救う毒

むみあじ

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9月 コルチカム

第113話

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鏡宮依夜は目を見て話す。



彼と会話をしてはじめて気がついた事だ。
声をかければどんな状況だろうと一度手を止めて、絶対に相手の目を見て話す。今だってそうだ。



「織田くんやっぱ上手いな~!ゲームのテンポガッチリ握ってんの凄い!俺も動きやすくて快適だわ!」
「別に…」
「勝ちまくりでサイコーに楽しい!ありがとね織田くん!」



機嫌良さげにニコニコと笑いながら囃し立てる鏡宮は、俺の瞳から目を逸らす事はない。かくいう俺は見透かすようなその瞳から逃げるように顔を逸らしてしまった。

わからない、目の前の人物がどうしてこんなにも純粋でいられるのかが。
最初こそ、俺を見下し馬鹿にしている発言だと思っていた。けれど彼の瞳からは本物の敬意と感心が溢れていて、貴賎なく接しているのだとわかる。

どうして。なぜ。
そんな疑問が浮かび上がるたびに、俺は…


「織田くん!」



目の前の人物が、自分より優れている事を認めざる負えないのだ。



成績優秀、運動神経も良いし、嫌われるような態度をとっている俺にまで優しくて、そして何より、彼は非常に強い人だ。どれだけ周りからの嘲笑があろうと、罵声があろうと、彼は背筋を伸ばしてしっかりと前を見据えて立っている。レンズの奥に隠れた瞳に、輝くものを宿らせながら。


悔しかった。
血が滲むほど努力しているのに、彼はそれを悠々と超えていく。休憩時間はいつも談笑しているし、授業中にスマホを触っている事すらあったのに。俺がどれだけ努力を重ねても、彼の天才的な頭脳の前には敵わない。しきりに褒めるテニスの技術も、幼い頃からやっている俺より、彼の方がずっと上手い。他者を認められず、嫉妬ばかりの醜い感情を抱き続ける俺とは違い、他者の実力を認めて素直な賞賛ができる彼の方が、精神面でも美しい。

彼と接してから分かった些細な面が、俺の心をへし折っていく。どう足掻いても、彼よりも上に立つ事はできないのだと痛感してしまうのが惨めで、どうしようもなく悔しい。


それなのに、どうして、こんなにも目を奪われるのだろうか




どんな時でも文字が綺麗。
板書の内容は教師のものよりもまとまっていて、見やすくて綺麗。
姿勢が良く歩く姿が綺麗。
横顔のラインが綺麗。
シミもそばかすもない透明感のある肌が綺麗。
くしゃりと皺を寄せる笑い方が綺麗。

まつ毛は意外にも長いし、爪はいつでも綺麗に切り揃えられていてツルツルしている。ハンカチはいつも持ち歩いているし、料理もできるようで、持参してきた弁当の中身は彩もバランスも良く美味しそうだった。

観察すればするほど、彼の良い点ばかりが目につく。その度に「それに比べて俺は…」なんて思ってしまって、心がジリジリと苛まれていくのを如実に感じた。

彼のように素直に他人を認めたい。彼のように心から賞賛を贈れるような性格になりたい。彼のように…



淡い憧憬を抱きながら、思考を中断させるようにそっと前髪に触れた。


俺の前髪を横へ流してくれた鏡宮は、柔らかく微笑んでいた。正直、混乱しすぎていて記憶がおぼつかないのだが、それでも、微笑みと共に触れた指の暖かさと柔らかな笑みだけはしっかりと記憶している。






「要くん、大丈夫?」


真っ白な髪が視界いっぱいに広がる。整った愛らしい顔がすぐ目の前にあって、俺はハッとしながら数歩下がった。そうだ、今は風紀の見回り中だ。物思いに耽っている場合ではない。


「すみません、ボーッとしてしまって…」
「ううん、大丈夫。体育祭の練習頑張ってるんでしょう?要くんは凄いね」


優しく微笑みながら称賛の言葉をかけた須藤先輩にブワりと顔が赤くなるのがわかった。
女性よりも可愛らしい顔をしている須藤先輩は、自分が可愛いという事を自覚していないようで、時々距離感がおかしくなる。こんなふうに顔を近づけてきたり、控えめにボディータッチもされるので、彼に惚れてしまう風紀の生徒は多いのだ。

かくいう俺もその1人。
…けれど、この恋は絶対に叶わない。


「いいなぁ…私も体が強かったら、委員長とペアになって、一緒に練習とかできたのかな…」


悲しげに俯いた須藤先輩に、心臓がギュッと縮み込む。病弱な須藤先輩への哀れみの気持ちと、風紀委員長を妬ましく思う気持ちが入り混じって、結局俺は彼を慰めることすら出来なかった。


