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8月 樒
第87話
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顔に当たるふわふわもふもふな良い香りを思い切り吸い込む。艶やかな毛並みと暖かい体温を堪能しながら、両手で彼らをわしゃわしゃと撫でた。
「フロー、ヴィト、ルルにハリル。ただいまぁ~」
久方ぶりの愛犬達に溢れんばかりのキスを贈る。口付けする度に尻尾を振るスピードが上がっていく気がして思わずくすくすと笑ってしまった。
もうお気づきだろう。そう!夏休み!です!イェーーーーーーーイ!!
さっき終業式が終わったので、すぐにクソ長い坂を降り、学園からちょっと離れた所で八剣に車で拾ってもらって、そこから速攻で帰宅!と言っても、今いる場所は本宅ではなくて別荘で、学園からそこまで離れていないのだけど…あ、ちなみに変装は完全に外してる。する必要もないしね!
それはそれとして、当初は夏休みが始まってから1週間位は寮にいるつもりだったのだが、拐われたりなどしちゃったので、心配だから顔を見せに来て欲しいとニィさんに頼まれた。断れる訳もなく、来年遊ぼうねって諒先輩と千秋、あとついでに壱成先輩とも約束して帰宅した。残念なので絶対首謀者は叩き潰すぞ~
「ふむ、俺達には口付けはなしか?」
「ニルス…久しぶりの再会なんだ。依夜の好きにさせてやろう」
「と言いつつも犬に嫉妬しているのは貴様だろう八剣」
「……さて、何の事やら」
4匹の愛犬達にかまけていると、何やら後ろで不穏な気配を感じた。振り返って見れば、ニィさんと秀にぃさんがいがみ合う、懐かしい光景が目にうつる。可笑しいな、まだ数ヶ月しか経っていないのに、どうしてこうも懐かしく感じるのだろう?なんて考えながら、彼らの頭から手を離して、2人に思い切り抱きついた。
「キスはさっきしたからだめ!今はただいまのハグね!」
2人を両腕に抱え込み…抱え…抱え込めてないが抱え込み、俺はにっこりと笑顔を浮かべた。こうすれば2人はすぐに、仕方ないなと笑って優しく頭を撫でてくれるのだ。俺は撫でられるのがとっても好きなので、是非撫でていただきたい所存。
そうやってニコニコと期待の眼差しを向けながら笑っていると、ふむ、と呟いたニィさんが少し屈んで、俺に顔を近づいた。柔らかいものが唇に当たり、ちゅっと軽いリップ音を立てながら俺の唇から離れていった。驚いてニィさんを見つめると、口の端を軽く吊り上げ軽く笑う。
「俺からしないとは言っていない」
機嫌良さそうにそう宣って、軽い足取りでソファーの方へと向かって行った。どうやら俺がキスはだめと言ったのが気に入らなかったらしい。ニィさんらしいなぁなんてソファーの方を見つめていれば、ふと視界の端で黒が揺れた。そちらに視線を戻せば、秀にぃさんが俺をじっと見つめながらソワソワしているではないか。何か言いたげに見ているのでそのまま見つめ返していると、痺れを切らしたように俺の名前を囁く。
「依夜…」
「んふふ、秀にぃさんもいいよ」
簡潔にそう答えて目を閉じれば、柔らかくて暖かいものが唇に当たる。きもちぃなぁと考えていると、それはすぐに離れてしまって、ほんの少し残念な気持ちになった。もっとキスしたい。そんな俺の気持ちを知ってか知らずか、秀にぃさんは甘い笑みを浮かべながら「おかえり」と、囁きながら頭をゆっくりと撫でる。武骨で大きな手が頭を何度も往復する度、くふくふと笑みがこぼれ落ちた。
「ん、リゾート地?」
「あぁ。そこで商談があってな。明後日には向かう。準備は八剣が終わらせているから、それまでゆっくり過ごしなさい」
「はぁ~い」
3人で机を囲みながら夕食を楽しんでいると、ほとんど食べ終わったニィさんがふと今後の予定について話し始めた。どうやらその商談に俺も連れて行くらしい。それ良いのか?となったけど、ニィさんが良いというなら良いんだろうなぁ…恐らく俺は商談に参加はせず、信頼できる部下をあてがいその辺りを観光してくるようにと言われるのだろう。海が近くにあるので、海で遊んで来いとでも言われるかもしれない。昔からよくある事なので慣れっこだが、ニィさんと秀にぃさんと遊べることを願うばかりだ。
