救う毒

むみあじ

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8月 樒

第109話

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いらなくなったお菓子の缶に、たった今読み終わった手紙をそっと入れる。積み重ねられた手紙は今や数十通といったところだろう。数えてはいないが、多分、それくらい。



「ふふ、熱烈だなぁ」



くすくす笑いながら手紙を指先で軽く撫でて、そっと缶の蓋を閉めた。



手紙が好き。書いて送るのも好きだし、送られてきたものを読むのも好き。相手を思って便箋を選ぶ時間も、どのペンで書くかと選ぶ時間も、書き出しをどうするか悩む時間も、封はどうしようかと迷う時間も、封を切るのが勿体無くて戸惑う時間も、中に入った紙の手触りを味わう時間も、中身を読んでくすりと笑う時間も、締め括りの言葉を読んでもう一度最初から読もうと視線を一行目に戻す時間も、全部好き。

薄っぺらな電子機器を軽~くフリックすればメッセージが送れてしまうこのご時世に、わざわざ時間をかけて文字を綴るのだ。その時間は、きっと俺の事ばかり考えてしまうだろうし、俺もまた誰かへと送る時、相手のことばかりを考えてしまうのだろう。遠くにいるのに、相手の時間を独り占めしているわけだ。

なんだかんだと考えていたら、手紙が書きたくなってきた。



「…書くか!」



思い立ったが吉日だ!
机の棚を漁って、前に買った便箋を取り出す。真っ白な髪の上に金色の罫線、それらを縁取るヴィンテージな枠組み。うっとりするほど細やかで美しいそれを数枚取り出して、机の上にそっと置いた。

どうしようか、どんなペンで書こう?ボールペンで書くのも可愛いけれど、この紙には合わないだろうし…それならやっぱり…

大事に大事にしまっておいた、硬質な黒い箱をゆっくり開ける。中から出てきたのは黒のボディに紫のライン、金色の印字でI,Kと刻まれた、高級感のある万年筆。


幼い頃の俺は、ニィさんと八剣が万年筆を使っているのに密かに憧れていた。お小遣いで安い万年筆を買って、上手に書けるように練習していたくらいだ。そんな俺をこっそりと見守ってくれていた2人は、上達したら使いなさいと柔らかな笑みを浮かべてプレゼントしてくれたのだ。



「俺の宝物…」



ふへへ、なんてへにょへにょと笑いながら1人で呟く。大事に大事に手に取って、綺麗なインクに先端をつけた。





「できた!」


複数枚の手紙をそれぞれ見比べながらにまにまと笑みを浮かべる。あとはこれを封筒に入れて、封をするだけ!

各々の封筒に手紙を入れて宛名を書き、レターセットについてきたシールを取り出す。しかし俺の手はそこで完全に止まってしまった。


「……ふむ」


ニィさんと八剣宛の手紙を見比べる。シールで封をして送るのもいいのだが、2人宛なら話は別。奥底にしまっておいたとあるブツを取り出して、キッチンへと向かう。

冷蔵庫から保冷剤を持ってきた俺は、金色のそれを保冷剤の上に乗せ、専用のスプーンの中にラメの入った紫色のワックスビーズを数個入れる。
シーリングワックス用の炉にスプーンを置いて、スタンプの先端をそっと覗き込む。
蛇と蠍と、剣を模した十字架の紋様。ニィさんが特注で作らせた、この世に3つしかないスタンプだ。他の2つはどこにあるって?それは勿論2人が持ってる。


溶けた蝋を適量垂らして冷やしたスタンプを真上から押し付ける。綺麗に円を描いたそれは、蛇と蠍と剣の十字架をはっきりと映し出していた。





軽快に三度扉をノックして、ソワソワしながら応答を待つ。今から部屋に行くと送ったメッセージには返信はない。けれど既読はついているから、彼ならきっと開けてくれる。そう確信しながら緩やかな笑みを口元に浮かべた。



「……ンだよ」
「郵便で~す!千秋くん宛に依夜くんからお手紙あげる♡」
「は?」
「ついでにお菓子持ってきたからさ~、部屋入れて欲しいな~?今度遊びに行く時の予定決めたいし…ちなみにお菓子はショートケーキです」
「……チッ、早く入れ」



んひひ、チョロっ!



「失礼な事考えてンなよ」
「いたたたたっ!ちょっ、力つよ!」



部屋に入った瞬間頭を鷲掴みにされた。完全に俺の思考を読んできたな?なんでわかるの?


「お皿とフォーク、出してもいい?」
「ケーキ貸せ。部屋で座って待ってろ」
「おぉ!おもてなししてくれるん?んじゃあ待ってる」


千秋に持っていたケーキを押し付けて勝手に千秋の部屋に侵入!いつもながら質素な部屋には生活感がない。別に埃が積もっているわけではないから、生活はしてるんだろうけど、まりにも物が少なすぎるので心配になる。

うーん、とりあえずベッドの下覗いてみるか…エロ本があれば俺はちょっと安心するかも知らん。


「何してんだテメェ…」
「千秋のおかず探し!」
「アホ」


扉を開けて入ってきた千秋の手にはショートケーキの乗った皿が。2人分しっかり持ってきてくれた彼はテーブルにそれらを置いて、俺の行動を呆れた目で見つめ問いかけた。素直に本当の事を言うと蔑みの眼差しをくらう。うっ!俺のガラスのハートが~っ!


「あんまりにも物がないからさ、つい」
「…で、要件は」
「あのね~手紙書きたくなっちゃって!千秋にも書いたから読んでね!今はダメだよ?俺が恥ずかしいので」
「はぁ?」
「手紙だよ、手紙。千秋に手紙書いたの!」


納得のいかないと言った表情の千秋に、持っていた手紙をテーブルに置いてそっと差し出した。渋々受け取ってくれた千秋は白い封筒をじっと見つめている。

ショートケーキにフォークを突き刺しながら、無言の千秋を観察する。若干やつれているように見えたのは間違いではなく、目の下には薄らと隈が浮かんでいた。
桜ヶ峰学園の学生寮もお盆の前後は閉寮するはずだったので、彼も実家に帰ったのだろう。

久道家の内情は全く知らない。ニィさんや八剣に聞いてもいないし、千秋に聞く気もない。けれど隈を作りやつれる程に疲れ切っているのだから、彼にとっては良いものではないはずだ。


「今日、来ない方が良かった?」
「テメェはいつ来ても喧しいから2度とくるな」
「それはやだよ!いいの~?俺が1人の時によからぬ事を企ててるかもしれないぜ?」
「………」


唇についた生クリームをペロリと舌で舐め取って、挑発するような笑みを浮かべる。眉間に刻まれている皺が濃くなるのが面白い。


「眠れてない?隈ができてる」
「…チッ…るせェんだよ…」
「ね、千秋、今日はもう帰るね」
「あ?」


ショートケーキを食べ終え、口元をティッシュで綺麗に拭ってからそう言えば、千秋は訝しげにこちらを睨んだ。何を怪しんでいるのか知らないが、俺は本当に帰るつもりだ。首を傾げながらにっこり笑いかけると、更に鋭い眼差しで俺を睨む。


「テメェ…どう言うつもりだ?」


どう言うつもりも何も、千秋の体調を心配してのことなのだが…どうやら彼にはそれが分からないようだ。もしかして俺ってば、周りを鑑みずにひたすら人を振り回す厄介人間だと思われてる?流石にそんな酷いことはしない。特に、千秋に対しては。


「千秋と一緒にいたいけど、俺は千秋の体調が心配なの。千秋が大事だからさ。人の気配があると眠れないんでしょ?」


問いかけに声を出す事はなく、ただ彼は、眉をピクリと動かしただけ。依然として眉を顰めている彼に軽く笑いかけてから、俺はそのまま立ち上がる。



「睡眠は大事だからね!ちゃんと寝るんだぞぅ?」


そう告げてから扉へと手をかけたが、先へと足は進まなかった。


「………は、?」


俺を繋ぎ止めた彼が、1番困惑している。驚きはあるが、それ以上に俺の手首を握りしめて引き留めた彼の方が驚き混乱しているのが面白くて、ついついふはっと吹き出してしまった。


「ね、千秋。俺、やっぱりもうちょっと一緒にいたくなっちゃった。一緒にいても、いい?」
「………、体調云々はどうしたんだよ」
「それはほら、俺が看病したげる!千秋がやってくれたみたいに、今度は俺が看病すんの!」


返事も聞かずに千秋の体を押してベッドに連行。俺の力じゃ絶対微動だにしない千秋が素直に動いてくれるって事は、OKってことだもんね?

そのまま布団をめくって千秋を寝かせ、俺はベッドの縁に腰掛けて、彼の胸元をとんとんとテンポ良く叩く。うーん、ノリノリで看病する!とか言ったはいいけど、看病ってどうやるの?俺は基本看病される側だしわかんないんだよな…


「千秋ってどういう風に俺を看病してくれたの?」
「あ゛?」


目の前の千秋に聞いてみるものの、彼は眉間の皺を深くして俺を睨みつけるだけ。もしかしてですけど、覚えてないのまだ根に持ってる?
どうしたものかと頭を悩ませながら、とりあえず熱を測ってみる。


「ちょっと失礼」


一言呟いてから、俺はつけていたメガネを外して、彼の額に自分の額をくっつけた。うんうん、熱はない


「何してンだテメェッ!」


横になっていた千秋に思い切り押しのけられ体制を崩しそうになる。きっと睨みつけてくる千秋に驚きつつ、彼の問いかけに答えた。


「何って、熱測ってる」
「………は?」
「熱、こうやって測らない?俺の記憶ではこういう測り方だったんだけど…」


俺が風邪を引いて熱を出すと、ニィさんや八剣が俺のおでこに自分のおでこを当てて熱を測ってくれていた。顔の距離が近くなると甘えやすいから、俺は熱が出た日はいつも嬉しくなっちゃう。一般的ではないことは分かってるけど、甘えたがっている千秋にはうってつけだと思ったのだが…どうやら失敗してしまったようだ。


「千秋は嫌だった?だとしたらごめんね。熱がないのは分かったから、もうやらないよ」


謝りながら横になるよう促せば、渋々千秋は従う。なんだかんだ言って嫌だってはっきり言わない辺り、千秋ってばツンデレだよな~


「眠れるように、子守唄歌ってあげるからね」


元の位置に座って千秋の胸元をポンポン叩く。囁くような小さな声でゆったりと子守唄を紡いでいけば、心なしか彼の目尻が下がった気がする。

よしよし、この調子。なんて自分を鼓舞しながらそのまま歌い続けていたが、次第に俺まで眠くなってきてしまった。


「ところで千秋さん。抱き枕とかいかがですか?今ならなんと無料です。抱き枕依夜くんって言うんですけれども」


くぁっとあくびを噛み殺してから千秋にそういえば、ふっと俺を鼻で笑って軽く毛布をめくってくれた。これはよしと言うことだな!?

すかさず布団の中に体を滑らせて千秋に密着する。千秋は千秋で相当眠たいのか特に拒むこともなく俺を抱きしめて目を瞑った。ポンポンとテンポよく千秋の背を叩きながら、俺もまた瞼を落とす。心地の良い静けさと共に、彼の吐息が俺を眠りへと誘った。







重たいキャリーバッグを持ち上げて扉の中に入る。玄関に置かれている僕よりもずっと大きいサイズの靴に目を瞬かせてから、ドキドキと高鳴る胸を押さえた。

自宅への一時帰宅を終えて寮へ帰ってきた僕は、部屋へ荷物を置いてから、同室である久道くんの部屋の扉をノックする。彼の為に買ってきた手土産もあるし、これで距離を縮められたらな…なんて下心しかないとバレてしまったら嫌われてしまうかな…

暫く待ってみるものの、扉が開くことはない。入寮したての頃から無視され続けているしこのくらいへっちゃらだ。いつか心を開いてくれればな、なんて思いながら、僕はそっと扉に向かって話しかける。



「あの、久道くん。もう帰ってたんだね。僕も今帰ってきたところで…えっと、美味しいお菓子をお土産に持ってきたんだ!僕の家で作ってる商品でね、久道くんに、その、食べてもらいたくて…」



一生懸命言葉を繋いでいくものの、返事はない。僕はどうしても諦めきれなくて、一縷の望みをかけながら扉のノブに手をかけた。



「ぁ…」



開いている。ゆっくりと押し込んだ扉がキィ…と音を立てながら微かに動く。いつも鍵をかけている彼が、部屋の鍵を閉め忘れるなんてあるのだろうか?僕はようやく彼に心を開いてもらえた?答えのない問いが頭の中をぐるぐると回る。たまらなく痛い心臓を抑えながら、そっと中を覗き込んだ。

