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第1200話 翻弄
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「ふふ、ようやく本気を出そうとしたのか?老夫は今さらその姿を見るのは楽しみだわ。
今の蕭家にかつての蕭玄のような威厳があるかどうか、老夫も見てみたいものよ」
薬老を指輪に納めたのを見て摘星老鬼が笑みを浮かべた。
「さて、この鍵を老夫に渡せば、命は助けてやるわ」
体内で膨らむ斗気を冷たい目で見つめる蕭炎。
経脈の中を龍のように暴れる火の力は三千焱廷火を飲み込んだ後のピークだ。
しかし五星頂点の斗尊である摘星老鬼相手では、全力を出さないと勝機はない。
「ぱちり」と五指が開き黒い霧が掌から噴出した。
「ざらざら」
その霧は鎖状に凝縮し半空で蕭炎の頭上まで伸びた。
突然の攻撃に蕭炎の顔色が変わった。
足元から銀光が走り瞬時に後退する。
「ぶるん!」
鎖が重々しく地面を突き刺す音と同時に摘星老鬼が笑う。
「ふーん、反応がないわね」
指先で鎖を弾くと毒蛇のように鋭い動きを見せる。
残像が空に残り防ぎようのない攻撃が襲いかかる。
「ばちばち!」
重尺が光の幕を作り鎖を受け止める。
「どん!」
衝撃で地面が割れ蕭炎は体を震わせた。
「五星頂点の斗尊とは恐ろしいものだわ」
短い交戦でその実力を肌で感じ取った。
この状況から脱出するのは容易ではなさそうだ。
「九星斗宗で老夫の攻撃を受け止められるなんて、あなたは珍しい存在ね」摘星老鬼が笑みを浮かべながら身を乗り出した。
「ぐっと」
野獣のように近づくその姿勢に蕭炎の表情が引き締まった。
「しかし老夫は貴方様の時間を浪費する余裕などない。
貴方を片付けてから、外の煩い連中も処理しなければならないわ」
摘星老鬼が笑みを浮かべながら軽やかな足取りで空間を踏むと、その瞬間身体は光のように消えた。
摘星老鬼が姿を消した直後、蕭炎は一瞬の隙に枯れた手のひらが虚無空間から現れthroatを掴みに向かってくるのを感じ取った。
その掌は斗気を纏っていなかったが、通り過ぎた空間に黒い痕跡を残すほどの異様な力場があった。
蕭炎の表情が引き締まり、重尺を構えると同時に「焰分噬浪!」
と叫び声を上げる。
心の中で怒吼した瞬間、十丈を超える巨大な刀光が重尺から爆発し、枯れた掌に激しく斬りつける。
しかしその強烈な風圧は掌を一時的に止めただけで、次の瞬間掌はさらに速さを増して蕭炎の胸元に向かって来た。
緊急時に重尺を垂直に構えようとしたが、枯れた手のひらは既に重尺と衝突していた。
「ドン!」
という清澄な音と共に、その接触点から蕭炎の腕に骨同士が擦れるような微かな音が響いた。
次の瞬間、蕭炎の足元の岩床が豆腐のように崩れ、彼の身体は地面に深く沈み込んだ。
摘星老鬼の一撃を受けたことで蕭炎の内臓が沸騰し、重尺をひっくり返しながら足を踏ん張り、地面を這うように後退した。
立ち上がった瞬間、重尺を見やると驚愕の表情になった。
そこには掌痕が残っていたのだ。
その傷跡は浅いものではあったが、蕭炎にとっては重大な衝撃だった。
玄重尺は彼にとって最も頼りになる武器であり、その堅固さを誰よりも知っているはずなのに、摘星老鬼にまで掌痕を残されるとは考えてもみなかった。
「なかなか頑丈なやつだ…」
空間が歪んだ瞬間、摘星老鬼の姿がゆっくりと現れた。
彼は蕭炎の重尺を見やりながら淡々と言った。
蕭炎は警戒しながらその老人を睨みつけた。
現在の状況では鎖魂大殿から脱出する以外に選択肢はない。
外に出れば小医仙たちの助けを得られるはずだ。
ここでさらに引き延ばすと、いずれこの老人に消耗されるのは目に見えている。
「ふん、些細な手品など無駄よ。
絶対的な力があればそれらは効果がないわ」
似たようなことを考えていたのか、摘星老鬼が笑みを消し地面を蹴り蕭炎に向かって突進してきた。
その表情には明らかに殺意が滲んでいた。
**(紫褐色)の炎が掌の中で急速に凝縮し、一瞬で非常に精巧な炎の蓮へと変化した。
その蓮からは極めて暴虐的なエネルギーが溢れ出し、周囲の空気を引き裂くほどだった。
魂魄力が霊境(りょうげき)まで突破した後は、蕭炎(しょうえん)が仏怒炎蓮(ぶんどえんれん)を凝縮する速度も格段に向上し、ほぼ意識の動きだけで形を作れるようになった。
紫褐色の炎が現れた瞬間、彼はそれを強く握り締め、摘星老鬼(せつせいろうき)に向けて猛然と投擲した。
その際、彼の後退する身体は突然加速し、「ドン!」
という音と共に爆発した。
炎の蓮は摘星老鬼から半丈(はんちょう)も離れたところで雷鳴のように炸裂し、その衝撃波が天井に張り巡らされた巨大な石柱を肉眼で見えるほどの亀裂に切り裂いた。
広場全体が瓦礫だらけになった。
炎の蓮が爆発した後も蕭炎は一瞬たりとも緊張を緩めなかった。
彼は自分が仏怒炎蓮だけでは摘星老鬼を殺せないことを知っていたからだ。
その予測は外れることはなく、炎の蓮が瓦礫に変わった直後に、蒼白い影が火の海の中からゆっくりと現れた。
蕭炎が目を凝らすと、そこには衣装が破れ狼狽(ろうばい)した状態で立つ摘星老鬼がいた。
彼は「不愧は蕭家の人か。
九星斗宗の実力でこんな強力な攻撃を繰り出すとは」と冷ややかな笑みを浮かべた。
蕭炎の表情は変わらなかったが、目の中では警戒の光が走った。
彼は足を踏ん張り、体から紫褐色の火の玉が連続して噴出し、半空中に密集した鎖状の結界へと次々と衝突させた。
「カラン!」
これらの鎖は薬老(やくろう)を縛っていたものとは比べ物にならず、炎の一撃で簡単に断ち切られた。
すると大殿内の無数の光球が突然破裂し、苦しみと困惑に満ちた魂魄たちが次々と目を開けた。
彼らはしばらく呆然としていたが、すぐに何が起こったのか悟り、悲鳴を上げながら出口へと乱れ奔った。
「お前は死ぬ!」
蕭炎が大量の魂魄を解放したことに驚き、摘星老鬼が殺気立つように光速で彼に迫ってきた。
その時、蕭炎は冷哼(ひん)一声、掌の中で三つの紫黒色の珠体を現し、星域(せいでく)で三千煐炎火(さんぜんあんかま)を使って鍛えた火雷子(からいじ)であることを悟らせた。
「シュッ!」
彼はそれらを三角形に配置して摘星老鬼めがけて投げつけ、距離開(きょりかい)で爆発させた。
「ドン!」
と凄まじい衝撃波が半空で炸裂し、黒い鎖状の結界がさらに多くの断片を生み出した。
その瞬間、大殿全体から逃げ出す魂魄たちが一斉に出口へと駆け出した。
恐怖な気浪の中、摘星老鬼はぎりぎりで突破した。
その頬に、蕭炎の奇妙な手口が彼をも屈服させたという冷たい怒りが滲んでいた。
「畜生!これらの霊魂番号、貴方自身で償え!」
「摘星手!」
老鬼の顔は黒い気配で包まれていた。
右手が突然奇妙に太くなり、その身を一瞬にして幽霊のように蕭炎の前に滑り込んだ。
巨掌が猛然と掴むと、周囲の空間が硬直し、彼はただじっとその巨大な手を見つめるしかない。
「蕭家の小僧、終わった!」
老鬼の顔に残酷な笑みが浮かび、掌を強く握ると同時に、蕭炎を取り巻く空間が瞬時に崩壊した。
空間崩壊の中、摘星老鬼が予想していた曖昧な血肉は現れず、その体躯は彼の驚愕の目に映りながら「バキッ」と虚無へと消えた……この光景に、摘星老鬼は一瞬硬直した。
いつから摘星手の力がここまで凄まじいものになっていたのか。
「違う!これは偽物だ!」
しかし老練な彼はすぐに気付き直し、慌てて鎖魂大殿の出口を見やった。
そこには、猿のように軽快に駆け出す背中——それが蕭炎以外の誰かとは到底思えなかった。
その姿を追うように、摘星老鬼の顔がさらに暗く沈んだ。
「蕭炎よ!この老害は貴方をどこまで追いかけるつもりだ……」
低く鋭い咆哮が大殿中に響き渡った。
今の蕭家にかつての蕭玄のような威厳があるかどうか、老夫も見てみたいものよ」
薬老を指輪に納めたのを見て摘星老鬼が笑みを浮かべた。
「さて、この鍵を老夫に渡せば、命は助けてやるわ」
体内で膨らむ斗気を冷たい目で見つめる蕭炎。
経脈の中を龍のように暴れる火の力は三千焱廷火を飲み込んだ後のピークだ。
しかし五星頂点の斗尊である摘星老鬼相手では、全力を出さないと勝機はない。
「ぱちり」と五指が開き黒い霧が掌から噴出した。
「ざらざら」
その霧は鎖状に凝縮し半空で蕭炎の頭上まで伸びた。
突然の攻撃に蕭炎の顔色が変わった。
足元から銀光が走り瞬時に後退する。
「ぶるん!」
鎖が重々しく地面を突き刺す音と同時に摘星老鬼が笑う。
「ふーん、反応がないわね」
指先で鎖を弾くと毒蛇のように鋭い動きを見せる。
残像が空に残り防ぎようのない攻撃が襲いかかる。
「ばちばち!」
重尺が光の幕を作り鎖を受け止める。
「どん!」
衝撃で地面が割れ蕭炎は体を震わせた。
「五星頂点の斗尊とは恐ろしいものだわ」
短い交戦でその実力を肌で感じ取った。
この状況から脱出するのは容易ではなさそうだ。
「九星斗宗で老夫の攻撃を受け止められるなんて、あなたは珍しい存在ね」摘星老鬼が笑みを浮かべながら身を乗り出した。
「ぐっと」
野獣のように近づくその姿勢に蕭炎の表情が引き締まった。
「しかし老夫は貴方様の時間を浪費する余裕などない。
貴方を片付けてから、外の煩い連中も処理しなければならないわ」
摘星老鬼が笑みを浮かべながら軽やかな足取りで空間を踏むと、その瞬間身体は光のように消えた。
摘星老鬼が姿を消した直後、蕭炎は一瞬の隙に枯れた手のひらが虚無空間から現れthroatを掴みに向かってくるのを感じ取った。
その掌は斗気を纏っていなかったが、通り過ぎた空間に黒い痕跡を残すほどの異様な力場があった。
蕭炎の表情が引き締まり、重尺を構えると同時に「焰分噬浪!」
と叫び声を上げる。
心の中で怒吼した瞬間、十丈を超える巨大な刀光が重尺から爆発し、枯れた掌に激しく斬りつける。
しかしその強烈な風圧は掌を一時的に止めただけで、次の瞬間掌はさらに速さを増して蕭炎の胸元に向かって来た。
緊急時に重尺を垂直に構えようとしたが、枯れた手のひらは既に重尺と衝突していた。
「ドン!」
という清澄な音と共に、その接触点から蕭炎の腕に骨同士が擦れるような微かな音が響いた。
次の瞬間、蕭炎の足元の岩床が豆腐のように崩れ、彼の身体は地面に深く沈み込んだ。
摘星老鬼の一撃を受けたことで蕭炎の内臓が沸騰し、重尺をひっくり返しながら足を踏ん張り、地面を這うように後退した。
立ち上がった瞬間、重尺を見やると驚愕の表情になった。
そこには掌痕が残っていたのだ。
その傷跡は浅いものではあったが、蕭炎にとっては重大な衝撃だった。
玄重尺は彼にとって最も頼りになる武器であり、その堅固さを誰よりも知っているはずなのに、摘星老鬼にまで掌痕を残されるとは考えてもみなかった。
「なかなか頑丈なやつだ…」
空間が歪んだ瞬間、摘星老鬼の姿がゆっくりと現れた。
彼は蕭炎の重尺を見やりながら淡々と言った。
蕭炎は警戒しながらその老人を睨みつけた。
現在の状況では鎖魂大殿から脱出する以外に選択肢はない。
外に出れば小医仙たちの助けを得られるはずだ。
ここでさらに引き延ばすと、いずれこの老人に消耗されるのは目に見えている。
「ふん、些細な手品など無駄よ。
絶対的な力があればそれらは効果がないわ」
似たようなことを考えていたのか、摘星老鬼が笑みを消し地面を蹴り蕭炎に向かって突進してきた。
その表情には明らかに殺意が滲んでいた。
**(紫褐色)の炎が掌の中で急速に凝縮し、一瞬で非常に精巧な炎の蓮へと変化した。
その蓮からは極めて暴虐的なエネルギーが溢れ出し、周囲の空気を引き裂くほどだった。
魂魄力が霊境(りょうげき)まで突破した後は、蕭炎(しょうえん)が仏怒炎蓮(ぶんどえんれん)を凝縮する速度も格段に向上し、ほぼ意識の動きだけで形を作れるようになった。
紫褐色の炎が現れた瞬間、彼はそれを強く握り締め、摘星老鬼(せつせいろうき)に向けて猛然と投擲した。
その際、彼の後退する身体は突然加速し、「ドン!」
という音と共に爆発した。
炎の蓮は摘星老鬼から半丈(はんちょう)も離れたところで雷鳴のように炸裂し、その衝撃波が天井に張り巡らされた巨大な石柱を肉眼で見えるほどの亀裂に切り裂いた。
広場全体が瓦礫だらけになった。
炎の蓮が爆発した後も蕭炎は一瞬たりとも緊張を緩めなかった。
彼は自分が仏怒炎蓮だけでは摘星老鬼を殺せないことを知っていたからだ。
その予測は外れることはなく、炎の蓮が瓦礫に変わった直後に、蒼白い影が火の海の中からゆっくりと現れた。
蕭炎が目を凝らすと、そこには衣装が破れ狼狽(ろうばい)した状態で立つ摘星老鬼がいた。
彼は「不愧は蕭家の人か。
九星斗宗の実力でこんな強力な攻撃を繰り出すとは」と冷ややかな笑みを浮かべた。
蕭炎の表情は変わらなかったが、目の中では警戒の光が走った。
彼は足を踏ん張り、体から紫褐色の火の玉が連続して噴出し、半空中に密集した鎖状の結界へと次々と衝突させた。
「カラン!」
これらの鎖は薬老(やくろう)を縛っていたものとは比べ物にならず、炎の一撃で簡単に断ち切られた。
すると大殿内の無数の光球が突然破裂し、苦しみと困惑に満ちた魂魄たちが次々と目を開けた。
彼らはしばらく呆然としていたが、すぐに何が起こったのか悟り、悲鳴を上げながら出口へと乱れ奔った。
「お前は死ぬ!」
蕭炎が大量の魂魄を解放したことに驚き、摘星老鬼が殺気立つように光速で彼に迫ってきた。
その時、蕭炎は冷哼(ひん)一声、掌の中で三つの紫黒色の珠体を現し、星域(せいでく)で三千煐炎火(さんぜんあんかま)を使って鍛えた火雷子(からいじ)であることを悟らせた。
「シュッ!」
彼はそれらを三角形に配置して摘星老鬼めがけて投げつけ、距離開(きょりかい)で爆発させた。
「ドン!」
と凄まじい衝撃波が半空で炸裂し、黒い鎖状の結界がさらに多くの断片を生み出した。
その瞬間、大殿全体から逃げ出す魂魄たちが一斉に出口へと駆け出した。
恐怖な気浪の中、摘星老鬼はぎりぎりで突破した。
その頬に、蕭炎の奇妙な手口が彼をも屈服させたという冷たい怒りが滲んでいた。
「畜生!これらの霊魂番号、貴方自身で償え!」
「摘星手!」
老鬼の顔は黒い気配で包まれていた。
右手が突然奇妙に太くなり、その身を一瞬にして幽霊のように蕭炎の前に滑り込んだ。
巨掌が猛然と掴むと、周囲の空間が硬直し、彼はただじっとその巨大な手を見つめるしかない。
「蕭家の小僧、終わった!」
老鬼の顔に残酷な笑みが浮かび、掌を強く握ると同時に、蕭炎を取り巻く空間が瞬時に崩壊した。
空間崩壊の中、摘星老鬼が予想していた曖昧な血肉は現れず、その体躯は彼の驚愕の目に映りながら「バキッ」と虚無へと消えた……この光景に、摘星老鬼は一瞬硬直した。
いつから摘星手の力がここまで凄まじいものになっていたのか。
「違う!これは偽物だ!」
しかし老練な彼はすぐに気付き直し、慌てて鎖魂大殿の出口を見やった。
そこには、猿のように軽快に駆け出す背中——それが蕭炎以外の誰かとは到底思えなかった。
その姿を追うように、摘星老鬼の顔がさらに暗く沈んだ。
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