3 / 10
体育の時間
しおりを挟む
朝の満員電車での甘美な優越感に浸りながら、まなは学校の校門をくぐった。
登校中、彼女の胸は、ブラウスの中で、今日も元気いっぱいに揺れていた。
ブラウスの真ん中のボタンは、今にも弾け飛びそうで、小さな糸が悲鳴を上げている。
まなは、そのボタンにそっと触れ、小さな秘密を確かめるかのように、そっと微笑んだ。
そして、授業が始まり、いよいよ二時間目の体育の時間になった。
まなは、意気揚々と更衣室へと向かう。
でも、その足取りは、どこか重かった。
なぜなら、次に身につけなければならない「体操服」という名の、もう一つの試練が待っているからだ。
女子生徒たちの賑やかな話し声が飛び交う更衣室で、まなは一人、静かに制服のブラウスに手をかけた。
ボタンを一つ、また一つと外し、慣れた手つきで制服を脱ぎ去ると、鏡に映る自分の姿に、まなは小さく息をのんだ。
G70のブラジャーに、まるで収まりきらないとでも言うかのように、はちきれんばかりに膨らんだ胸。
ブラジャーのカップから、柔らかな肉がこぼれ、その豊かさをこれでもかと主張している。
鏡の中の自分は、まるで別の生き物のように見えた。
まなは、その胸を、愛おしむようにそっと撫でた。
そして、ゆっくりと体操服に袖を通した。
体操服は、彼女の身体のサイズに合わせて、少し大きめのものを選んでいる。
しかし、そのサイズは、彼女の胸の成長速度には、もう追いつけていなかった。
腕を通し、首元を整え、ゆっくりと全身鏡の前に立つ。
鏡に映る自分の姿に、まなは小さくため息をついた。
体操服は、他の部分がゆったりとしているのに対し、胸の部分だけが、まるで彼女の身体に吸い付くかのように、ぴたりと張り付いていた。
胸の谷間には、生地が深く、くっきりと食い込んでいる。
その生地は、まるでまなの胸の豊かさを、より強調するためのコルセットのようだった。
胸の膨らみに引っ張られ、体操服の裾は、他の生徒たちよりも少しだけ短くなっている。
そのせいで、彼女の身体の曲線が、よりはっきりと浮かび上がっていた。
周りの生徒たちの視線が、時折、彼女の胸に注がれているのを感じる。
それは、好奇心と、そしてほんの少しの羨望を含んだ視線だった。
まなは、その視線に、もう慣れていた。最初は恥ずかしかった。
だが、今では、それが自分の存在を証明する、何よりの証なのだと知っている。
この胸は、誰にも真似できない、自分だけの特権なのだ。
そして、彼女のブラジャーは、この体操服の下で、もはや悲鳴をあげることをやめていた。
ワイヤーは、まなの胸の谷間に、まるで彼女の身体の一部であるかのように食い込んでいた。
カップの生地は、限界まで引き伸ばされ、今にも弾け飛びそうだ。
だが、まなは、そんなことには構わなかった。
この胸の存在感こそが、彼女の誇りだった。
まなは、鏡の中の自分に、小さく微笑んだ。
この胸は、彼女を、他の誰とも違う、特別な存在にしてくれる。
この圧倒的な存在感こそが、彼女だけの特権なのだ。
彼女は、もう一度、深く息を吸い込んだ。
そのたびに、彼女の胸は、大きく揺れ、その存在感を、再び周囲に知らしめる。
まなは、その感触を、まるで宝物でも慈しむかのように味わった。
身体を動かすたびに揺れる、体操服の生地越しに伝わる、柔らかな肉の塊の重みと温かさ。
それは、まるで生きているかのように、彼女の心臓の鼓動に合わせて、とくとくと脈打っているようだった。
目を閉じれば、そこにあるのは、彼女だけの秘密の宇宙。
誰にも見せることのない、けれど確実に、彼女という存在を定義づけている、誇り高き象徴。
まなは、その宇宙を、愛おしむようにそっとなぞる。
彼女の指先が触れるたび、それは弾むような反発を返し、彼女の胸の奥に、甘く、くすぐったい幸福感を呼び起こした。
「ふふっ…」
彼女は、小さく艶っぽい笑みをこぼした。
だって、こんなに豊かで、こんなに存在感のある胸を持っている女の子なんて、そうそういないもの。
普通の女の子が隠そうとする胸の膨らみが、まなにとっては、唯一無二の、愛すべきチャームポイントだった。
体操服の薄い生地が、その偉大な隆起を強調し、誰もが振り返るほどの迫力を持たせている。
それはもはや、単なる身体の一部ではなく、彼女の個性を際立たせる、最高の勲章なのだ。
胸の膨らみが、彼女の心まで満たしていく。
彼女の胸は、彼女の自信となり、彼女のすべてを形作っていた。
胸が豊かなことの喜びと、それを大切にする気持ちが、彼女の心の中で、甘美な旋律を奏でている。
まなは、まるで秘密の扉を開くかのように、体操服の襟ぐりをそっと、しかし躊躇なく開いた。
すると、そこには、白い体操服の無機質な生地の下に隠されていた、豊かなる景色が広がっていた。
真っ白な体操服とは対照的な、柔らかく、温かい肉の谷間が、まるで夜明け前の空のように、ほの明るく、そして仄かに潤んだ艶を放っている。
それは、彼女の身体が持つ生命力そのものを象徴しているかのように、見る者の視線を釘付けにした。
ブラジャーのレースの縁から、こぼれんばかりに膨らんだ肉の山が、まるで生命体のように、ぷっくりと主張している。
それは、体操服の生地に押し込められてもなお、その圧倒的な存在感を隠しきれない、まなの胸の誇り。
彼女は、指先でその谷間のくぼみをなぞり、その滑らかな感触と、熱を帯びた温かさを確かめる。
その指の動きは、まるで自身を愛でるかのように、官能的で、優雅な弧を描いた。
谷間を縁取るブラジャーのカップは、すでにその役目を果たしきっているかのように、パンパンに張り詰めている。
いや、むしろ、そのカップの限界を超えようと、肉の塊が押し合いへし合いしているかのようだ。
彼女の吐息が、その谷間に熱を吹きかけるたびに、そこから放たれる甘く、熱っぽい香りが、彼女自身の心を酔わせていく。
誰にも見せることのない、彼女だけの秘密の光景。
しかし、それは、彼女がどれほどに豊かで、どれほどに女性らしい身体を持っているかを、雄弁に物語っていた。
その谷間は、彼女の自信と、自らを慈しむ心が生み出した、究極の芸術作品。
まなは、その秘密の美しさに、ただただ、うっとりと見とれていた。
体育館に足を踏み入れた瞬間から、まなの胸は、まるで彼女の意思とは無関係に、独自の存在感を主張し始めた。
一歩踏み出すたびに、ブラジャーのワイヤーが「ぐっ」と食い込むようにその重さを支える。
それはまるで、彼女の身体に課された、甘美で、しかし抗えない枷のようだった。
準備運動が始まった。腕を大きく回せば、胸の柔らかな肉が、ぷるん、ぷるんと揺れる。
その揺れは、ブラジャーのカップの限界を軽々と超え、まるで生きているかのように躍動する。
ジャンプをすれば、その揺れは一層激しさを増し、ブラジャーのワイヤーが「きぃ…」と悲鳴を上げているようにも聞こえた。
まなは、その愛おしい揺れを、誰にも気づかれないよう、ひっそりと楽しんでいた。
それは、彼女の身体が持つ、豊かな生命力の証だったから。
そして、アキレス腱を伸ばすために、ゆっくりと前屈みになった、その時だった。
彼女の身体が前に傾くにつれ、ブラジャーのカップから、あふれんばかりの肉が、まるで脱出を試みるかのように、ぐいっと上へと盛り上がってきた。
体操服の生地が、その隆起に耐えきれず、「ぱつん!」と、いまにも弾けそうなほどに張り詰める。
それは、まさに、彼女の胸のボリュームが、物理的な制約を乗り越えようとしている瞬間だった。
ブラジャーのワイヤーが、これ以上ないほどに深く食い込み、彼女の身体に、赤い跡を刻みつけている。
その痛みは、しかし、彼女にとっては、むしろ快感にも似た、官能的なものだった。
彼女の豊かな胸が、この狭い体操服の中では収まりきらないことを、改めて自覚させられたから。
ブラジャーのカップから盛り上がった胸の先端が、体操服の薄い生地を突き上げ、その存在をこれでもかと主張している。
それは、もはや隠すことのできない、圧倒的な美しさだった。
彼女は、その光景を、誰にも見られていないことを確認しながら、密かに、しかし深く、その感触に酔いしれていた。
まなは、自身の身体が放つ圧倒的な存在感を確かめるように、おかまいなしに、さらに深く前屈みになった。
彼女の胸は、重力という抗えない力に素直に従い、ぷるん、ぷるんと、まるで生命体のように大きく、艶めかしく揺れた。
そして、その豊かな肉の塊は、体操服の襟ぐりを目指して、怒涛のようにせり出してきた。
その瞬間、体操服の襟ぐりが大きく、そして緩やかに開いた。
