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7.王国から共和国へ
ワイバーンとの闘い
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国境前でワイバーンに遭遇してしまった。
ロビンさんごめん! 門番情報はすごい! 今度からは門番情報を大切にしようと考えながら、ワイバーンを確認した。
僕がここまでの人生で得た情報によると、ワイバーンは集団で襲ってくる。そして、前世でいうプテラノドンのような見た目で、緑色が一般的のようだ。他にも色が違ったり、大きさが違うワイバーンの上位種もいるようだ。爪と口で攻撃してきて、時々尻尾を使って攻撃してくるようだ。ただ、上位種でなければブレス攻撃がないので、Bランクに指定されている。
目の前のワイバーンは1匹だな。全長は3ⅿで、しっぽが1.5ⅿ程度。翼を広げた時の幅も3ⅿ位で、この世界でいう一般的なワイバーンだ。
・・・・
良かった。これくらいなら全力で行かなくても倒せそうだし、僕が攻撃しなくてもよさそうだ。なんと言っても【希望の家】のメンバーもまだいるのだから。
「カシマスさん、僕は魔法でこの辺に攻撃されたものを防ぐ役でいいですか?おそらく広範囲を守るのは、僕が一番うまいから。」
カシマスは護衛メンバーに指示を出しながらラウールに向かって返事をした。
「ラウール君はそれでお願いします。私たちで討伐は可能です。周りへの被害を減らしたいので。」
そういいながら、【希望の家】のメンバーを引き連れ、駆け出して行った。
カシマスさんは自分以外のメンバーに経験を積ませるためか、積極的に攻撃を仕掛けていない。
大地に降り立ったワイバーンは突進し、爪や口で攻撃を仕掛けてきている。しかし、盾使いが巧みに大きな盾で防いでいる。その横からタイミングを見て魔法使いが、水の球で攻撃している。そして、その魔法を嫌がったワイバーンが攻撃の方向を変えようとすると、剣使いと槍使いが前線に出て翼に攻撃を加える。
連携し攻撃をしていると徐々にワイバーンは疲れてきたのか、動きが鈍くなってきた。
そして、ワイバーンが尻尾で攻撃をしてきたとき、盾使いが横から防ぎ、動きの止まった尻尾を剣使いが一閃した。尻尾は切断され、ワイバーンは泣き声を上げた。
そのスキに槍使いがワイバーンとの距離を詰め、首に鋭い突きを放った。
ぎょえ~!!
と言う鳴き声を上げ、ワイバーンは絶命した。
・・・・
「初めての大物だったのに、守るも何もなかった・・。【希望の家】・・。僕、いなくてもよかったのでは?」
そうラウールはカシマスさんに声をかけた。
カシマスさんはラウールの守りも認めてくれた。
「そんなことはないよ。ラウール君が守ってくれると信じたから、私たちはワイバーンに攻撃することだけを考える事が出来たんだから。」
「そうだぞラウール。お前、俺たちの周りに障壁を張っていてくれただろ?圧倒する攻撃と、この障壁があったからみんな混乱しなかったんだぞ。」
戦闘が始まってすぐに僕はこの場にいる全員に魔法のバリアを使い、魔法の障壁を展開していた。ただそれだけだったのだが、それで安心を与えていたようだ。
そんなやり取りをしていると、国境の兵士が駆け寄ってきた。
「ありがとう旅人よ。君たちは冒険者か? とにかく助かったよ。あのまま暴れられていたら、国境を越えようと並んでいた国民にも被害があった。本当にありがとう。」
「国民を守るのは当然のことだ。俺はクロース・フエフート。この者たちは冒険者と、俺の護衛だ。」
家名を聞いた兵士は片膝をつき、
「大変失礼いたしました。この度はありがとうございます。そして、国境へはどんなご用件で・・・。」
「共和国の事を学びに行く予定だ。そして、この2人は僕についてくる護衛と、冒険者だ。」
そう言って、クリスとラウールを指さした。
「了解いたしました。それでは私がすぐに手続きができるように手配します。こちらにおいでください。」
そう言い先導した。
・・・・・・・・・・・
雑談し歩きながら、門へと近づいた。そしてこちらへと声をかけられたとき、とうとうカシマスさんとお別れするため立ち止まった。
「カシマスさん、期間は短かったけど、濃い経験が出来ました。お世話になりっぱなしで何もお礼もできていませんが、あなたのおかげで僕は前に進むことが出来ました。御恩は一生忘れません。そして何かあった時には僕が今度は力になります。また逢う日までお元気で・・・。」
僕は寂しくなり、ちょっと泣きそうだった・・・。
「こちらこそラウール君と一緒にいたおかげで楽しかったよ。もし何か悩むことがあったら、またいつでも相談に乗るよ。気を付けてね。国が違えば苦労することもあるかもしれないから。君は冒険者なのだから、何かあったら、冒険者ギルドを頼るんだよ。今度は初めの印象をよくね。」
そう笑って答えてくれた。