物の少ない部屋の中、ベッドだけが膨らんでいる。奥側に青色の髪がチラリと見えるから、彼はきっと、眠っているのだろう。


音を立てないように気をつけながら、そっと足を進める。ただひたすら心臓の音がうるさい。けれどそれも、どこか嬉しく思ってしまう。だってこの部屋には僕の心音と彼の吐息で溢れかえっているってことだから。
ベッドのそばまで歩み寄り、そっと身を屈める。彼の寝顔を見たくてゆっくりとかけられていた布団をめくった。


「ッ、」
「何してやがるテメェ」



咄嗟に後退れば、掠れた低い声と鋭い眼光が僕を貫いた。背筋がぞわりと粟立ち、嫌な汗が溢れる。刃物を首元に突き立てられているような錯覚に陥りながらも、腰が抜けてしまわないように足に力を入れた。


「…ぁ、ぼ、く…」


言い訳を述べようと必死に口を動かすものの、僕の口から言葉は出ない。変わらず睨み続ける彼は上体を起こして静かに舌打ちを打った。



「とっとと出てけ」



底冷えするような低音を聞いた瞬間、体が勝手にドアへと動いた。久道くんの部屋の扉を背にして、僕は足から崩れ落ちる。鳴り止まない心臓を震える手で抑えながら、呆然と床を見つめた。

他人にあんな風に睨まれた事はないし、あんなにも冷たく突き放された事もない。久道くんは今まで僕に手加減してくれていたのだろう。冷たくあしらわれて拗ねていた自分がバカらしくてしょうがない。そんな思考がぐるぐるとループする中で、どうしても忘れられず思考回路でつっかえている記憶を思い出す。

久道くんが起き上がった時だ。
挙動の一つ一つがどこか投げやりなのに、何故か隣を気にしていて、どうしても気になって視線を隣へと向ければ、僅かな膨らみの隙間から、茶色の髪のようなものが見えた。



思い当たる人物は、1人しかしない。



どういう事?なんで?どうして一緒に寝てるの?なんでここにいるの?何をしてたの?



「僕じゃ、だめなの…?」



僕の方があいつより可愛いし、僕の方があいつより料理もうまいだろうし、僕の方があいつより久道くんに尽くしてあげられるし、僕の方があいつより久道くんを幸せにできるのに。

唇をきつく噛み締めて、ゆっくりと立ち上がる。絶対絶対、あんな奴に久道くんを渡してたまるもんか。

静かなリビングで1人、僕は決意を胸に抱いた。







「…はぁ…」


扉の鍵を閉め忘れるだけに飽き足らず、近づいてくる人の気配に瞬時に気がつけなかったのはいつ振りだろう。そんな失態を犯すほどに自分が疲労を感じているとは思いもしなかった。

ため息をつきながらベッドに腰掛けて、すやすやと気持ちよさそうに眠るそいつの髪を触る。いつだか触った黒紫の髪より悪い、ごわごわとした手触りに眉を顰めながら、寝る時でさえ外さない茶髪のウィッグを取り去った。糸のようにきめ細かな髪の毛が反射によって紫色に見える。引っかかる事もなく指が通る、とろりとした髪の毛を手慰みに弄び、伏せられた瞼の奥を見つめて思考を始めた。

疑問ばかりが湧いてくる。
意味がわからない行動ばかりしてしまう。
どうして俺は部屋に上げた?どうして俺は引き止めた?どうして俺は、今コイツと一緒に寝てンだ?



「意味わかンねェよ…」


呟きながら、眉間に皺が寄るのがわかった。胸につっかえている何かをめちゃくちゃに壊したい。そうすれば、湧き上がるこの疑問もなくなるだろう。



「ん、…ちぁき…」



眠っているはずのそいつが微かに声を発した。息を止めてじっと見つめると、僅かに口角を上げて俺の名前を呟く。



「は、…くそ、」



ぐるぐると腹の底で渦巻く感覚が気色悪くて心地いい。相反するそれらをどこかにぶつけたくなって、眠っているそいつを力強く抱きしめた。



────────────
最近ずっと眠ってんなイヨ…という気持ちですが私は狭いベッドでぎゅーぎゅーになりながら寝る仲良しなシチュが大好きなんです…許して…
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