227 / 238
25.ラシーア帝国帝都
勇者への贈り物
しおりを挟む
最近のご都合主義的な出会いは何なのだろう?
クロウの八咫烏パワーか、僕の運のおかげか?
そんなことを考えながらも転移でデーブンに会いに行き僕たちの得た情報を伝えた。
さすがのデーブンも驚いていたが、協力すると返事をもらった。
この情報はこの世界の元の住人には伝えることはためらわれるので、勇者たちだけに伝わるようにお願いした。
今勇者たちは大地たちを入れてテザン皇国とサーシン王国、フイエウ共和国とばらばらな所に滞在している。
自分たちの実力をつけるため積極的に魔物を討伐し、採取依頼などもこなし知識も得ているそうだ。
活動資金はあるとはいえ、自分たちの活動で十分資金を獲得している。
さすが勇者だ。
その勇者とやり取りをするため、出どころは内緒でデーブンからと話、念話の腕輪を渡すことにした。
さすがのデーブンでも物を一瞬で届けるのは不可能と言うので、僕たちが各国の荷物運び情報ギルドに転移し、勇者に荷物が届くように手配した。
行く先々で僕たちの事を知るギルド員からは羨望のまなざしを向けられる。
まったく、デーブンは僕たちの事をどれだけ美化しているのか・・・。
それはさておき、街に戻って来た勇者それぞれに腕輪は届き、設定も手紙に書いてある通りに終えたようで、デーブンに連絡が届いた。
勇者には元教育係から聞いたことを伝える。
あっ、また名前を聞いていないことを思い出したがしょうがない。
出来るだけ覚えている外見・・・、どこにでもいる農夫・・・。
一応は外見も伝えた。
付け加えておそらく転生者なこと。
悪い神から刷り込まれているだけで、おそらくは性格は悪くないこと。
そんなことも話してもらった。
勇者同士も連絡が取れるようにしてほしいという事で、もう一度僕たちが各国を回り、勇者に合わないようにギルド員を通し腕輪をいったん回収した。
お互いの魔力を認識させるために預けたり渡したりと数日かけて設定したが、満足してもらえたようだ。
何といってもまだ子供。
仲間数人と行動しているとはいえ寂しかったようだ。
~~~~~
勇者からも情報を得られた。
勇者もさすがに運が良いのか、四天王の部下と名乗る魔物とは戦いになっていたようだ。
四天王なんて嘘だろ?と思っていたが、確認が取れなくて誰にも言っていなかったようだが、本当にいるとわかり驚いていた。
ただ、転生者が魔王であれば納得できる部分もあったようだ。
勇者があった四天王の部下も強かったようで、全員でかかり自分たちは無傷でとはいかず何とか倒したそうだ。
出会うまでに強くなっていたからどうにかなったが、旅に出る前の状態だったら殺されていたと言う。
そんなことを聞き僕たちは話し合った。
もっといい装備が必要になるのではないかと。
今苦戦している状態で、一応四天王と名乗る魔物と戦うと死ぬ可能性もあるのではないか?
若い勇者が死んでしまうと夢見が悪い。
僕たちが年長者として、少し自重を捨てて援助をした方が良いのではないかと。
決まってしまえば行動は早かった。
僕以外は魔物討伐を続ける。
そして僕、ラウールは装備品と装飾品の作成に取り掛かる。
勇者の得意武器を作り、見た目ではわからないように高性能な防具を作る。
元運びにも便利なように空間収納が出来る腕輪の機能も通信の腕輪に付ける。
結局また各国に転移することになった・・・。
~~~~~
面倒でも苦労しただけの感謝を得られた。
数日かかったが、作成した物を渡すとデーブンに感謝の言葉が届いたそうだ。
僕たちが行ったとは言わないように念を押していたため、謎の人物にはお礼を言っておいてほしいとデーブンから言われた。
僕たちが死蔵している中でも最高の素材を使い、僕の魔力も相当込めている。
途中でクロウからも謎パワーで強化してもらい、この世界でも有数の装備品になったのではないか。
デザインはちょっと中二っぽくなったが満足だ。
装備品の性能は貴族には黙っているように念を押し、僕たちの援助はいったん終了となった。
その後は僕も帝都の魔物討伐に出ている。
その間にも勇者からデーブンに報告が入っている。
勇者も装備の性能確認のため魔物を大量に討伐して強さを上げている。
今まで苦戦していた魔物も余裕で一人で倒せるようになったと言っている。
そんな報告を聞きながらダイチたちの事を思い出した・・・。
・・・・
・・・・
また同じことの繰り返しだった・・・。
同じ援助をした。
ダイチたちは喜んだ。
ダイチたちはダンジョンに向かった。
余裕が出た。
勇者の中でもセツナがテザン皇国で取り残されているが、今はダイチたちと一緒にダンジョンに行けるようになったそうだ。
貴族の部下がダンジョンの入り口までついてくる者の、行動範囲は増えている。
ダイチたちからの報告ではセツナの実力は初めは低かったが、強くなる速さは相当なものだと驚いている。
さすが一番恩恵を受けている勇者だ。
このまま狭い範囲で行動しなければいけないが、順調に強くなってほしい。
ダイチたちにはできるだけ連れ出すようにデーブンを通し伝えてある。
これで勇者の強化も終わった。
次は何をしようか考えるラウールだった。
クロウの八咫烏パワーか、僕の運のおかげか?
