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たのしい誕生日
原因特定!
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「お誕生日おめでとうー!」
「ありがとうー! ちょっと早いけどー」
なっちゃんと朝倉さんが誕生日を祝って飲みに誘ってくれた。
「魁十とサンダル買いに行くんですけど、なっちゃんが履いてるみたいな厚底を私が履いたらやっぱりひどいですかね」
「ひどいって何」
「言い方がひどい」
なっちゃんは小柄で華奢だからボリューム感がすごい大きなビジューの付いた流行の厚底サンダルがすごく似合う。
足の細さが私の腕くらいしかない。
「いいと思いますよ。遠山さん背が高いからモデルさんみたいに履きこなせそう」
「なっちゃん、ちょっと小学生感あるもんね」
「やっぱ子供っぽいですか?! 迷ったんだよなー。けど、かわいいから買っちゃった」
「ちょっとだけね。かわいいよ、似合ってる」
「うんうん! めっちゃ似合ってるよ」
「やったあ。嬉しいー。後で彼氏にサンダルの写真送っちゃおうー」
ん?
今なんて?
「なっちゃん、彼氏できたの?!」
「そーなの! 実は遠山さんの誕生日なんてどーでもいい。彼氏の話がしたくてー」
「どーでもいいはさすがにひどい」
「おめでとおめでと。でねえ、彼氏なんですけどー」
えー、なになに、いつの間に?!
「いつの間に会ったの? メッセージやり取りしてた人でしょ?」
「それが、実は全然違う人。神アプリ教えてもらったのに申し訳ない」
「どこで出会ったの? なっちゃんのことだからどうせイケメンでしょ?」
「どうせって何ですか、どうせって。顔はまあ、正直難波さんを想像されるとガッカリしかされない顔です」
なっちゃんがイケメンじゃない男を彼氏に選んだ?!
そんなことがあり得るの?!
「実は、小学校の同級生です」
「幼なじみか。橋長さんと同じパターンだ」
「そうそう。小中高と同じで、卒業してからも仲良くてちょこちょこグループで遊んでたんですけど」
「私そのパターンまるで理解不能なんですよね。ずっと友達だと思ってた人を好きになるって想像つかない」
幼稚園から同じだった高鷺と付き合いはしたけど、好きになったから付き合ったわけじゃない。
関係の名前だけが変わったというか、友達のまま付き合ってた感じだった。
「それがねえ、長年男としては全然見てなかったんだけど、相手はそうじゃなかったってゆうのを聞いた瞬間、キューンとしちゃって」
「分かる。こっちはただの友達としか思ってなかったのに、ずっと私を好きでいてくれたの?! って感動」
「そうそう! 好きだって言われたら急に意識しちゃって、結局私から告白しちゃいました」
「なるほどねー。分かる分かる」
分かんないなあ。
実際、中学の頃に友達に好きだって言われたけど、好きにならなかったよ。
盛り上がってるところに水を差すのも悪いから、とりあえずうなずいておく。
「友達からだとすでに素をさらしてるし、がんばんなくていいから楽ですね。バカなことも言えるし、気を使わないって言うか」
「それあるね。やっぱり彼氏にはいいとこ見せたいから、付き合い始めは特に自分を良く見せようとして疲れちゃう」
「それだ!」
急に大声を出した私に、朝倉さんとなっちゃんが目を丸くする。
「難波さんと何かあった?」
「会社でしゃべる分には気が楽なのに、プライベートで出かけたりすると疲れちゃうんです。きっと、私も自分を良く見せようとしてるんだと思う」
「なんか、遠山さんはそんなん関係なしにマイペースそうなのにね」
「たぶん、私って実は繊細でナイーブでデリケートな人間なんです」
「そういう人は自分で言わないと思うよ」
そっか、まだ付き合い始めて2か月も経ってない。
しかも、相手はあのみんなの憧れ難波大輝。
会社の先輩でもある大輝くんに断らないといけないことばっかり言われるから、気を使ってハラハラドキドキして当たり前。
きっと、時間が解決してくれる。
魁十の癒しがなくても大輝くんとデートできる日は必ず来る!
「ありがとうー! ちょっと早いけどー」
なっちゃんと朝倉さんが誕生日を祝って飲みに誘ってくれた。
「魁十とサンダル買いに行くんですけど、なっちゃんが履いてるみたいな厚底を私が履いたらやっぱりひどいですかね」
「ひどいって何」
「言い方がひどい」
なっちゃんは小柄で華奢だからボリューム感がすごい大きなビジューの付いた流行の厚底サンダルがすごく似合う。
足の細さが私の腕くらいしかない。
「いいと思いますよ。遠山さん背が高いからモデルさんみたいに履きこなせそう」
「なっちゃん、ちょっと小学生感あるもんね」
「やっぱ子供っぽいですか?! 迷ったんだよなー。けど、かわいいから買っちゃった」
「ちょっとだけね。かわいいよ、似合ってる」
「うんうん! めっちゃ似合ってるよ」
「やったあ。嬉しいー。後で彼氏にサンダルの写真送っちゃおうー」
ん?
今なんて?
「なっちゃん、彼氏できたの?!」
「そーなの! 実は遠山さんの誕生日なんてどーでもいい。彼氏の話がしたくてー」
「どーでもいいはさすがにひどい」
「おめでとおめでと。でねえ、彼氏なんですけどー」
えー、なになに、いつの間に?!
「いつの間に会ったの? メッセージやり取りしてた人でしょ?」
「それが、実は全然違う人。神アプリ教えてもらったのに申し訳ない」
「どこで出会ったの? なっちゃんのことだからどうせイケメンでしょ?」
「どうせって何ですか、どうせって。顔はまあ、正直難波さんを想像されるとガッカリしかされない顔です」
なっちゃんがイケメンじゃない男を彼氏に選んだ?!
そんなことがあり得るの?!
「実は、小学校の同級生です」
「幼なじみか。橋長さんと同じパターンだ」
「そうそう。小中高と同じで、卒業してからも仲良くてちょこちょこグループで遊んでたんですけど」
「私そのパターンまるで理解不能なんですよね。ずっと友達だと思ってた人を好きになるって想像つかない」
幼稚園から同じだった高鷺と付き合いはしたけど、好きになったから付き合ったわけじゃない。
関係の名前だけが変わったというか、友達のまま付き合ってた感じだった。
「それがねえ、長年男としては全然見てなかったんだけど、相手はそうじゃなかったってゆうのを聞いた瞬間、キューンとしちゃって」
「分かる。こっちはただの友達としか思ってなかったのに、ずっと私を好きでいてくれたの?! って感動」
「そうそう! 好きだって言われたら急に意識しちゃって、結局私から告白しちゃいました」
「なるほどねー。分かる分かる」
分かんないなあ。
実際、中学の頃に友達に好きだって言われたけど、好きにならなかったよ。
盛り上がってるところに水を差すのも悪いから、とりあえずうなずいておく。
「友達からだとすでに素をさらしてるし、がんばんなくていいから楽ですね。バカなことも言えるし、気を使わないって言うか」
「それあるね。やっぱり彼氏にはいいとこ見せたいから、付き合い始めは特に自分を良く見せようとして疲れちゃう」
「それだ!」
急に大声を出した私に、朝倉さんとなっちゃんが目を丸くする。
「難波さんと何かあった?」
「会社でしゃべる分には気が楽なのに、プライベートで出かけたりすると疲れちゃうんです。きっと、私も自分を良く見せようとしてるんだと思う」
「なんか、遠山さんはそんなん関係なしにマイペースそうなのにね」
「たぶん、私って実は繊細でナイーブでデリケートな人間なんです」
「そういう人は自分で言わないと思うよ」
そっか、まだ付き合い始めて2か月も経ってない。
しかも、相手はあのみんなの憧れ難波大輝。
会社の先輩でもある大輝くんに断らないといけないことばっかり言われるから、気を使ってハラハラドキドキして当たり前。
きっと、時間が解決してくれる。
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