7 / 13
6話「社会貢献に尽力しよう」前編
しおりを挟む
首都ローゼンブリッジには、慈悲深い王太子がいる。その名はルパート・オーガスト王太子だ。年齢は十八歳。エルダークラウンと呼ばれる、部屋の数は七百以上と掃除が大変そうなくらい広々とした宮殿に、国王、女王、弟らと住んでいる。
ルパート王太子が慈悲深いとされている一番の理由は、十代前半から慈善活動に力を入れているからだ。孤児院や生活困窮者の支援は当たり前で、定期的に貴族らを集め、使わなくなった貴族の私物を収集してオークションにかけている。もちろん運営費は王太子持ちだし、売上は全額寄付だ。
王太子が身につけている宝飾品も惜しみなく投じるため、王室とお近づきになりたい者や、王太子の私物欲しさに貴族らはこぞって参加していた。
今回の活動以外にも、率先して街中で炊き出しを行ったり、自然災害が起これば率先して私財を投じ、自ら話を聞きに行ったりするため、市民からの信頼が厚い。次期国王に相応しいと誰もが口を揃えていうほどだ。原作にも登場している人物だ。
今年も年に数度のオークションを開催するとのことで、フランドル侯爵家にも、不用品を持ち込むよう通達があった。ミレアはイザベラに頼まれ、寄付する品の選別を手伝っていた。
「お嬢様。そのドレスはもう着ないのでは?」
もう着ないと数分前までは言っていた桃色のドレスを、回収用に用意した箱から取り出し、寝台に置いてしまったのでミレアは指摘する。イザベラの私室にある寝台の上には、物で溢れ返っている。
「気が変わったのよ!」
「お嬢様。そのオルゴールは、壊れているのでは?」
今度は、数年前に聞けなくなってしまったというオルゴールを箱に入れたので、声をかける。いくら不用品でも、壊れたものを持参するのは外聞のためにも控えるべきだろう。後で、イザベラの身の回りの世話をしているヤングレディーメイドの確認作業があるため、注意されるのは相談に乗っているミレアだ。
「私が気に入って購入したものよ。きっと高値がつくに違いないわ」
「それなら、修理に出しましょうか?」
「でも、修理してしまったら、寄付するのに惜しくなってしまわない?」
先ほどからこの調子だ。まだ十一歳の彼女は、なかなか決められない。母親である夫人に、不用品を五つ選ぶように言われている。それなのに、一つ決めては一つ戻すので、まったく進んでいなかった。かれこれ一時間はこの繰り返しだ。
「どれも必要だから買っているのに、選べるわけないわ!」
「でしたら、お嬢様が投げて傷のついた、この薔薇のブローチはどうですか?」
先週、癇癪を起こしたイザベラが腹いせに投げたものが机の角に命中してしまい、小さな傷がある。母親に食い意地を指摘され、いなくなった途端に怒り出して、ものに八つ当たりをした。まだまだミレアの教育は足りないようだ。
「嫌よ。傷物を出すなんて、お母様から叱られるに決まってるじゃない!」
「磨きますよ」
「で、でも傷がなくなったら……」
「お嬢様には見せません。それなら惜しくもなんともないでしょう?」
「そ、それもそうね」
綺麗に修繕した品物を見せなければ、物欲も治まるだろうと考えた。愛着が湧いているものならそもそも投げないだろう。
「あと、先ほどの桃色のドレスですが、お嬢様が先月、ビーフシチューを零した形跡があるので、そちらも不用品にしてもよろしいかと」
「そんなの、恥ずかしいわ!」
「問題ありません。染み抜きします」
だいぶ日が経ってしまっているが、染み抜きができなければレースを足すつもりだ。それを言ってしまうと、決心が揺らぐことは目に見えているので黙っている。
「……それならいいわ」
「ようやく二つ、決まりましたね」
ここからが長いことはわかっている。もしかすると今日中に終わらないかもしれない。オークションは明日なので、なんとか終わらせる必要がある。
「ねえ、これから三つを買いに行って、それを提出するのはどう?」
「ダメですよ」
「なぜ?」
「情が移ってしまって、手放せなくなるお嬢様の姿が容易に想像できるからです」
「う……」
前回、実際にあったのだ。どうしても五つ選べないからと市場で仕入れるも、気になって買ったものだから絶対に手放したくないと直前でごねたことがあった。その時は、ミレアが適当に選んだものを追加購入しに行き、事なきを得たが大変だった。令嬢の私物として相応しい一品を、五つも探し回るのは二度とごめんだ。
「それなら、これだけは絶対に譲渡したくないものを選んでください」
「そんなの、全部に決まってるじゃない!」
「さすがにサイズアウトしたこのブーツは不要なのでは?」
三か月前まで履いていたオーダーメイドのブーツを指さす。ワンポイントとして上の方に、黒猫の足跡を刺繍してある。施したのはミレアだ。紐はレースで可愛らしい見た目をしており、半年も履いていないのでまだまだ活躍するだろう。
「我慢すれば履けるわ」
「ですが、無理に履いてしまうと足の形が歪んでしまいますよ? いいんですか?」
「……これにするわ」
少々強引だっただろうか。気を落としているイザベラに同情しそうになる。そこで、とあることを提案することにした。
「お嬢様。誰かに譲りたくないほどのお気に入りなら、ブーツを模写しておいて、後からまたオーダーすればいいんですよ」
「なるほど、それもそうね!」
「それだったら、あと二つ、選べますよね?」
「うん」
教育的にはよくないことは承知の上だ。これでは元も子もない。けれど、まだ十一歳という年齢の子どもから、愛用しているものを取り上げることも、やっぱり教育上よくないのでは、とミレアは考えた。
提案を快く受け入れてくれたので、不要品として四つ目と五つ目もあっさり決まった。寝台の上に散らかっているものを一つ一つ回収し、元の場所へと片づける。イザベラはというと、スケッチブックを取り出し、選んだ五つの品をまじまじと観察しながら絵を描いていた。
「あら。もう終わったの?」
「ええ。お嬢様が描いているものが、今回の不用品です。後はお願いします」
「わかったわ」
休憩時間を取っていたイザベラのヤングレディーメイドが戻って早々、片づけをしているミレアを目にして驚きを露わにする。前回のひと騒動を傍で見ていたため、信じられないといった様子だ。
そんなレディーメイドの彼女に、ことの顛末を簡単に説明すると納得してくれた。部屋から退室すると、ミレアは本来の仕事である清掃作業に戻った。
ルパート王太子が慈悲深いとされている一番の理由は、十代前半から慈善活動に力を入れているからだ。孤児院や生活困窮者の支援は当たり前で、定期的に貴族らを集め、使わなくなった貴族の私物を収集してオークションにかけている。もちろん運営費は王太子持ちだし、売上は全額寄付だ。
王太子が身につけている宝飾品も惜しみなく投じるため、王室とお近づきになりたい者や、王太子の私物欲しさに貴族らはこぞって参加していた。
今回の活動以外にも、率先して街中で炊き出しを行ったり、自然災害が起これば率先して私財を投じ、自ら話を聞きに行ったりするため、市民からの信頼が厚い。次期国王に相応しいと誰もが口を揃えていうほどだ。原作にも登場している人物だ。
今年も年に数度のオークションを開催するとのことで、フランドル侯爵家にも、不用品を持ち込むよう通達があった。ミレアはイザベラに頼まれ、寄付する品の選別を手伝っていた。
「お嬢様。そのドレスはもう着ないのでは?」
もう着ないと数分前までは言っていた桃色のドレスを、回収用に用意した箱から取り出し、寝台に置いてしまったのでミレアは指摘する。イザベラの私室にある寝台の上には、物で溢れ返っている。
「気が変わったのよ!」
「お嬢様。そのオルゴールは、壊れているのでは?」
今度は、数年前に聞けなくなってしまったというオルゴールを箱に入れたので、声をかける。いくら不用品でも、壊れたものを持参するのは外聞のためにも控えるべきだろう。後で、イザベラの身の回りの世話をしているヤングレディーメイドの確認作業があるため、注意されるのは相談に乗っているミレアだ。
「私が気に入って購入したものよ。きっと高値がつくに違いないわ」
「それなら、修理に出しましょうか?」
「でも、修理してしまったら、寄付するのに惜しくなってしまわない?」
先ほどからこの調子だ。まだ十一歳の彼女は、なかなか決められない。母親である夫人に、不用品を五つ選ぶように言われている。それなのに、一つ決めては一つ戻すので、まったく進んでいなかった。かれこれ一時間はこの繰り返しだ。
「どれも必要だから買っているのに、選べるわけないわ!」
「でしたら、お嬢様が投げて傷のついた、この薔薇のブローチはどうですか?」
先週、癇癪を起こしたイザベラが腹いせに投げたものが机の角に命中してしまい、小さな傷がある。母親に食い意地を指摘され、いなくなった途端に怒り出して、ものに八つ当たりをした。まだまだミレアの教育は足りないようだ。
「嫌よ。傷物を出すなんて、お母様から叱られるに決まってるじゃない!」
「磨きますよ」
「で、でも傷がなくなったら……」
「お嬢様には見せません。それなら惜しくもなんともないでしょう?」
「そ、それもそうね」
綺麗に修繕した品物を見せなければ、物欲も治まるだろうと考えた。愛着が湧いているものならそもそも投げないだろう。
「あと、先ほどの桃色のドレスですが、お嬢様が先月、ビーフシチューを零した形跡があるので、そちらも不用品にしてもよろしいかと」
「そんなの、恥ずかしいわ!」
「問題ありません。染み抜きします」
だいぶ日が経ってしまっているが、染み抜きができなければレースを足すつもりだ。それを言ってしまうと、決心が揺らぐことは目に見えているので黙っている。
「……それならいいわ」
「ようやく二つ、決まりましたね」
ここからが長いことはわかっている。もしかすると今日中に終わらないかもしれない。オークションは明日なので、なんとか終わらせる必要がある。
「ねえ、これから三つを買いに行って、それを提出するのはどう?」
「ダメですよ」
「なぜ?」
「情が移ってしまって、手放せなくなるお嬢様の姿が容易に想像できるからです」
「う……」
前回、実際にあったのだ。どうしても五つ選べないからと市場で仕入れるも、気になって買ったものだから絶対に手放したくないと直前でごねたことがあった。その時は、ミレアが適当に選んだものを追加購入しに行き、事なきを得たが大変だった。令嬢の私物として相応しい一品を、五つも探し回るのは二度とごめんだ。
「それなら、これだけは絶対に譲渡したくないものを選んでください」
「そんなの、全部に決まってるじゃない!」
「さすがにサイズアウトしたこのブーツは不要なのでは?」
三か月前まで履いていたオーダーメイドのブーツを指さす。ワンポイントとして上の方に、黒猫の足跡を刺繍してある。施したのはミレアだ。紐はレースで可愛らしい見た目をしており、半年も履いていないのでまだまだ活躍するだろう。
「我慢すれば履けるわ」
「ですが、無理に履いてしまうと足の形が歪んでしまいますよ? いいんですか?」
「……これにするわ」
少々強引だっただろうか。気を落としているイザベラに同情しそうになる。そこで、とあることを提案することにした。
「お嬢様。誰かに譲りたくないほどのお気に入りなら、ブーツを模写しておいて、後からまたオーダーすればいいんですよ」
「なるほど、それもそうね!」
「それだったら、あと二つ、選べますよね?」
「うん」
教育的にはよくないことは承知の上だ。これでは元も子もない。けれど、まだ十一歳という年齢の子どもから、愛用しているものを取り上げることも、やっぱり教育上よくないのでは、とミレアは考えた。
提案を快く受け入れてくれたので、不要品として四つ目と五つ目もあっさり決まった。寝台の上に散らかっているものを一つ一つ回収し、元の場所へと片づける。イザベラはというと、スケッチブックを取り出し、選んだ五つの品をまじまじと観察しながら絵を描いていた。
「あら。もう終わったの?」
「ええ。お嬢様が描いているものが、今回の不用品です。後はお願いします」
「わかったわ」
休憩時間を取っていたイザベラのヤングレディーメイドが戻って早々、片づけをしているミレアを目にして驚きを露わにする。前回のひと騒動を傍で見ていたため、信じられないといった様子だ。
そんなレディーメイドの彼女に、ことの顛末を簡単に説明すると納得してくれた。部屋から退室すると、ミレアは本来の仕事である清掃作業に戻った。
21
あなたにおすすめの小説
ゲーム未登場の性格最悪な悪役令嬢に転生したら推しの妻だったので、人生の恩人である推しには離婚して私以外と結婚してもらいます!
クナリ
ファンタジー
江藤樹里は、かつて画家になることを夢見ていた二十七歳の女性。
ある日気がつくと、彼女は大好きな乙女ゲームであるハイグランド・シンフォニーの世界へ転生していた。
しかし彼女が転生したのは、ヘビーユーザーであるはずの自分さえ知らない、ユーフィニアという女性。
ユーフィニアがどこの誰なのかが分からないまま戸惑う樹里の前に、ユーフィニアに仕えているメイドや、樹里がゲーム内で最も推しているキャラであり、どん底にいたときの自分の心を救ってくれたリルベオラスらが現れる。
そして樹里は、絶世の美貌を持ちながらもハイグラの世界では稀代の悪女とされているユーフィニアの実情を知っていく。
国政にまで影響をもたらすほどの悪名を持つユーフィニアを、最愛の恩人であるリルベオラスの妻でいさせるわけにはいかない。
樹里は、ゲーム未登場ながら圧倒的なアクの強さを持つユーフィニアをリルベオラスから引き離すべく、離婚を目指して動き始めた。
転生したら悪役令嬢になりかけてました!〜まだ5歳だからやり直せる!〜
具なっしー
恋愛
5歳のベアトリーチェは、苦いピーマンを食べて気絶した拍子に、
前世の記憶を取り戻す。
前世は日本の女子学生。
家でも学校でも「空気を読む」ことばかりで、誰にも本音を言えず、
息苦しい毎日を過ごしていた。
ただ、本を読んでいるときだけは心が自由になれた――。
転生したこの世界は、女性が希少で、男性しか魔法を使えない世界。
女性は「守られるだけの存在」とされ、社会の中で特別に甘やかされている。
だがそのせいで、女性たちはみな我儘で傲慢になり、
横暴さを誇るのが「普通」だった。
けれどベアトリーチェは違う。
前世で身につけた「空気を読む力」と、
本を愛する静かな心を持っていた。
そんな彼女には二人の婚約者がいる。
――父違いの、血を分けた兄たち。
彼らは溺愛どころではなく、
「彼女のためなら国を滅ぼしても構わない」とまで思っている危険な兄たちだった。
ベアトリーチェは戸惑いながらも、
この異世界で「ただ愛されるだけの人生」を歩んでいくことになる。
※表紙はAI画像です
嫌われ公女に転生したけど、愛されたい願望を捨てたら全員がデレてきた
桃瀬さら
恋愛
嫌われ公女ナディアは、婚約破棄され学園で孤立し、家族からも見放されていた。
どれほど努力しようが周囲からは「嫌われ公女」と蔑まれ、誰も味方なんていない。
「もういい。愛されたいなんて、くだらない」
そう心に誓った瞬間から、状況が一変した。
第二王子が婚約破棄を撤回し跪き、寡黙な騎士団長が「君を守りたい」と熱く迫ってくる。
そして、冷ややかな兄まで「婚約など認めない。家を出ることは許さない」と……。
愛されることを諦めた途端、なぜか執着される。
悪役令嬢の取り巻き令嬢(モブ)だけど実は影で暗躍してたなんて意外でしょ?
無味無臭(不定期更新)
恋愛
無能な悪役令嬢に変わってシナリオ通り進めていたがある日悪役令嬢にハブられたルル。
「いいんですか?その態度」
元公爵令嬢は年下騎士たちに「用済みのおばさん」と捨てられる 〜今更戻ってこいと泣きつかれても献身的な美少年に溺愛されているのでもう遅いです〜
日々埋没。
ファンタジー
「新しい従者を雇うことにした。おばさんはもう用済みだ。今すぐ消えてくれ」
かつて婚約破棄され、実家を追放された元公爵令嬢のレアーヌ。
その身分を隠し、年下の冒険者たちの身の回りを世話する『メイド』として献身的に尽くしてきた彼女に突きつけられたのは、あまりに非情な追放宣告だった。
レアーヌがこれまで教育し、支えてきた若い男たちは、新しく現れた他人の物を欲しがり子悪魔メイドに骨抜きにされ、彼女を「加齢臭のする汚いおばさん」と蔑み、笑いながら追い出したのだ。
地位も、居場所も、信じていた絆も……すべてを失い、絶望する彼女の前に現れたのは、一人の美少年だった。
「僕とパーティーを組んでくれませんか? 貴方が必要なんです」
新米ながら将来の可能性を感じさせる彼は、レアーヌを「おばさん」ではなく「一人の女性」として、甘く狂おしく溺愛し始める。
一方でレアーヌという『真の支柱』を失った元パーティーは、自分たちがどれほど愚かな選択をしたかを知る由もなかった。
やがて彼らが地獄の淵で「戻ってきてくれ」と泣きついてきても、もう遅い。
レアーヌの隣には、彼女を離さないと誓った執着愛の化身が微笑んでいるのだから。
【完結】悪役令嬢に転生したけど、王太子妃にならない方が幸せじゃない?
みちこ
ファンタジー
12歳の時に前世の記憶を思い出し、自分が悪役令嬢なのに気が付いた主人公。
ずっと王太子に片思いしていて、将来は王太子妃になることしか頭になかった主人公だけど、前世の記憶を思い出したことで、王太子の何が良かったのか疑問に思うようになる
色々としがらみがある王太子妃になるより、このまま公爵家の娘として暮らす方が幸せだと気が付く
政略結婚した夫に殺される夢を見た翌日、裏庭に深い穴が掘られていました
伊織
恋愛
夫に殺される夢を見た。
冷え切った青い瞳で見下ろされ、血に染まった寝室で命を奪われる――あまりにも生々しい悪夢。
夢から覚めたセレナは、政略結婚した騎士団長の夫・ルシアンとの冷えた関係を改めて実感する。
彼は宝石ばかり買う妻を快く思っておらず、セレナもまた、愛のない結婚に期待などしていなかった。
だがその日、夢の中で自分が埋められていたはずの屋敷の裏庭で、
「深い穴を掘るために用意されたようなスコップ」を目にしてしまう。
これは、ただの悪夢なのか。
それとも――現実に起こる未来の予兆なのか。
闇魔法を受け継ぐ公爵令嬢と、彼女を疎む騎士団長。
不穏な夢から始まる、夫婦の物語。
男女の恋愛小説に挑戦しています。
楽しんでいただけたら嬉しいです。
好感度0になるまで終われません。
チョコパイ
恋愛
土屋千鶴子(享年98歳)
子供や孫、ひ孫に囲まれての大往生。
愛され続けて4度目の転生。
そろそろ……愛されるのに疲れたのですが…
登場人物の好感度0にならない限り終わらない溺愛の日々。
5度目の転生先は娘が遊んでいた乙女ゲームの世界。
いつもと違う展開に今度こそ永久の眠りにつける。
そう信じ、好きなことを、好きなようにやりたい放題…
自覚なし愛され公女と執着一途皇太子のすれ違いラブロマンス。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる