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第四章 学園生活と地下アイドル
EP 7
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コロッケと涙とプロデューサー
港町ルナミスの海岸沿いにある、貸し切りのビーチハウス。
カイト一行の宿泊拠点となっているテラスで、保護された少女リーザは、夢のような時間を過ごしていた。
「はぐっ! むぐぐ……んん~っ!!」
彼女が涙目でかぶりついているのは、龍魔呂が即興で作った『特製コロッケサンド』だ。
カイト農場の小麦で作ったパンに、市場のコロッケと、ルナが育てたシャキシャキのレタス、そして龍魔呂特製のタルタルソースが挟んである。
「美味しい……! サクサクで、中はトロトロで……パンが甘い……!」
リーザはリスのように頬を膨らませ、幸せを噛み締めていた。
その横では、鬼神龍魔呂が甲斐甲斐しく世話を焼いていた。
「……慌てるな。喉に詰まるぞ」
龍魔呂は、強面の顔を崩さないまま、オレンジジュースを差し出した。
さらに、皿には追加のサンドイッチと、カイトが用意した『野菜スティック』が山盛りになっている。
「野菜も食え。肌が荒れているぞ。……昔の弟(ユウ)を見ているようで放っておけん」
「ありがとうございます、黒服のおじ様……! 私、こんなに優しくされたの初めてです!」
リーザが瞳を潤ませる。
カイトは苦笑しながら、その様子を見守っていた。
「よかったね、リーザちゃん。いっぱい食べて元気出してよ」
「はい! カイト様!」
すっかり懐いたリーザ。
そこへ、海で泳いでいた女性陣が戻ってきた。
「ただいまー! あー、泳いだ泳いだ!」
「喉が渇いたわ。ビールある?」
水着姿の女神ルチアナを筆頭に、ラスティア、フレア、ルナが入ってくる。
リーザは彼女たちの姿を見た瞬間、サンドイッチを喉に詰まらせかけた。
「ぐふっ!? ……あ、あれは!?」
リーザがガタッと椅子から立ち上がり、ルチアナを指差した。
「プ、プロデューサー様(P様)!?」
「……ブッ!?」
ビールを飲もうとしていたルチアナが、盛大に吹き出した。
†
静寂が流れた。
カイト、龍魔呂、そして他のメンバーの視線が、ルチアナに突き刺さる。
「……ルチアナ?」
カイトがジト目で問いただす。
「げっ……。あんた、あの日(酔っ払って海に落ちた日)の人魚の子!?」
ルチアナは冷や汗をかきながら、視線を逸らそうとした。
だが、リーザは目を輝かせて駆け寄った。
「そうです! 私です! P様に教えていただいた『アイドルの極意』を胸に、家出してここまで来ました!」
リーザはビシッと敬礼した。
「教えの通り、みかん箱の上で歌っています! でも、なかなかお客さんが集まらなくて……。やっぱり私の『タミフルパンチ』のキレが足りないのでしょうか?」
「タミフル……?」
カイトの中で、パズルが組み上がった。
異世界にあるはずのない医療用語。
変な歌詞。
そして、酔っ払いの女神。
「ルチアナ……。君か。この子に変な歌を吹き込んだのは」
「ち、違うわよ! 私はただ、酔って海に落ちた時に、助けてくれたお礼に『夢』を語っただけで……!」
ルチアナが弁明する。
「『あんた可愛いからアイドルになれるわよ~』とか、『タミフルって呪文みたいでカッコいいでしょ~』とか、適当なことを言った記憶はあるけど……まさか本当に家出してくるとは思わないじゃない!」
「適当かよ!」
カイトがツッコミを入れる。
つまり、この純粋な人魚姫は、酔っ払った女神の戯言を真に受けて、国を飛び出し、貧乏生活を送っていたのだ。
「ひどい……。私、信じていたのに……」
リーザがショックでへなへなと座り込んだ。
目から大粒の涙がこぼれ落ちる。
「お母様(女王)に反対されても……P様の言葉を信じて……パンの耳を齧って頑張ってきたのに……うぅぅ……」
その涙を見た瞬間。
テラスの温度が急激に下がった。
ゴゴゴゴゴゴゴ……ッ。
龍魔呂から、赤黒い闘気が立ち昇っている。
彼はサングラスを外し、ルチアナを静かに見下ろした。
「……おい、女神」
「ひっ!? な、なによ龍魔呂!」
「……純粋な子供の夢を弄(もてあそ)んで、泣かせたのか? ……万死に値するな」
龍魔呂の手には、いつの間にかカニの殻を砕くための『ハンマー』が握られている。
カイトも、いつになく真剣な顔でルチアナの肩を掴んだ。
「ルチアナ。責任、取るよね?」
「う、うぅ……」
最強の鬼神と、最強の飼い主(カイト)に詰め寄られ、ルチアナは観念した。
彼女はため息をつき、空になったジョッキを置いた。
「わ、わかったわよ! やればいいんでしょ、やれば!」
ルチアナは開き直り、リーザに向かって指を突きつけた。
「泣くんじゃないわよ! アンタの歌声と根性は本物よ! 私が中途半端だったのは謝るわ」
「P様……?」
「いいこと? やるからにはトップを狙うわよ! 私が本気でプロデュースしてあげる!」
ルチアナの瞳に、創造神としての(そして遊び人としての)本気の光が宿った。
「まずはデビューライブのやり直しよ! 場所はここ、ルナミスの海岸特設ステージ! 衣装も曲も、私が最高のものを用意してあげる!」
リーザの顔がパァァァッと輝いた。
「本当ですか!? 私、もう一度歌っていいんですか!?」
「ええ! アンタのお母さん(リヴァイアサン)が怒鳴り込んでくる前に、既成事実を作っちゃうのよ!」
ルチアナはニヤリと笑った。
女王が来ることは、神々のネットワーク(というかポチがクラーケンを狩った件)ですでに察知していたのだ。
「みんな、協力してくれるわよね?」
「もちろん! 舞台設営なら任せて!」
カイトがガッツポーズをする。
「照明と演出は私たちがやるわ!」
ラスティアとフレアも乗り気だ。
「……ケータリング(楽屋飯)は俺が作る。喉にいいドリンクもな」
龍魔呂もハンマーを収め、リーザの頭を撫でた。
「みんな……! ありがとうございます!」
リーザは立ち上がり、深く頭を下げた。
こうして、伝説の『カイト農場プレゼンツ・渚のライブ』が開催されることになった。
だが、時間は残されていない。
沖合の海が黒く染まり、不穏な大波が近づいているのを、ポチだけが気づいていた。
次回、激怒した海の女王が襲来!
「激怒! 海の女王リヴァイアサン襲来」へ続く!
港町ルナミスの海岸沿いにある、貸し切りのビーチハウス。
カイト一行の宿泊拠点となっているテラスで、保護された少女リーザは、夢のような時間を過ごしていた。
「はぐっ! むぐぐ……んん~っ!!」
彼女が涙目でかぶりついているのは、龍魔呂が即興で作った『特製コロッケサンド』だ。
カイト農場の小麦で作ったパンに、市場のコロッケと、ルナが育てたシャキシャキのレタス、そして龍魔呂特製のタルタルソースが挟んである。
「美味しい……! サクサクで、中はトロトロで……パンが甘い……!」
リーザはリスのように頬を膨らませ、幸せを噛み締めていた。
その横では、鬼神龍魔呂が甲斐甲斐しく世話を焼いていた。
「……慌てるな。喉に詰まるぞ」
龍魔呂は、強面の顔を崩さないまま、オレンジジュースを差し出した。
さらに、皿には追加のサンドイッチと、カイトが用意した『野菜スティック』が山盛りになっている。
「野菜も食え。肌が荒れているぞ。……昔の弟(ユウ)を見ているようで放っておけん」
「ありがとうございます、黒服のおじ様……! 私、こんなに優しくされたの初めてです!」
リーザが瞳を潤ませる。
カイトは苦笑しながら、その様子を見守っていた。
「よかったね、リーザちゃん。いっぱい食べて元気出してよ」
「はい! カイト様!」
すっかり懐いたリーザ。
そこへ、海で泳いでいた女性陣が戻ってきた。
「ただいまー! あー、泳いだ泳いだ!」
「喉が渇いたわ。ビールある?」
水着姿の女神ルチアナを筆頭に、ラスティア、フレア、ルナが入ってくる。
リーザは彼女たちの姿を見た瞬間、サンドイッチを喉に詰まらせかけた。
「ぐふっ!? ……あ、あれは!?」
リーザがガタッと椅子から立ち上がり、ルチアナを指差した。
「プ、プロデューサー様(P様)!?」
「……ブッ!?」
ビールを飲もうとしていたルチアナが、盛大に吹き出した。
†
静寂が流れた。
カイト、龍魔呂、そして他のメンバーの視線が、ルチアナに突き刺さる。
「……ルチアナ?」
カイトがジト目で問いただす。
「げっ……。あんた、あの日(酔っ払って海に落ちた日)の人魚の子!?」
ルチアナは冷や汗をかきながら、視線を逸らそうとした。
だが、リーザは目を輝かせて駆け寄った。
「そうです! 私です! P様に教えていただいた『アイドルの極意』を胸に、家出してここまで来ました!」
リーザはビシッと敬礼した。
「教えの通り、みかん箱の上で歌っています! でも、なかなかお客さんが集まらなくて……。やっぱり私の『タミフルパンチ』のキレが足りないのでしょうか?」
「タミフル……?」
カイトの中で、パズルが組み上がった。
異世界にあるはずのない医療用語。
変な歌詞。
そして、酔っ払いの女神。
「ルチアナ……。君か。この子に変な歌を吹き込んだのは」
「ち、違うわよ! 私はただ、酔って海に落ちた時に、助けてくれたお礼に『夢』を語っただけで……!」
ルチアナが弁明する。
「『あんた可愛いからアイドルになれるわよ~』とか、『タミフルって呪文みたいでカッコいいでしょ~』とか、適当なことを言った記憶はあるけど……まさか本当に家出してくるとは思わないじゃない!」
「適当かよ!」
カイトがツッコミを入れる。
つまり、この純粋な人魚姫は、酔っ払った女神の戯言を真に受けて、国を飛び出し、貧乏生活を送っていたのだ。
「ひどい……。私、信じていたのに……」
リーザがショックでへなへなと座り込んだ。
目から大粒の涙がこぼれ落ちる。
「お母様(女王)に反対されても……P様の言葉を信じて……パンの耳を齧って頑張ってきたのに……うぅぅ……」
その涙を見た瞬間。
テラスの温度が急激に下がった。
ゴゴゴゴゴゴゴ……ッ。
龍魔呂から、赤黒い闘気が立ち昇っている。
彼はサングラスを外し、ルチアナを静かに見下ろした。
「……おい、女神」
「ひっ!? な、なによ龍魔呂!」
「……純粋な子供の夢を弄(もてあそ)んで、泣かせたのか? ……万死に値するな」
龍魔呂の手には、いつの間にかカニの殻を砕くための『ハンマー』が握られている。
カイトも、いつになく真剣な顔でルチアナの肩を掴んだ。
「ルチアナ。責任、取るよね?」
「う、うぅ……」
最強の鬼神と、最強の飼い主(カイト)に詰め寄られ、ルチアナは観念した。
彼女はため息をつき、空になったジョッキを置いた。
「わ、わかったわよ! やればいいんでしょ、やれば!」
ルチアナは開き直り、リーザに向かって指を突きつけた。
「泣くんじゃないわよ! アンタの歌声と根性は本物よ! 私が中途半端だったのは謝るわ」
「P様……?」
「いいこと? やるからにはトップを狙うわよ! 私が本気でプロデュースしてあげる!」
ルチアナの瞳に、創造神としての(そして遊び人としての)本気の光が宿った。
「まずはデビューライブのやり直しよ! 場所はここ、ルナミスの海岸特設ステージ! 衣装も曲も、私が最高のものを用意してあげる!」
リーザの顔がパァァァッと輝いた。
「本当ですか!? 私、もう一度歌っていいんですか!?」
「ええ! アンタのお母さん(リヴァイアサン)が怒鳴り込んでくる前に、既成事実を作っちゃうのよ!」
ルチアナはニヤリと笑った。
女王が来ることは、神々のネットワーク(というかポチがクラーケンを狩った件)ですでに察知していたのだ。
「みんな、協力してくれるわよね?」
「もちろん! 舞台設営なら任せて!」
カイトがガッツポーズをする。
「照明と演出は私たちがやるわ!」
ラスティアとフレアも乗り気だ。
「……ケータリング(楽屋飯)は俺が作る。喉にいいドリンクもな」
龍魔呂もハンマーを収め、リーザの頭を撫でた。
「みんな……! ありがとうございます!」
リーザは立ち上がり、深く頭を下げた。
こうして、伝説の『カイト農場プレゼンツ・渚のライブ』が開催されることになった。
だが、時間は残されていない。
沖合の海が黒く染まり、不穏な大波が近づいているのを、ポチだけが気づいていた。
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