二度目の人生は異世界で溺愛されています

ノッポ

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異世界へ【 1 】

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 久しぶりに暖かい光を浴びている気がする。
 何だか長い時間 水の中に居たような 眠っていたような不思議な感覚――――


 目を覚ました時、様々な映像や感覚が頭の中を過ぎていき、ボーっとしながら 自分の手のひらを見続けていた。

 その後、近くが光っているような暖かい力を感じ目の前を見てみると、物凄い美人が光に包まれながら悲しそうな顔でこちらを見ていた――――


 えっ!? 何!? 誰? こんなとんでもない美人な知り合いいたっけ? 

 そして、なぜそんな顔をしながら私の事を見続けているのか!と内心でワタワタと慌てていると、その美人が話しかけてきた。





 働かない頭のまま聞きながらいろいろな質問をしてしまった私に、怒るどころか丁寧にゆっくりと説明してくれた美人さんは何と女神様らしい。



 女神様の話はこうだ。

 私の最初の名前は中川礼子。
 地球という星で会社員をしていたらしい。


 仕事帰りに交差点を私が歩いていた際、上空にちょうど地球の視察に来た女神様がいたらしい。

 普通の人なら女神様の光は別の星の住民である私達には見えないらしいので、女神様はどこから見学しようかなと思いながら周りを見渡していると、小さな男の子が自分に気付き、指を指しながら歩いて来た。

 女神様があれ? と思いながら男の子に目をやった瞬間、その男の子の方に大きな鉄の固まりが凄いスピードで走ってきた。
(詳しく聞いたらトラックだと思う)

 咄嗟に力を使おうとしたが別の世界に許可無く見学に来た為、どの程度の力を使用して良いか数秒迷っている間に 鉄の固まりが男の子にぶつかってしまい 確認したら男の子は無事で私が倒れていたらしい。


 あぁー……そっか……数少ない休みの日でスーパーに行こうと歩いていたんだ。

 話を聞いているうちに、だんだん思い出してきた。


 女神様が言うには、その男の子は将来 地球にとって画期的な発明をする男の子で、何かしら見えないものにも気付く才能があったらしい。


 その男の子を救った事で私には地球からポイントが付与されたらしく、さらに女神様が私の半生を覗いたところ、女性としてあまりにも辛い環境と言われ……
(女神様の世界は女性が少ない為 女性は大事に大切にされるらしい……それに対して年齢=彼氏ナシな上に会社で朝から晩まで書類に追われてやつれている私はなんて酷い環境なのかと……)


 私に対して負い目と憐憫を感じた女神様が地球の管理者と取引きして、私を自分の世界に連れて来てくれたらしい。
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