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第三十八話 魔女と疑われた者達
しおりを挟む古城に帰って来た時に、セレリア達から、どこに行っていたのかを聞かれたので、召喚されたことを伝えると、セレリア達に詰め寄られ、根掘り葉掘り聞かれた。
その後、色々とあったが、今は、普通に過ごしている。
セレリア達と過ごしていると、念の為にと思ってつけていたシャドーアサシンから、報告が来た。
エスリス嬢とクリメ嬢が、魔女の疑いを掛けられて、処刑に掛けられそうになっていると。
何で、そんなに報告が遅くなっているんだ。
それは、後でだ。
今は、助けるのが優先だ。
「シャドーアーマー」と、唱えた。
すると、シャドーナイトの装備が、身を包んだ。
驚いているセレリア達に、ある程度の説明をしてから、シャドートラベリングを使った。
私が、着いたら、既に、エスリス嬢とクリメ嬢は、ギロチン台に掛けられていた。
私は、2本の大剣を抜き、ギロチン台を壊した。
その光景には、全ての人間が、固まった。
助けたエスリス嬢とクリメ嬢は、抱き合っていた。
どうやら、恐怖を感じているみたいだ。
早々にシャドーナイトの装備を解いたから、気付かないのも無理はない。
固まっていた見物人達が、恐怖を感じ、逃げ始めた。
私は、2本の大剣をしまった。
豪華な服を着たエスリス嬢に似た男が、私を指差した。
その男は、「な、なんだ、このアンデットは?や、やっぱりそうか。お前達は、魔女だったんだな。死ね、魔女め」
何だ、こいつは?
今は、どうでも良い。
私は、怖がるクリメ嬢の肩に手を置き、シャドートラベリングを使って、古城に戻った。
私は、直ぐに、シャドーナイトの装備を解いた。
それで、エスリス嬢とクリメ嬢は、私だと気づいた。
「えっ、ニース様」と、クリメ嬢が、呟いた。
「ええ、そうですよ」と、答えた。
「姫様と私を助けてくれてありがとうございました、ニース様」と言い、クリメ嬢は、涙を流した。
「ありがとう、ニースさん。私とクリメを助けてくれて」と言い、エスリス嬢は、笑顔を浮かべた。
「ニース。その人達が、話していた人達?」と、セレリアが、聞いてきた。
「ああ、そうだよ」と、答えた。
「えっと、ニース様。この方達は?」と、クリメ嬢が、聞いてきた。
「彼女達は、私の恋人だよ」と、答えた。
エスリス嬢とクリメ嬢は、驚きの表情を浮かべた。
その後、セレリア達は、自己紹介をしていた。
エスリス嬢とクリメ嬢は、セレリア達に任せ、私は、エアリアル王国の王城に向かった。
そこで、父上に、今回のことを話した。
すると、父上が、エスリス嬢とクリメ嬢のことを引き取ると言ってきた。
私は、それは、良い提案だと思った。
エスリス嬢とクリメ嬢は、私が、エアリアル王国の元第1王子だと知っているので、身内という理由で、信用することも出来るだろう。
私は、エスリス嬢とクリメ嬢に確認するため、1度、古城に帰った。
エスリス嬢とクリメ嬢に、このことを話すと、受け入れてくれた。
私は、エスリス嬢とクリメ嬢をシャドートラベリングを使って、王城に向かった。
父上に、エスリス嬢とクリメ嬢を任せ、古城に帰った。
後で、シャドーアサシンを問い詰めた。
シャドーアサシン曰く、どうやら、速攻で、罪が決まり、処刑まで行ったと。
それなら、仕方ないな。
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