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第四章
15 ニャ
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凱旋パレードは予定通り行われた。
但し僕は、城のテラスから後ろ姿を見せるだけで出番を終えた。
もう勇者が誰なのか、知っている人は知っているし、そもそも僕の顔と名前は広めないようにという約束だったからね。
パレードの馬車に乗ったのは、国王陛下と何故か王太子殿下の二人。
第二王女殿下がなんとか乗り込もうとしてひと悶着あったが、些細な事だ。
僕は城の中からパレードの様子を少し見て、国に借りて着ていた盛装を着替えてから家に帰った。
「おかえりなさいませ、ラウト様」
「おかえり、ラウト」
セーニョとアイリが出迎えてくれる。
サラミヤは、相変わらず部屋に籠もったままか。
「ただいま」
僕は一言だけ言って、自室に戻ろうとした。
「ラウト様!」
久しぶりに聞いた声は、少しかすれていた。
振り返ると、しっかりお仕着せを着込んだサラミヤが、スカートをぎゅっと握りしめて立っていた。
顔色が良くない。もともと小さかった身体が痩せて、更に小さくなっている。
それでも、僕のもとへ歩み寄ってきて、綺麗なカーテシーをした。
「長らく不調でいて申し訳ありませんでした」
「ううん。僕こそ……」
「言わないでくださいませ」
サラミヤは僕をまっすぐ見上げた。
「信じておりますので」
信じる、か。
僕は伏せそうになった顔をぐっと持ち上げた。
パレードの翌日、転移魔法でザイン大陸に飛んだ。
大魔王とギロが居たはずの場所には、不自然なほどになにもなかった。
何かが戦った形跡も、魔法を展開した痕跡もなく、異空間を展開する前の状態の荒野だった。
ギロの気配を探ってみたが、少しも見つけられずに終わった。
大魔王も、あれだけ強かったのに、まだ世界のどこにも何もしてこない。
あいつのことを考えるだけで、身体が震える。
怖い。
これまで魔物だろうが魔族だろうが、魔王でさえも圧倒できていた僕が、全く歯が立たない相手。
雑魚を蹂躙して悦に浸っていた僕に対する天罰だろうか。
大魔王だから天罰は違うか。因果応報かな。
魔王が人間を脅かすから、魔王を退治してきた。
人間が魔王を退治するから、大魔王が出てきた。
……人間というより、勇者か。
だったら、大魔王は僕を狙えばいい。
探しているのに見つからないなんて、本当にどこへ行ってしまったんだ。
何もないこの場にいても仕方がないので帰ろうと転移魔法を発動させた。
家へ戻ったつもりなのに、広い草原へ出てしまった。
果てが見えない。草と地面以外なにもなく、心地良い風が吹いている。
大魔王への恐怖心から、魔法の制御までできなくなったのだろうか。
そんなんだから、精霊たちに見放されたのか。
「違うよー!」
僕の目の前に飛んできたのは……。
「ピコ!」
「覚えててくれたの!? 嬉しいっ!」
「忘れるわけないよ」
小さな妖精は僕の顔に飛びつき、頬をすりすりしてきた。仕草が猫っぽい。
ピコはテアト大陸を旅している最中に立ち寄った遺跡に住んでいた妖精だ。
妖精とは、精霊の一歩手前の状態だという。
ピコと出会ったお陰で、当時僕の身体からいなくなってしまっていた精霊たちを呼び戻すことが出来た。
その際、ナーイアスが『この恩は忘れないネナ。精霊王に功績を伝えておくネナ』と言い、ピコは『一足飛びで精霊に成れるかもしれない』と大いに喜んでいたと記憶している。
あれ? でも精霊王って……。
以前、精霊たちが僕のことを「精霊の王にふさわしい」とか言ってなかったっけ。
でも僕がピコを精霊にできる力を持っているとは思えない。
「転移魔法割り込んじゃってごめんね、急ぎで仕方なくて」
そうだった。
「ここはどこ?」
「異空間にちょっと似てるかな。ラウトが普段いる世界とはちょっと軸がズレた別の世界だよ」
「軸?」
「うーん。説明が難しいから、異空間でいいよ!」
「じゃあ、誰が作った異空間なの?」
「ええっと、神様?」
ピコまで疑問形で首を傾げてしまった。これは、これ以上問いただしてもはっきりした答えは得られそうにないな。僕も理解不能だし。
