60 / 127
第二章
30 白くぶくぶくとした
しおりを挟む
城内にある色とりどりの薔薇の花咲く庭園で、僕はテーブルを挟んで第二王女様と向かい合って座っている。
テーブルの上には紅茶と三段のケーキスタンド。スタンドは全段ケーキやお菓子といった甘味ばかり載っている。
スリン第二王女はニコニコしながら、お菓子を次々に平らげ、無くなれば侍女がどんどん追加する。
よくそんなに甘いものばかり入るなぁ……。
僕が内心呆れているのも知らず、王女は紅茶やお菓子にほとんど手を付けない僕に気がついた。
「ラウト様、お好みのものはありませんでしたか? ちょっと! ラウト様の好みのものをお出ししなさいよ!」
「申し訳ありません。今お腹が空いていなくてですね。本当に大丈夫です」
何故僕が第二王女とお茶しているかというと、話はほんの少し前に遡る。
王城の廊下で僕にぶつかってきた第二王女から、ぶつかったお詫びと称してお茶は如何ですかとお誘いを受けた。
僕は断ったのに「お詫びをしないと王族としての責任を問われますわ」等ともっともらしい理由をつけ、更には王女付きの侍女さんたちに「ラウト様を庭園へお連れしなかったらクビよ!」なんて言い出すものだから、侍女さんたちのために仕方なく自分から庭園へ足を運んだのだ。
たまにこういう厄介な我儘がいることが、王族が苦手な理由のひとつだ。
実際は読書の後のせいか甘味は魅力的だ。小腹も空いている。
しかし並べられたお菓子からは過剰に甘ったるい匂いがするし、ふくよかな王女が気品もマナーもなくばくばく食べているのを目の前で見せられていると、食欲も失せる。
一番甘くなさそうなビスケットを一枚、手にとって割り、小さい方の破片を口に放り込む。暴力的な甘さに舌が痺れてめまいがした。食べていない方の破片を見ると、ビスケットの裏はチョコとザラメでガチガチにコーティングされていた。
アイリも甘味好きだが、王女ほどじゃない。それに、一日に摂取する量をきちんと律し、食べすぎた日は僕の鍛錬に付き合って体を動かしている。
王女は食べたいだけ食べておられる。不健康そうな白い肌は全く運動していない証拠だ。
そんな王女でも、ケーキスタンド三つ分のお菓子を食べてようやく満足した。
「ラウト様、先日は二体目の魔王を討伐されたと聞きました。よろしければお話を聞かせて頂けませんか」
王女から話を振ってきたというのに、僕が「まず船で大陸を渡って」と話し始めると、
「まあ、船ですか。私乗ったことがありませんの。そもそも外出することなく家で勉強の日々ですのよ」
と、自分の話ばかり割り込ませてくる。
勉強しているというのに、王族どころか下位貴族ですら常識の範疇であるマナーも身についていないのになぁ。
僕は一体何の時間を過ごしているのか。早く帰りたい。
僕の話を聞いてもらいたい訳ではないが、話し終えれば「ではこれで」と場を辞することができる。
王女が頻繁に挟んでくる自分語りを耐え抜き「魔王を倒した」ところまでどうにか話し終えた。
「では私はそろそろ――」
「ラウト殿、来ておったのか」
登場したのは国王陛下だ。
立ち上がりかけた腰をそのままタイル敷きの地面へ落とし、跪いて礼を取った。
「楽にせよ。ラウト殿、勇者であるそなたは今後、そのような振る舞いは不要じゃ」
「ではお言葉に甘えて」
立ち上がると、今度は王女が椅子から転げ落ちるように降りて、陛下に突進した。
そう、突進である。僕が廊下で食らったのと同じものだ。猪突猛進という言葉がピッタリくる。
陛下は難なく受け止めたように見えたが、陛下の腰がグギリと嫌な音を立てていたのを、僕は聞き逃さなかった。
「お父様! 私、ラウト様のことが気に入りましたわ!」
一瞬、顔をしかめてしまったが、誰にも見られていないと願う。
