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法王依頼編 第七章 製作開始
作るのは碁盤と碁石 2
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碁盤に使う宝石の色は薄い茶色。
透明度がなく、輝きもない宝石。
店主の世界には存在しない種類である。
内包している力も、その直方体に整えられた中において、強弱のムラがない。
その形を保とうとする力も、中央部、縁ともに偏りはない。つまりその形であり続けようとする維持力は、おそらく年数が四桁になっても衰えることはなさそうという店主の診断である。
懸命に作業をしている店主の姿に、店に用事があってきたはずが、セレナに協力することになった『風刃隊』とセレナが背を向ける。
何をしてるのか気になって、つい声をかけてしまうことを自ら抑えるため。
足つきの碁盤を作る時は、足と碁盤を別に作り、碁盤に足をはめ込んだ後で線を引く。
しかし素材が宝石のため接続面に脆さの不安を感じたため、足も丸ごとまとめて形作るつもりでいる。
なので線を引く面と縦方向の四面はすでに作業は完了しているが、裏の面にとにかく時間をかけている。
碁盤の足の形はクチナシの実を象っている。
勝負に口を出すな、という戒めの意味を持つ。
物の名前に、それに似た言い回しなどを込めることが多い。
しかしクチナシという名前の植物がこの世界にあるとは到底思えない。
ならば、国の花が咲く樹木の特徴を碁盤の足に取り入れようと店主は考えた。
その樹木は、若さの目立つ松ぼっくりのように、木の皮が上向きの笠のようになり、それが幾層にも重なっている特徴を持つ。
くびれ、という表現が当てはまるのかどうかは知らないが、碁盤のそんな形の足に比べると、下に向かってやや末広がりの寸胴という形。接地の部分はやや丸みを帯びさせることにする。
一本だけの細工ならすぐに終わる仕事だが、足は四本。当たり前だがどれも同じ寸法でなければならない。
上面は水平にしなければならないため、特に足の長さには気を付ける。店主の五感すべてを使い、その感性で大きさやバランスを測定。そうした上で四本すべて掘り込み、完了させる必要がある。
途中で休憩を入れたり睡眠時間を挟んだりすることでその感覚が狂うこともあるため、休憩時間を入れずに丹念に一本ずつ丹念に仕上げていく。昼食の時間をとるなどともってのほか。
作業に入る前に巻いたねじり鉢巻きがだいぶ店主の作業の助けとなる。
目に入るはずの汗が、その布の中で塞き止める。
仕事の邪魔となる汗は、その布が店主の作業の進行を守る。
まるでその直方体の中に埋もれている、宝石で出来た国の花であるホウロンの幹を出現させるかのように、余分な部分を切り落とし削り落として、足の形を整えていく。
店番をしている六人は、客が来ない時間に思わず後ろを向いて店主の仕事をちらりと見てしまう。
その瞬間、彼らは自分の仕事を忘れる。
宝石自体にそのようなデザインを施す店主の仕事を、彼らは初めて見たのだ。
これまではただ単純な形にバランスよくキレイに整えるだけの仕事。
これほど大掛かりな、外見は本物にかなり似せた彫刻を施す仕事は、店主がこの世界に来てからは今までしたことがない。
店主の顔には今までの真剣な表情ばかりではなく、やや喜びの表情も浮かんでいる。
その作品の出来栄えとその仕事に取り組む店主の仕事の姿勢に見惚れてしまった。
時折来る客から声をかけられ、その度毎にようやく彼らは我に返る。
しかし客がいなくなると、再び店主の仕事に目を向ける。
彼らも店主同様、休憩の時間を忘れる。
体が資本であるはずの冒険者業。食事も仕事の一部である。それすらも忘れて、店主の仕事をただただ見守っていた。
日が下がっていき夕暮れになる。そのまま沈み、閉店時間が来てそこでセレナが慌てて店仕舞い。
「ご、ごめん。みんなのご飯用意してなかったね。晩ご飯食べてってね」
七人分の食事を作るため二階に上がる。
しかし『風刃隊』の誰もが何の文句も言わない。
やがて食事の準備が出来、セレナが五人を二階に呼ぶ。
五人は名残惜しそうにしながら、静かに二階へ上がっていく。しかし店主は、次第に足の形が露わになっていく宝石の直方体以外は眼中にない。
「……テンシュ、かっこよかったね……」
食事をしながらぽつりとミールが言葉を放つ。
その言葉で彼女を冷やかす者はいない。
「……憧れちまった……。仕事の現場も中身も全く違うけどさ……」
ワイアットが感情をそのまま声に出す。しかしそんなテンシュの領域には届きそうもないという、彼の悲壮感もやや感じられた。
「私にもあんな才能があったら、冒険者業やってなかったかもしれませんね。でもこんな思いを持つこともありませんでした」
ドワーフ族のミュールもぽつりとこぼす。
「おめぇが言うとシャレになんねぇんだよ。俺らはお前がいてくれて助かってるって思ってんだからさ」
ギースが慌てて、ミュールへの思いを素直に伝える。
「誰だって、自分の仕事に真剣に打ち込む姿は誰もが魅了させるものよ。あなた方だって今まで誰かにそんな思いをさせたことはあったと思うよ? だってここに来たときはホント、生まれたての冒険者って感じだったもの」
クスクスと笑いながら五人一人一人を見るセレナ。
そんな彼らが今では上位二十の実力者チームに迫ろうというくらいまで成長しているのだ。
「セレナさん……、つくづくいい人と巡り合ったよね……。巡り合ってくれて、ありがと」
ウィーナが目を伏せながらセレナに感謝の意を表す。その声は心なしか震えているようだ。
「私もみんなに、テンシュにも、そしてこの店を好きになってくれた人たちにも、ありがと、だね」
セレナはそう言いながら、まだ作業を続けているであろう店主の後ろに繋がる階段の方を眺めた。
透明度がなく、輝きもない宝石。
店主の世界には存在しない種類である。
内包している力も、その直方体に整えられた中において、強弱のムラがない。
その形を保とうとする力も、中央部、縁ともに偏りはない。つまりその形であり続けようとする維持力は、おそらく年数が四桁になっても衰えることはなさそうという店主の診断である。
懸命に作業をしている店主の姿に、店に用事があってきたはずが、セレナに協力することになった『風刃隊』とセレナが背を向ける。
何をしてるのか気になって、つい声をかけてしまうことを自ら抑えるため。
足つきの碁盤を作る時は、足と碁盤を別に作り、碁盤に足をはめ込んだ後で線を引く。
しかし素材が宝石のため接続面に脆さの不安を感じたため、足も丸ごとまとめて形作るつもりでいる。
なので線を引く面と縦方向の四面はすでに作業は完了しているが、裏の面にとにかく時間をかけている。
碁盤の足の形はクチナシの実を象っている。
勝負に口を出すな、という戒めの意味を持つ。
物の名前に、それに似た言い回しなどを込めることが多い。
しかしクチナシという名前の植物がこの世界にあるとは到底思えない。
ならば、国の花が咲く樹木の特徴を碁盤の足に取り入れようと店主は考えた。
その樹木は、若さの目立つ松ぼっくりのように、木の皮が上向きの笠のようになり、それが幾層にも重なっている特徴を持つ。
くびれ、という表現が当てはまるのかどうかは知らないが、碁盤のそんな形の足に比べると、下に向かってやや末広がりの寸胴という形。接地の部分はやや丸みを帯びさせることにする。
一本だけの細工ならすぐに終わる仕事だが、足は四本。当たり前だがどれも同じ寸法でなければならない。
上面は水平にしなければならないため、特に足の長さには気を付ける。店主の五感すべてを使い、その感性で大きさやバランスを測定。そうした上で四本すべて掘り込み、完了させる必要がある。
途中で休憩を入れたり睡眠時間を挟んだりすることでその感覚が狂うこともあるため、休憩時間を入れずに丹念に一本ずつ丹念に仕上げていく。昼食の時間をとるなどともってのほか。
作業に入る前に巻いたねじり鉢巻きがだいぶ店主の作業の助けとなる。
目に入るはずの汗が、その布の中で塞き止める。
仕事の邪魔となる汗は、その布が店主の作業の進行を守る。
まるでその直方体の中に埋もれている、宝石で出来た国の花であるホウロンの幹を出現させるかのように、余分な部分を切り落とし削り落として、足の形を整えていく。
店番をしている六人は、客が来ない時間に思わず後ろを向いて店主の仕事をちらりと見てしまう。
その瞬間、彼らは自分の仕事を忘れる。
宝石自体にそのようなデザインを施す店主の仕事を、彼らは初めて見たのだ。
これまではただ単純な形にバランスよくキレイに整えるだけの仕事。
これほど大掛かりな、外見は本物にかなり似せた彫刻を施す仕事は、店主がこの世界に来てからは今までしたことがない。
店主の顔には今までの真剣な表情ばかりではなく、やや喜びの表情も浮かんでいる。
その作品の出来栄えとその仕事に取り組む店主の仕事の姿勢に見惚れてしまった。
時折来る客から声をかけられ、その度毎にようやく彼らは我に返る。
しかし客がいなくなると、再び店主の仕事に目を向ける。
彼らも店主同様、休憩の時間を忘れる。
体が資本であるはずの冒険者業。食事も仕事の一部である。それすらも忘れて、店主の仕事をただただ見守っていた。
日が下がっていき夕暮れになる。そのまま沈み、閉店時間が来てそこでセレナが慌てて店仕舞い。
「ご、ごめん。みんなのご飯用意してなかったね。晩ご飯食べてってね」
七人分の食事を作るため二階に上がる。
しかし『風刃隊』の誰もが何の文句も言わない。
やがて食事の準備が出来、セレナが五人を二階に呼ぶ。
五人は名残惜しそうにしながら、静かに二階へ上がっていく。しかし店主は、次第に足の形が露わになっていく宝石の直方体以外は眼中にない。
「……テンシュ、かっこよかったね……」
食事をしながらぽつりとミールが言葉を放つ。
その言葉で彼女を冷やかす者はいない。
「……憧れちまった……。仕事の現場も中身も全く違うけどさ……」
ワイアットが感情をそのまま声に出す。しかしそんなテンシュの領域には届きそうもないという、彼の悲壮感もやや感じられた。
「私にもあんな才能があったら、冒険者業やってなかったかもしれませんね。でもこんな思いを持つこともありませんでした」
ドワーフ族のミュールもぽつりとこぼす。
「おめぇが言うとシャレになんねぇんだよ。俺らはお前がいてくれて助かってるって思ってんだからさ」
ギースが慌てて、ミュールへの思いを素直に伝える。
「誰だって、自分の仕事に真剣に打ち込む姿は誰もが魅了させるものよ。あなた方だって今まで誰かにそんな思いをさせたことはあったと思うよ? だってここに来たときはホント、生まれたての冒険者って感じだったもの」
クスクスと笑いながら五人一人一人を見るセレナ。
そんな彼らが今では上位二十の実力者チームに迫ろうというくらいまで成長しているのだ。
「セレナさん……、つくづくいい人と巡り合ったよね……。巡り合ってくれて、ありがと」
ウィーナが目を伏せながらセレナに感謝の意を表す。その声は心なしか震えているようだ。
「私もみんなに、テンシュにも、そしてこの店を好きになってくれた人たちにも、ありがと、だね」
セレナはそう言いながら、まだ作業を続けているであろう店主の後ろに繋がる階段の方を眺めた。
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