今さら言われても・・・私は趣味に生きてますので

sherry

文字の大きさ
18 / 123
私、町に行く

過保護を超えると過干渉

しおりを挟む
「夜分に申し訳ありません。あれ、いますよね?」

有無も言わせぬその感じにたじろぎながらも部屋へと招き入れた。

「はぁ~・・・コイツ・・・」

私のベッドで爆睡するギルマスを見て盛大なため息をつくランスさん

「あの~・・・」

「あぁすいません。直ぐ片付けますからね」

そんな笑顔で・・・さらっと怖いこと言ってません?そんなことを思ってる内にランスさんはどこから出したのか紙の束を持ち、眠っているギルマスの頭に向かって振り下ろした。

「だっ!おまっ!危ねぇな~!」

流石というか何というか・・・そんなギルマスに向かってランスさんは

「食事に行ったかと思えば何してやがるんです?まだまだ仕事はあるんですがね?それとも何ですか?私に食事は必要ないと?」

「えっ・・・これは~その~ほらっ!ミアが1人で寂しくねぇかなと」ゴンッ

「どう見ても邪魔でしかないでしょう?そもそもあなたどこで寝こけてやがるんです?」

まぁそうですね・・・邪魔ですね!!寝る場所ないですしね。てなことを思ってたら首根っこを掴まれたギルマスはランスさんに連れていかれました。

一難去って、ベッドにクリーンをかけてから寝ることにした。

翌朝、既にレミちゃんは出勤しており、私は部屋で食事を作ることにした。

昨日買った食材達を机に並べ、最近不足してたサラダで野菜を取り、後は塩漬けにされた豚肉と目玉焼きを作って、トーストを焼いてカフェオレで完成!!

何てリッチな朝食♪まぁ森にいた時はゆっくり食べるっていうより直ぐ食べれるって感じだったしね♪

朝食を終え、今日は昨日見た教会に行ってみようと思います!!

ギルドの裏から街に出て、いざ!!

教会までは歩いて10分くらい。トコトコと歩いて無事到着でございます!

中に入るとシスターが案内してくれて、多分神様?の銅像前に来た。

『ご挨拶遅れました。無事記憶も戻ってまぁ何やかんたあったけど、生きてます。あと、色々付けてくれてありがとうございました』

祈りを終え目を開けるとそこは見たことのない場所だった・・・

「クックック・・・来たな」

いや私は別に来たつもりはないんだけど・・・

「えっ?あっどうもお久しぶりです」

「クックック・・・お主・・心の声も聞こえとると分かっとらんのか?」

「ハッ!!しくった・・・神様だったわ」

「クックック・・・声に・・・はぁ~愉快だ」

何だろうこのデジャブ感・・・まぁ記憶戻ったっても1年前だしな

「で?えっと~何でここに?」

「ん?いや暇だったからな」

「はぁ?やっぱ遊んでんじゃ~ん!!てか今どういう状況?」

「ハッハッハ。安心せい。まだ祈っとる体制のままだ」

あ~良かった・・・いや良くないのか?声かけても反応しなかったらヤバイ子じゃん!!

「じゃあ、あの~そろそろ」

「クックック・・・あぁ、まぁ野生児でなくなってよかったの。あれはあれで見てて面白かったが・・・まぁたまには教会に来い。お主との話は楽しいからな。ではな」

言うだけ言いやがったぜ!!これはいい逃げって奴だ~!!野生児って・・・仕方ないじゃん!そこに森があるんだから!!

バッと頭を上げると、ちょうど声をかけようとしてたのか近くにいたシスターがビックリしてた。

恥ずかしくなって、お礼を言った後再び街に出掛けた。

昨日実は気になってたんだけど、皆も居たし聞けなかったんだよね♪

というわけで!やってきました穀物のお店♪店員さんに聞くと、例の物はやはり家畜のエサだった。

「こんなもん食うのかい?言っちゃ何だが食えたもんじゃねぇぞ?」

「そのまま食べないから大丈夫!おいちゃんこれちょうだい!!」

不思議そうな顔をしながらも快く売ってくれたおいちゃんにお礼をいい、お次は薬草を売ってるお店♪

私のモットー何とかなるである!鑑定で見たときから欲しかったのだ♪香辛料♪

ウッキウキでギルドに戻ると何故かレミちゃんに連れられ、ギルマスの部屋に連れてこられた。

「えっと~・・・」

何故か怒ってるギルマス・・・そして何よりもランスさんの視線が痛い

「どこ行ってた?」

「えっ?」

「どこに行ってたんだと聞いている!」

え~!!何?何でそんな怒ってんの??

「えっと・・・街に」

「誰にも何にも告げづに出掛けて何かあったらどうすんだ!!」

ひぇ~!!怖いし、何よりそこ?!

「えっ・・・でも・・・」

そこから延々と説教されたんだけど・・・内容がね!もうね!理不尽だ~!!

ギルマスからは拐われるだなんだと言われ、ランスさんからはギルマスが仕事しなくて大変だったと言われ、レミちゃんも行くならあたしととか言ってるし・・・

えっ?私これでも11よ?そんなちっちゃい子みたいに~!!

まぁ確かに実家絡みの人たちがいないわけじゃないから、気をつけなきゃいけないのは分かってんだけどさぁ

「「「分かった(か)(ました)?」」」

そう言われ、プッチン切れた私。いや分かるけどさ、なら昨日の内に言っといてよって話!出るとき声かけてとかさ言われてればこっちだって注意したし、ギルマスの仕事に関しては知らねぇわって話なのよ!!

そのまま無言で部屋を出てやった。寮に戻り、部屋にシールド&防音をしてふて寝してやった。
 
しおりを挟む
感想 63

あなたにおすすめの小説

チートな転生幼女の無双生活 ~そこまで言うなら無双してあげようじゃないか~

ふゆ
ファンタジー
 私は死んだ。  はずだったんだけど、 「君は時空の帯から落ちてしまったんだ」  神様たちのミスでみんなと同じような輪廻転生ができなくなり、特別に記憶を持ったまま転生させてもらえることになった私、シエル。  なんと幼女になっちゃいました。  まだ転生もしないうちに神様と友達になるし、転生直後から神獣が付いたりと、チート万歳!  エーレスと呼ばれるこの世界で、シエルはどう生きるのか? *不定期更新になります *誤字脱字、ストーリー案があればぜひコメントしてください! *ところどころほのぼのしてます( ^ω^ ) *小説家になろう様にも投稿させていただいています

屋台飯! いらない子認定されたので、旅に出たいと思います。

彩世幻夜
ファンタジー
母が死にました。 父が連れてきた継母と異母弟に家を追い出されました。 わー、凄いテンプレ展開ですね! ふふふ、私はこの時を待っていた! いざ行かん、正義の旅へ! え? 魔王? 知りませんよ、私は勇者でも聖女でも賢者でもありませんから。 でも……美味しいは正義、ですよね? 2021/02/19 第一部完結 2021/02/21 第二部連載開始 2021/05/05 第二部完結 新作 【あやかしたちのとまり木の日常】 連載開始しました。

乙女ゲームの悪役令嬢の兄の婚約者に転生しましたが傷物になったので退場を希望します!

ユウ
恋愛
平凡な伯爵令嬢のリネットは優しい婚約者と妹と穏やかで幸福な日々を送っていた。 相手は公爵家の嫡男であり第一王子殿下の側近で覚えもめでたく社交界の憧れの漆黒の騎士と呼ばれる貴族令息だった。 結婚式前夜、婚約者の妹に会いに学園に向かったが、そこで事件が起きる。 現在学園で騒動を起こしている第二王子とその友人達に勘違いから暴行を受け階段から落ちてしまう… その時に前世の記憶を取り戻すのだった… 「悪役令嬢の兄の婚約者って…」 なんとも微妙なポジション。 しかも結婚前夜で傷物になる失態を犯してしまったリネットは婚約解消を望むのだが、悪役令嬢の義妹が王子に婚約破棄を突きつける事件に発展してしまう。

【完結】旦那様、どうぞ王女様とお幸せに!~転生妻は離婚してもふもふライフをエンジョイしようと思います~

魯恒凛
恋愛
地味で気弱なクラリスは夫とは結婚して二年経つのにいまだに触れられることもなく、会話もない。伯爵夫人とは思えないほど使用人たちにいびられ冷遇される日々。魔獣騎士として人気の高い夫と国民の妹として愛される王女の仲を引き裂いたとして、巷では悪女クラリスへの風当たりがきついのだ。 ある日前世の記憶が甦ったクラリスは悟る。若いクラリスにこんな状況はもったいない。白い結婚を理由に円満離婚をして、夫には王女と幸せになってもらおうと決意する。そして、離婚後は田舎でもふもふカフェを開こうと……!  そのためにこっそり仕事を始めたものの、ひょんなことから夫と友達に!? 「好きな相手とどうやったらうまくいくか教えてほしい」 初恋だった夫。胸が痛むけど、お互いの幸せのために王女との仲を応援することに。 でもなんだか様子がおかしくて……? 不器用で一途な夫と前世の記憶が甦ったサバサバ妻の、すれ違い両片思いのラブコメディ。 ※5/19〜5/21 HOTランキング1位!たくさんの方にお読みいただきありがとうございます ※他サイトでも公開しています。

[完結]いらない子と思われていた令嬢は・・・・・・

青空一夏
恋愛
私は両親の目には映らない。それは妹が生まれてから、ずっとだ。弟が生まれてからは、もう私は存在しない。 婚約者は妹を選び、両親は当然のようにそれを喜ぶ。 「取られる方が悪いんじゃないの? 魅力がないほうが負け」 妹の言葉を肯定する家族達。 そうですか・・・・・・私は邪魔者ですよね、だから私はいなくなります。 ※以前投稿していたものを引き下げ、大幅に改稿したものになります。

陛下を捨てた理由

甘糖むい
恋愛
美しく才能あふれる侯爵令嬢ジェニエルは、幼い頃から王子セオドールの婚約者として約束され、完璧な王妃教育を受けてきた。20歳で結婚した二人だったが、3年経っても子供に恵まれず、彼女には「問題がある」という噂が広がりはじめる始末。 そんな中、セオドールが「オリヴィア」という女性を王宮に連れてきたことで、夫婦の関係は一変し始める。 ※改定、追加や修正を予告なくする場合がございます。ご了承ください。

貴族令嬢、転生十秒で家出します。目指せ、おひとり様スローライフ

ファンタジー
第18回ファンタジー小説大賞にて奨励賞を頂きました。ありがとうございます! 貴族令嬢に転生したリルは、前世の記憶に混乱しつつも今世で恵まれていない環境なことに気が付き、突発で家出してしまう。 前世の社畜生活で疲れていたため、山奥で魔法の才能を生かしスローライフを目指すことにした。しかししょっぱなから魔物に襲われ、元王宮魔法士と出会ったり、はては皇子までやってきてと、なんだかスローライフとは違う毎日で……?

転生ヒロインは不倫が嫌いなので地道な道を選らぶ

karon
ファンタジー
デビュタントドレスを見た瞬間アメリアはかつて好きだった乙女ゲーム「薔薇の言の葉」の世界に転生したことを悟った。 しかし、攻略対象に張り付いた自分より身分の高い悪役令嬢と戦う危険性を考え、攻略対象完全無視でモブとくっつくことを決心、しかし、アメリアの思惑は思わぬ方向に横滑りし。

処理中です...