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第一話 八度目の人生、今度の推しは悪役宰相
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柔らかい朝日が、豪奢な天蓋付きベッドに差し込んでいる。
小鳥のさえずりが窓の外から聞こえ、侍女が静かに入室する気配がする。
見慣れた、しかし何度経験しても慣れることのない、十歳の誕生日を迎えた朝の光景。
(……ああ、また、始まってしまったのね)
公爵令嬢スカーレット・アリア・ヴァーミリオンは、重い瞼をゆっくりと開けながら、深いため息をついた。
これで、八度目。
八度目の人生の、始まりの朝だ。
最初にこの記憶を持ったまま過去に戻った時は、混乱し、泣き叫んだ。
二度目、三度目は、必死に運命を変えようともがいた。
しかし、結果はいつも同じ。
王太子に婚約者候補として選ばれ、悪役令嬢として無実の罪を着せられ断罪されるか、革命に巻き込まれてギロチン台の露と消えるか、あるいは原因不明の病で若くして命を落とすか……。
どんなにルートを変えようと、努力しようと、スカーレットは常に二十歳を迎える前に死ぬ運命だった。
七度目の人生の終わり、毒杯を煽りながら薄れゆく意識の中で、スカーレットはようやく気づいたのだ。
自分の死には、単なる不運や偶然ではない、もっと大きな何かが関わっているのではないか、と。
そして、その全ての出来事の影に、常に一人の男の存在があったことに。
宰相、アシュター・フォン・ナイトレイ。
若くして国の宰相に上り詰め、その冷徹な頭脳と非情なまでの決断力で国政を牛耳る男。
民衆からは国の守護者と称賛されることもあるが、貴族社会では「血も涙もない」「国の毒」「悪役宰相」と陰で囁かれ、ひどく恐れられている。
事実、彼の政策によって没落した貴族は数知れない。
そして彼自身もまた、最終的には裏切り者として処刑されるか、あるいは自ら破滅を選ぶという、悲劇的な結末を迎える運命にあることを、スカーレットはループの中で知っていた。
これまでの人生で、スカーレットはアシュターを恐れ、避けてきた。
彼に関われば、ろくなことにならない。そう思っていたからだ。
しかし、七度のループを経て、様々な角度から彼の人生を見てきた今、スカーレットの彼に対する感情は、恐怖だけではなくなっていた。
彼の冷徹さの裏にある、国を思う強い信念。
誰にも理解されず、孤独の中で汚れ仕事を引き受ける覚悟。
そして、時折見せる、人間らしい苦悩や葛藤。
それらを知るうちに、いつしかスカーレットの中で、アシュターは「恐ろしい悪役宰相」から、「守るべきもののため、己を犠牲にする、不器用で孤高の……推し」へと変わっていたのだ。
(そうよ、今世こそは……!)
スカーレットは、ベッドの中でぐっと拳を握りしめた。
今度こそ、自分の死亡フラグを全て回避して、天寿を全うしてみせる。
そして、できることなら……いや、絶対に、わたくしの『推し』であるアシュター様も、あの破滅の運命から救い出してみせる!
八度目の人生は、推し救済ルート。
そうと決まれば、やることは多い。
スカーレットは勢いよくベッドから起き上がった。
「おはようございます、お嬢様」
侍女の驚いたような声を背に受けながら、スカーレットは手早く身支度を整え始めた。
まずは、最初の、そして最大の死亡フラグの一つである、王太子エドワードとの婚約話を回避しなければならない。
王太子エドワードは、見目麗しく、一見優しそうだが、その実、非常にプライドが高く、自分より優れた才能を持つ者を嫌い、単純で流されやすい性格をしている。
過去のループでは、スカーレットの(公爵令嬢としての)優秀さが彼のプライドを刺激したり、あるいは悪意ある者の讒言を鵜呑みにして、彼女を断罪する原因となっていた。
(エドワード殿下の好みは……確か、おとなしくて、少し頼りなくて、自分を立ててくれる可愛らしいタイプの令嬢だったわね)
スカーレットは、鏡の前でにやりと笑った。
ならば、その真逆を演じればいい。
幸い、公爵令嬢としての教育は八度目ともなれば完璧だ。
知識も、作法も、そこらの学者や王妃候補など足元にも及ばない自負がある。
数日後、王宮で開かれたお茶会で、スカーレットは予定通り、王太子エドワードと引き合わされた。
国王陛下や他の有力貴族たちが、二人の婚約を期待する視線を送ってくるのが分かる。
「初めまして、スカーレット嬢。君の噂はかねがね聞いているよ」
エドワードは、外面の良い笑顔で話しかけてきた。
「まあ、殿下。わたくしのような者の噂が、殿下のお耳にまで届いておりましたとは、光栄ですわ」
スカーレットは淑女の鑑のような完璧なカーテシーをしてみせる。
しかし、内心では(ふふん、ここからが本番よ)とほくそ笑んでいた。
お茶会の間、スカーレットは完璧な淑女を演じつつも、ここぞという場面で、エドワードのプライドを絶妙に刺激するような言動を繰り返した。
彼が得意げに話す政治論には、穏やかな口調で的確すぎる反論を加え、彼の好きな詩については、彼以上に深い知識を披露し、彼が知らない古典からの引用をしてみせる。
極めつけは、彼が苦手としているチェスで、あっさりとしかし手加減しているように見せかけて勝利してしまったことだ。
最初こそ笑顔だったエドワードの表情が、次第に引きつり、最後には明らかに不機嫌になっているのを、スカーレットは横目で確認して満足した。
周囲の大人たちは、スカーレットのあまりの優秀さに感心しているようだが、肝心の王太子の心証は最悪のはずだ。
(これでよし。彼にとって、わたくしは『可愛げのない、生意気で、自分より賢い女』。絶対に妃には選びたくないタイプのはずだわ)
スカーレットの目論見通り、数日後、国王陛下から父である公爵へ、「王太子とスカーレット嬢は、友人としては素晴らしい関係を築けそうだが、残念ながら妃候補としては……」という、非常に遠回しな、しかし明確な婚約辞退の意向が伝えられたのだった。
(やったわ!)
侍女からその報告を聞いたスカーレットは、自室で一人、小さなガッツポーズをした。
まずは第一関門突破。
八度目の人生は、幸先の良いスタートを切ったと言えるだろう。
しかし、本当の戦いはこれからだ。
自分の死亡フラグはまだいくつも残っているし、何より、『推し』であるアシュター様の破滅フラグは、これから本格的に始動するのだから。
(アシュター様……今世こそ、貴方を孤独にはさせませんわ)
スカーレットは、窓の外を見上げ、まだ見ぬ彼の姿を思い描きながら、強く決意を新たにするのだった。
*全13話の物語となっております。ブックマークをお願いいたします*
小鳥のさえずりが窓の外から聞こえ、侍女が静かに入室する気配がする。
見慣れた、しかし何度経験しても慣れることのない、十歳の誕生日を迎えた朝の光景。
(……ああ、また、始まってしまったのね)
公爵令嬢スカーレット・アリア・ヴァーミリオンは、重い瞼をゆっくりと開けながら、深いため息をついた。
これで、八度目。
八度目の人生の、始まりの朝だ。
最初にこの記憶を持ったまま過去に戻った時は、混乱し、泣き叫んだ。
二度目、三度目は、必死に運命を変えようともがいた。
しかし、結果はいつも同じ。
王太子に婚約者候補として選ばれ、悪役令嬢として無実の罪を着せられ断罪されるか、革命に巻き込まれてギロチン台の露と消えるか、あるいは原因不明の病で若くして命を落とすか……。
どんなにルートを変えようと、努力しようと、スカーレットは常に二十歳を迎える前に死ぬ運命だった。
七度目の人生の終わり、毒杯を煽りながら薄れゆく意識の中で、スカーレットはようやく気づいたのだ。
自分の死には、単なる不運や偶然ではない、もっと大きな何かが関わっているのではないか、と。
そして、その全ての出来事の影に、常に一人の男の存在があったことに。
宰相、アシュター・フォン・ナイトレイ。
若くして国の宰相に上り詰め、その冷徹な頭脳と非情なまでの決断力で国政を牛耳る男。
民衆からは国の守護者と称賛されることもあるが、貴族社会では「血も涙もない」「国の毒」「悪役宰相」と陰で囁かれ、ひどく恐れられている。
事実、彼の政策によって没落した貴族は数知れない。
そして彼自身もまた、最終的には裏切り者として処刑されるか、あるいは自ら破滅を選ぶという、悲劇的な結末を迎える運命にあることを、スカーレットはループの中で知っていた。
これまでの人生で、スカーレットはアシュターを恐れ、避けてきた。
彼に関われば、ろくなことにならない。そう思っていたからだ。
しかし、七度のループを経て、様々な角度から彼の人生を見てきた今、スカーレットの彼に対する感情は、恐怖だけではなくなっていた。
彼の冷徹さの裏にある、国を思う強い信念。
誰にも理解されず、孤独の中で汚れ仕事を引き受ける覚悟。
そして、時折見せる、人間らしい苦悩や葛藤。
それらを知るうちに、いつしかスカーレットの中で、アシュターは「恐ろしい悪役宰相」から、「守るべきもののため、己を犠牲にする、不器用で孤高の……推し」へと変わっていたのだ。
(そうよ、今世こそは……!)
スカーレットは、ベッドの中でぐっと拳を握りしめた。
今度こそ、自分の死亡フラグを全て回避して、天寿を全うしてみせる。
そして、できることなら……いや、絶対に、わたくしの『推し』であるアシュター様も、あの破滅の運命から救い出してみせる!
八度目の人生は、推し救済ルート。
そうと決まれば、やることは多い。
スカーレットは勢いよくベッドから起き上がった。
「おはようございます、お嬢様」
侍女の驚いたような声を背に受けながら、スカーレットは手早く身支度を整え始めた。
まずは、最初の、そして最大の死亡フラグの一つである、王太子エドワードとの婚約話を回避しなければならない。
王太子エドワードは、見目麗しく、一見優しそうだが、その実、非常にプライドが高く、自分より優れた才能を持つ者を嫌い、単純で流されやすい性格をしている。
過去のループでは、スカーレットの(公爵令嬢としての)優秀さが彼のプライドを刺激したり、あるいは悪意ある者の讒言を鵜呑みにして、彼女を断罪する原因となっていた。
(エドワード殿下の好みは……確か、おとなしくて、少し頼りなくて、自分を立ててくれる可愛らしいタイプの令嬢だったわね)
スカーレットは、鏡の前でにやりと笑った。
ならば、その真逆を演じればいい。
幸い、公爵令嬢としての教育は八度目ともなれば完璧だ。
知識も、作法も、そこらの学者や王妃候補など足元にも及ばない自負がある。
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国王陛下や他の有力貴族たちが、二人の婚約を期待する視線を送ってくるのが分かる。
「初めまして、スカーレット嬢。君の噂はかねがね聞いているよ」
エドワードは、外面の良い笑顔で話しかけてきた。
「まあ、殿下。わたくしのような者の噂が、殿下のお耳にまで届いておりましたとは、光栄ですわ」
スカーレットは淑女の鑑のような完璧なカーテシーをしてみせる。
しかし、内心では(ふふん、ここからが本番よ)とほくそ笑んでいた。
お茶会の間、スカーレットは完璧な淑女を演じつつも、ここぞという場面で、エドワードのプライドを絶妙に刺激するような言動を繰り返した。
彼が得意げに話す政治論には、穏やかな口調で的確すぎる反論を加え、彼の好きな詩については、彼以上に深い知識を披露し、彼が知らない古典からの引用をしてみせる。
極めつけは、彼が苦手としているチェスで、あっさりとしかし手加減しているように見せかけて勝利してしまったことだ。
最初こそ笑顔だったエドワードの表情が、次第に引きつり、最後には明らかに不機嫌になっているのを、スカーレットは横目で確認して満足した。
周囲の大人たちは、スカーレットのあまりの優秀さに感心しているようだが、肝心の王太子の心証は最悪のはずだ。
(これでよし。彼にとって、わたくしは『可愛げのない、生意気で、自分より賢い女』。絶対に妃には選びたくないタイプのはずだわ)
スカーレットの目論見通り、数日後、国王陛下から父である公爵へ、「王太子とスカーレット嬢は、友人としては素晴らしい関係を築けそうだが、残念ながら妃候補としては……」という、非常に遠回しな、しかし明確な婚約辞退の意向が伝えられたのだった。
(やったわ!)
侍女からその報告を聞いたスカーレットは、自室で一人、小さなガッツポーズをした。
まずは第一関門突破。
八度目の人生は、幸先の良いスタートを切ったと言えるだろう。
しかし、本当の戦いはこれからだ。
自分の死亡フラグはまだいくつも残っているし、何より、『推し』であるアシュター様の破滅フラグは、これから本格的に始動するのだから。
(アシュター様……今世こそ、貴方を孤独にはさせませんわ)
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