334 / 353
第三章 第六節 旅立ちの準備
24 忘れ物
しおりを挟む
「あの……」
ミーヤが思わず何か言おうとして口を開くが、何も思い浮かばずそこで口をつぐんでしまう。
「あっ!」
そして何かを思い出したようにあらためて、
「あの、フェイ、フェイにも挨拶を」
そう言いながら、急いで上着の隠しからお友達を取り出そうとするが、手が震えていてうまく取り出せない。
「あ!」
かしゃーんと音がして、小さな袋が床に落ちた。
「おい、今の音!」
トーヤが荷物を放り出し、急いで小袋に手を伸ばす。
「あの、大丈夫です!」
ミーヤが急いで拾おうと手を伸ばすが、トーヤの方が早かった。
「なんか変な音したぞ、割れたんじゃねえだろうな」
「大丈夫です!」
慌ててそう言って手を伸ばすのをよけ、トーヤが袋を開けてみる。
「あれ、こりゃなんだよ」
小袋から出てきたのは小銭であった。
確かにいつもミーヤがお友達を入れている袋と同じだが、中身が違う。ミーヤが自分で縫ったという、前にも見た覚えのある模様の生地の小袋なので、ミーヤの物には間違いはないだろうが。
「これ、この金額」
それは、トーヤがフェイに買ってやったあのお友達、青いガラスの小鳥の値段と同じ額の小銭であった。
「袋に入れたって言ってなかったか?」
あの時、やっと自分で稼いだ金で買ってやれると、ミーヤにトーヤ用として預けられた金袋に入れてくれるようにと渡したはずだ。
「あの……」
ミーヤが下を向き、もじもじと手を揉みしだきながら、
「あの、同じ額を、私の手持ちから入れておきました。だから、それは大丈夫です……」
そう言う。
「同じ額を?」
トーヤは意味が分からず理由を聞く。
「金なんてどれも同じじゃねえかよ、なんでわざわざ?」
「あの……」
ミーヤがそう言って少し言いにくそうにしていたが、
「同じでは、ないですから……」
そう言う。
「なんでそんなめんどくさいことしたんだ?」
考えてもさっぱり理由が分からない。
「あの……」
ミーヤは相変わらずもじもじとしていたが、思い切るように、
「同じではないのです……」
そう言う。
「金は金だろ? 分かんねえな」
トーヤがまだ首を捻るのに、
「それは、あの、トーヤが渡してくれたものだから、あの、だから違うのです……」
そう言い切ると真っ赤になって下を向いてしまった。
少し考えてやっと意味が分かったようで、小銭を握ったままトーヤも真っ赤になった。
ミーヤが言っている意味はこうだ。
トーヤが渡してくれた小銭だから、だ。
トーヤの手を通ってきた小銭だから、だ。
トーヤの手が触れたから特別な小銭なのだ、と。
「そ、そうか、俺が渡したからか……」
「はい……」
ミーヤは渡された小銭を預かった金袋に入れようとした。だが入れられなかった。入れてしまえばトーヤの手から渡された小銭は他の小銭と混じって分からなくなってしまう。それでどうしても入れられず、考えた挙げ句にそうして自分の手持ちと入れ替えて、受け取ったのはこうして持っていたのだ。
「そうか……」
「はい……」
しばらく2人で真っ赤になったまま下を向いていたが、そんなことをしている時間はないとトーヤが思い切る。
首の後ろに両手を回すと、何かごそごそしてからミーヤに近付いてきた。
「これ!」
そう言って、さっきの小銭と一緒にミーヤの手に押し付けたのは、例の、あちらのミーヤの形見の指輪を革紐に2つつけたものであった。トーヤの唯一の持ち物といっていい、あの大事な。
「あの、でもこれはミーヤさんの」
「形見じゃねえからな!」
ミーヤの言葉を遮って言う。
「それは俺の忘れ物だ、今度会う時までちゃんと預かっといてくれよな!」
「忘れ物……」
「そうだ、だからなくしたらただじゃおかねえからな!」
そう言って、ぷいっと横を向いてしまった。
まだ頬が真っ赤だった。
「忘れ物……」
「そうだって言ってるだろ!」
そのまま背中を向いたまま荷物の方へ足を進め、
「それからな、フェイな!」
「は、はい」
「持ち歩いて割れたらかわいそうだろうが、もう持ち歩くな。さっきのと一緒にどこかにしまっとけ!」
そう言ってもう一度荷物を担ぐ。
「さっきの金もな! 大事なもんは全部どっかに大事にしまっとけ! 持ち歩くな!」
「は、はい!」
ずっとお友達を連れ歩いていたのは、今にして思えばシャンタルにフェイの気持ちを届けるためだった気がする。だとしたら、今はゆっくり、トーヤとシャンタルが戻ってくる時まで休ませてやるのがいいのかも知れない。
「はい、貴重品を入れる箱に入れておきます」
「なんだよ、そんなのがあるんなら最初から入れとけよな!」
「分かりました」
ようやくミーヤがクスッと笑った。
「なんだよ!」
「今まではなんだかどちらも離せなくて持ち歩いていたんですが、確かにガラスは割れることもありますよね。今度会う時まで休んでもらっておきます。もう一つの袋も。落としたくない、なくしたくないものはみんな一緒に大事にしまっておきます」
「お、おう、そうしろ!」
「そして、さびしい時には取り出して、そうしてトーヤのことを一緒に話します」
トーヤがくるっと振り向いてミーヤを見た。
「だから、大丈夫ですから、きっと戻ってきてください、元気で、待ってますから」
そう言って笑顔のままで泣いていた。
ミーヤが思わず何か言おうとして口を開くが、何も思い浮かばずそこで口をつぐんでしまう。
「あっ!」
そして何かを思い出したようにあらためて、
「あの、フェイ、フェイにも挨拶を」
そう言いながら、急いで上着の隠しからお友達を取り出そうとするが、手が震えていてうまく取り出せない。
「あ!」
かしゃーんと音がして、小さな袋が床に落ちた。
「おい、今の音!」
トーヤが荷物を放り出し、急いで小袋に手を伸ばす。
「あの、大丈夫です!」
ミーヤが急いで拾おうと手を伸ばすが、トーヤの方が早かった。
「なんか変な音したぞ、割れたんじゃねえだろうな」
「大丈夫です!」
慌ててそう言って手を伸ばすのをよけ、トーヤが袋を開けてみる。
「あれ、こりゃなんだよ」
小袋から出てきたのは小銭であった。
確かにいつもミーヤがお友達を入れている袋と同じだが、中身が違う。ミーヤが自分で縫ったという、前にも見た覚えのある模様の生地の小袋なので、ミーヤの物には間違いはないだろうが。
「これ、この金額」
それは、トーヤがフェイに買ってやったあのお友達、青いガラスの小鳥の値段と同じ額の小銭であった。
「袋に入れたって言ってなかったか?」
あの時、やっと自分で稼いだ金で買ってやれると、ミーヤにトーヤ用として預けられた金袋に入れてくれるようにと渡したはずだ。
「あの……」
ミーヤが下を向き、もじもじと手を揉みしだきながら、
「あの、同じ額を、私の手持ちから入れておきました。だから、それは大丈夫です……」
そう言う。
「同じ額を?」
トーヤは意味が分からず理由を聞く。
「金なんてどれも同じじゃねえかよ、なんでわざわざ?」
「あの……」
ミーヤがそう言って少し言いにくそうにしていたが、
「同じでは、ないですから……」
そう言う。
「なんでそんなめんどくさいことしたんだ?」
考えてもさっぱり理由が分からない。
「あの……」
ミーヤは相変わらずもじもじとしていたが、思い切るように、
「同じではないのです……」
そう言う。
「金は金だろ? 分かんねえな」
トーヤがまだ首を捻るのに、
「それは、あの、トーヤが渡してくれたものだから、あの、だから違うのです……」
そう言い切ると真っ赤になって下を向いてしまった。
少し考えてやっと意味が分かったようで、小銭を握ったままトーヤも真っ赤になった。
ミーヤが言っている意味はこうだ。
トーヤが渡してくれた小銭だから、だ。
トーヤの手を通ってきた小銭だから、だ。
トーヤの手が触れたから特別な小銭なのだ、と。
「そ、そうか、俺が渡したからか……」
「はい……」
ミーヤは渡された小銭を預かった金袋に入れようとした。だが入れられなかった。入れてしまえばトーヤの手から渡された小銭は他の小銭と混じって分からなくなってしまう。それでどうしても入れられず、考えた挙げ句にそうして自分の手持ちと入れ替えて、受け取ったのはこうして持っていたのだ。
「そうか……」
「はい……」
しばらく2人で真っ赤になったまま下を向いていたが、そんなことをしている時間はないとトーヤが思い切る。
首の後ろに両手を回すと、何かごそごそしてからミーヤに近付いてきた。
「これ!」
そう言って、さっきの小銭と一緒にミーヤの手に押し付けたのは、例の、あちらのミーヤの形見の指輪を革紐に2つつけたものであった。トーヤの唯一の持ち物といっていい、あの大事な。
「あの、でもこれはミーヤさんの」
「形見じゃねえからな!」
ミーヤの言葉を遮って言う。
「それは俺の忘れ物だ、今度会う時までちゃんと預かっといてくれよな!」
「忘れ物……」
「そうだ、だからなくしたらただじゃおかねえからな!」
そう言って、ぷいっと横を向いてしまった。
まだ頬が真っ赤だった。
「忘れ物……」
「そうだって言ってるだろ!」
そのまま背中を向いたまま荷物の方へ足を進め、
「それからな、フェイな!」
「は、はい」
「持ち歩いて割れたらかわいそうだろうが、もう持ち歩くな。さっきのと一緒にどこかにしまっとけ!」
そう言ってもう一度荷物を担ぐ。
「さっきの金もな! 大事なもんは全部どっかに大事にしまっとけ! 持ち歩くな!」
「は、はい!」
ずっとお友達を連れ歩いていたのは、今にして思えばシャンタルにフェイの気持ちを届けるためだった気がする。だとしたら、今はゆっくり、トーヤとシャンタルが戻ってくる時まで休ませてやるのがいいのかも知れない。
「はい、貴重品を入れる箱に入れておきます」
「なんだよ、そんなのがあるんなら最初から入れとけよな!」
「分かりました」
ようやくミーヤがクスッと笑った。
「なんだよ!」
「今まではなんだかどちらも離せなくて持ち歩いていたんですが、確かにガラスは割れることもありますよね。今度会う時まで休んでもらっておきます。もう一つの袋も。落としたくない、なくしたくないものはみんな一緒に大事にしまっておきます」
「お、おう、そうしろ!」
「そして、さびしい時には取り出して、そうしてトーヤのことを一緒に話します」
トーヤがくるっと振り向いてミーヤを見た。
「だから、大丈夫ですから、きっと戻ってきてください、元気で、待ってますから」
そう言って笑顔のままで泣いていた。
0
あなたにおすすめの小説
残念ながら主人公はゲスでした。~異世界転移したら空気を操る魔法を得て世界最強に。好き放題に無双する俺を誰も止められない!~
日和崎よしな
ファンタジー
―あらすじ―
異世界に転移したゲス・エストは精霊と契約して空気操作の魔法を獲得する。
強力な魔法を得たが、彼の真の強さは的確な洞察力や魔法の応用力といった優れた頭脳にあった。
ゲス・エストは最強の存在を目指し、しがらみのない異世界で容赦なく暴れまくる!
―作品について―
完結しました。
全302話(プロローグ、エピローグ含む),約100万字。
【完結】前代未聞の婚約破棄~なぜあなたが言うの?~【長編】
暖夢 由
恋愛
「サリー・ナシェルカ伯爵令嬢、あなたの婚約は破棄いたします!」
高らかに宣言された婚約破棄の言葉。
ドルマン侯爵主催のガーデンパーティーの庭にその声は響き渡った。
でもその婚約破棄、どうしてあなたが言うのですか?
*********
以前投稿した小説を長編版にリメイクして投稿しております。
内容も少し変わっておりますので、お楽し頂ければ嬉しいです。
【完結】あなたの思い違いではありませんの?
綾雅(りょうが)要らない悪役令嬢
ファンタジー
複数の物語の登場人物が、一つの世界に混在しているなんて?!
「カレンデュラ・デルフィニューム! 貴様との婚約を破棄する」
お決まりの婚約破棄を叫ぶ王太子ローランドは、その晩、ただの王子に降格された。聖女ビオラの腰を抱き寄せるが、彼女は隙を見て逃げ出す。
婚約者ではないカレンデュラに一刀両断され、ローランド王子はうろたえた。近くにいたご令嬢に「お前か」と叫ぶも人違い、目立つ赤いドレスのご令嬢に絡むも、またもや否定される。呆れ返る周囲の貴族の冷たい視線の中で、当事者四人はお互いを認識した。
転生組と転移組、四人はそれぞれに前世の知識を持っている。全員が違う物語の世界だと思い込んだリクニス国の命運はいかに?!
ハッピーエンド確定、すれ違いと勘違い、複数の物語が交錯する。
【同時掲載】小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ
2024/11/19……完結
2024/08/13……エブリスタ ファンタジー 1位
2024/08/13……アルファポリス 女性向けHOT 36位
2024/08/12……連載開始
公爵令嬢アナスタシアの華麗なる鉄槌
招杜羅147
ファンタジー
「婚約は破棄だ!」
毒殺容疑の冤罪で、婚約者の手によって投獄された公爵令嬢・アナスタシア。
彼女は獄中死し、それによって3年前に巻き戻る。
そして…。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
『悪役令嬢』は始めません!
月親
恋愛
侯爵令嬢アデリシアは、日本から異世界転生を果たして十八年目になる。そんな折、ここ数年ほど抱いてきた自身への『悪役令嬢疑惑』が遂に確信に変わる出来事と遭遇した。
突き付けられた婚約破棄、別の女性と愛を語る元婚約者……前世で見かけたベタ過ぎる展開。それを前にアデリシアは、「これは悪役令嬢な自分が逆ざまぁする方の物語では」と判断。
と、そこでアデリシアはハッとする。今なら自分はフリー。よって、今まで想いを秘めてきた片想いの相手に告白できると。
アデリシアが想いを寄せているレンは平民だった。それも二十も年上で子持ちの元既婚者という、これから始まると思われる『悪役令嬢物語』の男主人公にはおよそ当て嵌まらないだろう人。だからレンに告白したアデリシアに在ったのは、ただ彼に気持ちを伝えたいという思いだけだった。
ところがレンから来た返事は、「今日から一ヶ月、僕と秘密の恋人になろう」というものだった。
そこでアデリシアは何故『一ヶ月』なのかに思い至る。アデリシアが暮らすローク王国は、婚約破棄をした者は一ヶ月、新たな婚約を結べない。それを逆手に取れば、確かにその間だけであるならレンと恋人になることが可能だと。
アデリシアはレンの提案に飛び付いた。
そして、こうなってしまったからには悪役令嬢の物語は始めないようにすると誓った。だってレンは男主人公ではないのだから。
そんなわけで、自分一人で立派にざまぁしてみせると決意したアデリシアだったのだが――
※この作品は、『小説家になろう』様でも公開しています。
断罪後の気楽な隠居生活をぶち壊したのは誰です!〜ここが乙女ゲームの世界だったなんて聞いていない〜
白雲八鈴
恋愛
全ては勘違いから始まった。
私はこの国の王子の一人であるラートウィンクルム殿下の婚約者だった。だけどこれは政略的な婚約。私を大人たちが良いように使おうとして『白銀の聖女』なんて通り名まで与えられた。
けれど、所詮偽物。本物が現れた時に私は気付かされた。あれ?もしかしてこの世界は乙女ゲームの世界なのでは?
関わり合う事を避け、婚約者の王子様から「貴様との婚約は破棄だ!」というお言葉をいただきました。
竜の谷に追放された私が血だらけの鎧を拾い。未だに乙女ゲームの世界から抜け出せていないのではと内心モヤモヤと思いながら過ごして行くことから始まる物語。
『私の居場所を奪った聖女様、貴女は何がしたいの?国を滅ぼしたい?』
❋王都スタンピード編完結。次回投稿までかなりの時間が開くため、一旦閉じます。完結表記ですが、王都編が完結したと捉えてもらえればありがたいです。
*乙女ゲーム要素は少ないです。どちらかと言うとファンタジー要素の方が強いです。
*表現が不適切なところがあるかもしれませんが、その事に対して推奨しているわけではありません。物語としての表現です。不快であればそのまま閉じてください。
*いつもどおり程々に誤字脱字はあると思います。確認はしておりますが、どうしても漏れてしまっています。
*他のサイトでは別のタイトル名で投稿しております。小説家になろう様では異世界恋愛部門で日間8位となる評価をいただきました。
【完結】婚約者の真実の愛探しのお手伝い。私たち、愛のキューピッドなんです?
buchi
恋愛
家の都合で決められた婚約者の扱いがひどい。招待状は無視する、学園では目も合わさない。メガネっ子の私になんか、関心がないんだと思っていました。それならいっそ解放して欲しいものです。と、思っていたら、婚約者は真実の愛を求めてパーティ会場で婚約破棄! でも、事情もあったみたい。元婚約者には幸せになって欲しい。私、彼の真実の愛探しを一生懸命お手伝いしました。知り合いのご令嬢も紹介しましたのよ? だのに強硬に再婚約を迫られて大弱り。一度婚約破棄されたら戻すのなんか至難の業。母だって、私のために他の縁談を探してますし、彼の友達だって私に親身になって寄り添ってくれたり。これはそんな私たちの愛と友情(と下心)の物語です! 12万字くらい。58話。単純な恋愛物語です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる