はまだ成長期だからほどほどにした。そして僕は今日、中2装備を手に入れた!!
と宿屋の見習いエミリに声をかけ、朝食を食べる。
今日は今日は冒険者ギルドによらず、街を歩いてみようと思っている。そして、いいものがあれば、買い、防具を新調したいと考えている。
僕の装備はBランク冒険者には見えない粗末なものだ。サーシンであれば、顔見知りも多く、僕の実力は知られている。けど、これからは長期間同じところにはとどまらないと思っている。そうすると、僕もできるだけ冒険者ギルドでの諍いをかけるために、ランクにあった装備品を身に着けたほうがいいと考えていた。極端に言えば魔法があるから普段の戦闘は問題ないのだが・・・。けれども魔法の実力は見えないから、まずは見た目を整えようと決心し、おかみさんに武器や防具が帰るところはないか聞いてみた。
「ん~ここあたりに行くと、お店が並んでるので見てみてはどうですか?」
と地図を指さしながら教えてくれた。
「おすすめの店はありますか?」
「ほかに宿泊している冒険者の皆さんも、それぞれ違うお店をひいきにしているみたいなので・・・。入ってみて決めたほうが良いかと思いますよ。鍛冶師との相性もあると思いますから。」
「そういうものなんですね?僕は今回旅に出るまでは、両親と一緒に武器を選んでいたので・・。色々回ってみます!」
そう宣言し宿屋を出た。
少し行くとおかみさんが教えてくれたお店の並ぶ区間に出る。僕の勘を頼りに店を選んでみよう。最悪外れたら外れたで僕の運命だ。
運命とは大げさだけど、長く使えて、愛着の持てる武器が欲しいな~。
防具も長く使って味が出る服が前世から好きだったから、多少高くても長く使えるものがいいな~。
そう考えながら、お店選びを始めた。色々な店に入るのは好まないので・・・・「ここ!」
と一人で一回転し指さした。
・・・どこの変人だよ一人で・・・・。
【武器防具の店 ギアイヤ】
指さした店に入る。誰もいない・・。
目の前には武器や防具が散乱してる・・・。
僕以外にはだれもいない・・・。
(入る店を間違ったかな・・。けど、あのポーズを見られてると思うと、もう少し外には出たくないな~)
そう思いながら、目の前の武器や防具を見ていく。
よく見てみると、散乱といっていい状況だけど、物が重なることもなく、レイアウトがばらばらなだけだった。よくあるお店のように、商品をいかに良く見せるかというものではなく、ただ並べているだけな印象だ。
解析さんを使ってみるかと思ったが、目の前にある刀?に目を奪われた。テンプレのようだが、やはりもと日本人。刀を見ると心が引かれる。そして、この刀は・・・・。不思議な感覚を受ける。お店の人がいないから、手に取ってみるか、ためらってると後ろから・・・。
「おい!!お前は誰だ?」
と声がかかった。振り返ってみると、12歳の僕と同じ目線にひげもじゃの男が立っていた。
「おじさん誰?」
つい口に出してしまった。しかしそれを聞いたおじさんは
「この店の店主じゃ。お客さんか?」
店主だった。本当に?そして、ドワーフ??
色々な種族を見たことはあったが、ドワーフは初めてだった。
「おきゃくさんです・・・。」
そのドワーフは手に持った酒瓶をおろし、
「いらっしゃい!ひさしぶりの客じゃ! よく見て行ってくれ俺たち兄弟の傑作たちを!!」
え~、ドワーフで鍛冶師だったら、お前の腕は俺の武器を扱えるのか~。だったらこれを振ってみるのだ!!
とかじゃないのか~!普通に見て行ってッて・・ふつう~!
「みせてもらいます・・・。けど、この刀を持ってみたくて。」
不思議そうな顔をしてドワーフは
「刀? その目の前にある剣か? 刀とは聞いたことがないが、それはワシの打った剣じゃ。切る、突くに特化し、今までの剣じゃおもしろくない。レイピアじゃ突くだけ。ワシはまだ何かできると考えてできた剣じゃ。誰も見向きもしないがな。」
「この武器を使ってみたいです。僕は冒険者で、戦闘スタイルが力でなくて技タイプなので、叩き切るには無理があります。だったら、滑らせて切ることに特化すればいいとずっと思っていました。」
「だったら試しぶりをしてみろ。良ければ買っていけ。」
買って行けって、どっちが客?
けど、お言葉に甘えて、ちょっと切ってみたいな。
「どこで試したらいいですか?」
とドワーフに聞いてみた。
「こっちだ、裏に何もないところがある。そこに、木でも突き刺してやる。」
そう言うとドワーフは案内してくれた。そして、本当に何もないところに、前世のバットくらいの木を突き刺してくれた。
「これを切ってみろ。」
とドワーフは木を指さした。
僕は少し考え、前世の時代劇を思い出し、適当に構え、振りぬいてみた。
ひゅっ!!!
振りぬいた後の木を見てみると、何も起きていなかった。切ったと思ったんだけど・・・。
そう考えていると、ふいに木がずれた。
・・・・・あまりに切れ味が良すぎて・・・。
それを見たドワーフは
「やるじゃねーか。どうだ、気に入ったなら買うか?」
「ほしいです。これを下さい!」
そう告げ、店の方に戻っていく。店の戻ると、ドワーフがすでに立っていた・・・・。「2人??」
その店はドワーフの双子が装備品を作り売っている店だった。
【武器防具の店 ギアイヤ】
イヤード:武器職人:ドワーフ:50歳:弟
ギアード:武器職人:ドワーフ:50歳:兄
兄弟
そう自己紹介された。
その兄弟と話し合い、武器と防具を今日は手に入れた。
武器:刀:ミスリル+鋼鉄:名 月光:白銀の刀身 鍔は西洋風 持ちて 縄を巻いている。
防具;丈夫な服(リザードマンの皮:黒に染色:上下)
丈夫なコート(リザードンの皮:紺に染色:ひざ下くらいまでの丈:ボタンで胸元まで止まる:学ランのような襟)
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