「ぁ…ごめんね。またネガティブになっちゃった……最近、委員長が冷たくて…たまに一緒に帰ってくれてたのに、すぐ帰っちゃうようになったし…年下の子と帰ってるの、見かけちゃって…ご飯とかもその子と食べたりしてて…やっぱり、私なんかじゃ振り向いてくれないのかなって…思っちゃって…」
「そんな事ないですよ!!須藤先輩は、その、可愛くて…綺麗で、優しくて…とっても素敵な人です!だから、委員長だって絶対、振り向いてくれますッ!!……ぁっ、す、すみません…俺、つい、…」


苦しそうに瞳を伏せた須藤先輩を見ていられなくて、思わず手を握りしめながら彼の可愛さを語ってしまう。沸騰してしまう程熱くなった顔を誤魔化すように、口元を手で覆い隠した。


「ふふっ…ありがとう、要くん…とっても嬉しい。……素敵な人、なんてはじめて言われちゃった。…よし!要くんに褒めてもらえて、なんだか元気が湧いてきたよっ!くよくよしてちゃダメだよね?見回り、早く終わらせちゃお!」


須藤先輩は溌剌な笑顔を浮かべながら、俺の手を控えめに引っ張っていく。簡単に振り解けてしまうくらいの力だが、勿論俺はそんな事はせず、なすがままについて行った。これでいい、これでいいのだ。俺はただ、須藤先輩が幸せなら、それで…


「図書室の見回りをして終わりだね」
「図書室ですか?でも、受付に図書委員がいますし見回りは必要ないんじゃ…」
「それなんだけど、図書委員がどうやら仕事を怠けているみたいでね?受付に人がいないことが多いから、見回りの対象になったみたいだよ」


連れられてたどり着いた場所は、人気の少ない第二図書室だった。本校舎にある第一図書室よりも利便性が悪く、利用者も少ないものの図書委員が管理しているため本来なら見回りの必要はない筈なのだが…その疑問を素直に須藤先輩へと投げかけると、困ったように微笑みながら事情を説明してくれる。生徒会と言い図書委員と言い、どうしてこうも仕事を怠る不真面目な輩しかいないのだろうか。

とにもかくにも仕事が回ってきたのなら仕方がない。風紀としてしっかりと仕事を行おう。そう意気込みながら図書室の扉をゆっくりと開けて中に入る。


「うわっ、ちょ…重いですって!」
「ん~?なんつった?聞こえねーなぁ」
「ちょっ、潰れる潰れる!」
「せっかく勉強会してんのに、ずっと勉強ばっかして多忙な風紀委員長様を放置してる依夜が悪い。罰だと思って甘んじて受け入れろ~?」
「勉強会は勉強するための会でしょ!?」
「いやそれは建前で、勉強そっちのけで遊んだりすんだろ」
「残念でした!諒先輩と違って俺は真面目なので勉強会では勉強しかしたことないです!って、重い重い重い!退けろよこのかまちょ!!」
「ははっ、かまちょって久々に聞いた」
「おーーーーもーーーーいーーーー!!!」


図書室内に入った瞬間聞こえてきた話し声は、どちらも聞き覚えのあるものだった。入り口からは見えない位置にあるテーブルで勉強をしているのか、話し声の他にもペンを走らせる音が聞こえてくる。俺は須藤先輩の方をチラリと伺いながら、本棚に隠れて声の主を探した。

国内の書物が並んでいる本棚を抜けた先、その先にあるテーブルに、大きさの違う影が2つ程見えた。

声の主はクラスメイトの鏡宮依夜と風紀委員長の如月諒先輩。風紀委員長は座っている鏡宮の背中に抱きつくようにしながら体を預けていて、鏡宮は自分の体よりも大きな委員長の体に押しつぶされている状態だ。抵抗を示すように手を動かしているが、委員長はそれを見て楽しそうにと笑うだけで、退ける気はない。



「ちょ、もうほんと……ほんと退いてください…諒先輩……横きて…ここ教えてよ」
「…仕方ねーなぁ。頭の良い諒先生が教えてやるよ」
「諒先生はチャラチャラしてて頭が良く見えませーん」
「ナチュラル悪口じゃねーか。ちょっとメガネ貸せメガネ。おら、これでどうだ?知的に見えんだろ」
「言動が全てを台無しにしてるんですよね~…生徒から輩先生とかインテリヤクザ先生って言われるタイプ」
「インテリヤクザとか…褒めんな褒めんな。照れちまうだろ」
「照れる要素どこにあった??…もう、諒先生、ちゃんとここ教えてください」
「………おう、任せろ……ここかぁ…この手の問題はいちいち工程を踏まねーといけねーから面倒だよなぁ…いいか?まずは…」


ようやく隣の席に座った委員長は、談笑をしながら鏡宮のメガネを奪い取って、自分自身の耳にかけメガネを装着する。呆れた表情を見せながらも、ノートを指差して教えを請う鏡宮は、肩の力を抜いて接しているようで、どれだけ委員長を信頼しているのかが分かった。それは委員長においても同じことが言える。ノートに向かって2人で顔を寄せ合いながら、ひそひそと耳元で会話をし始めた。


「それで……ここがこうなって…」
「…ん、…ぅ…」
「まずこれを…そっちに代入。んで次が…」
「ちょっ、…っもう!耳触んないでください!」
「あ、わりぃわりぃ。依夜の耳朶柔かいから、つい」
「ついじゃねーーーーし…」
「マジでごめんって。…それにしても依夜、ホント耳弱いよな。もし襲われても、耳だけは触られんなよ?お前流されちまいそうで怖いわ。他人にはあんま触らせんなよな」
「分かってますって。誰にでも触らせるわけないし、流されたりしません~」
「…ふーん、誰にでもってわけじゃねーのか…ふーん…」
「?なに?ちょ、こら!あんま触んないでってば!」
「すまんすまん。ほら、続きやんぞ」


2人の世界だった。
委員長は見たこともないくらい優しい笑みを浮かべながら、鏡宮の肩に腕を回して時折彼の耳元を触って問題を教えているし、鏡宮はその距離感に慣れているのか、特に何も言わずに当たり前のように受け入れている。



まるで恋人同士だと、そう思った。




淡く抱いた憧れが、じんわりと湧き出た真っ黒な感情に塗り潰されていく。

委員長と仲が良かったのか?なんでそんなに距離が近いんだ?俺からはすぐに離れる癖に。
前髪を横に流してくれたあの優しさはなんだったんだ?俺ににこにこと笑いかけてきたのは?目が合えば微笑んでくれたのは?俺にはそんな呆れた表情なんて見せないじゃないか。


膨らんでいく疑問が、パチンッと音を立てて弾けた。



あぁ、やっぱり、俺を馬鹿にしていたんだな。
卑怯で下劣で性根の腐った、救いようのない屑め!



ぐちゃぐちゃに混ざり合った黒い思考のせいで、俺はいつのまにか拳をキツく握りしめていた。それに気づかせてくれたのは、隣にいた須藤先輩で。彼はそっと俺の手を握ると、先程と同じくらい…否、それよりもずっと弱い力で俺の手を引き、静かに図書室から退室した。



黙りこくっている須藤先輩の背中をじっと見つめながら、どう声をかけようか必死に思案する。けれど浮かんでくるのは鏡宮に対する怒りだけで、励ましの言葉は出てこない。

それでも目の前の小さな背中を慰めたくて、俺はそっと彼を抱きしめた。


「…か、なめくん…」
「須藤先輩…大丈夫、大丈夫ですから…」
「でも、…っだって…!」
「……きっと委員長は、あの男に騙されてるんです。鏡宮は俺と同じクラスで、いろんな男に股を開く、なんて噂もある最悪な奴です。だから、須藤先輩。貴方が、委員長を救ってあげてください。俺や他の風紀は、鏡宮を…委員長を騙しているあのクソ野郎を絶対に懲らしめてみせます…だから、泣かないでください…須藤先輩」
「ぅんっ、うん…っ」


肩を震わせながら涙を堪える須藤先輩を、俺はキツく抱きしめた。











「要くんって絶対童貞だろうなぁ…てかどさくさに紛れて抱きしめるとか、マジ気持ち悪っ」


暖かいシャワーを全身に浴びてから、スポンジにボディソープをつけてふわふわになるまで泡立てる。そのまま触れられた箇所を優しく洗いながら、ふんふんと鼻唄を歌った。

諒が定期的に図書室であのブスと勉強をしている事は知っていた。親衛隊が集めた情報だけど、正直頭に血が昇りすぎて沸騰しちゃうかと思った。


今すぐにでも割って入って2人の仲を引き裂きたいのをグッと堪えたかいがあったなって、今なら思える。



風紀内にも複数人親衛隊はいるものの、親衛隊だと言うことがバレてしまえば今度は私が罰せられちゃう。だからこそ、親衛隊とは別で手駒が欲しかったのだが…あまりにも簡単に掌で転がってくれるから、笑いが抑えきれなかったなぁ~。
『図書委員が怠けているから図書室も風紀で見回りすることになった』なんて、ちょっと考えればわかる嘘に騙されちゃって!実際本当に怠けてはいるけれど、風紀がすることといえば図書委員会に注意喚起をする程度で、あとは図書委員会の管轄なのだから、よっぽどの事がなければ基本介入しないのに。

その後も、わざと無言を貫いて俯いてるだけで泣いてるって勘違いまでしちゃって。思わず笑いそうになっちゃった。
騙されてるだけです!なんて、言われなくてもわかるっつーの。諒は優しいから、人を疑わないんだもん。色んな人に優しくするから、私はいっつも妬いちゃってるのに!



とにもかくにも、これで簡単に尻尾を切れるトカゲを手に入れた。後は私が直接接触して、あのブスを悪者に仕立て上げるだけ!あの童貞くんが扇動して、私に惚れてる平風紀は絶対私の味方をしてくれるから、絶対にバレないだろうし?


徹底的にズタズタにして、一家丸ごと潰してやる!
ブスのくせに調子に乗ったこと、後悔させてやるんだから!





「待っててね諒…絶対絶対、救ってあげるから」
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