そうやって別れを告げ、僕はクロースとクリスと共に手続きを終え、フイエウ共和国へ進んだ。
ロビンさんごめん! 門番情報はすごい! 今度からは門番情報を大切にしようと考えながら、ワイバーンを確認した。
僕がここまでの人生で得た情報によると、ワイバーンは集団で襲ってくる。そして、前世でいうプテラノドンのような見た目で、緑色が一般的のようだ。他にも色が違ったり、大きさが違うワイバーンの上位種もいるようだ。爪と口で攻撃してきて、時々尻尾を使って攻撃してくるようだ。ただ、上位種でなければブレス攻撃がないので、Bランクに指定されている。
目の前のワイバーンは1匹だな。全長は3ⅿで、しっぽが1.5ⅿ程度。翼を広げた時の幅も3ⅿ位で、この世界でいう一般的なワイバーンだ。
・・・・
良かった。これくらいなら全力で行かなくても倒せそうだし、僕が攻撃しなくてもよさそうだ。なんと言っても【希望の家】のメンバーもまだいるのだから。
「カシマスさん、僕は魔法でこの辺に攻撃されたものを防ぐ役でいいですか?おそらく広範囲を守るのは、僕が一番うまいから。」
カシマスは護衛メンバーに指示を出しながらラウールに向かって返事をした。
「ラウール君はそれでお願いします。私たちで討伐は可能です。周りへの被害を減らしたいので。」
そういいながら、【希望の家】のメンバーを引き連れ、駆け出して行った。
カシマスさんは自分以外のメンバーに経験を積ませるためか、積極的に攻撃を仕掛けていない。
大地に降り立ったワイバーンは突進し、爪や口で攻撃を仕掛けてきている。しかし、盾使いが巧みに大きな盾で防いでいる。その横からタイミングを見て魔法使いが、水の球で攻撃している。そして、その魔法を嫌がったワイバーンが攻撃の方向を変えようとすると、剣使いと槍使いが前線に出て翼に攻撃を加える。
連携し攻撃をしていると徐々にワイバーンは疲れてきたのか、動きが鈍くなってきた。
そして、ワイバーンが尻尾で攻撃をしてきたとき、盾使いが横から防ぎ、動きの止まった尻尾を剣使いが一閃した。尻尾は切断され、ワイバーンは泣き声を上げた。
そのスキに槍使いがワイバーンとの距離を詰め、首に鋭い突きを放った。
ぎょえ~!!
と言う鳴き声を上げ、ワイバーンは絶命した。
・・・・
「初めての大物だったのに、守るも何もなかった・・。【希望の家】・・。僕、いなくてもよかったのでは?」
そうラウールはカシマスさんに声をかけた。
カシマスさんはラウールの守りも認めてくれた。
「そんなことはないよ。ラウール君が守ってくれると信じたから、私たちはワイバーンに攻撃することだけを考える事が出来たんだから。」
「そうだぞラウール。お前、俺たちの周りに障壁を張っていてくれただろ?圧倒する攻撃と、この障壁があったからみんな混乱しなかったんだぞ。」
戦闘が始まってすぐに僕はこの場にいる全員に魔法のバリアを使い、魔法の障壁を展開していた。ただそれだけだったのだが、それで安心を与えていたようだ。
そんなやり取りをしていると、国境の兵士が駆け寄ってきた。
「ありがとう旅人よ。君たちは冒険者か? とにかく助かったよ。あのまま暴れられていたら、国境を越えようと並んでいた国民にも被害があった。本当にありがとう。」
「国民を守るのは当然のことだ。俺はクロース・フエフート。この者たちは冒険者と、俺の護衛だ。」
家名を聞いた兵士は片膝をつき、
「大変失礼いたしました。この度はありがとうございます。そして、国境へはどんなご用件で・・・。」
「共和国の事を学びに行く予定だ。そして、この2人は僕についてくる護衛と、冒険者だ。」
そう言って、クリスとラウールを指さした。
「了解いたしました。それでは私がすぐに手続きができるように手配します。こちらにおいでください。」
そう言い先導した。
・・・・・・・・・・・
雑談し歩きながら、門へと近づいた。そしてこちらへと声をかけられたとき、とうとうカシマスさんとお別れするため立ち止まった。
「カシマスさん、期間は短かったけど、濃い経験が出来ました。お世話になりっぱなしで何もお礼もできていませんが、あなたのおかげで僕は前に進むことが出来ました。御恩は一生忘れません。そして何かあった時には僕が今度は力になります。また逢う日までお元気で・・・。」
僕は寂しくなり、ちょっと泣きそうだった・・・。
「こちらこそラウール君と一緒にいたおかげで楽しかったよ。もし何か悩むことがあったら、またいつでも相談に乗るよ。気を付けてね。国が違えば苦労することもあるかもしれないから。君は冒険者なのだから、何かあったら、冒険者ギルドを頼るんだよ。今度は初めの印象をよくね。」
そう笑って答えてくれた。
そうやって別れを告げ、僕はクロースとクリスと共に手続きを終え、フイエウ共和国へ進んだ。
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