「じゃあそういうことにしておくよ。それで、どうして僕はここに呼ばれたの?」
「あのね、私あれから精霊王に謁見できたの!」
僕が精霊たちに「精霊の王」と呼ばれたことと、「精霊王」はまた違うのか……という疑問は一旦しまっておいた。
「普通の妖精は五百年、妖精として存在してなきゃ精霊になれないのだけどね、私は百年で精霊になれるようにしてもらったの!」
ピコが何かキラキラしたものを振りまきながらくるくる飛び回る。余程嬉しいらしい。
「そうか、よかったね」
「ラウトのお陰だよ、ありがとう!」
再び僕の顔に近づいてきて、頬に口づけされた。
「でね、直近で精霊王と縁のあった妖精が私ってことで、精霊王が私を介して、ラウトをここへ呼んだのよ」
「へえ? その、精霊王はどちらに?」
「ここニャ」
足元から声がした。
つやつやでふさふさな毛並みの、真っ白な猫だ。白に近いグレーの瞳が僕を見上げている。
ピコが慌てて地に降りて、白猫の前に跪いた。
僕も倣おうとしたが、白猫が前足を上げて「楽にしてニャ」と止めた。
「はじめまして、ラウト。精霊王エターニャと申しますニャ」
精霊王エターニャと名乗った白猫は、器用に後ろ足で立ち上がり、前足を胸に当てる仕草をした。
「あなたの精霊たちは今、長い休息をとっていますニャ」
「長い休息って……」
「言葉通りの意味ニャ。ちょっと疲れたから、寝てるだけニャ」
人が「永遠の眠り」と比喩表現するものとは違うらしい。よかった。
僕が安堵していると、白猫は目を細めた。
「精霊の心配をしてくれるのニャ?」
「今までたくさん助けてもらってきたし、当然だよ」
「助けられていたのは精霊たちニャ。ラウトがいなかったら、精霊はあの世界で消えてしまっていたニャ」
「どういうこと? 僕は何かした覚えはないよ。いつも助けてもらってばかりで……」
「そう思える清い心が、精霊たちの糧ニャ。ラウトの周りには自然とそういう人たちが集まるから、精霊も息がしやすかったのニャ」
この精霊たちがよく言う「清い心」だとか「澄んだ魂」とかいうものは、僕が直に見ることの出来ないものだから、返事のしようがない。
「……でも、大魔王が現れる前は、余裕がなくて。それに……」
胸のあたり、心臓の真上を握りしめる。
もしこのまま、あの大魔王がやってきたら。それで、最悪のことが既に起きていたら。
そう考えるだけで、僕は自分の心臓を握りつぶしたい衝動に駆られる。そんなことをしても何の意味もないことは分かっているが。
「もう心配いらないニャ」
白猫は僕の目の高さまで、ふわりと浮いた。
そして、片方の前足を僕の額にぽふりと当てる。肉球の感触が素晴らしい。
「ラウトに仕えていた八精霊に代わって、精霊王エターニャがラウトと契約するニャ」
流れ込んできたのは、力の本流だ。本調子じゃなかった魔力がみるみる回復し、これまでの最大値を遥かに超えた魔力も受け入れることが出来た。
僕の力も大幅に増えた。力を抑える膜は十枚じゃ足りない。慌てて五十枚に増やしておいた。
「ちょ、ちょっと待っ」
「もうすこしあるのニャけど……一旦これくらいにしとくニャ」
「まだあるの!?」
既に許容量いっぱいだ。
「ラウトならこの倍は詰めても平気ニャ」
「倍!?」
何もしてないのに、以前の僕を遥かに上回る力を手に入れて、更にまだ増えるのか。
「何もしてなくはないのニャ。ラウトは周りに遠慮して、力を抑えすぎてたニャ。これからここで、力を解放する練習をするといいニャ」
「ここって、使っていいの? 影響は出ない?」
改めて異空間を見渡してみる。周囲ぐるりと、果てしない草原が広がっている。
人も魔物も、僕たち以外の気配は無い。
「でも、ここにくるにはどうしたら」
「私に言えばすぐニャ」
エターニャは両手を腰に当てて胸を張った。
「わかった。ありがとう、エターニャ」
僕がお礼を言うと、エターニャは僕の顔に頬を擦りつけた。
不思議な異空間から戻ると、まだ陽が真上より少し西に傾いていただけだった。
ザイン大陸へ行ったのが昼前だったから、僕がこの世界から姿を消していたのはほんの十数分くらいということになる。
異空間ではあのあと「力の解放」の練習の仕方をエターニャに教わり、体感では三時間くらい過ごしていたはずなのに。
