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第二章 第七節 残酷な条件
16 猶予
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「トーヤ、お願いです……助けてください……シャンタルを、シャンタルを……」
耐えきれぬようにラーラ様がソファからなだれ落ち、トーヤの足にすがった。
「ラーラ様!」
それまで一言も発することもなく控えていたネイとタリアが駆け寄ってラーラ様を抱き起こすようにし、トーヤをきつい目で睨んだ。
「だめだと言ったはずです……」
トーヤは自分の足元で起こっていることを石ころのように見下ろすと続けた。
「もう一度言いましょうか?俺は、こいつが自分で助けてくれと言ってこない限りこいつを見捨てます。こいつが冷たい水の中で溺れて苦しんでもがいて死ぬのを」
「やめて!」
ミーヤがトーヤの左腕にすがるようにしがみついて止めた。
「もうやめて、それ以上……」
トーヤはミーヤを見るとふいっと顔をそらした。
「まあ、そういうことで……とりあえず俺は棺桶引き上げる準備でもしますよ、最後まで仕事になる可能性もあるしな……」
そう言ってミーヤの手を自分から放すと続ける。
「だからな、とりあえず明日にでも黒い棺桶見せてくれよ。どうやって引き上げるかとか考えなくちゃいけねえしな。今日は、なんだかんだ言ってもあんたら無理だろ?」
「そうですね……」
マユリアが見た目だけはいつもと変わらぬように答える。
「今は無理だと思います。では用意ができたらまた声をかけますから」
「できるだけ早くな。まあそんなに時間はかかんねえと思うが、支度するのに時間がかかるもんも出てくるかも知れねえし、そうなったらせっかくこいつが声かけてくれても間に合わねえだろ?」
「分かりました……」
「そんじゃ、俺は自分の部屋に戻るわ、じゃあな」
そう言ってくるっと背中を向けると扉を開けて出ていった。
「…………」
ダルが無言のまま同じように頭を下げてトーヤの後を追う。
「私も失礼いたします……」
ミーヤが苦しそうに跪いて礼をしてからさらにダルの後を追った。
重苦しい沈黙の中、ラーラ様がすすりなく声だけが床を這うようにして流れていた。
「マユリア……」
ネイが憎しみを込めた目でマユリアに言う。
「伺っていたような人間ではないと思います、あのトーヤという男……」
「私もそう思います」
タリアが続ける。
「一度希望を持たせた後で崖から突き落とすように絶望を突きつける悪魔です」
「マユリア……」
ルギも2人に同意するように頷き、深く頭を下げてからマユリアに言う。
「どうぞご命令ください、俺に、あの悪魔を滅せよと……この国の秘密を知り過ぎております。シャンタルを救う気がないと分かった以上、これ以上あの悪魔をのさばらせておくわけにはいきません。どうぞご命令を……」
ルギがトーヤを殺すと宣言した。
「いけません」
「マユリア!」
マユリアが静かに頭を振る。
「おまえたちにはよく分かっていないようです……憎しみに目をくらませてはいけません」
「ですが!」
「いいえ」
もう一度静かに頭を振る。
「キリエには、分かっているようですね」
「はい……」
キリエが頷いた。
「あの男はおまえたちが思っているような人間ではありません……私はそれを見てきました。2度、あの男に心を救われました」
「まさか……」
ネイが鼻で笑うように言った。
「いいえ、本当です。ああ見えて情に厚い信用のできる人間です。私にはあの男の言いたいことが分かる気がします……」
「その通りです」
マユリアもキリエに同意する。
「ラーラ様、どうかしっかりなさってください……」
「マユリア……」
ラーラ様が泣きはらした顔を上げる。
「トーヤが言ったことをよく思い出してください、悲しみにご自分を失わないで下さい」
ラーラ様の手を取って優しく握る。
「トーヤはこう言っているのです……シャンタルを助けたければわたくしたちが心を開かせろ、と。そのための猶予をくれたのです」
「それが容易ではないことはマユリアもご存知のはず……」
「容易ではないということは不可能ということではありません」
「…………」
「わたくしたちにできることをやるのです。最後の最後まで。そして、それでも叶わぬ時は……」
マユリアが一度言葉を飲み込む。
「託宣にあるということは可能性があるということだとわたくしは思います。ですから、ラーラ様、どうかシャンタルをよろしくお願いいたします、救ってください」
「マユリア……」
ラーラ様が弱く頭を上下に振る。
「分かりました……わたくしにできることもそれだけ、諦めずにシャンタルにお心を開いていただけるように声をかけ続けます」
「ええ、そうです」
マユリアがネイとタリアを見る。
「おまえたちもできる限りのこと、思いつく限りのことを。そしてラーラ様のことをよろしくお願いします。シャンタルをご自分のお部屋へ……そうですね、ここよりもその方がお気持ちを柔らかくいらっしゃいますでしょう、他の者もお部屋へ呼んでみるのもいいかも知れません……」
「マユリア!」
ネイが驚いて声を上げた。
「まさか、あの者たちをシャンタルのお部屋へ、奥宮へ入れるおつもり……」
「そうです」
マユリアがきっぱりと言った。
「禁忌はありません、できることはなんでもやってみることです」
耐えきれぬようにラーラ様がソファからなだれ落ち、トーヤの足にすがった。
「ラーラ様!」
それまで一言も発することもなく控えていたネイとタリアが駆け寄ってラーラ様を抱き起こすようにし、トーヤをきつい目で睨んだ。
「だめだと言ったはずです……」
トーヤは自分の足元で起こっていることを石ころのように見下ろすと続けた。
「もう一度言いましょうか?俺は、こいつが自分で助けてくれと言ってこない限りこいつを見捨てます。こいつが冷たい水の中で溺れて苦しんでもがいて死ぬのを」
「やめて!」
ミーヤがトーヤの左腕にすがるようにしがみついて止めた。
「もうやめて、それ以上……」
トーヤはミーヤを見るとふいっと顔をそらした。
「まあ、そういうことで……とりあえず俺は棺桶引き上げる準備でもしますよ、最後まで仕事になる可能性もあるしな……」
そう言ってミーヤの手を自分から放すと続ける。
「だからな、とりあえず明日にでも黒い棺桶見せてくれよ。どうやって引き上げるかとか考えなくちゃいけねえしな。今日は、なんだかんだ言ってもあんたら無理だろ?」
「そうですね……」
マユリアが見た目だけはいつもと変わらぬように答える。
「今は無理だと思います。では用意ができたらまた声をかけますから」
「できるだけ早くな。まあそんなに時間はかかんねえと思うが、支度するのに時間がかかるもんも出てくるかも知れねえし、そうなったらせっかくこいつが声かけてくれても間に合わねえだろ?」
「分かりました……」
「そんじゃ、俺は自分の部屋に戻るわ、じゃあな」
そう言ってくるっと背中を向けると扉を開けて出ていった。
「…………」
ダルが無言のまま同じように頭を下げてトーヤの後を追う。
「私も失礼いたします……」
ミーヤが苦しそうに跪いて礼をしてからさらにダルの後を追った。
重苦しい沈黙の中、ラーラ様がすすりなく声だけが床を這うようにして流れていた。
「マユリア……」
ネイが憎しみを込めた目でマユリアに言う。
「伺っていたような人間ではないと思います、あのトーヤという男……」
「私もそう思います」
タリアが続ける。
「一度希望を持たせた後で崖から突き落とすように絶望を突きつける悪魔です」
「マユリア……」
ルギも2人に同意するように頷き、深く頭を下げてからマユリアに言う。
「どうぞご命令ください、俺に、あの悪魔を滅せよと……この国の秘密を知り過ぎております。シャンタルを救う気がないと分かった以上、これ以上あの悪魔をのさばらせておくわけにはいきません。どうぞご命令を……」
ルギがトーヤを殺すと宣言した。
「いけません」
「マユリア!」
マユリアが静かに頭を振る。
「おまえたちにはよく分かっていないようです……憎しみに目をくらませてはいけません」
「ですが!」
「いいえ」
もう一度静かに頭を振る。
「キリエには、分かっているようですね」
「はい……」
キリエが頷いた。
「あの男はおまえたちが思っているような人間ではありません……私はそれを見てきました。2度、あの男に心を救われました」
「まさか……」
ネイが鼻で笑うように言った。
「いいえ、本当です。ああ見えて情に厚い信用のできる人間です。私にはあの男の言いたいことが分かる気がします……」
「その通りです」
マユリアもキリエに同意する。
「ラーラ様、どうかしっかりなさってください……」
「マユリア……」
ラーラ様が泣きはらした顔を上げる。
「トーヤが言ったことをよく思い出してください、悲しみにご自分を失わないで下さい」
ラーラ様の手を取って優しく握る。
「トーヤはこう言っているのです……シャンタルを助けたければわたくしたちが心を開かせろ、と。そのための猶予をくれたのです」
「それが容易ではないことはマユリアもご存知のはず……」
「容易ではないということは不可能ということではありません」
「…………」
「わたくしたちにできることをやるのです。最後の最後まで。そして、それでも叶わぬ時は……」
マユリアが一度言葉を飲み込む。
「託宣にあるということは可能性があるということだとわたくしは思います。ですから、ラーラ様、どうかシャンタルをよろしくお願いいたします、救ってください」
「マユリア……」
ラーラ様が弱く頭を上下に振る。
「分かりました……わたくしにできることもそれだけ、諦めずにシャンタルにお心を開いていただけるように声をかけ続けます」
「ええ、そうです」
マユリアがネイとタリアを見る。
「おまえたちもできる限りのこと、思いつく限りのことを。そしてラーラ様のことをよろしくお願いします。シャンタルをご自分のお部屋へ……そうですね、ここよりもその方がお気持ちを柔らかくいらっしゃいますでしょう、他の者もお部屋へ呼んでみるのもいいかも知れません……」
「マユリア!」
ネイが驚いて声を上げた。
「まさか、あの者たちをシャンタルのお部屋へ、奥宮へ入れるおつもり……」
「そうです」
マユリアがきっぱりと言った。
「禁忌はありません、できることはなんでもやってみることです」
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