ようやく食べ終えた俺は、いつものようにナプキンを乱雑にテーブルに置いて、ナイフとフォークを音が鳴らないよう気をつけながら皿に置いた。秀にぃさんの作ったイタリアンは最高に美味しいとふにゃふにゃの笑みを浮かべていると、すでに食べ終えていた秀にぃさんが、ニィさんと俺の分のカトラリーを回収してキッチンへと向かって行く。
「依夜。先にシャワーを浴びて部屋で待っていろ。八剣と先に始めていても構わん」
「え?何が?」
その背を見送っていた俺に、ニィさんが呼びかけた。首を傾げてニィさんの言葉を反芻するも、何のことなのかさっぱりわからず、傾いている首がさらに傾く。そんな俺を見ながら、ふ、と心底楽しそうにニィさんが笑みを浮かべる。その表情たるや。色気と美しさと冷たさを多分に含んだ表情に、ごくりと生唾を飲み込むと、薄い唇から言葉が紡がれた。
「言っただろう。手取り足取り教えてやる、と」
甘く痺れるような低音が鼓膜を揺るがす。数秒後に這い上がってきた熱が体の内でのたうち回り、顔はリンゴのように真っ赤に染まっているだろう。そんな俺にくすりと微笑を溢してから、ニィさんは席を立ち、リビングから出て行ってしまった。ぐるぐると頭にあるのは、与えられるであろう快感への期待だけ。そんなぼんやりとした状態のまま、俺はシャワーを浴びに洗面所へと向かった。
袖が余る大きめのシャツに包まりながら、高鳴る胸を誤魔化すように狼のぬいぐるみを抱きしめた。俺は自室のベッドで1人、横になっている。これからまた、あんな風に教えてもらえるのかと思うと、羞恥と期待で頭がぐちゃぐちゃになってしまう。はぁ、と熱い息をこぼしながら、ベッドの上で体を丸めた。
とんとんとん、と3度のノックが部屋に響く。あ、と掠れた呟きをこぼしながら、部屋の扉へと手をかけた。覗き込める位の隙間をあけ、そこから外を伺えば優しい笑みを携えた秀にぃさんが立っていた。
「依夜、入っても?」
「ぅ、ん…」
片手で抱えていたぬいぐるみをキツく抱きしめ、首を縦に振りながら短く了承を返す。それに嬉しそうな笑みを浮かべながら、秀にぃさんは部屋へと足を踏み入れた。
「…嫌ならやめよう。ニルスには俺から、」
「やじゃない!や、じゃない…けどぉ~…」
ソワソワと落ち着かない様子の俺を見かねて、秀にぃさんはやめようかと提案してくれたが、俺は思わず声を張り上げて拒否してしまった。驚いた様子もない辺り、俺が拒否するのをわかってやっていそうで、余計むず痒い。
「はず、か、しぃ……」
消え入りそうな声でボソリと呟けば、一度目を丸くしてからとろりと溶ける甘い笑みを浮かべた。秀にぃさんの顔を直視できなくて、ウロウロと部屋の中へと視線を彷徨わせると、不意に、ひんやりとした何かが頬に当たる。それが秀にぃさんの手だと認識した瞬間、さらに体温が上がった。
「依夜、そろそろベッドに行こうか」
「あ、う、えっ、とぉ~…あ、あ!ニィさん!ニィさんは!?ニィさん待とう!?」
「…あぁ、そうしようか。待っている間に、学園での事を聞かせてくれないか?」
「っうん!話したい事色々あるんだぁ~!」
秀にぃさんの色事を思わせる艶っぽい雰囲気は霧散し、ほのぼのとした普段の雰囲気に戻って行く。それに安堵しつつも、湧いて出た残念な気持ちを知らんぷりして、ふかふかのベッドに2人で腰掛けた。
─────────────
「(ニルスと俺、2人に見られる方が羞恥心も増すだろうに…抜けているというか阿保、というか…愛らしいな…)」
って考えていたりしたとかしなかったとか。という蛇足です。
「フロー、ヴィト、ルルにハリル。ただいまぁ~」
久方ぶりの愛犬達に溢れんばかりのキスを贈る。口付けする度に尻尾を振るスピードが上がっていく気がして思わずくすくすと笑ってしまった。
もうお気づきだろう。そう!夏休み!です!イェーーーーーーーイ!!
さっき終業式が終わったので、すぐにクソ長い坂を降り、学園からちょっと離れた所で八剣に車で拾ってもらって、そこから速攻で帰宅!と言っても、今いる場所は本宅ではなくて別荘で、学園からそこまで離れていないのだけど…あ、ちなみに変装は完全に外してる。する必要もないしね!
それはそれとして、当初は夏休みが始まってから1週間位は寮にいるつもりだったのだが、拐われたりなどしちゃったので、心配だから顔を見せに来て欲しいとニィさんに頼まれた。断れる訳もなく、来年遊ぼうねって諒先輩と千秋、あとついでに壱成先輩とも約束して帰宅した。残念なので絶対首謀者は叩き潰すぞ~
「ふむ、俺達には口付けはなしか?」
「ニルス…久しぶりの再会なんだ。依夜の好きにさせてやろう」
「と言いつつも犬に嫉妬しているのは貴様だろう八剣」
「……さて、何の事やら」
4匹の愛犬達にかまけていると、何やら後ろで不穏な気配を感じた。振り返って見れば、ニィさんと秀にぃさんがいがみ合う、懐かしい光景が目にうつる。可笑しいな、まだ数ヶ月しか経っていないのに、どうしてこうも懐かしく感じるのだろう?なんて考えながら、彼らの頭から手を離して、2人に思い切り抱きついた。
「キスはさっきしたからだめ!今はただいまのハグね!」
2人を両腕に抱え込み…抱え…抱え込めてないが抱え込み、俺はにっこりと笑顔を浮かべた。こうすれば2人はすぐに、仕方ないなと笑って優しく頭を撫でてくれるのだ。俺は撫でられるのがとっても好きなので、是非撫でていただきたい所存。
そうやってニコニコと期待の眼差しを向けながら笑っていると、ふむ、と呟いたニィさんが少し屈んで、俺に顔を近づいた。柔らかいものが唇に当たり、ちゅっと軽いリップ音を立てながら俺の唇から離れていった。驚いてニィさんを見つめると、口の端を軽く吊り上げ軽く笑う。
「俺からしないとは言っていない」
機嫌良さそうにそう宣って、軽い足取りでソファーの方へと向かって行った。どうやら俺がキスはだめと言ったのが気に入らなかったらしい。ニィさんらしいなぁなんてソファーの方を見つめていれば、ふと視界の端で黒が揺れた。そちらに視線を戻せば、秀にぃさんが俺をじっと見つめながらソワソワしているではないか。何か言いたげに見ているのでそのまま見つめ返していると、痺れを切らしたように俺の名前を囁く。
「依夜…」
「んふふ、秀にぃさんもいいよ」
簡潔にそう答えて目を閉じれば、柔らかくて暖かいものが唇に当たる。きもちぃなぁと考えていると、それはすぐに離れてしまって、ほんの少し残念な気持ちになった。もっとキスしたい。そんな俺の気持ちを知ってか知らずか、秀にぃさんは甘い笑みを浮かべながら「おかえり」と、囁きながら頭をゆっくりと撫でる。武骨で大きな手が頭を何度も往復する度、くふくふと笑みがこぼれ落ちた。
「ん、リゾート地?」
「あぁ。そこで商談があってな。明後日には向かう。準備は八剣が終わらせているから、それまでゆっくり過ごしなさい」
「はぁ~い」
3人で机を囲みながら夕食を楽しんでいると、ほとんど食べ終わったニィさんがふと今後の予定について話し始めた。どうやらその商談に俺も連れて行くらしい。それ良いのか?となったけど、ニィさんが良いというなら良いんだろうなぁ…恐らく俺は商談に参加はせず、信頼できる部下をあてがいその辺りを観光してくるようにと言われるのだろう。海が近くにあるので、海で遊んで来いとでも言われるかもしれない。昔からよくある事なので慣れっこだが、ニィさんと秀にぃさんと遊べることを願うばかりだ。
ようやく食べ終えた俺は、いつものようにナプキンを乱雑にテーブルに置いて、ナイフとフォークを音が鳴らないよう気をつけながら皿に置いた。秀にぃさんの作ったイタリアンは最高に美味しいとふにゃふにゃの笑みを浮かべていると、すでに食べ終えていた秀にぃさんが、ニィさんと俺の分のカトラリーを回収してキッチンへと向かって行く。
「依夜。先にシャワーを浴びて部屋で待っていろ。八剣と先に始めていても構わん」
「え?何が?」
その背を見送っていた俺に、ニィさんが呼びかけた。首を傾げてニィさんの言葉を反芻するも、何のことなのかさっぱりわからず、傾いている首がさらに傾く。そんな俺を見ながら、ふ、と心底楽しそうにニィさんが笑みを浮かべる。その表情たるや。色気と美しさと冷たさを多分に含んだ表情に、ごくりと生唾を飲み込むと、薄い唇から言葉が紡がれた。
「言っただろう。手取り足取り教えてやる、と」
甘く痺れるような低音が鼓膜を揺るがす。数秒後に這い上がってきた熱が体の内でのたうち回り、顔はリンゴのように真っ赤に染まっているだろう。そんな俺にくすりと微笑を溢してから、ニィさんは席を立ち、リビングから出て行ってしまった。ぐるぐると頭にあるのは、与えられるであろう快感への期待だけ。そんなぼんやりとした状態のまま、俺はシャワーを浴びに洗面所へと向かった。
袖が余る大きめのシャツに包まりながら、高鳴る胸を誤魔化すように狼のぬいぐるみを抱きしめた。俺は自室のベッドで1人、横になっている。これからまた、あんな風に教えてもらえるのかと思うと、羞恥と期待で頭がぐちゃぐちゃになってしまう。はぁ、と熱い息をこぼしながら、ベッドの上で体を丸めた。
とんとんとん、と3度のノックが部屋に響く。あ、と掠れた呟きをこぼしながら、部屋の扉へと手をかけた。覗き込める位の隙間をあけ、そこから外を伺えば優しい笑みを携えた秀にぃさんが立っていた。
「依夜、入っても?」
「ぅ、ん…」
片手で抱えていたぬいぐるみをキツく抱きしめ、首を縦に振りながら短く了承を返す。それに嬉しそうな笑みを浮かべながら、秀にぃさんは部屋へと足を踏み入れた。
「…嫌ならやめよう。ニルスには俺から、」
「やじゃない!や、じゃない…けどぉ~…」
ソワソワと落ち着かない様子の俺を見かねて、秀にぃさんはやめようかと提案してくれたが、俺は思わず声を張り上げて拒否してしまった。驚いた様子もない辺り、俺が拒否するのをわかってやっていそうで、余計むず痒い。
「はず、か、しぃ……」
消え入りそうな声でボソリと呟けば、一度目を丸くしてからとろりと溶ける甘い笑みを浮かべた。秀にぃさんの顔を直視できなくて、ウロウロと部屋の中へと視線を彷徨わせると、不意に、ひんやりとした何かが頬に当たる。それが秀にぃさんの手だと認識した瞬間、さらに体温が上がった。
「依夜、そろそろベッドに行こうか」
「あ、う、えっ、とぉ~…あ、あ!ニィさん!ニィさんは!?ニィさん待とう!?」
「…あぁ、そうしようか。待っている間に、学園での事を聞かせてくれないか?」
「っうん!話したい事色々あるんだぁ~!」
秀にぃさんの色事を思わせる艶っぽい雰囲気は霧散し、ほのぼのとした普段の雰囲気に戻って行く。それに安堵しつつも、湧いて出た残念な気持ちを知らんぷりして、ふかふかのベッドに2人で腰掛けた。
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「(ニルスと俺、2人に見られる方が羞恥心も増すだろうに…抜けているというか阿保、というか…愛らしいな…)」
って考えていたりしたとかしなかったとか。という蛇足です。
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