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17.求むロマン武器
ラウール達の待ち時間
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3日後という事は、今日休んだ後はもう2日。何をして過ごそうかな?
疲れたラウール達は宿に戻り、夕食を食べた後は眠った。
~~~~~
朝食堂でラウールはサクラを見つけた。
「おはようサクラ。今日は何をする?」
眠そうな表情をしながらサクラはラウールを見た。
「おはようラウール、クロウ。いきなりね? ラウールはどう考えてるの?」
椅子に座りながらラウールも答えた。クロウはラウールの左肩にいる。
「ん~、僕はサクラが1日、僕が1日考えている場所に行けたらいいかなって思ってる。それで、オークションでロマンがなければ、それからは少しサクラの時間にしたいな~。」
ロマンの大鎌を探したい。僕のロマン従魔を手に入れることが出来たから。
「私のロマンティックが止まらない武器をここで手に入れる!?」
ロマンティックがって・・・、サクラはまだ寝ぼけているのか?
「私の大鎌。ロマンの大鎌。できたら、死神が持っているような大鎌。鎖をつけて鎖がまっちゃう?包帯をつけて振り回しちゃう? ふふふふ」
低血圧か?せん妄でも・・・。
朝の挨拶が終わり、食事を食べた。
今日は先に武器屋を見て周ることにした。
大通りに面したところに商店が並んでいる。
武器屋も多くあるが、中を覗くとサクラの好む武器はない。
どんどん歩いて確認していくが、大鎌はあることにはある。
誰が、どんな冒険者が使うかわからないが、確かにある。
僕は一度手に取ってみた。
僕とサクラが2人。黒いフード付きローブを身に纏い、大鎌を振りかざす。その男の肩には黒い鳥、魔物・・・。黒い髪をなびかせて時には魔物が魔法を唱える・・・。出会う敵を殲滅して歩くその姿は・・・、死神・・・。
うん、想像を止めよう。
僕たちは【黒猫】、猫だよ気ままに。
それでもロマンを探しているが、見つからない。
そこで、目の前に冒険者ギルドが見えたから、冒険者ギルドでいい武器屋はないか聞いてみた。
冒険者ギルドに入ると、人があふれかえっていた。
この都市は中心都市。やはり人は集まっているみたいだ。この都市では、どのランクでも集まることが出来る雰囲気があるようだ。
若い冒険者はベテラン風の冒険者と話をして、ベテランの冒険者は依頼票を見ている若い冒険者に声をかけている。今までの冒険者ギルドもよかったけど、年長者がしっかりと面倒を見る。年長者が若い者の成長を促す。前世では見られなくなった光景に思えた。
思えば足の引っ張り合いの世の中だった。
出る杭は打たれる。
打ちすぎだよ。
愛情を感じない厳しい指導はただのいじめだ。
ちょっと思考がそれた。
誰に聞いたら一番いいのか?
「よっ! ここは初めてか?」
そう言って元々はイケメンだった顔が、年をとり、年齢相応のイケメンになった男が声をかけてきた。
「はい、初めてです。ちょっと用事があってこの都市に来ました。どこかいい武器屋がないか?もしくは鍛冶屋がないか聞けたらいいなと思って、冒険者ギルドに寄りました。」
「そうなのか。それは大変だな。この街は中心都市とはいえ、交易都市だ。鍛冶が盛んではない。だから、出来たものを探すのが一番だ。そして、どんな武器を探しているんだ?」
「大鎌です!!」
サクラが入ってきた。
「大鎌か・・・、なかなか玄人だな。ん~、大鎌・・・、大鎌は・・・、おーい! だれか大鎌でいい物が入っている店を知ってるか?」
そう目の前の男が冒険者ギルドに響く声でみんなに聞いていた。
「大鎌・・・、ん~見ていない。」
「あそこの店の大鎌は粗悪品。」
「大鎌? 難しいな・・・。」
「斧ならいい物があったが・・。」
「大鎌、大鎌、ん~?」
周りの冒険者もい考えてくれている。
しかしどこも思いつかないようだ。
「悪いな。今すぐいいところは出てこないみたいだ。そういう時はオークションに行ってみたらどうだ?」
目の前の男は、考えながら話している。
そして、近くにいる冒険者も頷いている。
「ありがとうございます! こんなに親身になってくれて。うれしいです! 一応オークションにはいってみる予定なので、探してみます!」
そう目の前の男に告げ、何かあったら自分も力になりたいとラウール達は伝えて、冒険者ギルドを後にした。
「やっぱり難しいねサクラ。これはオークションにかけよう。それでもなければ、他の国に行ってでも探してみよう。僕はその時はまだ気にもしてなかったから見てないけど、サーシン王国の鍛冶屋でも行ってみよっか?」
ちょっと笑みを受かべてサクラも会話している。
「そうね、サーシン王国だったら、ラウールの両親にも会えるのね。一度会ってみたいな~。」
「そう? じゃあ、オークションでも見つからなかったら、他の国を後回しにして、サーシン王国に行く?」
「行く!! 見つかっても一回行きたい!!」
サクラが予想以上に食いついてきた。
僕も一度戻ってもいいかと思っていたから、転移もあるし、ちょっと戻ってみようかな?
「じゃあ、あってもなくても、一度転移でテザン皇国まで戻って、そこから共和国を最低限通って、サーシン王国に戻ろうか?」
「うん!そうしよう!」
ラウールはオークション後に里帰りをすることに決めた。
父様、母様・・・、元気かな?
