今さら言われても・・・私は趣味に生きてますので

sherry

文字の大きさ
96 / 123
私、忙しすぎやしませんか

王族って・・・

しおりを挟む
気まずい・・・非常~に気まずいですよ~!!

いやまずさ?そもそもなんで出てきたよ?ってか普通王様でもそうだけどさ、こんなポンポン王族の人とか出てきちゃだめだと思うの!!

しかもつい最近までは普通に一般庶民として生活してきたわけでさ、どうすりゃいいのよ!?

とりあえず挨拶して、んで、あっ後はえ~っと 座っていいって言われるまでは立ってお辞儀だっけ?

レオ兄のテンパり顔の事言えねぇ~!!

学園でマナーの授業があるとはいえいきなりはハードルが高すぎるよ!!

漸く王妃様との挨拶が終わりホッとしたのもつかの間、めっちゃ見られてる・・・

こういう時って確か下の人から喋り掛けちゃだめなんだよね?だから何か喋ってくれ!!お願いします!!

居たたまれない私を見て、何を思ったか急に立ち上がる王妃様

そして徐に私の隣に座り

「まぁ~やっぱりキャスが言ってた通りの子だわ~!!」

は?いや王妃様さっきまでの威厳どこやった?!

しかもキャスって・・・誰?!

いきなりフレンドリーな王妃様にパニック中の私、そんな事態を知ってか知らずか更に来訪を告げる侍女さん

もう何も驚かないさってかもうこの際どんと来いっ!!

今日の鬱憤は私を置き去りにした野郎共に全部ぶちまけてやるっ!!

心の中でそう決意し、拳を握っていると

やってきたのはハイテンションなアレンさんママだった・・・

「王妃様に置かれましてはご機嫌麗しゅう」

「あ~もうそんなのいいってば!!というかさっきまで一緒だったじゃない」

「え~でもほら一応ミアちゃんもいるしと思って~」

ん?んん?!

なんだこの人らも仲良しかっ!!

遠くを見つめ現実逃避した私の先にいた侍女さんと目が合い、苦笑いされたのは言うまでもない

盛り上がる2人が落ち着くまでの間、ひたすら現実逃避をしていた私の意識が戻されたのは、いつの間にか私を挟むように座った2人の体温だった

「で、早速なんだけどミアちゃん!!今回商会で扱う美容関係のものってな~に?」

いやっ近いっす!!2人から同時に詰め寄られ今回商会で扱う商品のプレゼンをするはめになってしまった

といっても、ブロッカスで作ったハンドクリームやシャンプーセット、入浴剤、日焼け止めなどなどである

一応他のお店でも取り扱ってる商品だし物珍しいものもないはずなんだけど・・・

そこは年を取っても乙女なのだろうあれやこれやとテーブルの上に出さされて別に他のお店のものが粗悪品ってわけじゃないけど、何故か私の作ったものはとても効果がいいらしい

特に美白クリームはとても喜ばれた

作った本人としてはやっぱり褒められるのは悪い気はしないのだけれども!!

どんどんこんなものが欲しいやら、この香りのシャンプーがやらまぁ出るわ出るわ・・・

どこでそんな情報仕入れてくるんだろうね・・・

髪型やら下着の事まで、まぁ分かるよ?きっとあの人しかいない

ってかさ?ルーナさんマジで何者なのさ!?

こんなところにまで情報回しちゃってんの?

知ってはいけないと私の頭の中の警報が鳴ってるから聞かないけども!!

再度ルーナさんと知り合えたこと気に入られたことの運のよさと共にあの人には逆らってはいけないと思った

緊張も大分ほぐれっていうかもう色々グイグイ来られ過ぎて緊張とかどっか行ったわ

ひとまず落ち着いたところで紅茶を頂くことになった

さすが王宮というか多分入れ方の問題なんだろうけどめっちゃ美味しかった!!

しかし残念なことにお茶菓子が甘いこと甘いこと!!

どう見積もっても甘味が勝ちすぎてお茶の旨味がもう・・・

「あらっミアちゃん食べないの?」

いや王妃様よ・・いつからミアちゃん呼びになった??

「いえ、あのちょっと私には甘すぎて・・・すっすいません」

「あら?そうなの?」

「あっそういえばミアちゃんのお菓子はそんなに甘くなかったわね?何が違うのかしら?」

アレンママ、それはここで言っちゃだめなやつ~!!

「えっ?そうなの!?是非食べてみたいわ」

ほ~ら言わんこっちゃない・・・どうすんの?ねぇこれどうすんの?!

「私も久しぶりに食べたいわ~あのプリンアラモードだったかしら?」

「プリンアラ?それってどんなのなの?」

お~い!!誰かこの2人を止めてくれ~!!

目で訴えたところで誰もこの2人を止めるものはなく、何なら目をキラキラさせてこちらを見てる

くそ~誰か~誰か私の味方はいませんか~??

まぁ結局お出しさせていただきましたよ・・・エェそりゃもう毒味もバッチリしていただきましたとも!!

今回は新作マカロンでございます!!

いや~あのときアーモンド爆買いしてよかったよね・・・ホント・・・

一口サイズにしたからお店に出すのにピッタリだったんだけどさ、材料がこっちであの屋台のお兄さんとこでしか買えないっていうね・・・

しかもお兄さんも何ヵ月かに一回しかこっち来ないから、中々手に入らないんだよね~

これはこっちで商会を立ち上げた時にテイクアウト用で出そうと思ってる。

だからまだブロッカスでは出してないのだ!!

お兄さんと次会えた時に定期的に送ってもらえないか交渉する予定♪

って言ってもレオ兄が

だってこんな子供が交渉しても信用もへったくれもないからね!

とりあえずお兄さんの国には一回行ってみたいところだ!!

次の長期休暇で行ってみたいなって思ってるけど、冬だから微妙かもしれない・・・

それに商会の事もあるしね・・・

そんなこんなで大満足の王妃様とアレンママとのお茶会?は無事終了し、私は漸く解放されたのだった

今日の感想、もう二度と王宮には来たくないです!!

緊張なのか、ストレスなのか、外見は変わらずとも確実に痩せたよ・・・いろんなものがね
しおりを挟む
感想 63

あなたにおすすめの小説

チートな転生幼女の無双生活 ~そこまで言うなら無双してあげようじゃないか~

ふゆ
ファンタジー
 私は死んだ。  はずだったんだけど、 「君は時空の帯から落ちてしまったんだ」  神様たちのミスでみんなと同じような輪廻転生ができなくなり、特別に記憶を持ったまま転生させてもらえることになった私、シエル。  なんと幼女になっちゃいました。  まだ転生もしないうちに神様と友達になるし、転生直後から神獣が付いたりと、チート万歳!  エーレスと呼ばれるこの世界で、シエルはどう生きるのか? *不定期更新になります *誤字脱字、ストーリー案があればぜひコメントしてください! *ところどころほのぼのしてます( ^ω^ ) *小説家になろう様にも投稿させていただいています

屋台飯! いらない子認定されたので、旅に出たいと思います。

彩世幻夜
ファンタジー
母が死にました。 父が連れてきた継母と異母弟に家を追い出されました。 わー、凄いテンプレ展開ですね! ふふふ、私はこの時を待っていた! いざ行かん、正義の旅へ! え? 魔王? 知りませんよ、私は勇者でも聖女でも賢者でもありませんから。 でも……美味しいは正義、ですよね? 2021/02/19 第一部完結 2021/02/21 第二部連載開始 2021/05/05 第二部完結 新作 【あやかしたちのとまり木の日常】 連載開始しました。

乙女ゲームの悪役令嬢の兄の婚約者に転生しましたが傷物になったので退場を希望します!

ユウ
恋愛
平凡な伯爵令嬢のリネットは優しい婚約者と妹と穏やかで幸福な日々を送っていた。 相手は公爵家の嫡男であり第一王子殿下の側近で覚えもめでたく社交界の憧れの漆黒の騎士と呼ばれる貴族令息だった。 結婚式前夜、婚約者の妹に会いに学園に向かったが、そこで事件が起きる。 現在学園で騒動を起こしている第二王子とその友人達に勘違いから暴行を受け階段から落ちてしまう… その時に前世の記憶を取り戻すのだった… 「悪役令嬢の兄の婚約者って…」 なんとも微妙なポジション。 しかも結婚前夜で傷物になる失態を犯してしまったリネットは婚約解消を望むのだが、悪役令嬢の義妹が王子に婚約破棄を突きつける事件に発展してしまう。

【完結】旦那様、どうぞ王女様とお幸せに!~転生妻は離婚してもふもふライフをエンジョイしようと思います~

魯恒凛
恋愛
地味で気弱なクラリスは夫とは結婚して二年経つのにいまだに触れられることもなく、会話もない。伯爵夫人とは思えないほど使用人たちにいびられ冷遇される日々。魔獣騎士として人気の高い夫と国民の妹として愛される王女の仲を引き裂いたとして、巷では悪女クラリスへの風当たりがきついのだ。 ある日前世の記憶が甦ったクラリスは悟る。若いクラリスにこんな状況はもったいない。白い結婚を理由に円満離婚をして、夫には王女と幸せになってもらおうと決意する。そして、離婚後は田舎でもふもふカフェを開こうと……!  そのためにこっそり仕事を始めたものの、ひょんなことから夫と友達に!? 「好きな相手とどうやったらうまくいくか教えてほしい」 初恋だった夫。胸が痛むけど、お互いの幸せのために王女との仲を応援することに。 でもなんだか様子がおかしくて……? 不器用で一途な夫と前世の記憶が甦ったサバサバ妻の、すれ違い両片思いのラブコメディ。 ※5/19〜5/21 HOTランキング1位!たくさんの方にお読みいただきありがとうございます ※他サイトでも公開しています。

[完結]いらない子と思われていた令嬢は・・・・・・

青空一夏
恋愛
私は両親の目には映らない。それは妹が生まれてから、ずっとだ。弟が生まれてからは、もう私は存在しない。 婚約者は妹を選び、両親は当然のようにそれを喜ぶ。 「取られる方が悪いんじゃないの? 魅力がないほうが負け」 妹の言葉を肯定する家族達。 そうですか・・・・・・私は邪魔者ですよね、だから私はいなくなります。 ※以前投稿していたものを引き下げ、大幅に改稿したものになります。

陛下を捨てた理由

甘糖むい
恋愛
美しく才能あふれる侯爵令嬢ジェニエルは、幼い頃から王子セオドールの婚約者として約束され、完璧な王妃教育を受けてきた。20歳で結婚した二人だったが、3年経っても子供に恵まれず、彼女には「問題がある」という噂が広がりはじめる始末。 そんな中、セオドールが「オリヴィア」という女性を王宮に連れてきたことで、夫婦の関係は一変し始める。 ※改定、追加や修正を予告なくする場合がございます。ご了承ください。

貴族令嬢、転生十秒で家出します。目指せ、おひとり様スローライフ

ファンタジー
第18回ファンタジー小説大賞にて奨励賞を頂きました。ありがとうございます! 貴族令嬢に転生したリルは、前世の記憶に混乱しつつも今世で恵まれていない環境なことに気が付き、突発で家出してしまう。 前世の社畜生活で疲れていたため、山奥で魔法の才能を生かしスローライフを目指すことにした。しかししょっぱなから魔物に襲われ、元王宮魔法士と出会ったり、はては皇子までやってきてと、なんだかスローライフとは違う毎日で……?

転生ヒロインは不倫が嫌いなので地道な道を選らぶ

karon
ファンタジー
デビュタントドレスを見た瞬間アメリアはかつて好きだった乙女ゲーム「薔薇の言の葉」の世界に転生したことを悟った。 しかし、攻略対象に張り付いた自分より身分の高い悪役令嬢と戦う危険性を考え、攻略対象完全無視でモブとくっつくことを決心、しかし、アメリアの思惑は思わぬ方向に横滑りし。

処理中です...