12 / 13
11話
しおりを挟むまじで許さねぇリリーにあんな真似したやつ絶対見つけ出してやる
「ねぇ僕そいつ見つけたら生かしておく自信ないんだけど...」
「殺すのはダメだ、ただでさえ竜人族は減ってるんだ。生かしておかないと俺たちが悪者扱いだ」
「そんなやつ生きてる価値なくない?ねぇ見たでしょあのリリーの痣、あれ絶対顔も殴ってるよ」
「まぁだが殺さない程度にはやってもいいだろ」
「ライアンは優しいね、てか僕そいつ知ってる」
「あぁ俺もだ。まぁ竜人族の男の中では有名だろ、この国で1番美しいとされてる男だからな」
見つけた...
「なぁちょっときてくれるか?」
「あぁ?お前達ごとが俺に喋りかけていいと思ってんのか?」
「あぁ、俺たちの妻を傷つけたんだからな、いいのかこんな人目の多い所で騒ぎにっても...いくらお前でも竜人族に暴力を振るうことは犯罪だと知ってるはずだが?」
「フッ...そんな証拠がどこにあるんだよ」
「証拠なんて必要ねぇ、まぁお前は自分のことにしか興味がねぇから他人のことなんてしらねぇかもしれねぇが俺たちにかかれば証拠なんてなくてもお前を牢屋に入れることなんて難しくないんだぞ?」
「わかったらとっとと僕たちについてきて?」
「がはっ...おいてめぇら俺にこんなことしといてタダで済むと思ってんのか⁉︎」
「なに?死なないだけでもありがたいと思って欲しいんだけど?ねぇ一生喋れないようにその口切り落としてあげようか?」
「っ!!やめろっ!やめてくれ!」
「みてみてーライアン!こいつ今更命乞いしてるよ!」
「はっ滑稽だな...とりあえずこいつの腕は折っとくか」
「あ゛ぁぁぁぁ!悪かったから...許してくれ...」
こいつの手のせいでリリーは傷つけられた、ほんとは俺だってこんなやつ生かしておきたくない。だがリリーを犯罪者の妻にするわけにはいかねぇから...ごめんなリリーお前に辛い思いをさせて。もうお前に傷一つつけさせねぇから。
「あーあこいつの血で汚れちゃったよ、きったね」
「まぁしばらくは病院から出てこれないだろ、さっさとリリーの元に戻るぞ」
「了解!」
戻ってきたらレオとリリーが抱きしめあっていて、少し嫉妬はしたがリリーの表情が晴れているのを見るとそんな気持ちも吹っ飛んだ。
「リリーただいま」
「ノア、ライアン!おかえりなさい」
「ねぇリリーもうお見合い会場なんて行かないでしょ?さっさと婚約手続きを済ませて僕たちの家に帰ろ?」
「そうね...市役所に行こっか!」
あぁこれで俺たちはリリーとずっと一緒にいることができるんだ。最初はこんなとこ行きたくねぇって思ってたが、今では来てよかったって思えるな。
25
あなたにおすすめの小説
英雄の番が名乗るまで
長野 雪
恋愛
突然発生した魔物の大侵攻。西の果てから始まったそれは、いくつもの集落どころか国すら飲みこみ、世界中の国々が人種・宗教を越えて協力し、とうとう終息を迎えた。魔物の駆逐・殲滅に目覚ましい活躍を見せた5人は吟遊詩人によって「五英傑」と謳われ、これから彼らの活躍は英雄譚として広く知られていくのであろう。
大侵攻の終息を祝う宴の最中、己の番《つがい》の気配を感じた五英傑の一人、竜人フィルは見つけ出した途端、気を失ってしまった彼女に対し、番の誓約を行おうとするが失敗に終わる。番と己の寿命を等しくするため、何より番を手元に置き続けるためにフィルにとっては重要な誓約がどうして失敗したのか分からないものの、とにかく庇護したいフィルと、ぐいぐい溺愛モードに入ろうとする彼に一歩距離を置いてしまう番の女性との一進一退のおはなし。
※小説家になろうにも投稿
【完結】異世界転移した私、なぜか全員に溺愛されています!?
きゅちゃん
恋愛
残業続きのOL・佐藤美月(22歳)が突然異世界アルカディア王国に転移。彼女が持つ稀少な「癒しの魔力」により「聖女」として迎えられる。優しく知的な宮廷魔術師アルト、粗野だが誠実な護衛騎士カイル、クールな王子レオン、最初は敵視する女騎士エリアらが、美月の純粋さと癒しの力に次々と心を奪われていく。王国の危機を救いながら、美月は想像を絶する溺愛を受けることに。果たして美月は元の世界に帰るのか、それとも新たな愛を見つけるのか――。
【完結】モブ令嬢としてひっそり生きたいのに、腹黒公爵に気に入られました
22時完結
恋愛
貴族の家に生まれたものの、特別な才能もなく、家の中でも空気のような存在だったセシリア。
華やかな社交界には興味もないし、政略結婚の道具にされるのも嫌。だからこそ、目立たず、慎ましく生きるのが一番——。
そう思っていたのに、なぜか冷酷無比と名高いディートハルト公爵に目をつけられてしまった!?
「……なぜ私なんですか?」
「君は実に興味深い。そんなふうにおとなしくしていると、余計に手を伸ばしたくなる」
ーーそんなこと言われても困ります!
目立たずモブとして生きたいのに、公爵様はなぜか私を執拗に追いかけてくる。
しかも、いつの間にか甘やかされ、独占欲丸出しで迫られる日々……!?
「君は俺のものだ。他の誰にも渡すつもりはない」
逃げても逃げても追いかけてくる腹黒公爵様から、私は無事にモブ人生を送れるのでしょうか……!?
【完結済】私、地味モブなので。~転生したらなぜか最推し攻略対象の婚約者になってしまいました~
降魔 鬼灯
恋愛
マーガレット・モルガンは、ただの地味なモブだ。前世の最推しであるシルビア様の婚約者を選ぶパーティーに参加してシルビア様に会った事で前世の記憶を思い出す。 前世、人生の全てを捧げた最推し様は尊いけれど、現実に存在する最推しは…。 ヒロインちゃん登場まで三年。早く私を救ってください。
モブなのに、転生した乙女ゲームの攻略対象に追いかけられてしまったので全力で拒否します
みゅー
恋愛
乙女ゲームに、転生してしまった瑛子は自分の前世を思い出し、前世で培った処世術をフル活用しながら過ごしているうちに何故か、全く興味のない攻略対象に好かれてしまい、全力で逃げようとするが……
余談ですが、小説家になろうの方で題名が既に国語力無さすぎて読むきにもなれない、教師相手だと淫行と言う意見あり。
皆さんも、作者の国語力のなさや教師と生徒カップル無理な人はプラウザバック宜しくです。
作者に国語力ないのは周知の事実ですので、指摘なくても大丈夫です✨
あと『追われてしまった』と言う言葉がおかしいとの指摘も既にいただいております。
やらかしちゃったと言うニュアンスで使用していますので、ご了承下さいませ。
この説明書いていて、海外の商品は訴えられるから、説明書が長くなるって話を思いだしました。
神様の手違いで、おまけの転生?!お詫びにチートと無口な騎士団長もらっちゃいました?!
カヨワイさつき
恋愛
最初は、日本人で受験の日に何かにぶつかり死亡。次は、何かの討伐中に、死亡。次に目覚めたら、見知らぬ聖女のそばに、ポツンとおまけの召喚?あまりにも、不細工な為にその場から追い出されてしまった。
前世の記憶はあるものの、どれをとっても短命、不幸な出来事ばかりだった。
全てはドジで少し変なナルシストの神様の手違いだっ。おまけの転生?お詫びにチートと無口で不器用な騎士団長もらっちゃいました。今度こそ、幸せになるかもしれません?!
公爵令息様を治療したらいつの間にか溺愛されていました
Karamimi
恋愛
マーケッヒ王国は魔法大国。そんなマーケッヒ王国の伯爵令嬢セリーナは、14歳という若さで、治癒師として働いている。それもこれも莫大な借金を返済し、幼い弟妹に十分な教育を受けさせるためだ。
そんなセリーナの元を訪ねて来たのはなんと、貴族界でも3本の指に入る程の大貴族、ファーレソン公爵だ。話を聞けば、15歳になる息子、ルークがずっと難病に苦しんでおり、どんなに優秀な治癒師に診てもらっても、一向に良くならないらしい。
それどころか、どんどん悪化していくとの事。そんな中、セリーナの評判を聞きつけ、藁をもすがる思いでセリーナの元にやって来たとの事。
必死に頼み込む公爵を見て、出来る事はやってみよう、そう思ったセリーナは、早速公爵家で治療を始めるのだが…
正義感が強く努力家のセリーナと、病気のせいで心が歪んでしまった公爵令息ルークの恋のお話です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる