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18.王国貴族の手伝い
魔物殲滅者ニャンの者?
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次の日からはクロースの情報で魔物が集まっているところに出向き、討伐をしていた。
サクラはロマンの大鎌を手に無双状態だった。
クロウも僕の肩から魔法を放って殲滅している。
クロースとクリスは、1匹ずつを丁寧に倒したいた。
今のところはホブゴブリンやオークなどで、僕たちの敵ではない。
2日目も僕の出番がないほどにみんなが無双していた。
ここにもオークやポイズンスネーク、フォレストウルフ程度で苦戦はない。
3日目には、フォレストホーンが出現した。
それには僕も興奮し、出来るだけきれいに丁寧に倒し回収した。
その後はボア系統の魔物だったが、突進するだけの魔物で、何mでも関係なく一瞬で倒されている。
4日目にはリザード系統の魔物だった。
アイス、ファイヤー、ストーンなどが現れたが、少しクロースが苦労したくらいで無事討伐はできた。
帰り道に暗くなってきていたところで、ジャイアントバットが現れてびっくりしたが、クロウが返り討ちにしていた。鳥目では無いようだ。
代り映えもなく魔物の集団を討伐して時間が過ぎて行った。
オーガ程度までは出現するが、僕たちに接触してくる人はいない。
そこで何も変わり映えがしないので、サクラがいい案があると言って話し出した。
「ラウール?鉄の爪はいくつある?」
「鉄の爪? ん・・・、鉄は1つ、ミスリルはいっぱい、後は炎の爪、大地の爪、風の爪・・・くらいかな?」
サクラは一人で頷いてにやにやしだした。
「クロースとクリスの好きな色は?」
「「好きな色?」」
クロースとクリスはいきなり言われて戸惑っている表情だ。
それでも何色が好きか浮かんだのか答えだした。
「俺は青かな?」
「私はピンク!」
クリスがピンクとは意外な・・・。
「残念! 色を聞いたのは失敗だった。じゃあ適当に、クリスは白ね! クロースは茶色!」
サクラは何を言い出しているんだ?
急に色を出してきたぞ。
「白は・・・、ミスリルにしておこうかな? 茶色は大地の爪でいいかな? ラウール、二人に今言った爪を渡して!」
僕は言われるがまま爪を取り出し渡した。
「ローブはあるかな?白は私が持っているし・・・、茶色は・・・、私はないか。ラウール?茶色の装備はある?」
僕は考えたが、茶色のローブがあったので取り出した。
「じゃあ、クリスは白ね! クロースは茶色ね! それを装備して。」
クロースとクリスはサクラに言われるがままに装備した。
そう、ここは外で周りには他の人はいない。
「じゃあまずは発声から! にゃにゃにゃにゃにゃ! はい2人とも続いて!」
「「にゃにゃにゃにゃにゃ?」」
「?でなくにゃにゃにゃ!!」
「「にゃにゃにゃ!!」」
「よろしい。」
サクラが満足そうだ・・・。
そしてこれは・・・。
~~~~~
発声練習を終えた僕たちは、今日情報があった場所に向かった。
そこにはコボルトの集団と、奥にビックコボルトがいる。
「じゃあ、クロースとクリス、頑張って!」
「えっ!!」
「話す言葉はここからは、にゃ、にゃあ、しゃーだけよ!」
サクラから二人にピンポイントで威圧が飛んでいる・・・。
「「にゃあ!!」」
二人は素直にうなずいた。
そして爪装備でコボルトの群れに突っ込んで行った。
「にゃにゃだぜ!!」
そう言ってクロースは手前のコボルトから順番に切り裂いている。魔力もこもっているのか、爪の硬さも増しているようだ。
「シャー!」
と叫びながらクリスもコボルトを切り裂いている。
さすがにコボルト相手は楽勝だったようで、残すはビックコボルトだけになった。
「慣れない武器は大変だニャンだぜ!」
「そうニャンね!」
「行くニャンぞ!クリス!」
「行くわニャン!」
「「にゃにゃにゃニャン!!」」
二人は左右に別れた。そして爪で切りかかっている。
「そっちの守りが薄いニャン!頼むぜニャンクリス!」
「わかったニャンクロース!! シャー!」
クリスは飛び跳ねビックコボルトの後頭部を切り裂いた。
「今度はそっちニャン! クロース止めニャン!」
「わかったニャン!! 行くぜニャン!!」
ビックコボルトはクリスに意識が向き、後ろを振り返ろうとした。
そこにクロースが大地の爪に魔力を更に込めると、爪が伸びた。
そしてその爪で、首を切り落とした。
「「やったニャン!!」」
「やったニャンサクラ! これでいいかニャン!!」
「そうだぜニャン! 俺はやったニャン!!」
目の前で喜ぶ二人を見たサクラは満足そうだ。
満面の笑みで二人を見ている。
「おめでとう! これであなたたちも立派に変人よ!」
「「えっ!!」」
更に笑みが深くなったサクラは続けている。
「私たちはダンジョンで・・・、全く知らない人に見られたのよ! それに比べたら・・・。だけど今日からは・・・、仲間ね!」
「そんなニャン・・・、変人とはないニャン・・・。」
「そうだぜニャン・・・、無理やりやらせてニャン・・・、道連れかにゃん・・・。」
僕は一連の流れを見て思った。
人前でこんなことをしていたら目立つものだなと。
僕たちはダンジョンで、中堅冒険者がいる前でこんな非常識なことをしていたんだなと。
これは目立つけど、僕は今回はやらないと心に決めた。
サクラは満足していた。
今回はただ同じことの繰り返しで飽きてしまっていた。
Sランクの魔物くらい強いならよいが、うっぷんがたまっていた。
明日からはまたしばらくは通常通りの行動をしてもいいなと思っていた。
にゃん以外のコトバも見逃したサクラだった。
サクラはロマンの大鎌を手に無双状態だった。
クロウも僕の肩から魔法を放って殲滅している。
クロースとクリスは、1匹ずつを丁寧に倒したいた。
今のところはホブゴブリンやオークなどで、僕たちの敵ではない。
2日目も僕の出番がないほどにみんなが無双していた。
ここにもオークやポイズンスネーク、フォレストウルフ程度で苦戦はない。
3日目には、フォレストホーンが出現した。
それには僕も興奮し、出来るだけきれいに丁寧に倒し回収した。
その後はボア系統の魔物だったが、突進するだけの魔物で、何mでも関係なく一瞬で倒されている。
4日目にはリザード系統の魔物だった。
アイス、ファイヤー、ストーンなどが現れたが、少しクロースが苦労したくらいで無事討伐はできた。
帰り道に暗くなってきていたところで、ジャイアントバットが現れてびっくりしたが、クロウが返り討ちにしていた。鳥目では無いようだ。
代り映えもなく魔物の集団を討伐して時間が過ぎて行った。
オーガ程度までは出現するが、僕たちに接触してくる人はいない。
そこで何も変わり映えがしないので、サクラがいい案があると言って話し出した。
「ラウール?鉄の爪はいくつある?」
「鉄の爪? ん・・・、鉄は1つ、ミスリルはいっぱい、後は炎の爪、大地の爪、風の爪・・・くらいかな?」
サクラは一人で頷いてにやにやしだした。
「クロースとクリスの好きな色は?」
「「好きな色?」」
クロースとクリスはいきなり言われて戸惑っている表情だ。
それでも何色が好きか浮かんだのか答えだした。
「俺は青かな?」
「私はピンク!」
クリスがピンクとは意外な・・・。
「残念! 色を聞いたのは失敗だった。じゃあ適当に、クリスは白ね! クロースは茶色!」
サクラは何を言い出しているんだ?
急に色を出してきたぞ。
「白は・・・、ミスリルにしておこうかな? 茶色は大地の爪でいいかな? ラウール、二人に今言った爪を渡して!」
僕は言われるがまま爪を取り出し渡した。
「ローブはあるかな?白は私が持っているし・・・、茶色は・・・、私はないか。ラウール?茶色の装備はある?」
僕は考えたが、茶色のローブがあったので取り出した。
「じゃあ、クリスは白ね! クロースは茶色ね! それを装備して。」
クロースとクリスはサクラに言われるがままに装備した。
そう、ここは外で周りには他の人はいない。
「じゃあまずは発声から! にゃにゃにゃにゃにゃ! はい2人とも続いて!」
「「にゃにゃにゃにゃにゃ?」」
「?でなくにゃにゃにゃ!!」
「「にゃにゃにゃ!!」」
「よろしい。」
サクラが満足そうだ・・・。
そしてこれは・・・。
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発声練習を終えた僕たちは、今日情報があった場所に向かった。
そこにはコボルトの集団と、奥にビックコボルトがいる。
「じゃあ、クロースとクリス、頑張って!」
「えっ!!」
「話す言葉はここからは、にゃ、にゃあ、しゃーだけよ!」
サクラから二人にピンポイントで威圧が飛んでいる・・・。
「「にゃあ!!」」
二人は素直にうなずいた。
そして爪装備でコボルトの群れに突っ込んで行った。
「にゃにゃだぜ!!」
そう言ってクロースは手前のコボルトから順番に切り裂いている。魔力もこもっているのか、爪の硬さも増しているようだ。
「シャー!」
と叫びながらクリスもコボルトを切り裂いている。
さすがにコボルト相手は楽勝だったようで、残すはビックコボルトだけになった。
「慣れない武器は大変だニャンだぜ!」
「そうニャンね!」
「行くニャンぞ!クリス!」
「行くわニャン!」
「「にゃにゃにゃニャン!!」」
二人は左右に別れた。そして爪で切りかかっている。
「そっちの守りが薄いニャン!頼むぜニャンクリス!」
「わかったニャンクロース!! シャー!」
クリスは飛び跳ねビックコボルトの後頭部を切り裂いた。
「今度はそっちニャン! クロース止めニャン!」
「わかったニャン!! 行くぜニャン!!」
ビックコボルトはクリスに意識が向き、後ろを振り返ろうとした。
そこにクロースが大地の爪に魔力を更に込めると、爪が伸びた。
そしてその爪で、首を切り落とした。
「「やったニャン!!」」
「やったニャンサクラ! これでいいかニャン!!」
「そうだぜニャン! 俺はやったニャン!!」
目の前で喜ぶ二人を見たサクラは満足そうだ。
満面の笑みで二人を見ている。
「おめでとう! これであなたたちも立派に変人よ!」
「「えっ!!」」
更に笑みが深くなったサクラは続けている。
「私たちはダンジョンで・・・、全く知らない人に見られたのよ! それに比べたら・・・。だけど今日からは・・・、仲間ね!」
「そんなニャン・・・、変人とはないニャン・・・。」
「そうだぜニャン・・・、無理やりやらせてニャン・・・、道連れかにゃん・・・。」
僕は一連の流れを見て思った。
人前でこんなことをしていたら目立つものだなと。
僕たちはダンジョンで、中堅冒険者がいる前でこんな非常識なことをしていたんだなと。
これは目立つけど、僕は今回はやらないと心に決めた。
サクラは満足していた。
今回はただ同じことの繰り返しで飽きてしまっていた。
Sランクの魔物くらい強いならよいが、うっぷんがたまっていた。
明日からはまたしばらくは通常通りの行動をしてもいいなと思っていた。
にゃん以外のコトバも見逃したサクラだった。
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