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第351話 魔法研究院の日常
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イールスとリシリアは、数日連続で迷宮に向かい、材料を集めてから魔法研究院に向かう
「メデル様、本日もお美しいお姿を拝見できて本当に嬉しく思います」
イールスが笑顔で丁寧に挨拶をしている
「イールス何しに来た!!」
メデルが慌ててイールスを見ている
「瓶の準備を依頼していた兵士達の報酬用のポーション作成に来ました」
「作りすぎないで… 買い取りは当分出来ません!!」
メデルが慌てて言う
「兵士達に追加の報酬を作ります」
イールスが笑顔で言い、ポーション作る部屋に向かい、材料を並べている
イールスとリシリアが次々とポーションを作っている。職員が大瓶に詰め込んで倉庫に持って行っている
「兄様、これで終わりです」
リシリアが最後の材料を入れてポーション作りをしている。ヴェルゼンスがイールス達の作業を見ている
「イールス何か欲しい物は無いか?」
ヴェルゼンスが笑顔でイールスを見ている
「ヴェルゼンス様、挨拶が遅れて申し訳ありません、御無事なお姿を拝見できて本当に嬉しく思います」
イールスが慌てて丁寧に挨拶をしている
「何でも作ってやるぞ」
「それでは、ここら辺の魔石と魔晶石でランプとか鍋とか色々作って下さい」
イールスが笑顔で魔法の鞄から魔石などを出している
「ふふふ、任せておけ!! 」
ヴェルゼンスが笑顔で魔石を見ている
「もう国王陛下も文句言えないので、沢山作ります」
イールスが笑顔で言うと、ヴェルゼンスが愉快そうに笑っている
「ヴェルゼンス!! 何笑っているの!!」
メデルが入ってきて言う
「仕事を頼まれただけだ!! 国王も文句は言えないのだろ? バウルトリアも」
「え! それは… 文句は言えないと思いますが……… って上級ポーションこんなに作るな!!」
メデルが苦笑いしてヴェルゼンスから目線を反らして、ポーションの瓶を見て叫ぶ
「兵士達への報酬です。 3本と言うので上級にしておきました」
イールスが笑顔で言う
「上級ポーションを報酬にあげるな!! 報酬は全部終わったはず!!」
「ちょっと、再建の為に開墾に行って貰いました… ディオルバルグ様の領地などに」
「ちょっと… 開墾なら良いですけど…」
メデルが苦笑いしている
「頑張ってポーション作りますけど、何故すぐに小瓶に入れてくれないのでしょうか?」
イールスが疑問そうに職員を見ている
「瓶詰めは任せて下さい! きっと劣化エリクサーも得られます」
職員が笑顔で説明している
「沢山使ったので、助かります。 1万本作れば結構得られますか?」
イールスが笑顔で職員を見ている
「すぐに小瓶は用意させますが… 1万本はメデル様が怒ります」
職員がメデルを気にしたようにしながら言う
「メデル様ダメですか? 悲しいです」
リシリアがメデルを見て言う
「リシリア様、困ります… そんな顔をされても…… イールスどうにかしなさい!! あぁーーーーー バウルトリア様何とかしてください」
メデルが叫んでいる。職員がメデルとリシリアを見て苦笑いしている
(リシリア様の言葉を否定出来ないのか… 怒鳴らないなら、文句も言えないか… リシリア様の言う通りにしよう… 研究もやりやすくなりそうな)
ポーションを作り終わり、屋敷に戻ると、アーメリアが待っている
「アーメリア様、本日も美しいお姿を拝見できて本当に嬉しく思います」
「イールス、エルキアから聞きましたが、ルセトの件は、イールスが雇いなさい! 既にルセトを説得しておきました。 後は侍女の件はすぐに集めた方が良いでしょう」
アーメリアが微笑みながら説明している
「ありがとうございます。 侍女ですが2人身辺調査中です。 親子ですが仕えていた家が取り潰されて、御令嬢も路頭に迷ってますが、侍女にしても性格が良いので良いと思ってます。 まとめて引き受ける事も考えています」
「そうですか… しっかり面接しなさい… 必要なら紹介もして貰います」
アーメリアが少し驚きながらイールスを見ている
「ジエルさんが身辺調査しているので、大丈夫だと思います… 優先的に紹介をしてくれるそうです」
イールスが笑顔で説明していると、エルキアが驚いたようにイールスを見ている
「イールス… 商会を持ってましたね… それも貴族達が恐れるぐらい商会を… あの商会の実力なら間違いは無いでしょう」
アーメリアが思い出したように言う
「御令嬢も礼儀作法が出来ていますので、リシリアの礼儀作法の先生でも良いとは思いますが… 誰か礼儀作法の指導してくれる人はいませんか?」
イールスがアーメリアを見ている
「礼儀作法の… 欲しいですね… 7大貴族の御夫人なら良いのですが… 名門もほとんど壊滅しましたし… 子爵家辺りで見付けた方が良いとは思いますが… メサリア様かシンシリア様がしてくれれば、良いのですが… リシリア様相手では難しいですね」
アーメリアが苦笑いしている
「セーレン様にも相談をしてみようかな?」
「それも良いですが… 良い先生が見付かったら紹介をして欲しいですね… 王妃教育… 勉強… 色々必要です」
アーメリアが頭を押さえながら言う
「勉強か… ホーク様にして貰うか」
イールスが呟く
「ホーク様?」
「セーレン様がつけてくれた、家庭教師です。 ジークレン王子様の家庭教師もやらせたから、何気に教え方もうまくなっています… リシリアも一緒なら余計やる気を起こすかな?」
イールスが笑みを浮かべている
「イールス、紹介をしてください!! 」
アーメリアがイールスを見て叫ぶ
「バウルトリア様を通して派遣して貰います」
イールスが笑顔で言うと、アーメリアが苦笑いしている
(バウルトリア師を通して… 実質命令ですね… 本当に良い家庭教師ならいくらでも雇います… 徹底的に教え込んで貰えれば本当に助かります…… 本当に良いのでしょうか? イールスが認める先生… とんでもない先生では? 逆に不安になりますが… イールスの周りなら… やっぱり面会して決めないと… 大変な事になっても困ります…… 不安が……)
すぐにイールスはバウルトリアに会いに向かう
「イールス、ホークの派遣か… 良いが直接依頼しても良いぞ」
バウルトリアが苦笑いしている
「メイラール様とシズラーザ様の家庭教師ですから、派遣してくれた方が後々良いとは思います」
「はぁ… イールス王妃教育か… 礼儀作法は誰でも出来ても… 勉強は家庭教師が必要か… ホークに伝えておく」
バウルトリアが考えてから言う
「ホーク様が嫌がるなら、リシリアの家庭教師でも良いと言っておいて下さい」
イールスが笑顔で言う
「脅しか…」
バウルトリアが苦笑いしている
(最初から脅したら、嫌でもとんでいくか? ジークレン王子の家庭教師もしていたなら、間違いは無いだろうが… イールスとリシリアが家庭教師をしたら… 変な想像は止めよう… 間違いで町を消し飛ばされるなど… 失敗して上級ポーション作りすぎなど… イールス勝手にやるからな… 気を付けねば… 魔法使いを量産されても困る)
「メデル様、本日もお美しいお姿を拝見できて本当に嬉しく思います」
イールスが笑顔で丁寧に挨拶をしている
「イールス何しに来た!!」
メデルが慌ててイールスを見ている
「瓶の準備を依頼していた兵士達の報酬用のポーション作成に来ました」
「作りすぎないで… 買い取りは当分出来ません!!」
メデルが慌てて言う
「兵士達に追加の報酬を作ります」
イールスが笑顔で言い、ポーション作る部屋に向かい、材料を並べている
イールスとリシリアが次々とポーションを作っている。職員が大瓶に詰め込んで倉庫に持って行っている
「兄様、これで終わりです」
リシリアが最後の材料を入れてポーション作りをしている。ヴェルゼンスがイールス達の作業を見ている
「イールス何か欲しい物は無いか?」
ヴェルゼンスが笑顔でイールスを見ている
「ヴェルゼンス様、挨拶が遅れて申し訳ありません、御無事なお姿を拝見できて本当に嬉しく思います」
イールスが慌てて丁寧に挨拶をしている
「何でも作ってやるぞ」
「それでは、ここら辺の魔石と魔晶石でランプとか鍋とか色々作って下さい」
イールスが笑顔で魔法の鞄から魔石などを出している
「ふふふ、任せておけ!! 」
ヴェルゼンスが笑顔で魔石を見ている
「もう国王陛下も文句言えないので、沢山作ります」
イールスが笑顔で言うと、ヴェルゼンスが愉快そうに笑っている
「ヴェルゼンス!! 何笑っているの!!」
メデルが入ってきて言う
「仕事を頼まれただけだ!! 国王も文句は言えないのだろ? バウルトリアも」
「え! それは… 文句は言えないと思いますが……… って上級ポーションこんなに作るな!!」
メデルが苦笑いしてヴェルゼンスから目線を反らして、ポーションの瓶を見て叫ぶ
「兵士達への報酬です。 3本と言うので上級にしておきました」
イールスが笑顔で言う
「上級ポーションを報酬にあげるな!! 報酬は全部終わったはず!!」
「ちょっと、再建の為に開墾に行って貰いました… ディオルバルグ様の領地などに」
「ちょっと… 開墾なら良いですけど…」
メデルが苦笑いしている
「頑張ってポーション作りますけど、何故すぐに小瓶に入れてくれないのでしょうか?」
イールスが疑問そうに職員を見ている