サーシン王国に行った時に何をするのか楽しく話をしながら、ラウールとサクラ、クロウで話をしてオークション当日になった。
疲れたラウール達は宿に戻り、夕食を食べた後は眠った。
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朝食堂でラウールはサクラを見つけた。
「おはようサクラ。今日は何をする?」
眠そうな表情をしながらサクラはラウールを見た。
「おはようラウール、クロウ。いきなりね? ラウールはどう考えてるの?」
椅子に座りながらラウールも答えた。クロウはラウールの左肩にいる。
「ん~、僕はサクラが1日、僕が1日考えている場所に行けたらいいかなって思ってる。それで、オークションでロマンがなければ、それからは少しサクラの時間にしたいな~。」
ロマンの大鎌を探したい。僕のロマン従魔を手に入れることが出来たから。
「私のロマンティックが止まらない武器をここで手に入れる!?」
ロマンティックがって・・・、サクラはまだ寝ぼけているのか?
「私の大鎌。ロマンの大鎌。できたら、死神が持っているような大鎌。鎖をつけて鎖がまっちゃう?包帯をつけて振り回しちゃう? ふふふふ」
低血圧か?せん妄でも・・・。
朝の挨拶が終わり、食事を食べた。
今日は先に武器屋を見て周ることにした。
大通りに面したところに商店が並んでいる。
武器屋も多くあるが、中を覗くとサクラの好む武器はない。
どんどん歩いて確認していくが、大鎌はあることにはある。
誰が、どんな冒険者が使うかわからないが、確かにある。
僕は一度手に取ってみた。
僕とサクラが2人。黒いフード付きローブを身に纏い、大鎌を振りかざす。その男の肩には黒い鳥、魔物・・・。黒い髪をなびかせて時には魔物が魔法を唱える・・・。出会う敵を殲滅して歩くその姿は・・・、死神・・・。
うん、想像を止めよう。
僕たちは【黒猫】、猫だよ気ままに。
それでもロマンを探しているが、見つからない。
そこで、目の前に冒険者ギルドが見えたから、冒険者ギルドでいい武器屋はないか聞いてみた。
冒険者ギルドに入ると、人があふれかえっていた。
この都市は中心都市。やはり人は集まっているみたいだ。この都市では、どのランクでも集まることが出来る雰囲気があるようだ。
若い冒険者はベテラン風の冒険者と話をして、ベテランの冒険者は依頼票を見ている若い冒険者に声をかけている。今までの冒険者ギルドもよかったけど、年長者がしっかりと面倒を見る。年長者が若い者の成長を促す。前世では見られなくなった光景に思えた。
思えば足の引っ張り合いの世の中だった。
出る杭は打たれる。
打ちすぎだよ。
愛情を感じない厳しい指導はただのいじめだ。
ちょっと思考がそれた。
誰に聞いたら一番いいのか?
「よっ! ここは初めてか?」
そう言って元々はイケメンだった顔が、年をとり、年齢相応のイケメンになった男が声をかけてきた。
「はい、初めてです。ちょっと用事があってこの都市に来ました。どこかいい武器屋がないか?もしくは鍛冶屋がないか聞けたらいいなと思って、冒険者ギルドに寄りました。」
「そうなのか。それは大変だな。この街は中心都市とはいえ、交易都市だ。鍛冶が盛んではない。だから、出来たものを探すのが一番だ。そして、どんな武器を探しているんだ?」
「大鎌です!!」
サクラが入ってきた。
「大鎌か・・・、なかなか玄人だな。ん~、大鎌・・・、大鎌は・・・、おーい! だれか大鎌でいい物が入っている店を知ってるか?」
そう目の前の男が冒険者ギルドに響く声でみんなに聞いていた。
「大鎌・・・、ん~見ていない。」
「あそこの店の大鎌は粗悪品。」
「大鎌? 難しいな・・・。」
「斧ならいい物があったが・・。」
「大鎌、大鎌、ん~?」
周りの冒険者もい考えてくれている。
しかしどこも思いつかないようだ。
「悪いな。今すぐいいところは出てこないみたいだ。そういう時はオークションに行ってみたらどうだ?」
目の前の男は、考えながら話している。
そして、近くにいる冒険者も頷いている。
「ありがとうございます! こんなに親身になってくれて。うれしいです! 一応オークションにはいってみる予定なので、探してみます!」
そう目の前の男に告げ、何かあったら自分も力になりたいとラウール達は伝えて、冒険者ギルドを後にした。
「やっぱり難しいねサクラ。これはオークションにかけよう。それでもなければ、他の国に行ってでも探してみよう。僕はその時はまだ気にもしてなかったから見てないけど、サーシン王国の鍛冶屋でも行ってみよっか?」
ちょっと笑みを受かべてサクラも会話している。
「そうね、サーシン王国だったら、ラウールの両親にも会えるのね。一度会ってみたいな~。」
「そう? じゃあ、オークションでも見つからなかったら、他の国を後回しにして、サーシン王国に行く?」
「行く!! 見つかっても一回行きたい!!」
サクラが予想以上に食いついてきた。
僕も一度戻ってもいいかと思っていたから、転移もあるし、ちょっと戻ってみようかな?
「じゃあ、あってもなくても、一度転移でテザン皇国まで戻って、そこから共和国を最低限通って、サーシン王国に戻ろうか?」
「うん!そうしよう!」
ラウールはオークション後に里帰りをすることに決めた。
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