それは、まるで、秘められた世界への招待状が、風に揺らめくように。
その開かれた隙間から見えたのは、言葉を失うほどに深く、豊かな胸の谷間だった。
それは、単なる身体のくぼみではなく、どこまでも深く続く、豊かさの海溝。濃密な影が落ち、その奥に広がるのは、誰にも踏み入ることのできない、まなだけの聖域。
体操服の白い生地は、その谷間の両側で、ピンと限界まで張り詰め、彼女の胸のボリュームが、どれほどに尋常でないかを、雄弁に物語っていた。
谷間の奥には、Gカップという、普通の女性からすれば羨望の眼差しを浴びるであろうブラジャーのカップが、その役目を懸命に果たしている。
しかし、そのカップですら、まなの胸の豊かさには抗えず、まるで無理やり押し込まれたかのように、ぷっくりと、そして艶かしく膨らんでいる。
その膨らみの曲線は、なめらかで、官能的で、まるで大自然が創り出した芸術品。
そして、その奥には、どこまでも深く続く、神秘的な濃い影。
それは、まなの胸の豊かさが生み出す、彼女だけの秘密の風景だった。
その影は、彼女の女性らしさを象徴する、究極の秘密の印。
見たくても、決して見ることができない。
なぜなら、その谷間はあまりにも深く、そして、その奥に広がる世界は、彼女自身にしか到達できない、特別な場所だから。
まなは、その見せそうで、決して見せない谷間の美しさに、深く、そして静かに、酔いしれていた。
「うわっ……」
唐突に、体育館に響いた、誰かの吐息のような声。
それは、まなの前に立っていたクラスメイトの男子生徒が、思わず漏らした、心の叫びだった。
その声には、驚きと、そして隠しきれない、熱を帯びた欲望が、はっきりと含まれていた。
まなは、その声に気づき、ゆっくりと顔を上げた。
その体勢は、アキレス腱を伸ばすための前屈みのまま。
彼女の豊かな胸は、重力に従って、体操服の襟ぐりから、これでもかとばかりに主張している。
開かれた体操服の隙間からは、彼女のブラジャーが作り出した、深く、くっきりとした谷間が、まるで無限に続く豊かさの海溝のように、官能的に見えていた。
その奥には、どこまでも深く続く、濃密な影。
それは、彼女の秘密のすべてを物語っているようでありながら、決してそのすべてを見せることはない、究極の美しさだった。
まなは、慌てて体操服の襟ぐりを抑えるふりをする。
その指先は、しかし、ゆっくりとしか動かない。
まるで、見つめられているこの瞬間を、少しでも長く引き延ばしたいかのように。
男子生徒たちの、まるで熱線のような視線が、自分の胸に突き刺さっているのを、彼女は肌で、そして胸の奥で、はっきりと感じ取っていた。
見られている。その事実が、彼女の身体に、甘い電流を流していく。
彼女の胸は、まるでその視線に呼応するかのように、じんわりと熱を帯びていく。
その熱は、単なる体温ではなく、彼女の胸の膨らみが、さらに大きくなる兆候のように思えた。
彼女は、見られることで、胸がもっと豊かに、もっと美しくなるのだと、心から信じていた。
そして、その視線が、彼女の胸を、さらなる高みへと押し上げてくれる。
その確信が、彼女の心に、言いようのない快感と、高揚感をもたらしていた。
見られることで、彼女の胸は成長し、そして彼女の自信は、さらに揺るぎないものになる。
その快感が、彼女の身体を、甘く、痺れさせていた。
彼女は、ただ、男子生徒たちの熱い視線と、自身の胸の鼓動に、静かに耳を傾けていた。
体育の先生が、まなのそばに駆け寄ってきた。
その足音は、普段の指導とは違う、どこか焦燥感を含んだ響きだった。
先生は、まなの体操服の襟元に、遠慮のない視線を向ける。
その先生の胸元は、体操服の生地がぺたりと張り付き、まるで何も存在しないかのように、なだらかだった。
まなの豊かな胸とは、まさに天と地ほどの差がある。
まな板のような胸の先生に、この気持ちが分かってたまるか。
「まなちゃん、体操服の襟元、気をつけなさい!」
先生の声は、体育館中に響き渡る。
その声は、いかにも公明正大を装っているが、まなには、その奥に隠された、嫉妬と、そして、理解できないものへの苛立ちが、はっきりと感じられた。
まなは、先生の注意に、何も言い返すことができなかった。
だって、どう言えばいいんだ?
「先生、私の胸が大きすぎて、勝手にはみ出しちゃうんです」
なんて、言えるわけがない。
それに、この先生は、胸の重さで肩が凝ることも、ブラジャーのワイヤーがくい込んで痛いことも、ボタンが弾け飛ぶことも、何も知らないのだから。
まなの心は、怒りではなく、むしろ、優越感に満たされていった。
この、はちきれそうな胸は、彼女の努力の賜物だ。
毎日、大切に育み、慈しんできた、彼女だけの誇り。
この胸が、勝手に主張してしまったのは、彼女のせいじゃない。
この、あまりにも豊かな胸が、この体操服のサイズでは、到底収まりきらないからなのだ。
まなは、ゆっくりと、しかし、どこか挑発的に、先生の視線を正面から受け止めた。
彼女の胸は、先生の注意を受けて、まるでさらに大きく膨らんだかのように、じんわりと熱を帯びていく。
先生の言葉は、まるで彼女の胸への称賛の言葉のように聞こえた。
注意すればするほど、まなの胸は、その存在感を増していく。
それは、彼女の胸の豊かさを、誰もが認めざるを得ない、究極の証拠だった。
まなは、心の中で、先生に囁きかける。
「先生、私のこの胸は、この体操服には収まりきらないんです。だって、私の胸は、先生の胸とは違うんですから」
彼女の胸は、この体育館の誰よりも、雄弁に、そして官能的に、彼女の存在を主張していた。
こうして、まなの一日は、朝のブラジャーとの戦いに続き、体操服という新たな試練と、その豊かさがもたらす、小さな悲劇と共に、静かに、そして熱烈に続いていくのだった。
登校中、彼女の胸は、ブラウスの中で、今日も元気いっぱいに揺れていた。
ブラウスの真ん中のボタンは、今にも弾け飛びそうで、小さな糸が悲鳴を上げている。
まなは、そのボタンにそっと触れ、小さな秘密を確かめるかのように、そっと微笑んだ。
そして、授業が始まり、いよいよ二時間目の体育の時間になった。
まなは、意気揚々と更衣室へと向かう。
でも、その足取りは、どこか重かった。
なぜなら、次に身につけなければならない「体操服」という名の、もう一つの試練が待っているからだ。
女子生徒たちの賑やかな話し声が飛び交う更衣室で、まなは一人、静かに制服のブラウスに手をかけた。
ボタンを一つ、また一つと外し、慣れた手つきで制服を脱ぎ去ると、鏡に映る自分の姿に、まなは小さく息をのんだ。
G70のブラジャーに、まるで収まりきらないとでも言うかのように、はちきれんばかりに膨らんだ胸。
ブラジャーのカップから、柔らかな肉がこぼれ、その豊かさをこれでもかと主張している。
鏡の中の自分は、まるで別の生き物のように見えた。
まなは、その胸を、愛おしむようにそっと撫でた。
そして、ゆっくりと体操服に袖を通した。
体操服は、彼女の身体のサイズに合わせて、少し大きめのものを選んでいる。
しかし、そのサイズは、彼女の胸の成長速度には、もう追いつけていなかった。
腕を通し、首元を整え、ゆっくりと全身鏡の前に立つ。
鏡に映る自分の姿に、まなは小さくため息をついた。
体操服は、他の部分がゆったりとしているのに対し、胸の部分だけが、まるで彼女の身体に吸い付くかのように、ぴたりと張り付いていた。
胸の谷間には、生地が深く、くっきりと食い込んでいる。
その生地は、まるでまなの胸の豊かさを、より強調するためのコルセットのようだった。
胸の膨らみに引っ張られ、体操服の裾は、他の生徒たちよりも少しだけ短くなっている。
そのせいで、彼女の身体の曲線が、よりはっきりと浮かび上がっていた。
周りの生徒たちの視線が、時折、彼女の胸に注がれているのを感じる。
それは、好奇心と、そしてほんの少しの羨望を含んだ視線だった。
まなは、その視線に、もう慣れていた。最初は恥ずかしかった。
だが、今では、それが自分の存在を証明する、何よりの証なのだと知っている。
この胸は、誰にも真似できない、自分だけの特権なのだ。
そして、彼女のブラジャーは、この体操服の下で、もはや悲鳴をあげることをやめていた。
ワイヤーは、まなの胸の谷間に、まるで彼女の身体の一部であるかのように食い込んでいた。
カップの生地は、限界まで引き伸ばされ、今にも弾け飛びそうだ。
だが、まなは、そんなことには構わなかった。
この胸の存在感こそが、彼女の誇りだった。
まなは、鏡の中の自分に、小さく微笑んだ。
この胸は、彼女を、他の誰とも違う、特別な存在にしてくれる。
この圧倒的な存在感こそが、彼女だけの特権なのだ。
彼女は、もう一度、深く息を吸い込んだ。
そのたびに、彼女の胸は、大きく揺れ、その存在感を、再び周囲に知らしめる。
まなは、その感触を、まるで宝物でも慈しむかのように味わった。
身体を動かすたびに揺れる、体操服の生地越しに伝わる、柔らかな肉の塊の重みと温かさ。
それは、まるで生きているかのように、彼女の心臓の鼓動に合わせて、とくとくと脈打っているようだった。
目を閉じれば、そこにあるのは、彼女だけの秘密の宇宙。
誰にも見せることのない、けれど確実に、彼女という存在を定義づけている、誇り高き象徴。
まなは、その宇宙を、愛おしむようにそっとなぞる。
彼女の指先が触れるたび、それは弾むような反発を返し、彼女の胸の奥に、甘く、くすぐったい幸福感を呼び起こした。
「ふふっ…」
彼女は、小さく艶っぽい笑みをこぼした。
だって、こんなに豊かで、こんなに存在感のある胸を持っている女の子なんて、そうそういないもの。
普通の女の子が隠そうとする胸の膨らみが、まなにとっては、唯一無二の、愛すべきチャームポイントだった。
体操服の薄い生地が、その偉大な隆起を強調し、誰もが振り返るほどの迫力を持たせている。
それはもはや、単なる身体の一部ではなく、彼女の個性を際立たせる、最高の勲章なのだ。
胸の膨らみが、彼女の心まで満たしていく。
彼女の胸は、彼女の自信となり、彼女のすべてを形作っていた。
胸が豊かなことの喜びと、それを大切にする気持ちが、彼女の心の中で、甘美な旋律を奏でている。
まなは、まるで秘密の扉を開くかのように、体操服の襟ぐりをそっと、しかし躊躇なく開いた。
すると、そこには、白い体操服の無機質な生地の下に隠されていた、豊かなる景色が広がっていた。
真っ白な体操服とは対照的な、柔らかく、温かい肉の谷間が、まるで夜明け前の空のように、ほの明るく、そして仄かに潤んだ艶を放っている。
それは、彼女の身体が持つ生命力そのものを象徴しているかのように、見る者の視線を釘付けにした。
ブラジャーのレースの縁から、こぼれんばかりに膨らんだ肉の山が、まるで生命体のように、ぷっくりと主張している。
それは、体操服の生地に押し込められてもなお、その圧倒的な存在感を隠しきれない、まなの胸の誇り。
彼女は、指先でその谷間のくぼみをなぞり、その滑らかな感触と、熱を帯びた温かさを確かめる。
その指の動きは、まるで自身を愛でるかのように、官能的で、優雅な弧を描いた。
谷間を縁取るブラジャーのカップは、すでにその役目を果たしきっているかのように、パンパンに張り詰めている。
いや、むしろ、そのカップの限界を超えようと、肉の塊が押し合いへし合いしているかのようだ。
彼女の吐息が、その谷間に熱を吹きかけるたびに、そこから放たれる甘く、熱っぽい香りが、彼女自身の心を酔わせていく。
誰にも見せることのない、彼女だけの秘密の光景。
しかし、それは、彼女がどれほどに豊かで、どれほどに女性らしい身体を持っているかを、雄弁に物語っていた。
その谷間は、彼女の自信と、自らを慈しむ心が生み出した、究極の芸術作品。
まなは、その秘密の美しさに、ただただ、うっとりと見とれていた。
体育館に足を踏み入れた瞬間から、まなの胸は、まるで彼女の意思とは無関係に、独自の存在感を主張し始めた。
一歩踏み出すたびに、ブラジャーのワイヤーが「ぐっ」と食い込むようにその重さを支える。
それはまるで、彼女の身体に課された、甘美で、しかし抗えない枷のようだった。
準備運動が始まった。腕を大きく回せば、胸の柔らかな肉が、ぷるん、ぷるんと揺れる。
その揺れは、ブラジャーのカップの限界を軽々と超え、まるで生きているかのように躍動する。
ジャンプをすれば、その揺れは一層激しさを増し、ブラジャーのワイヤーが「きぃ…」と悲鳴を上げているようにも聞こえた。
まなは、その愛おしい揺れを、誰にも気づかれないよう、ひっそりと楽しんでいた。
それは、彼女の身体が持つ、豊かな生命力の証だったから。
そして、アキレス腱を伸ばすために、ゆっくりと前屈みになった、その時だった。
彼女の身体が前に傾くにつれ、ブラジャーのカップから、あふれんばかりの肉が、まるで脱出を試みるかのように、ぐいっと上へと盛り上がってきた。
体操服の生地が、その隆起に耐えきれず、「ぱつん!」と、いまにも弾けそうなほどに張り詰める。
それは、まさに、彼女の胸のボリュームが、物理的な制約を乗り越えようとしている瞬間だった。
ブラジャーのワイヤーが、これ以上ないほどに深く食い込み、彼女の身体に、赤い跡を刻みつけている。
その痛みは、しかし、彼女にとっては、むしろ快感にも似た、官能的なものだった。
彼女の豊かな胸が、この狭い体操服の中では収まりきらないことを、改めて自覚させられたから。
ブラジャーのカップから盛り上がった胸の先端が、体操服の薄い生地を突き上げ、その存在をこれでもかと主張している。
それは、もはや隠すことのできない、圧倒的な美しさだった。
彼女は、その光景を、誰にも見られていないことを確認しながら、密かに、しかし深く、その感触に酔いしれていた。
まなは、自身の身体が放つ圧倒的な存在感を確かめるように、おかまいなしに、さらに深く前屈みになった。
彼女の胸は、重力という抗えない力に素直に従い、ぷるん、ぷるんと、まるで生命体のように大きく、艶めかしく揺れた。
そして、その豊かな肉の塊は、体操服の襟ぐりを目指して、怒涛のようにせり出してきた。
その瞬間、体操服の襟ぐりが大きく、そして緩やかに開いた。
それは、まるで、秘められた世界への招待状が、風に揺らめくように。
その開かれた隙間から見えたのは、言葉を失うほどに深く、豊かな胸の谷間だった。
それは、単なる身体のくぼみではなく、どこまでも深く続く、豊かさの海溝。濃密な影が落ち、その奥に広がるのは、誰にも踏み入ることのできない、まなだけの聖域。
体操服の白い生地は、その谷間の両側で、ピンと限界まで張り詰め、彼女の胸のボリュームが、どれほどに尋常でないかを、雄弁に物語っていた。
谷間の奥には、Gカップという、普通の女性からすれば羨望の眼差しを浴びるであろうブラジャーのカップが、その役目を懸命に果たしている。
しかし、そのカップですら、まなの胸の豊かさには抗えず、まるで無理やり押し込まれたかのように、ぷっくりと、そして艶かしく膨らんでいる。
その膨らみの曲線は、なめらかで、官能的で、まるで大自然が創り出した芸術品。
そして、その奥には、どこまでも深く続く、神秘的な濃い影。
それは、まなの胸の豊かさが生み出す、彼女だけの秘密の風景だった。
その影は、彼女の女性らしさを象徴する、究極の秘密の印。
見たくても、決して見ることができない。
なぜなら、その谷間はあまりにも深く、そして、その奥に広がる世界は、彼女自身にしか到達できない、特別な場所だから。
まなは、その見せそうで、決して見せない谷間の美しさに、深く、そして静かに、酔いしれていた。
「うわっ……」
唐突に、体育館に響いた、誰かの吐息のような声。
それは、まなの前に立っていたクラスメイトの男子生徒が、思わず漏らした、心の叫びだった。
その声には、驚きと、そして隠しきれない、熱を帯びた欲望が、はっきりと含まれていた。
まなは、その声に気づき、ゆっくりと顔を上げた。
その体勢は、アキレス腱を伸ばすための前屈みのまま。
彼女の豊かな胸は、重力に従って、体操服の襟ぐりから、これでもかとばかりに主張している。
開かれた体操服の隙間からは、彼女のブラジャーが作り出した、深く、くっきりとした谷間が、まるで無限に続く豊かさの海溝のように、官能的に見えていた。
その奥には、どこまでも深く続く、濃密な影。
それは、彼女の秘密のすべてを物語っているようでありながら、決してそのすべてを見せることはない、究極の美しさだった。
まなは、慌てて体操服の襟ぐりを抑えるふりをする。
その指先は、しかし、ゆっくりとしか動かない。
まるで、見つめられているこの瞬間を、少しでも長く引き延ばしたいかのように。
男子生徒たちの、まるで熱線のような視線が、自分の胸に突き刺さっているのを、彼女は肌で、そして胸の奥で、はっきりと感じ取っていた。
見られている。その事実が、彼女の身体に、甘い電流を流していく。
彼女の胸は、まるでその視線に呼応するかのように、じんわりと熱を帯びていく。
その熱は、単なる体温ではなく、彼女の胸の膨らみが、さらに大きくなる兆候のように思えた。
彼女は、見られることで、胸がもっと豊かに、もっと美しくなるのだと、心から信じていた。
そして、その視線が、彼女の胸を、さらなる高みへと押し上げてくれる。
その確信が、彼女の心に、言いようのない快感と、高揚感をもたらしていた。
見られることで、彼女の胸は成長し、そして彼女の自信は、さらに揺るぎないものになる。
その快感が、彼女の身体を、甘く、痺れさせていた。
彼女は、ただ、男子生徒たちの熱い視線と、自身の胸の鼓動に、静かに耳を傾けていた。
体育の先生が、まなのそばに駆け寄ってきた。
その足音は、普段の指導とは違う、どこか焦燥感を含んだ響きだった。
先生は、まなの体操服の襟元に、遠慮のない視線を向ける。
その先生の胸元は、体操服の生地がぺたりと張り付き、まるで何も存在しないかのように、なだらかだった。
まなの豊かな胸とは、まさに天と地ほどの差がある。
まな板のような胸の先生に、この気持ちが分かってたまるか。
「まなちゃん、体操服の襟元、気をつけなさい!」
先生の声は、体育館中に響き渡る。
その声は、いかにも公明正大を装っているが、まなには、その奥に隠された、嫉妬と、そして、理解できないものへの苛立ちが、はっきりと感じられた。
まなは、先生の注意に、何も言い返すことができなかった。
だって、どう言えばいいんだ?
「先生、私の胸が大きすぎて、勝手にはみ出しちゃうんです」
なんて、言えるわけがない。
それに、この先生は、胸の重さで肩が凝ることも、ブラジャーのワイヤーがくい込んで痛いことも、ボタンが弾け飛ぶことも、何も知らないのだから。
まなの心は、怒りではなく、むしろ、優越感に満たされていった。
この、はちきれそうな胸は、彼女の努力の賜物だ。
毎日、大切に育み、慈しんできた、彼女だけの誇り。
この胸が、勝手に主張してしまったのは、彼女のせいじゃない。
この、あまりにも豊かな胸が、この体操服のサイズでは、到底収まりきらないからなのだ。
まなは、ゆっくりと、しかし、どこか挑発的に、先生の視線を正面から受け止めた。
彼女の胸は、先生の注意を受けて、まるでさらに大きく膨らんだかのように、じんわりと熱を帯びていく。
先生の言葉は、まるで彼女の胸への称賛の言葉のように聞こえた。
注意すればするほど、まなの胸は、その存在感を増していく。
それは、彼女の胸の豊かさを、誰もが認めざるを得ない、究極の証拠だった。
まなは、心の中で、先生に囁きかける。
「先生、私のこの胸は、この体操服には収まりきらないんです。だって、私の胸は、先生の胸とは違うんですから」
彼女の胸は、この体育館の誰よりも、雄弁に、そして官能的に、彼女の存在を主張していた。
こうして、まなの一日は、朝のブラジャーとの戦いに続き、体操服という新たな試練と、その豊かさがもたらす、小さな悲劇と共に、静かに、そして熱烈に続いていくのだった。
0
あなたにおすすめの小説
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる