冒険者パーティー黒猫の気まぐれ

sazae9

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20.神託とテザン皇国

荷物運び情報網とは

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ニジュールの門番から話を聞いたラウール達は、宿に戻る前に寄るところが出来てしまった。

荷物運び情報ギルド・・・

ギルドだよ・・・。
代表? 会長? ギルマスか!デーブンは!?

疑問符だけが頭を駆け巡る・・・。
結局【ギルド】なのか?

門番から聞いた荷物運び情報ギルドの場所に向かった。

門番が言っていた場所につくと、荷を背負い歩いている姿・・・、某冬にプレゼントを配り歩いている姿がマークとして掲げられていた。

ドアを開けなかに入ろうとすると、クラッカーらしき音が・・・。

「「「「いらっしゃいませ! デーブン会長のお店に!」」」」 


・・・・
・・・・

方向性がわからないよもうーーー!

何故統一しない!
呼び方が気になる!

モヤモヤしていると、目の前にスザンヌと言えるようなメイドが現れた。

「ようこそデーブンの間へ。門番情報に引っ掛かっていましたよ。我らがギルドにようこそ。」

綺麗にお辞儀をした老齢の女性が目の前にいるが、姿より言葉だけが頭に入ってくる。

結局ここはなんなのだ~~!

~~~~~

高速で頭を回転させて今、僕は豪華な部屋に案内されている。

何でも、今回の勇者召喚にあたり、デーブンもこの街に来ており、集まりに招待されているそうだ。

どんな状況なのか理解しないうちに、ドアが開き、質素な格好をした、デーブンが入ってきた。

「おう! 心配したぞラウール! お前が気になって探っているうちに・・・、こんな状況になっちゃいました。       テヘ!」

テヘじゃない!
可愛くないからね!

「そんなに気にかけてもらって・・・。他のパーティーメンバーは?」

目の前のデーブンは何かを考えるそぶりをしている。

そして間を開けて話し出した。

「みんな引退したぞ! 俺に付いて荷物運び情報網を拡大してもらっている。俺たちのパーティーは、荷物運び情報網の重役だ!」

はっ!?

「お前達に会って考えたことがある。圧倒的な強さを持つものも大切だ。しかし俺は俺にしかできないことがある! 強さの限界を感じたとき・・・、俺は思った! 」

デーブンが真面目だ・・・。

「俺は俺にしかできないことはと自分に問いかけた! 荷物を運ぶ。戦闘を俯瞰しながら道具を使う・・・。そして情報の大切さ! 俺たちはお前から学んだ! だから俺たちのギルドを許せ! お前達は情報を集められて不快だろうが。これからも【黒猫】を追うことを!」

ん?

「お前達の行方を追えるほどの組織なら、お前達の役にたつと思って・・・。」

は~~!?

ありがたいけどさ!
どんな組織に仕上がってるんだ?

「ケッキョクなんなのこの組織?」

「俺は荷物運びで、道具使いだった。縁の下の力持ちと思って頑張った。だけど色々な街で門番とも出会い、情報の大切さも学んだ・・・。そしてお前達だ! 俺は感動した! お前達の生き方を。だから一生懸命お前達を追っていたら・・・・、こうなっちゃった!」

イイハナシだけど、説明になっていない・・・。
そしてまだどんな組織か理解できない。

それでも僕たちとデーブンは協定を結んだ。
僕たちの情報は漏らさない。
魔王の情報は冒険者ギルドか、荷物運び情報ギルドを通して教えてもらえるように。

この一方的な提案をデーブンはのんでくれた。

【荷物運び情報ギルド】
場所:荷物のマークが目印です!

荷物の運送、手紙の郵送、情報の提供を主な業務とする。情報の確実性により料金は変わってくる。

ギルド員は、自分の入手した情報のランクによって報酬を得る。

他のギルドと掛け持ちしながら小遣い稼ぎができます。
道具使いの修行ができる。優秀な講師をご用意致します。

そうかかれた紙を貰ってギルドを後にした・・・。
~~~~~

次にデーブンに会うのは、勇者との顔合わせの時だ。
この一年でギルドを作るなんて、Sランクの冒険者になるより凄いのではないか? 

僕はデーブンを尊敬した。
ただ、次に会った時も今まで通りの対応で行こう。良き仲間として。

デーブンの登場に驚いていたパーティーメンバーも、ギルドの中で食べたお菓子が美味しくて、自然に会話をしていた。
僕も含めてだが、呼び捨てになってしまった。
そこは許してもらおう。

「ラウール? あの人は冒険者だったのよね? 昔会ったときも変だったけど、ますます変になったわね・・・。」

「我も! あいつは変。」

「お前達も大変なやつに目をつけられたな! どこにいるかまで把握されるなんてな!」

「は~。僕たちの動向をそこまで気にしていたなんてね・・。ストーカー?」

「ラウール? ストーカーとは何ですか? 前世の言葉ですか?」

「そうだよ・・・。」

閉めにはストーカーとは何かを説明するラウールだった。
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