家で昼食を食べたあと、僕はエターニャに頼んで再び異空間に戻った。
但し僕は、城のテラスから後ろ姿を見せるだけで出番を終えた。
もう勇者が誰なのか、知っている人は知っているし、そもそも僕の顔と名前は広めないようにという約束だったからね。
パレードの馬車に乗ったのは、国王陛下と何故か王太子殿下の二人。
第二王女殿下がなんとか乗り込もうとしてひと悶着あったが、些細な事だ。
僕は城の中からパレードの様子を少し見て、国に借りて着ていた盛装を着替えてから家に帰った。
「おかえりなさいませ、ラウト様」
「おかえり、ラウト」
セーニョとアイリが出迎えてくれる。
サラミヤは、相変わらず部屋に籠もったままか。
「ただいま」
僕は一言だけ言って、自室に戻ろうとした。
「ラウト様!」
久しぶりに聞いた声は、少しかすれていた。
振り返ると、しっかりお仕着せを着込んだサラミヤが、スカートをぎゅっと握りしめて立っていた。
顔色が良くない。もともと小さかった身体が痩せて、更に小さくなっている。
それでも、僕のもとへ歩み寄ってきて、綺麗なカーテシーをした。
「長らく不調でいて申し訳ありませんでした」
「ううん。僕こそ……」
「言わないでくださいませ」
サラミヤは僕をまっすぐ見上げた。
「信じておりますので」
信じる、か。
僕は伏せそうになった顔をぐっと持ち上げた。
パレードの翌日、転移魔法でザイン大陸に飛んだ。
大魔王とギロが居たはずの場所には、不自然なほどになにもなかった。
何かが戦った形跡も、魔法を展開した痕跡もなく、異空間を展開する前の状態の荒野だった。
ギロの気配を探ってみたが、少しも見つけられずに終わった。
大魔王も、あれだけ強かったのに、まだ世界のどこにも何もしてこない。
あいつのことを考えるだけで、身体が震える。
怖い。
これまで魔物だろうが魔族だろうが、魔王でさえも圧倒できていた僕が、全く歯が立たない相手。
雑魚を蹂躙して悦に浸っていた僕に対する天罰だろうか。
大魔王だから天罰は違うか。因果応報かな。
魔王が人間を脅かすから、魔王を退治してきた。
人間が魔王を退治するから、大魔王が出てきた。
……人間というより、勇者か。
だったら、大魔王は僕を狙えばいい。
探しているのに見つからないなんて、本当にどこへ行ってしまったんだ。
何もないこの場にいても仕方がないので帰ろうと転移魔法を発動させた。
家へ戻ったつもりなのに、広い草原へ出てしまった。
果てが見えない。草と地面以外なにもなく、心地良い風が吹いている。
大魔王への恐怖心から、魔法の制御までできなくなったのだろうか。
そんなんだから、精霊たちに見放されたのか。
「違うよー!」
僕の目の前に飛んできたのは……。
「ピコ!」
「覚えててくれたの!? 嬉しいっ!」
「忘れるわけないよ」
小さな妖精は僕の顔に飛びつき、頬をすりすりしてきた。仕草が猫っぽい。
ピコはテアト大陸を旅している最中に立ち寄った遺跡に住んでいた妖精だ。
妖精とは、精霊の一歩手前の状態だという。
ピコと出会ったお陰で、当時僕の身体からいなくなってしまっていた精霊たちを呼び戻すことが出来た。
その際、ナーイアスが『この恩は忘れないネナ。精霊王に功績を伝えておくネナ』と言い、ピコは『一足飛びで精霊に成れるかもしれない』と大いに喜んでいたと記憶している。
あれ? でも精霊王って……。
以前、精霊たちが僕のことを「精霊の王にふさわしい」とか言ってなかったっけ。
でも僕がピコを精霊にできる力を持っているとは思えない。
「転移魔法割り込んじゃってごめんね、急ぎで仕方なくて」
そうだった。
「ここはどこ?」
「異空間にちょっと似てるかな。ラウトが普段いる世界とはちょっと軸がズレた別の世界だよ」
「軸?」
「うーん。説明が難しいから、異空間でいいよ!」
「じゃあ、誰が作った異空間なの?」
「ええっと、神様?」
ピコまで疑問形で首を傾げてしまった。これは、これ以上問いただしてもはっきりした答えは得られそうにないな。僕も理解不能だし。
「じゃあそういうことにしておくよ。それで、どうして僕はここに呼ばれたの?」
「あのね、私あれから精霊王に謁見できたの!」
僕が精霊たちに「精霊の王」と呼ばれたことと、「精霊王」はまた違うのか……という疑問は一旦しまっておいた。
「普通の妖精は五百年、妖精として存在してなきゃ精霊になれないのだけどね、私は百年で精霊になれるようにしてもらったの!」
ピコが何かキラキラしたものを振りまきながらくるくる飛び回る。余程嬉しいらしい。
「そうか、よかったね」
「ラウトのお陰だよ、ありがとう!」
再び僕の顔に近づいてきて、頬に口づけされた。
「でね、直近で精霊王と縁のあった妖精が私ってことで、精霊王が私を介して、ラウトをここへ呼んだのよ」
「へえ? その、精霊王はどちらに?」
「ここニャ」
足元から声がした。
つやつやでふさふさな毛並みの、真っ白な猫だ。白に近いグレーの瞳が僕を見上げている。
ピコが慌てて地に降りて、白猫の前に跪いた。
僕も倣おうとしたが、白猫が前足を上げて「楽にしてニャ」と止めた。
「はじめまして、ラウト。精霊王エターニャと申しますニャ」
精霊王エターニャと名乗った白猫は、器用に後ろ足で立ち上がり、前足を胸に当てる仕草をした。
「あなたの精霊たちは今、長い休息をとっていますニャ」
「長い休息って……」
「言葉通りの意味ニャ。ちょっと疲れたから、寝てるだけニャ」
人が「永遠の眠り」と比喩表現するものとは違うらしい。よかった。
僕が安堵していると、白猫は目を細めた。
「精霊の心配をしてくれるのニャ?」
「今までたくさん助けてもらってきたし、当然だよ」
「助けられていたのは精霊たちニャ。ラウトがいなかったら、精霊はあの世界で消えてしまっていたニャ」
「どういうこと? 僕は何かした覚えはないよ。いつも助けてもらってばかりで……」
「そう思える清い心が、精霊たちの糧ニャ。ラウトの周りには自然とそういう人たちが集まるから、精霊も息がしやすかったのニャ」
この精霊たちがよく言う「清い心」だとか「澄んだ魂」とかいうものは、僕が直に見ることの出来ないものだから、返事のしようがない。
「……でも、大魔王が現れる前は、余裕がなくて。それに……」
胸のあたり、心臓の真上を握りしめる。
もしこのまま、あの大魔王がやってきたら。それで、最悪のことが既に起きていたら。
そう考えるだけで、僕は自分の心臓を握りつぶしたい衝動に駆られる。そんなことをしても何の意味もないことは分かっているが。
「もう心配いらないニャ」
白猫は僕の目の高さまで、ふわりと浮いた。
そして、片方の前足を僕の額にぽふりと当てる。肉球の感触が素晴らしい。
「ラウトに仕えていた八精霊に代わって、精霊王エターニャがラウトと契約するニャ」
流れ込んできたのは、力の本流だ。本調子じゃなかった魔力がみるみる回復し、これまでの最大値を遥かに超えた魔力も受け入れることが出来た。
僕の力も大幅に増えた。力を抑える膜は十枚じゃ足りない。慌てて五十枚に増やしておいた。
「ちょ、ちょっと待っ」
「もうすこしあるのニャけど……一旦これくらいにしとくニャ」
「まだあるの!?」
既に許容量いっぱいだ。
「ラウトならこの倍は詰めても平気ニャ」
「倍!?」
何もしてないのに、以前の僕を遥かに上回る力を手に入れて、更にまだ増えるのか。
「何もしてなくはないのニャ。ラウトは周りに遠慮して、力を抑えすぎてたニャ。これからここで、力を解放する練習をするといいニャ」
「ここって、使っていいの? 影響は出ない?」
改めて異空間を見渡してみる。周囲ぐるりと、果てしない草原が広がっている。
人も魔物も、僕たち以外の気配は無い。
「でも、ここにくるにはどうしたら」
「私に言えばすぐニャ」
エターニャは両手を腰に当てて胸を張った。
「わかった。ありがとう、エターニャ」
僕がお礼を言うと、エターニャは僕の顔に頬を擦りつけた。
不思議な異空間から戻ると、まだ陽が真上より少し西に傾いていただけだった。
ザイン大陸へ行ったのが昼前だったから、僕がこの世界から姿を消していたのはほんの十数分くらいということになる。
異空間ではあのあと「力の解放」の練習の仕方をエターニャに教わり、体感では三時間くらい過ごしていたはずなのに。
家で昼食を食べたあと、僕はエターニャに頼んで再び異空間に戻った。
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