「でもラウト様は侍女が用意したお菓子をあまり召し上がってくださらなかったの。お父様、もうあの侍女とあの侍女はクビにしましょう。それとパティシエも!」
王女に指差された侍女さん達は青褪めている。ビスケットの裏にチョコとザラメをまぶした代物なんて、どう考えても王女の好みに合わせたものだろう。パティシエさんも悪くない。
「王女殿下、僕は食欲が無いと伝えましたが」
「だそうだ、スリン。城の使用人を勝手に辞めさせるではない」
陛下は困った顔でスリン王女を窘めつつ、左手は腰をさすっている。
貴族らしい振る舞いが不要なら、これも許されるかな。
僕は陛下の背後にそっと近づき、回復魔法を掛けた。
「! ラウト殿、かたじけない」
小声の陛下に、僕は無言で頷いておいた。
「ところでこの茶会はどのような理由で開かれたのじゃ」
問われたのは僕だ。僕は王女にぶつかられたことや、参加しないと侍女をクビにすると脅されたことを包み隠さず話した。
「そんな、私、そんなつもりでは」
王女は僕の発言を何度も遮ろうとしたが、その度に陛下が制してくださった。
「スリン。そなたには当面の間、謹慎を命じる。使用人をそなたの一存で解雇することは永久に認めぬ」
「そんな、お父様っ」
「連れて行け。暴れるようなら拘束も許可する」
陛下の両隣に影のように付き従っていた近衛兵さんたちのうち二人がすっと前へ出て、スリン王女を両脇から抱えるように捕らえ、連行していった。
「騒がしくてすまなかったな。あれがラウト殿に興味を持っていたのには気づいていたのだが、まさかここまでとは」
陛下は悄然とした顔で僕への謝罪を口にした。
「あれがラウト殿にぶつかったときのことを、もそっと詳しく教えてくれぬか」
僕と陛下はお茶会のテーブルにそのままついている。
テーブルの上はいつの間にか王女が汚したテーブルクロスごと取り替えられ、香りの良い紅茶とプレーンスコーンが乗っている。
僕は「人の気配がわかる」ことを陛下に伝え、廊下の角の向こうで待ち構えるようにしていた王女に気づいていたことを、今度は事細かに説明した。
「どこで教育を間違えたのか……」
僕は甘くないスコーンをありがたく口に運びつつ、陛下と王女は似てないな、なんて不敬なことを考えていた。
王族は苦手だ。陛下も初めて謁見した時は、油断ならないお方だと警戒していた。
今、目の前で頭を抱えているのは、困った娘を持った一人の父親だ。
「ラウト殿、つまり勇者はどこの王家にも属さず、魔王討伐以外の王命を下せる人物ではない、と王子王女たちには伝えたはずなのだが」
城に何度か足を運んでいて、王子たちとも顔を合わせている。皆それぞれ王族教育や執務で忙しく、勇者にかまっている暇はなさそうに見えた。一番年下の第二王女だけが、僕を見る度に声を掛けたそうにしては侍女や執事、近衛兵の皆さんに何処かへ誘導されていた。周囲にいた人は王女の性格を知っていたから、僕に近づけないようにしてくれていたのだろう。
「スリンのことはこちらで何とかする。ラウト殿に心労をかけることがないよう努める」
「ありがとうございます」
王城へは本を読みに行っただけのはずなのに、転移魔法で家に帰り着く頃には日が暮れていた。
自室で普段着に着替えて、やっと一息つけた。略式とはいえ正装は息が詰まる。
「ラウト、どうだった?」
リビングへ向かうと、アイリが読んでいた本から顔をあげた。
ギロとサラミヤもそれぞれ寛いでいたが、すっと立ち上がって僕が座ったソファーの前のテーブルにお茶を出してくれた。
家のお茶が一番美味しい。
「必要な本は読めたよ」
王城の書庫で起きた出来事を一通り話した。
「心配いらないって言われたのなら、大丈夫でしょ」
僕に起きた不思議な出来事を僕自身が半信半疑だというのに、アイリはすんなりと受け入れた。
