62 / 144
第四章 光魔法と闇魔法
悪魔と温泉
しおりを挟む
俺は温泉に浸かりながら寛いだ。
「思ったより温泉良いかも」
「だろ?」
ゾンビのあれこれも綺麗さっぱり洗い流され、気分は爽快だ。
少し離れたところには落胆の色を隠せないでいる悪魔のメレディスが入浴中。
「まさか本当に男だったとは……」
このメレディスの顔を見て更に気分は爽快だ。
「初めからこうしてりゃ良かったな」
ジェラルドも愉快に笑えば、エドワードも上機嫌に言った。
「さすがノエルだよね。『裸の付き合いをすれば分かり合える』なんて、誰も思いつかないよ」
そう、これはノエルが提案したこと。
『隠し事をして恋愛なんていけませんわ。全てを曝け出してこそ真の愛と言えるのです』
良く分からないが、メレディスに分かってもらえたので何よりだ。
「わッ」
少し離れた場所にいたメレディスが真横にいたので驚いた。
「えっと、裸で戦闘はしないよね?」
男だと分かって腹を立てたメレディスが俺の命を……なんてこともあり得る。
メレディスが俺の顎をクイッと持ち上げた。
「ひっ」
「顔は変わらないんだな。これなら男でも良いか」
「当たり前だろ。それよりこの刻印早く消してよ」
「無理だ」
「何で? 男だって分かったじゃん」
「印は互いの合意があれば付けられるが、消すことは王にしか出来ん」
「王?」
メレディスは悪魔だ。悪魔の王って……。
「魔王!?」
メレディスは俺の顎から手を離して肩まで湯船に浸かった。
「今の魔王は意地が悪いからな。この状況を笑って消してはくれんだろ」
ショーンを猫にするくらいだ。何となく分かる気がする。
「まぁ、ちょっと黒いだけだし、そのままにしてても良っか。別に困らないし」
「いや、夫婦の刻印が一度つけば……定期的に夜伽をしないと死ぬ」
「は?」
聞き間違いだろうか。聞き間違いであって欲しい。
「最低でも年に一度……というより互いに求め合って夜伽をしたくなるのだ」
聞き間違いではなかった。むしろさっきよりも聞きたくない情報が混じっていた。
メレディスはニヤリと笑って言った。
「本当は女が好きだが、その顔なら大丈夫だ」
だからさっきから俺の顔を見て『これなら男でも良いか』なんて言ってたのか。
「俺は嫌だ! 絶対嫌だ!」
「それなら王を説得してみるんだな」
魔王を説得……出来るだろうか。
「ねぇ、僕ら魔王倒すんだよね?」
「そうだよ、エドワードさすが! 魔王倒せば問題は解決するの?」
メレディスに詰め寄れば、やや圧倒されながメレディスは応えた。
「王が死ぬか封印されれば新たな王を立てるはずだからな。その王に頼めばどうにかなるかもな」
「でも新たな魔王が消してくれなかったら」
消してくれるまで永遠と新たな魔王を倒す日々?
俺は一番聞きにくいことを恐る恐るメレディスに聞いてみた。
「ちなみに、メレディスが死んだら?」
案の定メレディスに睨まれた。
「私を殺す気か?」
「いや、そういう訳じゃ……仮にね、仮に」
メレディスは溜め息を吐きながら応えた。
「夫婦とは一生苦楽を共にするものだ」
「それは、つまり……?」
「どちらかが死ねば、もう一方も死ぬ」
温泉に浸かりすぎたのと、ショックな話続きで頭に血が上ったようだ。
「オリヴァー?」
「大丈夫か? おい」
「世話がやける嫁だな」
俺は意識が半分無くなりながら、メレディスに抱き抱えられて湯船を出た。
◇
ひんやりとした冷気が顔に当たって気持ち良い。目を開けて冷気の先を見ると手があった。
「ジェラルド?」
「気分はどうだ?」
思い出した。俺は入浴中にのぼせて、裸のままメレディスに……。
メレディスって誰?
いや、知ってるよ。知ってるけどさ。今までのは全部夢であって欲しい、悪魔となんてそもそも出会っていない。そんな僅かばかりの期待を込めて起き上がった。
「メレディスは?」
「ここにいるが?」
「ひっ」
「そんな化け物を見るような目で見るな」
「ご、ごめん」
だって、仲間でもない、ただの悪魔を部屋の中まで招き入れていると思わなかった。しかも普通に近くにいた。
「この刻印どうしたら良いんだろ」
「諦めろ」
「はぁ、同じ悪魔ならアデルが良かったな」
「うっわ」
ジェラルドが引いている。
今引くとこあった? 誰だって男と夜伽するくらいなら女のアデルの方が。
「違うからね! アデルとやりたい訳じゃなくて、メレディスとやるくらいならアデルとやりたいだけで」
「うわ、やっぱアデルとやりたいんじゃねーか。それが本音か」
俺はピシッとメレディスを指差した。
「こんな男とやりたくないだけだよ」
「ほぅ? そこまで言われて黙ってはおれんな」
「あ……いや、その」
メレディスの額に青筋が見える。
「嫁を満足させるのも夫の務めだ。快楽でその減らず口をたたけなくしてやろう」
「いや、ごめんなさい……ジェラルド、助けて」
「今は妹じゃないからな」
「薄情者……」
「ほら、諦めて私のモノになれ」
「ひゃっ! そんなとこ舐めないでよ」
メレディスに後ろから捕まってしまい、首筋を舐められた。しかも、今はのぼせて介抱されていたので、下半身にタオルが一枚巻かれているだけだ。
そんな状態で扉が開いた。
「きゃ、もう夫婦の刻印の効果が?」
「兄ちゃんの次は悪魔なんて、やっぱり君が一番罪だよね」
ノエルとショーンは嬉しそうに両手を顔に当てながらバッチリ指の隙間からこちらを覗いている。
エドワードとキースは顔を赤らめて、哀れみの目で俺を見てきた。
「夜伽しないと死ぬなら無理に止められないよね」
「そうだな。後で出直すか」
「一年は夜伽しなくても良いのに、昨日の今日でこんなことにならないよ。オリヴァーのことだから余計なこと言ったんでしょ」
リアムがいてくれて良かった。
「それより、オリヴァー。ミラが別れの挨拶に来てるよ」
「思ったより温泉良いかも」
「だろ?」
ゾンビのあれこれも綺麗さっぱり洗い流され、気分は爽快だ。
少し離れたところには落胆の色を隠せないでいる悪魔のメレディスが入浴中。
「まさか本当に男だったとは……」
このメレディスの顔を見て更に気分は爽快だ。
「初めからこうしてりゃ良かったな」
ジェラルドも愉快に笑えば、エドワードも上機嫌に言った。
「さすがノエルだよね。『裸の付き合いをすれば分かり合える』なんて、誰も思いつかないよ」
そう、これはノエルが提案したこと。
『隠し事をして恋愛なんていけませんわ。全てを曝け出してこそ真の愛と言えるのです』
良く分からないが、メレディスに分かってもらえたので何よりだ。
「わッ」
少し離れた場所にいたメレディスが真横にいたので驚いた。
「えっと、裸で戦闘はしないよね?」
男だと分かって腹を立てたメレディスが俺の命を……なんてこともあり得る。
メレディスが俺の顎をクイッと持ち上げた。
「ひっ」
「顔は変わらないんだな。これなら男でも良いか」
「当たり前だろ。それよりこの刻印早く消してよ」
「無理だ」
「何で? 男だって分かったじゃん」
「印は互いの合意があれば付けられるが、消すことは王にしか出来ん」
「王?」
メレディスは悪魔だ。悪魔の王って……。
「魔王!?」
メレディスは俺の顎から手を離して肩まで湯船に浸かった。
「今の魔王は意地が悪いからな。この状況を笑って消してはくれんだろ」
ショーンを猫にするくらいだ。何となく分かる気がする。
「まぁ、ちょっと黒いだけだし、そのままにしてても良っか。別に困らないし」
「いや、夫婦の刻印が一度つけば……定期的に夜伽をしないと死ぬ」
「は?」
聞き間違いだろうか。聞き間違いであって欲しい。
「最低でも年に一度……というより互いに求め合って夜伽をしたくなるのだ」
聞き間違いではなかった。むしろさっきよりも聞きたくない情報が混じっていた。
メレディスはニヤリと笑って言った。
「本当は女が好きだが、その顔なら大丈夫だ」
だからさっきから俺の顔を見て『これなら男でも良いか』なんて言ってたのか。
「俺は嫌だ! 絶対嫌だ!」
「それなら王を説得してみるんだな」
魔王を説得……出来るだろうか。
「ねぇ、僕ら魔王倒すんだよね?」
「そうだよ、エドワードさすが! 魔王倒せば問題は解決するの?」
メレディスに詰め寄れば、やや圧倒されながメレディスは応えた。
「王が死ぬか封印されれば新たな王を立てるはずだからな。その王に頼めばどうにかなるかもな」
「でも新たな魔王が消してくれなかったら」
消してくれるまで永遠と新たな魔王を倒す日々?
俺は一番聞きにくいことを恐る恐るメレディスに聞いてみた。
「ちなみに、メレディスが死んだら?」
案の定メレディスに睨まれた。
「私を殺す気か?」
「いや、そういう訳じゃ……仮にね、仮に」
メレディスは溜め息を吐きながら応えた。
「夫婦とは一生苦楽を共にするものだ」
「それは、つまり……?」
「どちらかが死ねば、もう一方も死ぬ」
温泉に浸かりすぎたのと、ショックな話続きで頭に血が上ったようだ。
「オリヴァー?」
「大丈夫か? おい」
「世話がやける嫁だな」
俺は意識が半分無くなりながら、メレディスに抱き抱えられて湯船を出た。
◇
ひんやりとした冷気が顔に当たって気持ち良い。目を開けて冷気の先を見ると手があった。
「ジェラルド?」
「気分はどうだ?」
思い出した。俺は入浴中にのぼせて、裸のままメレディスに……。
メレディスって誰?
いや、知ってるよ。知ってるけどさ。今までのは全部夢であって欲しい、悪魔となんてそもそも出会っていない。そんな僅かばかりの期待を込めて起き上がった。
「メレディスは?」
「ここにいるが?」
「ひっ」
「そんな化け物を見るような目で見るな」
「ご、ごめん」
だって、仲間でもない、ただの悪魔を部屋の中まで招き入れていると思わなかった。しかも普通に近くにいた。
「この刻印どうしたら良いんだろ」
「諦めろ」
「はぁ、同じ悪魔ならアデルが良かったな」
「うっわ」
ジェラルドが引いている。
今引くとこあった? 誰だって男と夜伽するくらいなら女のアデルの方が。
「違うからね! アデルとやりたい訳じゃなくて、メレディスとやるくらいならアデルとやりたいだけで」
「うわ、やっぱアデルとやりたいんじゃねーか。それが本音か」
俺はピシッとメレディスを指差した。
「こんな男とやりたくないだけだよ」
「ほぅ? そこまで言われて黙ってはおれんな」
「あ……いや、その」
メレディスの額に青筋が見える。
「嫁を満足させるのも夫の務めだ。快楽でその減らず口をたたけなくしてやろう」
「いや、ごめんなさい……ジェラルド、助けて」
「今は妹じゃないからな」
「薄情者……」
「ほら、諦めて私のモノになれ」
「ひゃっ! そんなとこ舐めないでよ」
メレディスに後ろから捕まってしまい、首筋を舐められた。しかも、今はのぼせて介抱されていたので、下半身にタオルが一枚巻かれているだけだ。
そんな状態で扉が開いた。
「きゃ、もう夫婦の刻印の効果が?」
「兄ちゃんの次は悪魔なんて、やっぱり君が一番罪だよね」
ノエルとショーンは嬉しそうに両手を顔に当てながらバッチリ指の隙間からこちらを覗いている。
エドワードとキースは顔を赤らめて、哀れみの目で俺を見てきた。
「夜伽しないと死ぬなら無理に止められないよね」
「そうだな。後で出直すか」
「一年は夜伽しなくても良いのに、昨日の今日でこんなことにならないよ。オリヴァーのことだから余計なこと言ったんでしょ」
リアムがいてくれて良かった。
「それより、オリヴァー。ミラが別れの挨拶に来てるよ」
83
あなたにおすすめの小説
小悪魔系世界征服計画 ~ちょっと美少年に生まれただけだと思っていたら、異世界の救世主でした~
朱童章絵
BL
「僕はリスでもウサギでもないし、ましてやプリンセスなんかじゃ絶対にない!」
普通よりちょっと可愛くて、人に好かれやすいという以外、まったく普通の男子高校生・瑠佳(ルカ)には、秘密がある。小さな頃からずっと、別な世界で日々を送り、成長していく夢を見続けているのだ。
史上最強の呼び声も高い、大魔法使いである祖母・ベリンダ。
その弟子であり、物腰柔らか、ルカのトラウマを刺激しまくる、超絶美形・ユージーン。
外見も内面も、強くて男らしくて頼りになる、寡黙で優しい、薬屋の跡取り・ジェイク。
いつも笑顔で温厚だけど、ルカ以外にまったく価値を見出さない、ヤンデレ系神父・ネイト。
領主の息子なのに気さくで誠実、親友のイケメン貴公子・フィンレー。
彼らの過剰なスキンシップに狼狽えながらも、ルカは日々を楽しく過ごしていたが、ある時を境に、現実世界での急激な体力の衰えを感じ始める。夢から覚めるたびに強まる倦怠感に加えて、祖母や仲間達の言動にも不可解な点が。更には魔王の復活も重なって、瑠佳は次第に世界全体に疑問を感じるようになっていく。
やがて現実の自分の不調の原因が夢にあるのではないかと考えた瑠佳は、「夢の世界」そのものを否定するようになるが――。
無自覚小悪魔ちゃん、総受系愛され主人公による、保護者同伴RPG(?)。
(この作品は、小説家になろう、カクヨムにも掲載しています)
平凡な男子高校生が、素敵な、ある意味必然的な運命をつかむお話。
しゅ
BL
平凡な男子高校生が、非凡な男子高校生にベタベタで甘々に可愛がられて、ただただ幸せになる話です。
基本主人公目線で進行しますが、1部友人達の目線になることがあります。
一部ファンタジー。基本ありきたりな話です。
それでも宜しければどうぞ。
祝福という名の厄介なモノがあるんですけど
野犬 猫兄
BL
魔導研究員のディルカには悩みがあった。
愛し愛される二人の証しとして、同じ場所に同じアザが発現するという『花祝紋』が独り身のディルカの身体にいつの間にか現れていたのだ。
それは女神の祝福とまでいわれるアザで、そんな大層なもの誰にも見せられるわけがない。
ディルカは、そんなアザがあるものだから、誰とも恋愛できずにいた。
イチャイチャ……イチャイチャしたいんですけど?!
□■
少しでも楽しんでいただけたら嬉しいです!
完結しました。
応援していただきありがとうございます!
□■
第11回BL大賞では、ポイントを入れてくださった皆様、またお読みくださった皆様、どうもありがとうございましたm(__)m
異世界で8歳児になった僕は半獣さん達と仲良くスローライフを目ざします
み馬下諒
BL
志望校に合格した春、桜の樹の下で意識を失った主人公・斗馬 亮介(とうま りょうすけ)は、気がついたとき、異世界で8歳児の姿にもどっていた。
わけもわからず放心していると、いきなり巨大な黒蛇に襲われるが、水の精霊〈ミュオン・リヒテル・リノアース〉と、半獣属の大熊〈ハイロ〉があらわれて……!?
これは、異世界へ転移した8歳児が、しゃべる動物たちとスローライフ?を目ざす、ファンタジーBLです。
おとなサイド(半獣×精霊)のカプありにつき、R15にしておきました。
※ 造語、出産描写あり。前置き長め。第21話に登場人物紹介を載せました。
★お試し読みは第1部(第22〜27話あたり)がオススメです。物語の傾向がわかりやすいかと思います★
★第11回BL小説大賞エントリー作品★最終結果2773作品中/414位★応援ありがとうございました★
転生令息は冒険者を目指す!?
葛城 惶
BL
ある時、日本に大規模災害が発生した。
救助活動中に取り残された少女を助けた自衛官、天海隆司は直後に土砂の崩落に巻き込まれ、意識を失う。
再び目を開けた時、彼は全く知らない世界に転生していた。
異世界で美貌の貴族令息に転生した脳筋の元自衛官は憧れの冒険者になれるのか?!
とってもお馬鹿なコメディです(;^_^A
流行りの悪役転生したけど、推しを甘やかして育てすぎた。
時々雨
BL
前世好きだったBL小説に流行りの悪役令息に転生した腐男子。今世、ルアネが周りの人間から好意を向けられて、僕は生で殿下とヒロインちゃん(男)のイチャイチャを見たいだけなのにどうしてこうなった!?
※表紙のイラストはたかだ。様
※エブリスタ、pixivにも掲載してます
◆4月19日18時から、この話のスピンオフ、兄達の話「偏屈な幼馴染み第二王子の愛が重すぎる!」を1話ずつ公開予定です。そちらも気になったら覗いてみてください。
◆2部は色々落ち着いたら…書くと思います
噂の冷血公爵様は感情が全て顔に出るタイプでした。
春色悠
BL
多くの実力者を輩出したと云われる名門校【カナド学園】。
新入生としてその門を潜ったダンツ辺境伯家次男、ユーリスは転生者だった。
___まあ、残っている記憶など塵にも等しい程だったが。
ユーリスは兄と姉がいる為後継者として期待されていなかったが、二度目の人生の本人は冒険者にでもなろうかと気軽に考えていた。
しかし、ユーリスの運命は『冷血公爵』と名高いデンベル・フランネルとの出会いで全く思ってもいなかった方へと進みだす。
常に冷静沈着、実の父すら自身が公爵になる為に追い出したという冷酷非道、常に無表情で何を考えているのやらわからないデンベル___
「いやいやいやいや、全部顔に出てるんですけど…!!?」
ユーリスは思い出す。この世界は表情から全く感情を読み取ってくれないことを。いくら苦々しい表情をしていても誰も気づかなかったことを。
寡黙なだけで表情に全て感情の出ているデンベルは怖がられる度にこちらが悲しくなるほど落ち込み、ユーリスはついつい話しかけに行くことになる。
髪の毛の美しさで美醜が決まるというちょっと不思議な美醜観が加わる感情表現の複雑な世界で少し勘違いされながらの二人の行く末は!?
悪役側のモブになっても推しを拝みたい。【完結】
瑳来
BL
大学生でホストでオタクの如月杏樹はホストの仕事をした帰り道、自分のお客に刺されてしまう。
そして、気がついたら自分の夢中になっていたBLゲームのモブキャラになっていた!
……ま、推しを拝めるからいっか! てな感じで、ほのぼのと生きていこうと心に決めたのであった。
ウィル様のおまけにて完結致しました。
長い間お付き合い頂きありがとうございました!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる