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第五章 最凶ダンジョン天魔窟
EP 2
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魔王ラスティア、カジノで破産する
地下迷宮『天魔窟』のB3階。
そこは、上階の賑やかなゲーセンとは一線を画す、大人の社交場だった。
カジノ『ロイヤル・スライム』。
深紅の絨毯が敷き詰められ、シャンデリアが妖しく輝く店内。ディーラーを務めるのは、蝶ネクタイをした知能の高い「ハイ・スライム」たちだ。
そんな優雅な空間に、悲痛な絶叫が響き渡った。
「い、嫌ぁぁぁぁッ!! 嘘よ! 嘘だと言ってぇぇぇ!!」
ルーレット台の前で、ドレス姿の美女が床に崩れ落ちていた。
魔王ラスティアである。
彼女の目の前では、無情にもルーレットの球が「黒」のポケットに収まっていた。
「あ、赤……。私は『赤』に全財産(Kコイン10万枚)を賭けたのよ!? なんで黒が来るのよぉぉ!」
ラスティアは台をバンバンと叩いた。
彼女はカジノに入ってからというもの、魔王らしい豪快さでチップを賭け続け、そして見事に負け続けていた。
ビギナーズラックなどない。あるのは「魔王は運が悪い」という、勇者物語のお約束だけだった。
「ラスティアさん、大丈夫?」
見かねたカイトが声をかける。
「大丈夫なわけないでしょ! 今月の『お菓子代』も『ドレス代』も、全部スッカラカンよ! うぅ……これじゃあ明日から水しか飲めないわ……」
世界の半分を支配する魔王が、ゲームのコインごときで明日をも知れぬ生活に転落している。
スライムのディーラーが、プルプルと震えながら「お客様、お代の追加は……?」と催促する。
「うぅ……。借金……いえ、国庫から前借りを……」
ラスティアが震える手で、禁断の誓約書(借用書)にサインしようとした、その時だった。
パシッ。
黒い革手袋の手が、ラスティアの手首を掴んで止めた。
「……見苦しいですよ、閣下」
冷ややかな声。
そこに立っていたのは、漆黒の執務服を着こなし、片眼鏡(モノクル)を光らせた男――魔族宰相ルーベンスだった。
「ル、ルーベンス!? 助けて! このスライムがイカサマを!」
「イカサマなどありません。貴女が確率論を無視して、感情のままにチップをばら撒いただけです」
ルーベンスはため息をつき、ラスティアの首根っこを掴んで椅子から引き剥がした。
「下がっていてください。……私が取り返します」
†
ルーベンスは静かに席に座った。
ゲームはルーレットから、**『ブラックジャック』**へと変更された。
対戦相手は、このカジノで最強と呼ばれる「キング・スライム」のディーラーだ。
「カイト殿。私にコインを10枚だけ貸していただけますか?」
「え? 10枚だけでいいの?」
「ええ。元手はそれで十分です」
ルーベンスは受け取ったコインを、指先で弄んだ。
片眼鏡の奥の瞳が、冷徹な光を帯びる。
「始めましょうか。……授業料(教育)の時間だ」
カードが配られる。
ルーベンスは手札を見もしない。ただ、場に出たカードと、山札の厚み、そしてディーラーの微細な魔力振動を観察していた。
『超・高速演算(マスマティカル・プロセッシング)』
彼の脳内で、膨大な数式が走る。
既に出たカードの記憶(カウンティング)。
残りのカードから導き出される確率分布。
スライムの表面張力から予測する次のカードの滑り具合。
「……ヒット」
「……スタンド」
「……ダブルダウン」
ルーベンスの指示は機械のように正確だった。
最初は小さな勝ちだったが、徐々にレートを上げ、雪だるま式にチップが増えていく。
「な、なっ……!?」
ディーラーのスライムが脂汗(粘液)を流し始めた。
勝てない。
強い手札を出しても、ギリギリの点数で躱(かわ)される。バーストさせようとしても、寸前で止められる。
まるで、次に配られるカードが全て見えているかのような――。
「……終わりだ」
ルーベンスが最後のカードをめくった。
【A】と【J】。
最強の手役、ブラックジャック。
「私の勝ちだ。……配当は3倍。ここまでの勝ち分と合わせて、ラスティア様の負債(10万枚)をちょうど回収させていただく」
ザザザザザッ……!
山のようなチップが、ルーベンスの元へ押し寄せた。
完全勝利。
カジノ内からどよめきと拍手が起こる。
†
「す、すごーい!! ルーベンス、愛してるわーッ!!」
ラスティアが歓喜の悲鳴を上げ、ルーベンスに抱きついた。
「よかったぁ! これでお菓子が買えるわ! ねえ、次はバカラやりましょうよ! 貴方となら無敵よ!」
調子に乗る魔王。
ルーベンスは、抱きついてくるラスティアを冷めた目で見下ろし、こめかみをピキピキと引きつらせた。
(……チッ。この浪費家ババアが。少しは反省しろ)
心の中では毒づきながらも、彼は表情を崩さずに言った。
「閣下。……本日はもう閉店です。これ以上遊ぶなら、来年度の城の改修予算(ピンク色の外壁塗装)を白紙に戻しますが?」
「ひっ!? ご、ごめんなさい! 帰ります! 大人しく帰りますぅ!」
ラスティアは慌てて引き下がった。
金庫番には逆らえないのだ。
「やれやれ……。カイト殿、お騒がせしました」
ルーベンスは肩をすくめ、カイトに借りたコイン10枚を返した。
「いやあ、かっこよかったよルーベンスさん! 数学ってすごいんだね!」
カイトが感心すると、ルーベンスはフッと口元を緩めた。
「フフ……。計算通りにいかないのは、カイト殿の野菜の成長速度くらいですよ」
大人の余裕を見せつける宰相。
だが、この平穏な地下遊園地に、新たな来訪者が迫っていた。
「なんじゃこりゃあぁぁぁッ!! ワシらの技術がパクられとるぞぉぉッ!!」
地響きのような怒鳴り声。
現れたのは、筋肉ダルマのような小柄な老人――ドワーフの国王ガンテツだった。
彼の背後には、鋼鉄の巨人がそびえ立っていた。
次回、ロボット対決!?
「ドワーフ王、ロボットを持って殴り込み」へ続く!
地下迷宮『天魔窟』のB3階。
そこは、上階の賑やかなゲーセンとは一線を画す、大人の社交場だった。
カジノ『ロイヤル・スライム』。
深紅の絨毯が敷き詰められ、シャンデリアが妖しく輝く店内。ディーラーを務めるのは、蝶ネクタイをした知能の高い「ハイ・スライム」たちだ。
そんな優雅な空間に、悲痛な絶叫が響き渡った。
「い、嫌ぁぁぁぁッ!! 嘘よ! 嘘だと言ってぇぇぇ!!」
ルーレット台の前で、ドレス姿の美女が床に崩れ落ちていた。
魔王ラスティアである。
彼女の目の前では、無情にもルーレットの球が「黒」のポケットに収まっていた。
「あ、赤……。私は『赤』に全財産(Kコイン10万枚)を賭けたのよ!? なんで黒が来るのよぉぉ!」
ラスティアは台をバンバンと叩いた。
彼女はカジノに入ってからというもの、魔王らしい豪快さでチップを賭け続け、そして見事に負け続けていた。
ビギナーズラックなどない。あるのは「魔王は運が悪い」という、勇者物語のお約束だけだった。
「ラスティアさん、大丈夫?」
見かねたカイトが声をかける。
「大丈夫なわけないでしょ! 今月の『お菓子代』も『ドレス代』も、全部スッカラカンよ! うぅ……これじゃあ明日から水しか飲めないわ……」
世界の半分を支配する魔王が、ゲームのコインごときで明日をも知れぬ生活に転落している。
スライムのディーラーが、プルプルと震えながら「お客様、お代の追加は……?」と催促する。
「うぅ……。借金……いえ、国庫から前借りを……」
ラスティアが震える手で、禁断の誓約書(借用書)にサインしようとした、その時だった。
パシッ。
黒い革手袋の手が、ラスティアの手首を掴んで止めた。
「……見苦しいですよ、閣下」
冷ややかな声。
そこに立っていたのは、漆黒の執務服を着こなし、片眼鏡(モノクル)を光らせた男――魔族宰相ルーベンスだった。
「ル、ルーベンス!? 助けて! このスライムがイカサマを!」
「イカサマなどありません。貴女が確率論を無視して、感情のままにチップをばら撒いただけです」
ルーベンスはため息をつき、ラスティアの首根っこを掴んで椅子から引き剥がした。
「下がっていてください。……私が取り返します」
†
ルーベンスは静かに席に座った。
ゲームはルーレットから、**『ブラックジャック』**へと変更された。
対戦相手は、このカジノで最強と呼ばれる「キング・スライム」のディーラーだ。
「カイト殿。私にコインを10枚だけ貸していただけますか?」
「え? 10枚だけでいいの?」
「ええ。元手はそれで十分です」
ルーベンスは受け取ったコインを、指先で弄んだ。
片眼鏡の奥の瞳が、冷徹な光を帯びる。
「始めましょうか。……授業料(教育)の時間だ」
カードが配られる。
ルーベンスは手札を見もしない。ただ、場に出たカードと、山札の厚み、そしてディーラーの微細な魔力振動を観察していた。
『超・高速演算(マスマティカル・プロセッシング)』
彼の脳内で、膨大な数式が走る。
既に出たカードの記憶(カウンティング)。
残りのカードから導き出される確率分布。
スライムの表面張力から予測する次のカードの滑り具合。
「……ヒット」
「……スタンド」
「……ダブルダウン」
ルーベンスの指示は機械のように正確だった。
最初は小さな勝ちだったが、徐々にレートを上げ、雪だるま式にチップが増えていく。
「な、なっ……!?」
ディーラーのスライムが脂汗(粘液)を流し始めた。
勝てない。
強い手札を出しても、ギリギリの点数で躱(かわ)される。バーストさせようとしても、寸前で止められる。
まるで、次に配られるカードが全て見えているかのような――。
「……終わりだ」
ルーベンスが最後のカードをめくった。
【A】と【J】。
最強の手役、ブラックジャック。
「私の勝ちだ。……配当は3倍。ここまでの勝ち分と合わせて、ラスティア様の負債(10万枚)をちょうど回収させていただく」
ザザザザザッ……!
山のようなチップが、ルーベンスの元へ押し寄せた。
完全勝利。
カジノ内からどよめきと拍手が起こる。
†
「す、すごーい!! ルーベンス、愛してるわーッ!!」
ラスティアが歓喜の悲鳴を上げ、ルーベンスに抱きついた。
「よかったぁ! これでお菓子が買えるわ! ねえ、次はバカラやりましょうよ! 貴方となら無敵よ!」
調子に乗る魔王。
ルーベンスは、抱きついてくるラスティアを冷めた目で見下ろし、こめかみをピキピキと引きつらせた。
(……チッ。この浪費家ババアが。少しは反省しろ)
心の中では毒づきながらも、彼は表情を崩さずに言った。
「閣下。……本日はもう閉店です。これ以上遊ぶなら、来年度の城の改修予算(ピンク色の外壁塗装)を白紙に戻しますが?」
「ひっ!? ご、ごめんなさい! 帰ります! 大人しく帰りますぅ!」
ラスティアは慌てて引き下がった。
金庫番には逆らえないのだ。
「やれやれ……。カイト殿、お騒がせしました」
ルーベンスは肩をすくめ、カイトに借りたコイン10枚を返した。
「いやあ、かっこよかったよルーベンスさん! 数学ってすごいんだね!」
カイトが感心すると、ルーベンスはフッと口元を緩めた。
「フフ……。計算通りにいかないのは、カイト殿の野菜の成長速度くらいですよ」
大人の余裕を見せつける宰相。
だが、この平穏な地下遊園地に、新たな来訪者が迫っていた。
「なんじゃこりゃあぁぁぁッ!! ワシらの技術がパクられとるぞぉぉッ!!」
地響きのような怒鳴り声。
現れたのは、筋肉ダルマのような小柄な老人――ドワーフの国王ガンテツだった。
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