「それで、本を読んだだけでどうしてそんなに疲れているの?」
「えっ」
言葉に窮したが、アイリの目は誤魔化せそうにない。
僕はスリン第二王女のことも包み隠さず話した。
「でも陛下が対処してくださるそうだから」
「ラウト、そういう女を舐めてたら痛い目見るわよ」
サラミヤがギロの隣で力強く頷いている。僕とギロは引き気味だ。
「そう言われても、僕にできる対処ってあるかな」
今度はアイリが返答に詰まった。
「……なるべく城へ行かないようにする?」
「現状それしかないよね」
他に妙案も浮かばなかった。
勇者になってから魔物や魔族、魔王にだって遅れを取ったことがないのに、人間相手はいつも複雑だ。
テーブルの上には紅茶と三段のケーキスタンド。スタンドは全段ケーキやお菓子といった甘味ばかり載っている。
スリン第二王女はニコニコしながら、お菓子を次々に平らげ、無くなれば侍女がどんどん追加する。
よくそんなに甘いものばかり入るなぁ……。
僕が内心呆れているのも知らず、王女は紅茶やお菓子にほとんど手を付けない僕に気がついた。
「ラウト様、お好みのものはありませんでしたか? ちょっと! ラウト様の好みのものをお出ししなさいよ!」
「申し訳ありません。今お腹が空いていなくてですね。本当に大丈夫です」
何故僕が第二王女とお茶しているかというと、話はほんの少し前に遡る。
王城の廊下で僕にぶつかってきた第二王女から、ぶつかったお詫びと称してお茶は如何ですかとお誘いを受けた。
僕は断ったのに「お詫びをしないと王族としての責任を問われますわ」等ともっともらしい理由をつけ、更には王女付きの侍女さんたちに「ラウト様を庭園へお連れしなかったらクビよ!」なんて言い出すものだから、侍女さんたちのために仕方なく自分から庭園へ足を運んだのだ。
たまにこういう厄介な我儘がいることが、王族が苦手な理由のひとつだ。
実際は読書の後のせいか甘味は魅力的だ。小腹も空いている。
しかし並べられたお菓子からは過剰に甘ったるい匂いがするし、ふくよかな王女が気品もマナーもなくばくばく食べているのを目の前で見せられていると、食欲も失せる。
一番甘くなさそうなビスケットを一枚、手にとって割り、小さい方の破片を口に放り込む。暴力的な甘さに舌が痺れてめまいがした。食べていない方の破片を見ると、ビスケットの裏はチョコとザラメでガチガチにコーティングされていた。
アイリも甘味好きだが、王女ほどじゃない。それに、一日に摂取する量をきちんと律し、食べすぎた日は僕の鍛錬に付き合って体を動かしている。
王女は食べたいだけ食べておられる。不健康そうな白い肌は全く運動していない証拠だ。
そんな王女でも、ケーキスタンド三つ分のお菓子を食べてようやく満足した。
「ラウト様、先日は二体目の魔王を討伐されたと聞きました。よろしければお話を聞かせて頂けませんか」
王女から話を振ってきたというのに、僕が「まず船で大陸を渡って」と話し始めると、
「まあ、船ですか。私乗ったことがありませんの。そもそも外出することなく家で勉強の日々ですのよ」
と、自分の話ばかり割り込ませてくる。
勉強しているというのに、王族どころか下位貴族ですら常識の範疇であるマナーも身についていないのになぁ。
僕は一体何の時間を過ごしているのか。早く帰りたい。
僕の話を聞いてもらいたい訳ではないが、話し終えれば「ではこれで」と場を辞することができる。
王女が頻繁に挟んでくる自分語りを耐え抜き「魔王を倒した」ところまでどうにか話し終えた。
「では私はそろそろ――」
「ラウト殿、来ておったのか」
登場したのは国王陛下だ。
立ち上がりかけた腰をそのままタイル敷きの地面へ落とし、跪いて礼を取った。
「楽にせよ。ラウト殿、勇者であるそなたは今後、そのような振る舞いは不要じゃ」
「ではお言葉に甘えて」
立ち上がると、今度は王女が椅子から転げ落ちるように降りて、陛下に突進した。
そう、突進である。僕が廊下で食らったのと同じものだ。猪突猛進という言葉がピッタリくる。
陛下は難なく受け止めたように見えたが、陛下の腰がグギリと嫌な音を立てていたのを、僕は聞き逃さなかった。
「お父様! 私、ラウト様のことが気に入りましたわ!」
一瞬、顔をしかめてしまったが、誰にも見られていないと願う。
「でもラウト様は侍女が用意したお菓子をあまり召し上がってくださらなかったの。お父様、もうあの侍女とあの侍女はクビにしましょう。それとパティシエも!」
王女に指差された侍女さん達は青褪めている。ビスケットの裏にチョコとザラメをまぶした代物なんて、どう考えても王女の好みに合わせたものだろう。パティシエさんも悪くない。
「王女殿下、僕は食欲が無いと伝えましたが」
「だそうだ、スリン。城の使用人を勝手に辞めさせるではない」
陛下は困った顔でスリン王女を窘めつつ、左手は腰をさすっている。
貴族らしい振る舞いが不要なら、これも許されるかな。
僕は陛下の背後にそっと近づき、回復魔法を掛けた。
「! ラウト殿、かたじけない」
小声の陛下に、僕は無言で頷いておいた。
「ところでこの茶会はどのような理由で開かれたのじゃ」
問われたのは僕だ。僕は王女にぶつかられたことや、参加しないと侍女をクビにすると脅されたことを包み隠さず話した。
「そんな、私、そんなつもりでは」
王女は僕の発言を何度も遮ろうとしたが、その度に陛下が制してくださった。
「スリン。そなたには当面の間、謹慎を命じる。使用人をそなたの一存で解雇することは永久に認めぬ」
「そんな、お父様っ」
「連れて行け。暴れるようなら拘束も許可する」
陛下の両隣に影のように付き従っていた近衛兵さんたちのうち二人がすっと前へ出て、スリン王女を両脇から抱えるように捕らえ、連行していった。
「騒がしくてすまなかったな。あれがラウト殿に興味を持っていたのには気づいていたのだが、まさかここまでとは」
陛下は悄然とした顔で僕への謝罪を口にした。
「あれがラウト殿にぶつかったときのことを、もそっと詳しく教えてくれぬか」
僕と陛下はお茶会のテーブルにそのままついている。
テーブルの上はいつの間にか王女が汚したテーブルクロスごと取り替えられ、香りの良い紅茶とプレーンスコーンが乗っている。
僕は「人の気配がわかる」ことを陛下に伝え、廊下の角の向こうで待ち構えるようにしていた王女に気づいていたことを、今度は事細かに説明した。
「どこで教育を間違えたのか……」
僕は甘くないスコーンをありがたく口に運びつつ、陛下と王女は似てないな、なんて不敬なことを考えていた。
王族は苦手だ。陛下も初めて謁見した時は、油断ならないお方だと警戒していた。
今、目の前で頭を抱えているのは、困った娘を持った一人の父親だ。
「ラウト殿、つまり勇者はどこの王家にも属さず、魔王討伐以外の王命を下せる人物ではない、と王子王女たちには伝えたはずなのだが」
城に何度か足を運んでいて、王子たちとも顔を合わせている。皆それぞれ王族教育や執務で忙しく、勇者にかまっている暇はなさそうに見えた。一番年下の第二王女だけが、僕を見る度に声を掛けたそうにしては侍女や執事、近衛兵の皆さんに何処かへ誘導されていた。周囲にいた人は王女の性格を知っていたから、僕に近づけないようにしてくれていたのだろう。
「スリンのことはこちらで何とかする。ラウト殿に心労をかけることがないよう努める」
「ありがとうございます」
王城へは本を読みに行っただけのはずなのに、転移魔法で家に帰り着く頃には日が暮れていた。
自室で普段着に着替えて、やっと一息つけた。略式とはいえ正装は息が詰まる。
「ラウト、どうだった?」
リビングへ向かうと、アイリが読んでいた本から顔をあげた。
ギロとサラミヤもそれぞれ寛いでいたが、すっと立ち上がって僕が座ったソファーの前のテーブルにお茶を出してくれた。
家のお茶が一番美味しい。
「必要な本は読めたよ」
王城の書庫で起きた出来事を一通り話した。
「心配いらないって言われたのなら、大丈夫でしょ」
僕に起きた不思議な出来事を僕自身が半信半疑だというのに、アイリはすんなりと受け入れた。
「それで、本を読んだだけでどうしてそんなに疲れているの?」
「えっ」
言葉に窮したが、アイリの目は誤魔化せそうにない。
僕はスリン第二王女のことも包み隠さず話した。
「でも陛下が対処してくださるそうだから」
「ラウト、そういう女を舐めてたら痛い目見るわよ」
サラミヤがギロの隣で力強く頷いている。僕とギロは引き気味だ。
「そう言われても、僕にできる対処ってあるかな」
今度はアイリが返答に詰まった。
「……なるべく城へ行かないようにする?」
「現状それしかないよね」
他に妙案も浮かばなかった。
勇者になってから魔物や魔族、魔王にだって遅れを取ったことがないのに、人間相手はいつも複雑だ。
87
あなたにおすすめの小説
勇者パーティーに追放された支援術士、実はとんでもない回復能力を持っていた~極めて幅広い回復術を生かしてなんでも屋で成り上がる~
名無し
ファンタジー
突如、幼馴染の【勇者】から追放処分を言い渡される【支援術士】のグレイス。確かになんでもできるが、中途半端で物足りないという理不尽な理由だった。
自分はパーティーの要として頑張ってきたから納得できないと食い下がるグレイスに対し、【勇者】はその代わりに【治癒術士】と【補助術士】を入れたのでもうお前は一切必要ないと宣言する。
もう一人の幼馴染である【魔術士】の少女を頼むと言い残し、グレイスはパーティーから立ち去ることに。
だが、グレイスの【支援術士】としての腕は【勇者】の想像を遥かに超えるものであり、ありとあらゆるものを回復する能力を秘めていた。
グレイスがその卓越した技術を生かし、【なんでも屋】で生計を立てて評判を高めていく一方、勇者パーティーはグレイスが去った影響で歯車が狂い始め、何をやっても上手くいかなくなる。
人脈を広げていったグレイスの周りにはいつしか賞賛する人々で溢れ、落ちぶれていく【勇者】とは対照的に地位や名声をどんどん高めていくのだった。
レベル1の時から育ててきたパーティメンバーに裏切られて捨てられたが、俺はソロの方が本気出せるので問題はない
あつ犬
ファンタジー
王国最強のパーティメンバーを鍛え上げた、アサシンのアルマ・アルザラットはある日追放され、貯蓄もすべて奪われてしまう。 そんな折り、とある剣士の少女に助けを請われる。「パーティメンバーを助けてくれ」! 彼の人生が、動き出す。
~唯一王の成り上がり~ 外れスキル「精霊王」の俺、パーティーを首になった瞬間スキルが開花、Sランク冒険者へと成り上がり、英雄となる
静内燕
ファンタジー
【カクヨムコン最終選考進出】
【複数サイトでランキング入り】
追放された主人公フライがその能力を覚醒させ、成り上がりっていく物語
主人公フライ。
仲間たちがスキルを開花させ、パーティーがSランクまで昇華していく中、彼が与えられたスキルは「精霊王」という伝説上の生き物にしか対象にできない使用用途が限られた外れスキルだった。
フライはダンジョンの案内役や、料理、周囲の加護、荷物持ちなど、あらゆる雑用を喜んでこなしていた。
外れスキルの自分でも、仲間達の役に立てるからと。
しかしその奮闘ぶりは、恵まれたスキルを持つ仲間たちからは認められず、毎日のように不当な扱いを受ける日々。
そしてとうとうダンジョンの中でパーティーからの追放を宣告されてしまう。
「お前みたいなゴミの変わりはいくらでもいる」
最後のクエストのダンジョンの主は、今までと比較にならないほど強く、歯が立たない敵だった。
仲間たちは我先に逃亡、残ったのはフライ一人だけ。
そこでダンジョンの主は告げる、あなたのスキルを待っていた。と──。
そして不遇だったスキルがようやく開花し、最強の冒険者へとのし上がっていく。
一方、裏方で支えていたフライがいなくなったパーティーたちが没落していく物語。
イラスト 卯月凪沙様より
最上級のパーティで最底辺の扱いを受けていたDランク錬金術師は新パーティで成り上がるようです(完)
みかん畑
ファンタジー
最上級のパーティで『荷物持ち』と嘲笑されていた僕は、パーティからクビを宣告されて抜けることにした。
在籍中は僕が色々肩代わりしてたけど、僕を荷物持ち扱いするくらい優秀な仲間たちなので、抜けても問題はないと思ってます。
【完結】魔物をテイムしたので忌み子と呼ばれ一族から追放された最弱テイマー~今頃、お前の力が必要だと言われても魔王の息子になったのでもう遅い~
柊彼方
ファンタジー
「一族から出ていけ!」「お前は忌み子だ! 俺たちの子じゃない!」
テイマーのエリート一族に生まれた俺は一族の中で最弱だった。
この一族は十二歳になると獣と契約を交わさないといけない。
誰にも期待されていなかった俺は自分で獣を見つけて契約を交わすことに成功した。
しかし、一族のみんなに見せるとそれは『獣』ではなく『魔物』だった。
その瞬間俺は全ての関係を失い、一族、そして村から追放され、野原に捨てられてしまう。
だが、急な展開過ぎて追いつけなくなった俺は最初は夢だと思って行動することに。
「やっと来たか勇者! …………ん、子供?」
「貴方がマオウさんですね! これからお世話になります!」
これは魔物、魔族、そして魔王と一緒に暮らし、いずれ世界最強のテイマー、冒険者として名をとどろかせる俺の物語
2月28日HOTランキング9位!
3月1日HOTランキング6位!
本当にありがとうございます!
目つきが悪いと仲間に捨てられてから、魔眼で全てを射貫くまで。
桐山じゃろ
ファンタジー
高校二年生の横伏藤太はある日突然、あまり接点のないクラスメイトと一緒に元いた世界からファンタジーな世界へ召喚された。初めのうちは同じ災難にあった者同士仲良くしていたが、横伏だけが強くならない。召喚した連中から「勇者の再来」と言われている不東に「目つきが怖い上に弱すぎる」という理由で、森で魔物にやられた後、そのまま捨てられた。……こんなところで死んでたまるか! 奮起と同時に意味不明理解不能だったスキル[魔眼]が覚醒し無双モードへ突入。その後は別の国で召喚されていた同じ学校の女の子たちに囲まれて一緒に暮らすことに。一方、捨てた連中はなんだか勝手に酷い目に遭っているようです。※小説家になろう、カクヨムにも同じものを掲載しています。
後日譚追加【完結】冤罪で追放された俺、真実の魔法で無実を証明したら手のひら返しの嵐!! でももう遅い、王都ごと見捨てて自由に生きます
なみゆき
ファンタジー
魔王を討ったはずの俺は、冤罪で追放された。 功績は奪われ、婚約は破棄され、裏切り者の烙印を押された。 信じてくれる者は、誰一人いない——そう思っていた。
だが、辺境で出会った古代魔導と、ただ一人俺を信じてくれた彼女が、すべてを変えた。 婚礼と処刑が重なるその日、真実をつきつけ、俺は、王都に“ざまぁ”を叩きつける。
……でも、もう復讐には興味がない。 俺が欲しかったのは、名誉でも地位でもなく、信じてくれる人だった。
これは、ざまぁの果てに静かな勝利を選んだ、元英雄の物語。
友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる