122 / 238
15.誕生日と予定外
どんな言い訳が効果的か
しおりを挟む
ラウールは思った・・・。やりすぎた。
サクラは思った・・・。せめて2回くらい切りつけたらよかったか?
今【黒猫】は冒険者ギルドにいる。
そして周りにはウール、シトカ、Sランク冒険者パーティー2組、高ランク冒険者数人、なぜかダイチもいた。
「おうラウール!! 大活躍だったみたいだな!! さすが! 俺は今回、ファンフート様にお願いされて、現状把握に来た。」
いらないよ~!と言えないラウール。
そしてウールが口を開いた。
「ラウール、サクラ、ありがとう。君たちがいなければ、街に被害があったかもしれない。そして、冒険者は確実に被害にあっていた。どいつも無傷だ・・・。ありがとう。」
ウールの笑顔を見たことはなかったが、ぎこちなく微笑んだ。
「私は色々と聞きたいことがあるけどね・・・。」
シトカさんは普段通りの口調に戻っている。
Sランク冒険者は割愛だ。
ラウールは先に謝った。
「ごめんなさい! ちょっとだけ気合が入りすぎた!!」
「「「ちょっと?!!」」」
他の人たちが驚いた。
そして言葉の使い方を間違えた・・・。
「ちょっとと言うか、ん~・・・、今回の討伐が成功してよかったね!!」
ラウールはごまかしに入った。
「「「おい!!」」」
「なんか変だった? たまたまいい感じの詠唱が浮かんで、たまたまいい感じの威力が出た魔法が発動して、たまたま倒せたんだよ~!」
ダイチは言った
「ラウール・・・、それは無理があるぜ・・・。」
シトカは言った
「ラウールさんはなにを言っているの?」
ウールは言った、
「はっ?」
周りは驚いた。ウールが疑問を呈するのかと。
「それでもロードを倒せたんだ。【黒猫】はSランクに昇格するかもしれない。サクラは飛び級だ。」
そうウールは言った。
「えっ! 私が飛び級? 魔法を1つ唱えて、ゴブリンの首を1つ飛ばしただけなのに!?」
「「「「「うぉい!!」」」」」
名乗れないSランク冒険者は、
「俺にも無理だからな・・・、一応Sランクです・・・。」
それにウールも
「強さだけではない。自分が目立ちたくない理由があったのだろう。しかしお前たちは前線に出てくれた。そして他の冒険者の犠牲を出さなかった。これは、いくつもの依頼をこなすことも大切だが、冒険者ギルドの仲間の命をなくさなかった。十分な貢献だ。」
ダイチも乗ってきた
「すごいぜ!! だってさ、ゴブリンロード1匹でやばいんだろ! だから今日確認のため、ファンフート様も俺をここにねじ込んだんだぜ! それが他にも上位種がいたような戦場で、一気に周りを殲滅・・・。しかも誰も怪我をしていない。俺の世界なら、何階級特進だ!!」
そこには突っ込めない・・。
「ラウールとサクラは堂々と査定を受けるべきだ。この世界に来たばかりの俺が言う事でもないが。」
ダイチの言葉はラウールもうれしかった。
誰も傷つかなかったことには意味があると思いたい。
犠牲が少なく済むように、目立ちたくなくとも参戦したのだから。
~~~~~~~
そうして話し合いが終わり、数日間が立った。
冒険者ギルドから呼び出しがあり、あっさりとSランクに昇格した・・・・。
それでいいのかと思いながらもプレートを受け取った。
その時にシトカさんが言った。
「Sランクはあくまでも冒険者ギルドが認めたランクです。それは冒険者ギルドが判断した基準です。【黒猫】の御2人は何を大切にしているかはわかりません。しかし、冒険者ギルドは認めました。冒険者ギルドは、そこに住む人々の為に存在している組織です。中にはお金儲けの為に登録をしている人もいます。生活に困って登録している人もいます。しかし始まりは、そこに住む人が困っていることを解決することだった。その対価として報酬をもらう。本当に単純に、自分の行ったことが、金銭として自分に帰ってくるだけです。そこにギルドと言う組織が加わり、ランクと言うものが出来ました。それもすべては依頼をする人が、質のいい人を選ぶためのもの。だから、ランクを気にせず、自分は街の人にとっていいことをしたとだけ思っていればいいのです。人のためと言うのが原点ですから・・・。」
・・・・・・
・・・・・
人のため・・・・。
ラウールはSランクになった。8歳で登録し、16歳でSランク。
サクラはSランクになった。14歳で登録し、同い年という事で、16歳でSランク。
サクラはチートだ・・・。
もしかして最短では・・・・
最短の期待は裏切られた。
過去に登録から2週間でSランクになった者がいると言う。
大規模な魔物の進行があり、街を救った英雄だという事だ。
言葉は濁しているが、きっと冒険者登録をした、過去の勇者だ・・・。
EXランクの最短記録ももう狙えないみたいだ。
登録から3か月で魔王を討伐して英雄になった者がいるみたいだ・・・。
またもや・・・、過去の勇者だろう・・・。
魔王なんてそんな簡単には出てこないよ。
それでも2人はSランクに昇格した。
そろそろいい区切りなので旅をしようとラウールは考えていた。
サクラはまたついてきてくれるかな?
安心しつつも不安なラウールだった。
サクラは思った・・・。せめて2回くらい切りつけたらよかったか?
今【黒猫】は冒険者ギルドにいる。
そして周りにはウール、シトカ、Sランク冒険者パーティー2組、高ランク冒険者数人、なぜかダイチもいた。
「おうラウール!! 大活躍だったみたいだな!! さすが! 俺は今回、ファンフート様にお願いされて、現状把握に来た。」
いらないよ~!と言えないラウール。
そしてウールが口を開いた。
「ラウール、サクラ、ありがとう。君たちがいなければ、街に被害があったかもしれない。そして、冒険者は確実に被害にあっていた。どいつも無傷だ・・・。ありがとう。」
ウールの笑顔を見たことはなかったが、ぎこちなく微笑んだ。
「私は色々と聞きたいことがあるけどね・・・。」
シトカさんは普段通りの口調に戻っている。
Sランク冒険者は割愛だ。
ラウールは先に謝った。
「ごめんなさい! ちょっとだけ気合が入りすぎた!!」
「「「ちょっと?!!」」」
他の人たちが驚いた。
そして言葉の使い方を間違えた・・・。
「ちょっとと言うか、ん~・・・、今回の討伐が成功してよかったね!!」
ラウールはごまかしに入った。
「「「おい!!」」」
「なんか変だった? たまたまいい感じの詠唱が浮かんで、たまたまいい感じの威力が出た魔法が発動して、たまたま倒せたんだよ~!」
ダイチは言った
「ラウール・・・、それは無理があるぜ・・・。」
シトカは言った
「ラウールさんはなにを言っているの?」
ウールは言った、
「はっ?」
周りは驚いた。ウールが疑問を呈するのかと。
「それでもロードを倒せたんだ。【黒猫】はSランクに昇格するかもしれない。サクラは飛び級だ。」
そうウールは言った。
「えっ! 私が飛び級? 魔法を1つ唱えて、ゴブリンの首を1つ飛ばしただけなのに!?」
「「「「「うぉい!!」」」」」
名乗れないSランク冒険者は、
「俺にも無理だからな・・・、一応Sランクです・・・。」
それにウールも
「強さだけではない。自分が目立ちたくない理由があったのだろう。しかしお前たちは前線に出てくれた。そして他の冒険者の犠牲を出さなかった。これは、いくつもの依頼をこなすことも大切だが、冒険者ギルドの仲間の命をなくさなかった。十分な貢献だ。」
ダイチも乗ってきた
「すごいぜ!! だってさ、ゴブリンロード1匹でやばいんだろ! だから今日確認のため、ファンフート様も俺をここにねじ込んだんだぜ! それが他にも上位種がいたような戦場で、一気に周りを殲滅・・・。しかも誰も怪我をしていない。俺の世界なら、何階級特進だ!!」
そこには突っ込めない・・。
「ラウールとサクラは堂々と査定を受けるべきだ。この世界に来たばかりの俺が言う事でもないが。」
ダイチの言葉はラウールもうれしかった。
誰も傷つかなかったことには意味があると思いたい。
犠牲が少なく済むように、目立ちたくなくとも参戦したのだから。
~~~~~~~
そうして話し合いが終わり、数日間が立った。
冒険者ギルドから呼び出しがあり、あっさりとSランクに昇格した・・・・。
それでいいのかと思いながらもプレートを受け取った。
その時にシトカさんが言った。
「Sランクはあくまでも冒険者ギルドが認めたランクです。それは冒険者ギルドが判断した基準です。【黒猫】の御2人は何を大切にしているかはわかりません。しかし、冒険者ギルドは認めました。冒険者ギルドは、そこに住む人々の為に存在している組織です。中にはお金儲けの為に登録をしている人もいます。生活に困って登録している人もいます。しかし始まりは、そこに住む人が困っていることを解決することだった。その対価として報酬をもらう。本当に単純に、自分の行ったことが、金銭として自分に帰ってくるだけです。そこにギルドと言う組織が加わり、ランクと言うものが出来ました。それもすべては依頼をする人が、質のいい人を選ぶためのもの。だから、ランクを気にせず、自分は街の人にとっていいことをしたとだけ思っていればいいのです。人のためと言うのが原点ですから・・・。」
・・・・・・
・・・・・
人のため・・・・。
ラウールはSランクになった。8歳で登録し、16歳でSランク。
サクラはSランクになった。14歳で登録し、同い年という事で、16歳でSランク。
サクラはチートだ・・・。
もしかして最短では・・・・
最短の期待は裏切られた。
過去に登録から2週間でSランクになった者がいると言う。
大規模な魔物の進行があり、街を救った英雄だという事だ。
言葉は濁しているが、きっと冒険者登録をした、過去の勇者だ・・・。
EXランクの最短記録ももう狙えないみたいだ。
登録から3か月で魔王を討伐して英雄になった者がいるみたいだ・・・。
またもや・・・、過去の勇者だろう・・・。
魔王なんてそんな簡単には出てこないよ。
それでも2人はSランクに昇格した。
そろそろいい区切りなので旅をしようとラウールは考えていた。
サクラはまたついてきてくれるかな?
安心しつつも不安なラウールだった。
20
あなたにおすすめの小説
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
少し冷めた村人少年の冒険記
mizuno sei
ファンタジー
辺境の村に生まれた少年トーマ。実は日本でシステムエンジニアとして働き、過労死した三十前の男の生まれ変わりだった。
トーマの家は貧しい農家で、神から授かった能力も、村の人たちからは「はずれギフト」とさげすまれるわけの分からないものだった。
優しい家族のために、自分の食い扶持を減らそうと家を出る決心をしたトーマは、唯一無二の相棒、「心の声」である〈ナビ〉とともに、未知の世界へと旅立つのであった。
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
冷遇王妃はときめかない
あんど もあ
ファンタジー
幼いころから婚約していた彼と結婚して王妃になった私。
だが、陛下は側妃だけを溺愛し、私は白い結婚のまま離宮へ追いやられる…って何てラッキー! 国の事は陛下と側妃様に任せて、私はこのまま離宮で何の責任も無い楽な生活を!…と思っていたのに…。
【商業企画進行中・取り下げ予定】さようなら、私の初恋。
ごろごろみかん。
ファンタジー
結婚式の夜、私はあなたに殺された。
彼に嫌悪されているのは知っていたけど、でも、殺されるほどだとは思っていなかった。
「誰も、お前なんか必要としていない」
最期の時に言われた言葉。彼に嫌われていても、彼にほかに愛するひとがいても、私は彼の婚約者であることをやめなかった。やめられなかった。私には責務があるから。
だけどそれも、意味のないことだったのだ。
彼に殺されて、気がつけば彼と結婚する半年前に戻っていた。
なぜ時が戻ったのかは分からない。
それでも、ひとつだけ確かなことがある。
あなたは私をいらないと言ったけど──私も、私の人生にあなたはいらない。
私は、私の生きたいように生きます。
いきなり異世界って理不尽だ!
みーか
ファンタジー
三田 陽菜25歳。会社に行こうと家を出たら、足元が消えて、気付けば異世界へ。
自称神様の作った機械のシステムエラーで地球には帰れない。地球の物は何でも魔力と交換できるようにしてもらい、異世界で居心地良く暮らしていきます!
ガチャと異世界転生 システムの欠陥を偶然発見し成り上がる!
よっしぃ
ファンタジー
偶然神のガチャシステムに欠陥がある事を発見したノーマルアイテムハンター(最底辺の冒険者)ランナル・エクヴァル・元日本人の転生者。
獲得したノーマルアイテムの売却時に、偶然発見したシステムの欠陥でとんでもない事になり、神に報告をするも再現できず否定され、しかも神が公認でそんな事が本当にあれば不正扱いしないからドンドンしていいと言われ、不正もとい欠陥を利用し最高ランクの装備を取得し成り上がり、無双するお話。
俺は西塔 徳仁(さいとう のりひと)、もうすぐ50過ぎのおっさんだ。
単身赴任で家族と離れ遠くで暮らしている。遠すぎて年に数回しか帰省できない。
ぶっちゃけ時間があるからと、ブラウザゲームをやっていたりする。
大抵ガチャがあるんだよな。
幾つかのゲームをしていたら、そのうちの一つのゲームで何やらハズレガチャを上位のアイテムにアップグレードしてくれるイベントがあって、それぞれ1から5までのランクがあり、それを15本投入すれば一度だけ例えばSRだったらSSRのアイテムに変えてくれるという有り難いイベントがあったっけ。
だが俺は運がなかった。
ゲームの話ではないぞ?
現実で、だ。
疲れて帰ってきた俺は体調が悪く、何とか自身が住んでいる社宅に到着したのだが・・・・俺は倒れたらしい。
そのまま救急搬送されたが、恐らく脳梗塞。
そのまま帰らぬ人となったようだ。
で、気が付けば俺は全く知らない場所にいた。
どうやら異世界だ。
魔物が闊歩する世界。魔法がある世界らしく、15歳になれば男は皆武器を手に魔物と祟罠くてはならないらしい。
しかも戦うにあたり、武器や防具は何故かガチャで手に入れるようだ。なんじゃそりゃ。
10歳の頃から生まれ育った村で魔物と戦う術や解体方法を身に着けたが、15になると村を出て、大きな街に向かった。
そこでダンジョンを知り、同じような境遇の面々とチームを組んでダンジョンで活動する。
5年、底辺から抜け出せないまま過ごしてしまった。
残念ながら日本の知識は持ち合わせていたが役に立たなかった。
そんなある日、変化がやってきた。
疲れていた俺は普段しない事をしてしまったのだ。
その結果、俺は信じられない出来事に遭遇、その後神との恐ろしい交渉を行い、最底辺の生活から脱出し、成り上がってく。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる