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7.王国から共和国へ
買戻しでのひと悶着
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買戻し期間はこの街にいなければいけないことで、僕は【希望の家】の拠点にお世話になっていた。ただでお世話になるのが気になっていたから、冒険者ギルドで依頼を受けながら過ごしていた。
ほとんどを貴重な薬草の採取を受けていた。森に行くことで、動物や、食べることが出来る魔物を狩ることもできるからだ。
狩った肉を宿の代金代わりにしていた。もちろんカシマスさんはお金はいらないと言い、肉もなかなか受け取ってくれなかったから、押し付けた。
~~~~~~~~~
その日も薬草採取と適度に肉を手に入れて冒険者ギルドに戻ってきた。
依頼達成の報告をし、報酬を受け取り、「さ~帰るか・・。」と1人でつぶやいたところで声がかかった。
「おい!そこの黒髪!ちょっと待て。」
後ろから僕を呼び止めたであろう声が聞こえてきた。
「僕の事ですか?」
そういいながら振り向いた。振り向いた先には全くあったことがない人物が立っていた。
身なりから貴族?か貴族の家の子と思われる、僕と同じくらいの慎重で、年も変わらないくらいの子が立っていた。隣には護衛と思われる、動きやすそうな格好をした者と、金属鎧を着た、騎士のいでたちの者が立っていた。
「お前が盗賊の宝を持ってきたやつだろ。俺にふさわしい剣を見繕って献上するんだ! 光栄だろ庶民が貴族の子である、ブリリット・コウーン様に献上できるんだからな。一番高価なものを献上するのだ!!」
・・・・・・
とうとう貴族にエンカウントしてしまった。今までの生活は幸運だったのか・・・。エンカウント率が低くて、助かったのか・・・。
僕が聞いたこの国の貴族は、
【貴族階級】
1:国王 言わずと知れた国の主。
2:公爵:王家の分家。「この紋所が目に入らぬか」くらいの偉さ。
3:侯爵:国王に従っている。有力者。領主などがここにあたる。
4:伯爵:国王の側近など。納めている土地は侯爵より小さいか、国王や公爵の傍に仕えている。
5:子爵:伯爵の側近など。もしくは、有力貴族の跡取りなど。土地を収めているなどではなく、役人などになる。
6:男爵:貴族の中では一番くらいが低い。役人など。功績があった場合は、1代限りの男爵位もある。
7:準男爵:準貴族位。名誉貴族。
8:士爵:準貴族。準名誉貴族
と記憶しているけど、貴族の名前なんて知らないから、こいつはどれくらい偉いんだ?
・・・・・・・・
色々と思い浮かべていると、イライラした口調でブリリット・コウーンが話し出した。
「聞いてるのか!! 返事は! はいっ、ブリリット・コウーン様だろ!!」
また怒鳴られた・・・。貴族とかと関係を持ちたくなかったから冒険者ギルドに頼んだのに・・。
台無しだよ・・・。
「冒険者ギルドのギルマスと話をしてください。どこからか情報を得たのだと思います。けれども私など庶民で、貴族様に対する対応は心得ておりません。私は盗賊を討伐しただけで、宝と言うものは、冒険者ギルドに売却を依頼しているだけですので・・。」
「だから、その中からよこせと言っている!! お前の持ち物だろ!」
延々と「冒険者ギルドに」と「だからよこせ」の応酬になってきたころ、グレーの髪の40歳くらいの男が近づいてきた。そして僕たちを見渡すと、
「おいおい、貴族が集りをしているのか?貴族の風上にも置けなーな。俺はフエフートと言うものだが、コウーン家の子が貴族という立場を悪用していると思っていいのか?」
「あ”~お前は誰だ!! 俺を誰だと思ってる!!」
今度はグレーの髪の男に怒鳴りだした。
「(典型的な貴族のイメージ通り。ここは更に偉い貴族様に任せよう)」
ラウールはグレーの髪の男が貴族であると確信していた。絡んできた小物とは違い、風格を感じたからだ。
「俺はカーシン・フエフート。ま~伯爵だ。ここのギルマスに用事がありここまで来たが、面白い見世物だったぞ。」
グレーの髪の男に追いついた付き人のような男が耳打ちしていた。
「おまえ、男爵の子程度で、高価なものを庶民に献上しろと? 我々貴族は偉い。偉いと言われるほどの度量を見せなければいけないのが貴族だ。お前のその態度は果たして貴族の態度か? 男爵の子は貴族か?」
その言葉を聞いた小物は震えていた。震えながらも伯爵に頭を下げ、速足で立ち去って行った。
~~~~~~~
あの後伯爵とは挨拶を交わした。所詮前世も庶民。礼儀などは日本人の一般程度しかない。それでもかばってくれた恩を感じ、精いっぱい丁寧にお礼を言って別れた。
~~~~~~~~
別れを告げた後に伯爵は「あいつは強いな・・」と呟いた言葉は、ラウールには聞こえていなかった。
ほとんどを貴重な薬草の採取を受けていた。森に行くことで、動物や、食べることが出来る魔物を狩ることもできるからだ。
狩った肉を宿の代金代わりにしていた。もちろんカシマスさんはお金はいらないと言い、肉もなかなか受け取ってくれなかったから、押し付けた。
~~~~~~~~~
その日も薬草採取と適度に肉を手に入れて冒険者ギルドに戻ってきた。
依頼達成の報告をし、報酬を受け取り、「さ~帰るか・・。」と1人でつぶやいたところで声がかかった。
「おい!そこの黒髪!ちょっと待て。」
後ろから僕を呼び止めたであろう声が聞こえてきた。
「僕の事ですか?」
そういいながら振り向いた。振り向いた先には全くあったことがない人物が立っていた。
身なりから貴族?か貴族の家の子と思われる、僕と同じくらいの慎重で、年も変わらないくらいの子が立っていた。隣には護衛と思われる、動きやすそうな格好をした者と、金属鎧を着た、騎士のいでたちの者が立っていた。
「お前が盗賊の宝を持ってきたやつだろ。俺にふさわしい剣を見繕って献上するんだ! 光栄だろ庶民が貴族の子である、ブリリット・コウーン様に献上できるんだからな。一番高価なものを献上するのだ!!」
・・・・・・
とうとう貴族にエンカウントしてしまった。今までの生活は幸運だったのか・・・。エンカウント率が低くて、助かったのか・・・。
僕が聞いたこの国の貴族は、
【貴族階級】
1:国王 言わずと知れた国の主。
2:公爵:王家の分家。「この紋所が目に入らぬか」くらいの偉さ。
3:侯爵:国王に従っている。有力者。領主などがここにあたる。
4:伯爵:国王の側近など。納めている土地は侯爵より小さいか、国王や公爵の傍に仕えている。
5:子爵:伯爵の側近など。もしくは、有力貴族の跡取りなど。土地を収めているなどではなく、役人などになる。
6:男爵:貴族の中では一番くらいが低い。役人など。功績があった場合は、1代限りの男爵位もある。
7:準男爵:準貴族位。名誉貴族。
8:士爵:準貴族。準名誉貴族
と記憶しているけど、貴族の名前なんて知らないから、こいつはどれくらい偉いんだ?
・・・・・・・・
色々と思い浮かべていると、イライラした口調でブリリット・コウーンが話し出した。
「聞いてるのか!! 返事は! はいっ、ブリリット・コウーン様だろ!!」
また怒鳴られた・・・。貴族とかと関係を持ちたくなかったから冒険者ギルドに頼んだのに・・。
台無しだよ・・・。
「冒険者ギルドのギルマスと話をしてください。どこからか情報を得たのだと思います。けれども私など庶民で、貴族様に対する対応は心得ておりません。私は盗賊を討伐しただけで、宝と言うものは、冒険者ギルドに売却を依頼しているだけですので・・。」
「だから、その中からよこせと言っている!! お前の持ち物だろ!」
延々と「冒険者ギルドに」と「だからよこせ」の応酬になってきたころ、グレーの髪の40歳くらいの男が近づいてきた。そして僕たちを見渡すと、
「おいおい、貴族が集りをしているのか?貴族の風上にも置けなーな。俺はフエフートと言うものだが、コウーン家の子が貴族という立場を悪用していると思っていいのか?」
「あ”~お前は誰だ!! 俺を誰だと思ってる!!」
今度はグレーの髪の男に怒鳴りだした。
「(典型的な貴族のイメージ通り。ここは更に偉い貴族様に任せよう)」
ラウールはグレーの髪の男が貴族であると確信していた。絡んできた小物とは違い、風格を感じたからだ。
「俺はカーシン・フエフート。ま~伯爵だ。ここのギルマスに用事がありここまで来たが、面白い見世物だったぞ。」
グレーの髪の男に追いついた付き人のような男が耳打ちしていた。
「おまえ、男爵の子程度で、高価なものを庶民に献上しろと? 我々貴族は偉い。偉いと言われるほどの度量を見せなければいけないのが貴族だ。お前のその態度は果たして貴族の態度か? 男爵の子は貴族か?」
その言葉を聞いた小物は震えていた。震えながらも伯爵に頭を下げ、速足で立ち去って行った。
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あの後伯爵とは挨拶を交わした。所詮前世も庶民。礼儀などは日本人の一般程度しかない。それでもかばってくれた恩を感じ、精いっぱい丁寧にお礼を言って別れた。
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別れを告げた後に伯爵は「あいつは強いな・・」と呟いた言葉は、ラウールには聞こえていなかった。
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