「瓶詰めは任せて下さい! きっと劣化エリクサーも得られます」
職員が笑顔で説明している
「沢山使ったので、助かります。 1万本作れば結構得られますか?」
イールスが笑顔で職員を見ている
「すぐに小瓶は用意させますが… 1万本はメデル様が怒ります」
職員がメデルを気にしたようにしながら言う
「メデル様ダメですか? 悲しいです」
リシリアがメデルを見て言う
「リシリア様、困ります… そんな顔をされても…… イールスどうにかしなさい!! あぁーーーーー バウルトリア様何とかしてください」
メデルが叫んでいる。職員がメデルとリシリアを見て苦笑いしている
(リシリア様の言葉を否定出来ないのか… 怒鳴らないなら、文句も言えないか… リシリア様の言う通りにしよう… 研究もやりやすくなりそうな)
ポーションを作り終わり、屋敷に戻ると、アーメリアが待っている
「アーメリア様、本日も美しいお姿を拝見できて本当に嬉しく思います」
「イールス、エルキアから聞きましたが、ルセトの件は、イールスが雇いなさい! 既にルセトを説得しておきました。 後は侍女の件はすぐに集めた方が良いでしょう」
アーメリアが微笑みながら説明している
「ありがとうございます。 侍女ですが2人身辺調査中です。 親子ですが仕えていた家が取り潰されて、御令嬢も路頭に迷ってますが、侍女にしても性格が良いので良いと思ってます。 まとめて引き受ける事も考えています」
「そうですか… しっかり面接しなさい… 必要なら紹介もして貰います」
アーメリアが少し驚きながらイールスを見ている
「ジエルさんが身辺調査しているので、大丈夫だと思います… 優先的に紹介をしてくれるそうです」
イールスが笑顔で説明していると、エルキアが驚いたようにイールスを見ている
「イールス… 商会を持ってましたね… それも貴族達が恐れるぐらい商会を… あの商会の実力なら間違いは無いでしょう」
アーメリアが思い出したように言う
「御令嬢も礼儀作法が出来ていますので、リシリアの礼儀作法の先生でも良いとは思いますが… 誰か礼儀作法の指導してくれる人はいませんか?」
イールスがアーメリアを見ている
「礼儀作法の… 欲しいですね… 7大貴族の御夫人なら良いのですが… 名門もほとんど壊滅しましたし… 子爵家辺りで見付けた方が良いとは思いますが… メサリア様かシンシリア様がしてくれれば、良いのですが… リシリア様相手では難しいですね」
アーメリアが苦笑いしている
「セーレン様にも相談をしてみようかな?」
「それも良いですが… 良い先生が見付かったら紹介をして欲しいですね… 王妃教育… 勉強… 色々必要です」
アーメリアが頭を押さえながら言う
「勉強か… ホーク様にして貰うか」
イールスが呟く
「ホーク様?」
「セーレン様がつけてくれた、家庭教師です。 ジークレン王子様の家庭教師もやらせたから、何気に教え方もうまくなっています… リシリアも一緒なら余計やる気を起こすかな?」
イールスが笑みを浮かべている
「イールス、紹介をしてください!! 」
アーメリアがイールスを見て叫ぶ
「バウルトリア様を通して派遣して貰います」
イールスが笑顔で言うと、アーメリアが苦笑いしている
(バウルトリア師を通して… 実質命令ですね… 本当に良い家庭教師ならいくらでも雇います… 徹底的に教え込んで貰えれば本当に助かります…… 本当に良いのでしょうか? イールスが認める先生… とんでもない先生では? 逆に不安になりますが… イールスの周りなら… やっぱり面会して決めないと… 大変な事になっても困ります…… 不安が……)
すぐにイールスはバウルトリアに会いに向かう
「イールス、ホークの派遣か… 良いが直接依頼しても良いぞ」
バウルトリアが苦笑いしている
「メイラール様とシズラーザ様の家庭教師ですから、派遣してくれた方が後々良いとは思います」
「はぁ… イールス王妃教育か… 礼儀作法は誰でも出来ても… 勉強は家庭教師が必要か… ホークに伝えておく」
バウルトリアが考えてから言う
「ホーク様が嫌がるなら、リシリアの家庭教師でも良いと言っておいて下さい」
イールスが笑顔で言う
「脅しか…」
バウルトリアが苦笑いしている
(最初から脅したら、嫌でもとんでいくか? ジークレン王子の家庭教師もしていたなら、間違いは無いだろうが… イールスとリシリアが家庭教師をしたら… 変な想像は止めよう… 間違いで町を消し飛ばされるなど… 失敗して上級ポーション作りすぎなど… イールス勝手にやるからな… 気を付けねば… 魔法使いを量産されても困る)
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