冒険者パーティー黒猫の気まぐれ

sazae9

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17.求むロマン武器

オークションがおこなわれた

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オークション当日。
ラウール達は出品者として、落札希望者として参加した。
会場は盛況で、満員御礼だ。

ラウール達の出品の魔物の卵は事前に告知されていて、最後の紹介となる。

「魔物の卵はかなり高額で落札が予想されているから、ロマンが出てきたら、遠慮なく手を挙げてね。」

「ありがとうラウール。今日は遠慮なくいかせてもらうね。クロウ?あなたも不思議な感覚があるでしょきっと?だから、何か感じたら教えてね。」

「我も頑張る!」

ラウール達は気合を入れた。
そしてオークションが始まった。

初めは小手調べと、ちょっとだけ珍しい魔道具から開始となった。
見渡すと、お金を持ていそうな人が次々と手を挙げて金額を告げている。

どんどん落札されながら、オークションは進んで行った。

オークションが進んでも、ロマンティックは始まらない・・・。

ロマン武器は出品されていないかもしれない。

どんどん進み、一度昼休憩となった。

「まだ私が手を挙げる機会がないね・・・。」
ちょっとサクラが落胆していた。

「これからあるかもしれないから~、もう少しね。もしなかったら、スタスデの街のドワーフにお願いしてみるから。あそこの武器屋で僕の月光も買ったし。」

「そうね、王国にも行ってみるし、ここで見つからなくても楽しみがあるからね。」

~~~~~

午後の部が始まった。

やはりロマン武器は出てこない。

そしてとうとう僕たちが出品した魔物の卵が会場に現れた。

「「「「うぉぉぉぉ~~~!!」」」」
「本物か!?」
「私たちの研究に!!」
「これで救われる命が・・・。」
「私の従魔に、頼むぞ!!」
「これを逃したら次はいつになるかわからないぞ!!」

会場が盛り上がっている。

そして司会の人が話しだした。
「これより、最後の商品をご紹介いたします。この魔物の卵は、本物です!ある冒険者が持ち込んでくれました。この冒険者の名前は内緒ですよ!!誰です探った人は!?名を明かしたり、接触して強要した場合は、遠慮なく通報してくださいね! それでは開始します。この、本物の魔物の卵・・・、最低価格から・・・、ミスリル金貨1枚・・・、1億Gから!!!!」

「1億2千!」
「1億3千!」
「1億4千!」
「ん~1億8千!!」

・・・
・・・

高騰している・・・。
最近出品されていないとはいえ・・・。

「2億!!」
「2億2千!」

・・・・
まだまだ高騰している。
貴重な薬・・・。
どんなに貴重なんだ・・・。

「3億!」

「ん・・・、3億5千!」

「ん~3億6千!!」

「なっ! 4億!!!」

「くっ・・・・。」

「4億!! 4億で・・・、誰もいませんか・・・・。」

・・・・・・
・・・・

「それでは4億で・・・、ハンマープライス!!」

ちょっと!!
そっちに突っ込みたい!!

「4億で57番の方が落札です!!」

~~~~~~

魔物の卵が落札された。
最後は4億・・・・。
思っていたのと違った。
もっと安いと思っていた・・・。
後で何の薬が出来るか、調べようかな・・・。

その4億Gはラウールとサクラで半分に分けた。
すぐにお金が支払われるとは思っていなかった・・・。

そしてオークションは無事閉幕した。

~~~~~

ラウールはオークション会場を出た。
そこで、偉そうな人が、「おいおい!俺にもとってきてくれよ!」という事もなく、無事に宿へ戻ることが出来た。

拍子抜けしているラウールだが、移動馬車での移動もめんどくさくなり、転移で第三都市のそば、クロウの戦闘をしたあたりに転移した。
もちろん宿からはチェックアウトの手続きはすんでいる。
チェックアウトとは言わないが、手続きは踏んだ。

第三都市に入り、冒険者ギルドにより、ギルマスに挨拶した。
また近々よけど、一度ここからいなくなることを告げて。

~~~~~~

そして転移した。

一番交通の便が良く、スムーズに移動できるのが首都ニジュールだと思って、ニジュールに転移した。

誰にも会わないよに移動馬車に乗り、クライスの町に移動を開始した。
クライスの街へもスムーズで、その後は国交を超え、フイエウ共和国に入国した。

フイエウ共和国に入国し、ブレットンに行き、そこからハンブートへ。
ハンブートから国境を越えて、スタスデの街に到着してしまった。

今までの旅を大幅に短縮して戻ってこれた。
しかし、転移を知られないために、色々言い訳をしなければいけないなとラウールは感じていた。
そして、戻る時に通ったところはラウールも転移ができるし、サクラも地点登録をして移動していた。

~~~~~

「サクラ?この街に鍛冶屋があるけど、武器を注文してから首都サーシンに移動して僕のお両親に会う?
それとも一刻も早く首都サーシンに行く? 僕は武器の注文をしてから、両親に会いに行ったり、時間があればクロースにも会いに行きたいけど?」

サクラは考えた。
しかし、今はどっちもしたい。
だけど、

「武器を注文してしまおうか?そのほうが時間も無駄にならないでしょ? 武器もできるまで時間がかかるし。」

「じゃあそうしようか? まずはこの街のわかばに宿をとろう。それで明日にはお勧めの武器防具の店、ギアイヤに行って、注文をしよう!」

ラウールとサクラ、クロウは話し合って決めた。

早く父様、母様に会いたいな!
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