そんなことを考えながらも転移でデーブンに会いに行き僕たちの得た情報を伝えた。
さすがのデーブンも驚いていたが、協力すると返事をもらった。
この情報はこの世界の元の住人には伝えることはためらわれるので、勇者たちだけに伝わるようにお願いした。
今勇者たちは大地たちを入れてテザン皇国とサーシン王国、フイエウ共和国とばらばらな所に滞在している。
自分たちの実力をつけるため積極的に魔物を討伐し、採取依頼などもこなし知識も得ているそうだ。
活動資金はあるとはいえ、自分たちの活動で十分資金を獲得している。
さすが勇者だ。
その勇者とやり取りをするため、出どころは内緒でデーブンからと話、念話の腕輪を渡すことにした。
さすがのデーブンでも物を一瞬で届けるのは不可能と言うので、僕たちが各国の荷物運び情報ギルドに転移し、勇者に荷物が届くように手配した。
行く先々で僕たちの事を知るギルド員からは羨望のまなざしを向けられる。
まったく、デーブンは僕たちの事をどれだけ美化しているのか・・・。
それはさておき、街に戻って来た勇者それぞれに腕輪は届き、設定も手紙に書いてある通りに終えたようで、デーブンに連絡が届いた。
勇者には元教育係から聞いたことを伝える。
あっ、また名前を聞いていないことを思い出したがしょうがない。
出来るだけ覚えている外見・・・、どこにでもいる農夫・・・。
一応は外見も伝えた。
付け加えておそらく転生者なこと。
悪い神から刷り込まれているだけで、おそらくは性格は悪くないこと。
そんなことも話してもらった。
勇者同士も連絡が取れるようにしてほしいという事で、もう一度僕たちが各国を回り、勇者に合わないようにギルド員を通し腕輪をいったん回収した。
お互いの魔力を認識させるために預けたり渡したりと数日かけて設定したが、満足してもらえたようだ。
何といってもまだ子供。
仲間数人と行動しているとはいえ寂しかったようだ。
~~~~~
勇者からも情報を得られた。
勇者もさすがに運が良いのか、四天王の部下と名乗る魔物とは戦いになっていたようだ。
四天王なんて嘘だろ?と思っていたが、確認が取れなくて誰にも言っていなかったようだが、本当にいるとわかり驚いていた。
ただ、転生者が魔王であれば納得できる部分もあったようだ。
勇者があった四天王の部下も強かったようで、全員でかかり自分たちは無傷でとはいかず何とか倒したそうだ。
出会うまでに強くなっていたからどうにかなったが、旅に出る前の状態だったら殺されていたと言う。
そんなことを聞き僕たちは話し合った。
もっといい装備が必要になるのではないかと。
今苦戦している状態で、一応四天王と名乗る魔物と戦うと死ぬ可能性もあるのではないか?
若い勇者が死んでしまうと夢見が悪い。
僕たちが年長者として、少し自重を捨てて援助をした方が良いのではないかと。
決まってしまえば行動は早かった。
僕以外は魔物討伐を続ける。
そして僕、ラウールは装備品と装飾品の作成に取り掛かる。
勇者の得意武器を作り、見た目ではわからないように高性能な防具を作る。
元運びにも便利なように空間収納が出来る腕輪の機能も通信の腕輪に付ける。
結局また各国に転移することになった・・・。
~~~~~
面倒でも苦労しただけの感謝を得られた。
数日かかったが、作成した物を渡すとデーブンに感謝の言葉が届いたそうだ。
僕たちが行ったとは言わないように念を押していたため、謎の人物にはお礼を言っておいてほしいとデーブンから言われた。
僕たちが死蔵している中でも最高の素材を使い、僕の魔力も相当込めている。
途中でクロウからも謎パワーで強化してもらい、この世界でも有数の装備品になったのではないか。
デザインはちょっと中二っぽくなったが満足だ。
装備品の性能は貴族には黙っているように念を押し、僕たちの援助はいったん終了となった。
その後は僕も帝都の魔物討伐に出ている。
その間にも勇者からデーブンに報告が入っている。
勇者も装備の性能確認のため魔物を大量に討伐して強さを上げている。
今まで苦戦していた魔物も余裕で一人で倒せるようになったと言っている。
そんな報告を聞きながらダイチたちの事を思い出した・・・。
・・・・
・・・・
また同じことの繰り返しだった・・・。
同じ援助をした。
ダイチたちは喜んだ。
ダイチたちはダンジョンに向かった。
余裕が出た。
勇者の中でもセツナがテザン皇国で取り残されているが、今はダイチたちと一緒にダンジョンに行けるようになったそうだ。
貴族の部下がダンジョンの入り口までついてくる者の、行動範囲は増えている。
ダイチたちからの報告ではセツナの実力は初めは低かったが、強くなる速さは相当なものだと驚いている。
さすが一番恩恵を受けている勇者だ。
このまま狭い範囲で行動しなければいけないが、順調に強くなってほしい。
ダイチたちにはできるだけ連れ出すようにデーブンを通し伝えてある。
これで勇者の強化も終わった。
次は何をしようか考えるラウールだった。
20
あなたにおすすめの小説
ガチャと異世界転生 システムの欠陥を偶然発見し成り上がる!
よっしぃ
ファンタジー
偶然神のガチャシステムに欠陥がある事を発見したノーマルアイテムハンター(最底辺の冒険者)ランナル・エクヴァル・元日本人の転生者。
獲得したノーマルアイテムの売却時に、偶然発見したシステムの欠陥でとんでもない事になり、神に報告をするも再現できず否定され、しかも神が公認でそんな事が本当にあれば不正扱いしないからドンドンしていいと言われ、不正もとい欠陥を利用し最高ランクの装備を取得し成り上がり、無双するお話。
俺は西塔 徳仁(さいとう のりひと)、もうすぐ50過ぎのおっさんだ。
単身赴任で家族と離れ遠くで暮らしている。遠すぎて年に数回しか帰省できない。
ぶっちゃけ時間があるからと、ブラウザゲームをやっていたりする。
大抵ガチャがあるんだよな。
幾つかのゲームをしていたら、そのうちの一つのゲームで何やらハズレガチャを上位のアイテムにアップグレードしてくれるイベントがあって、それぞれ1から5までのランクがあり、それを15本投入すれば一度だけ例えばSRだったらSSRのアイテムに変えてくれるという有り難いイベントがあったっけ。
だが俺は運がなかった。
ゲームの話ではないぞ?
現実で、だ。
疲れて帰ってきた俺は体調が悪く、何とか自身が住んでいる社宅に到着したのだが・・・・俺は倒れたらしい。
そのまま救急搬送されたが、恐らく脳梗塞。
そのまま帰らぬ人となったようだ。
で、気が付けば俺は全く知らない場所にいた。
どうやら異世界だ。
魔物が闊歩する世界。魔法がある世界らしく、15歳になれば男は皆武器を手に魔物と祟罠くてはならないらしい。
しかも戦うにあたり、武器や防具は何故かガチャで手に入れるようだ。なんじゃそりゃ。
10歳の頃から生まれ育った村で魔物と戦う術や解体方法を身に着けたが、15になると村を出て、大きな街に向かった。
そこでダンジョンを知り、同じような境遇の面々とチームを組んでダンジョンで活動する。
5年、底辺から抜け出せないまま過ごしてしまった。
残念ながら日本の知識は持ち合わせていたが役に立たなかった。
そんなある日、変化がやってきた。
疲れていた俺は普段しない事をしてしまったのだ。
その結果、俺は信じられない出来事に遭遇、その後神との恐ろしい交渉を行い、最底辺の生活から脱出し、成り上がってく。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
少し冷めた村人少年の冒険記
mizuno sei
ファンタジー
辺境の村に生まれた少年トーマ。実は日本でシステムエンジニアとして働き、過労死した三十前の男の生まれ変わりだった。
トーマの家は貧しい農家で、神から授かった能力も、村の人たちからは「はずれギフト」とさげすまれるわけの分からないものだった。
優しい家族のために、自分の食い扶持を減らそうと家を出る決心をしたトーマは、唯一無二の相棒、「心の声」である〈ナビ〉とともに、未知の世界へと旅立つのであった。
神々の愛し子って何したらいいの?とりあえずのんびり過ごします
夜明シスカ
ファンタジー
アリュールという世界の中にある一国。
アール国で国の端っこの海に面した田舎領地に神々の寵愛を受けし者として生を受けた子。
いわゆる"神々の愛し子"というもの。
神々の寵愛を受けているというからには、大事にしましょうね。
そういうことだ。
そう、大事にしていれば国も繁栄するだけ。
簡単でしょう?
えぇ、なんなら周りも巻き込んでみーんな幸せになりませんか??
−−−−−−
新連載始まりました。
私としては初の挑戦になる内容のため、至らぬところもあると思いますが、温めで見守って下さいませ。
会話の「」前に人物の名称入れてみることにしました。
余計読みにくいかなぁ?と思いつつ。
会話がわからない!となるよりは・・
試みですね。
誤字・脱字・文章修正 随時行います。
短編タグが長編に変更になることがございます。
*タイトルの「神々の寵愛者」→「神々の愛し子」に変更しました。
王女の中身は元自衛官だったので、継母に追放されたけど思い通りになりません
きぬがやあきら
恋愛
「妻はお妃様一人とお約束されたそうですが、今でもまだ同じことが言えますか?」
「正直なところ、不安を感じている」
久方ぶりに招かれた故郷、セレンティア城の月光満ちる庭園で、アシュレイは信じ難い光景を目撃するーー
激闘の末、王座に就いたアルダシールと結ばれた、元セレンティア王国の王女アシュレイ。
アラウァリア国では、新政権を勝ち取ったアシュレイを国母と崇めてくれる国民も多い。だが、結婚から2年、未だ後継ぎに恵まれないアルダシールに側室を推す声も上がり始める。そんな頃、弟シュナイゼルから結婚式の招待が舞い込んだ。
第2幕、連載開始しました!
お気に入り登録してくださった皆様、ありがとうございます! 心より御礼申し上げます。
以下、1章のあらすじです。
アシュレイは前世の記憶を持つ、セレンティア王国の皇女だった。後ろ盾もなく、継母である王妃に体よく追い出されてしまう。
表向きは外交の駒として、アラウァリア王国へ嫁ぐ形だが、国王は御年50歳で既に18人もの妃を持っている。
常に不遇の扱いを受けて、我慢の限界だったアシュレイは、大胆な計画を企てた。
それは輿入れの道中を、自ら雇った盗賊に襲撃させるもの。
サバイバルの知識もあるし、宝飾品を処分して生き抜けば、残りの人生を自由に謳歌できると踏んでいた。
しかし、輿入れ当日アシュレイを攫い出したのは、アラウァリアの第一王子・アルダシール。
盗賊団と共謀し、晴れて自由の身を望んでいたのに、アルダシールはアシュレイを手放してはくれず……。
アシュレイは自由と幸福を手に入れられるのか?
50代無職、エルフに転生で異世界ざわつく
かわさきはっく
ファンタジー
就職氷河期を生き抜き、数々の職を転々とした末に無職となった50代の俺。
ある日、病で倒れ、気づけば異世界のエルフの賢者に転生していた!?
俺が転生したのは、高位エルフの秘術の失敗によって魂が取り込まれた賢者の肉体。
第二の人生をやり直そうと思ったのも束の間、俺の周囲は大騒ぎだ。
「導き手の復活か!?」「賢者を語る偽物か!?」
信仰派と保守派が入り乱れ、エルフの社会はざわつき始める。
賢者の力を示すため、次々と課される困難な試練。
様々な事件に巻き込まれながらも、俺は異世界で無双する!
異世界ざわつき転生譚、ここに開幕!
※話数は多いですが、一話ごとのボリュームは少なめです。
※「小説家になろう」「カクヨム」「Caita」にも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる