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1章
ベニトア家の誇りを胸に 1
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皇帝の命を受けてから、僕の日常は一転した。輿入れ準備をしながら、警備部隊では小隊長だったので引き継ぎをしなければならない。
ちなみに、我が家は完全実力主義なので、領主の息子だから自動的に長になるなんてことはない。僕も平隊員から始め、必死に任務をこなして認めてもらったのだ。
昨日のショックを引きずる暇もなく、警備隊の大隊長と次の小隊長を決めなくては。父から隊長に知らせがいっているそうだが、自らの口で報告をしたい。
早朝から警備隊の官舎に行き、隊長の執務室のドアをノックした。
「オリヴィンです。入室の許可を願います」
「入れ」
入室すると、髭面の大隊長が窓辺に立ち渋面を作っていた。そばにいる補佐の隊員も沈鬱な表情だ。
「おはようございます。本日は隊長に報告があります」
「……ああ。聞いている」
「そうですよね。でも、自分の口で言わせてください。二週間後、僕はヘリオドート卿リオネルと婚姻します。抜擢して下った任務を完遂できず、本当に申し訳ございません」
本当に残念だ。唇を噛み締め、深々と頭を下げた。あなたの信頼に応えたかったのに、こんな形で去らなければならないなんて。
「謝罪する必要はない。ただ、君のような前途有望な青年を失うのが心から残念だ」
「皇都に行っても隊長の教えを忘れず研鑽いたします。それに、あちらでやれることを探して、ベニトア家のため精一杯役目を果たします。応援していただけると嬉しいです」
悲観しているわけじゃないと伝わるだろうか。近づいてきた隊長は僕の肩に両手を置き、力強く頷いた。
「ここからは、部下ではなく臣としてお話しいたします」
肩から手を離し、僕を見据える。
「あなたをお父上から預かった時、まるで少女のように華奢な少年が小隊を任せられるほど立派になると思わなかった。ずっと近くで成長を見守り、全部隊を掌握する日までお支えしたかった……」
大隊長の大きな手が震えているのを感じた。あなたに惜しんでもらえるなんて光栄だ。絶対に泣くまいと笑顔で返す。
「先ほどのお言葉、さすが閣下のご子息です。こちらの心配は要りません。どうぞ、存分に暴れてきてください」
「はい! 僕の後釜は副隊長に任せます。彼がいれば、安心してこの地を離れられます」
僕の補佐をしてくれて、血を吐くような訓練を共に励んだ親友だ。きっとこの結婚話を聞いて激怒していることだろう。
「部隊に挨拶して、屋敷に帰ります。とにかく時間がなくて……すみません」
「まったく腹立たしいですな。普通、数ヶ月かけて準備するというのに」
大隊長も貴族の家系なので、短期間での輿入れには腹が立ってどうしようもないみたいだ。
「母とカミュが張り切っているので、きっと大丈夫ですよ」
「アイリス様が仕切るのであれば万事うまくいくでしょう。ところでオリヴィン様、一つお願いがあります」
隊員として扱い際は呼び捨てなのに、突然敬称をつけられ面食らった。大隊長は一歩後ろに下がる。
「なんでしょうか」
「本日より、私はあなたの上司ではなく臣下の一人です。ですから、そのように対応をしてくださいませ。言っている意味がお分かりですね?」
「――ああ。ラッセル、僕がいなくなっても父や民を守ってくれ。それに、永遠の別れではない考えている。あっ、ちょっと! 泣くなって」
大きな体を震わせている大隊長も、僕を愛してくれる一人だった。理性で怒りを抑えているようだが、問題はこの後だ。
「おまえがこれじゃ、部隊はどうなるかな……」
「既に大荒れです。ですが、あなたなら押さえ込めますよね」
「もちろん」
執務室を後にした僕は、長らく行動を共にした部隊がいる官舎へと向かった。予定が詰まっているので、時間を知らせていたのだが……前庭に大勢の人影がある。まさか、隊員が勢揃いしているとは思わなかった。
「オリヴィン小隊長!」
小隊の副隊長ジェフリーが、僕に気がつくや否や猛ダッシュしてきた。当然だが、結婚を祝う雰囲気ではない。彼はお互い一般隊員からスタートした同期で、信頼できる仲間だ。三十人ほどいる部下も一斉にこちらへ駆け出している。
「やぁ、ジェフリー、皆も出迎えありがとう。僕の結婚話は聞いたみたいだね」
「聞いたも何も……どうしてあなたがそんな目に遭わなきゃならないんですか……! この場にいる誰よりも努力して強くなったのに、政治利用され」
「ストップ。それ以上言うな」
目を潤ませ訴えるジェフリーを止める。自領にいるとはいえ、さすがに最後まで言わせるわけにはいかない。隊員たちも唇を噛み締め、不満だと目で訴えている。
「貴族の役割とはそういうものさ。相手は公爵様だし、結婚相手として悪い相手じゃないと思わないか?」
微笑みを絶やさず皆に声をかける。彼らがあからさまに不安を吐けば皇帝の耳に入るかもしれない。それは決していい結果にはならない。彼らを守るためにも飲み込んでもらわなければ。
「新しい小隊長はお前に頼むよ。君なら任せられる」
「一時的に役目をお預かりします。それでよければお受けします」
目を袖で拭い顔を上げたジェフリーは、すでに気持ちを切り替えていた。それだけではなく、暗に辛かったら帰ってきてもいいと言ってくれている。心優しい友人を持って幸せ者だ。
「そうか。じゃあ、頼むよ。きっと里帰りくらいできるだろうし、また会えるさ。忙しいから、引き継ぎの書類は屋敷に来てもらうことになりそうだ。悪いな」
「問題ありません! 了解です」
部下たちは何か言いたそうにしているが、口にしてはいけないと察して耐えている。
「皆もジェフリーに協力してやってくれ。向こうに行くまでに何度か顔を出したいけど、やる事が山積みだから難しいかもしれない」
拳を握り頷く部下に微笑みかけた。
「そうですよ。準備期間がたった二週間なんて早すぎですよ! オリヴィン様、なんだか大変そうですが、努力家のあなたならきっとうまくやれると信じています」
ジェフリーの信頼がありがたく、目頭が熱くなった。
「ありがとう。じゃあ、もう屋敷に戻らないと。またな!」
うん。二度と会えないなんてことはない……はず。でも、あと何回皆と会えるだろう。
僕は愛する仲間に手を振って背を向けた。
ちなみに、我が家は完全実力主義なので、領主の息子だから自動的に長になるなんてことはない。僕も平隊員から始め、必死に任務をこなして認めてもらったのだ。
昨日のショックを引きずる暇もなく、警備隊の大隊長と次の小隊長を決めなくては。父から隊長に知らせがいっているそうだが、自らの口で報告をしたい。
早朝から警備隊の官舎に行き、隊長の執務室のドアをノックした。
「オリヴィンです。入室の許可を願います」
「入れ」
入室すると、髭面の大隊長が窓辺に立ち渋面を作っていた。そばにいる補佐の隊員も沈鬱な表情だ。
「おはようございます。本日は隊長に報告があります」
「……ああ。聞いている」
「そうですよね。でも、自分の口で言わせてください。二週間後、僕はヘリオドート卿リオネルと婚姻します。抜擢して下った任務を完遂できず、本当に申し訳ございません」
本当に残念だ。唇を噛み締め、深々と頭を下げた。あなたの信頼に応えたかったのに、こんな形で去らなければならないなんて。
「謝罪する必要はない。ただ、君のような前途有望な青年を失うのが心から残念だ」
「皇都に行っても隊長の教えを忘れず研鑽いたします。それに、あちらでやれることを探して、ベニトア家のため精一杯役目を果たします。応援していただけると嬉しいです」
悲観しているわけじゃないと伝わるだろうか。近づいてきた隊長は僕の肩に両手を置き、力強く頷いた。
「ここからは、部下ではなく臣としてお話しいたします」
肩から手を離し、僕を見据える。
「あなたをお父上から預かった時、まるで少女のように華奢な少年が小隊を任せられるほど立派になると思わなかった。ずっと近くで成長を見守り、全部隊を掌握する日までお支えしたかった……」
大隊長の大きな手が震えているのを感じた。あなたに惜しんでもらえるなんて光栄だ。絶対に泣くまいと笑顔で返す。
「先ほどのお言葉、さすが閣下のご子息です。こちらの心配は要りません。どうぞ、存分に暴れてきてください」
「はい! 僕の後釜は副隊長に任せます。彼がいれば、安心してこの地を離れられます」
僕の補佐をしてくれて、血を吐くような訓練を共に励んだ親友だ。きっとこの結婚話を聞いて激怒していることだろう。
「部隊に挨拶して、屋敷に帰ります。とにかく時間がなくて……すみません」
「まったく腹立たしいですな。普通、数ヶ月かけて準備するというのに」
大隊長も貴族の家系なので、短期間での輿入れには腹が立ってどうしようもないみたいだ。
「母とカミュが張り切っているので、きっと大丈夫ですよ」
「アイリス様が仕切るのであれば万事うまくいくでしょう。ところでオリヴィン様、一つお願いがあります」
隊員として扱い際は呼び捨てなのに、突然敬称をつけられ面食らった。大隊長は一歩後ろに下がる。
「なんでしょうか」
「本日より、私はあなたの上司ではなく臣下の一人です。ですから、そのように対応をしてくださいませ。言っている意味がお分かりですね?」
「――ああ。ラッセル、僕がいなくなっても父や民を守ってくれ。それに、永遠の別れではない考えている。あっ、ちょっと! 泣くなって」
大きな体を震わせている大隊長も、僕を愛してくれる一人だった。理性で怒りを抑えているようだが、問題はこの後だ。
「おまえがこれじゃ、部隊はどうなるかな……」
「既に大荒れです。ですが、あなたなら押さえ込めますよね」
「もちろん」
執務室を後にした僕は、長らく行動を共にした部隊がいる官舎へと向かった。予定が詰まっているので、時間を知らせていたのだが……前庭に大勢の人影がある。まさか、隊員が勢揃いしているとは思わなかった。
「オリヴィン小隊長!」
小隊の副隊長ジェフリーが、僕に気がつくや否や猛ダッシュしてきた。当然だが、結婚を祝う雰囲気ではない。彼はお互い一般隊員からスタートした同期で、信頼できる仲間だ。三十人ほどいる部下も一斉にこちらへ駆け出している。
「やぁ、ジェフリー、皆も出迎えありがとう。僕の結婚話は聞いたみたいだね」
「聞いたも何も……どうしてあなたがそんな目に遭わなきゃならないんですか……! この場にいる誰よりも努力して強くなったのに、政治利用され」
「ストップ。それ以上言うな」
目を潤ませ訴えるジェフリーを止める。自領にいるとはいえ、さすがに最後まで言わせるわけにはいかない。隊員たちも唇を噛み締め、不満だと目で訴えている。
「貴族の役割とはそういうものさ。相手は公爵様だし、結婚相手として悪い相手じゃないと思わないか?」
微笑みを絶やさず皆に声をかける。彼らがあからさまに不安を吐けば皇帝の耳に入るかもしれない。それは決していい結果にはならない。彼らを守るためにも飲み込んでもらわなければ。
「新しい小隊長はお前に頼むよ。君なら任せられる」
「一時的に役目をお預かりします。それでよければお受けします」
目を袖で拭い顔を上げたジェフリーは、すでに気持ちを切り替えていた。それだけではなく、暗に辛かったら帰ってきてもいいと言ってくれている。心優しい友人を持って幸せ者だ。
「そうか。じゃあ、頼むよ。きっと里帰りくらいできるだろうし、また会えるさ。忙しいから、引き継ぎの書類は屋敷に来てもらうことになりそうだ。悪いな」
「問題ありません! 了解です」
部下たちは何か言いたそうにしているが、口にしてはいけないと察して耐えている。
「皆もジェフリーに協力してやってくれ。向こうに行くまでに何度か顔を出したいけど、やる事が山積みだから難しいかもしれない」
拳を握り頷く部下に微笑みかけた。
「そうですよ。準備期間がたった二週間なんて早すぎですよ! オリヴィン様、なんだか大変そうですが、努力家のあなたならきっとうまくやれると信じています」
ジェフリーの信頼がありがたく、目頭が熱くなった。
「ありがとう。じゃあ、もう屋敷に戻らないと。またな!」
うん。二度と会えないなんてことはない……はず。でも、あと何回皆と会えるだろう。
僕は愛する仲間に手を振って背を向けた。
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