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1章
リンは何者?
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視線を下に向けるように気をつけつつ、用心してリンと向かい合っている。エドモンは少し離れた場所に椅子を置き、僕を見張るかのように座った。
「仕事の関係でベニトア領について知りたくてね」
「グレゴリー様に聞けばいいじゃないですか」
兄さんはいつだって皇都にいるし、彼なら命じて時間を作らせることもできそうだ。でも、リンは首を横に振った。
「彼は辺境伯の子息で、生まれながらに裕福で猛者だ。一般的考えと同じとは思えなくてな。彼が敗北して泣くところなんて想像できないだろう?」
「……確かに……ふふ、あり得ないですね」
グレゴリー兄さんを倒せるのは父だけだ。それに、リンが知りたいのは庶民の暮らしなのかもしれない。とはいえ、僕も詳しいとはいえないけれど。仲間の話をすればうまく乗り切れるかな。
「屈強な男が多いと聞くが本当か?」
「全員ではありませんが、その通りです。細身の人もいますが、農民でさえ基本的に自分の身は自分で守れるように鍛えています。おそらく、長い戦争の間にできた習慣でしょう」
「平和になっても鍛練は怠らないとは……勤勉だな」
「皆、真面目でいいやつらばかりなんです!」
自領の民が褒められ頬が緩んで仕方がない。リンは僕と対照的に冷静で、これぞ貴族という感じだ。父は僕もこうなってほしいのかな。
「君は領主の運営に不満を感じていないようだな」
弱みを掴みたいのだろうか。つまり……皇后派の人間? だったら少し残念だ。それに、質問も難しいものだ。僕が聞いていないだけかもしれないが、頑張っている方だと思う。もちろん問題はゼロじゃないけれど。
「でも、領民全員が満足するなんて難しいじゃないですか。警備の話でいうと、事件を予測して防ぐのは不可能だし、犯人がすぐ捕まらなければ被害者は不満でしょう? 訴えがあって対処しなかったのは論外ですが。でも、大雪の日は、民と一緒になって領主一家も総出で雪かきするんですよ」
その時は身分が上も下もない。協力して老人など弱者の家を周り家の前を除雪して回るのだ。要請があれば、騎士団を率いて村に向かったこともあった。まぁ、たどり着く間も除雪していくのでかなり大変なのだ。
汗だくの作業を思い出しながらお茶を啜る。
「領主が民に混じって働くのか?」
驚いて目を見張っている。初めて感情が大きく動いたなのを見て溜飲を下げた。
「他は知りませんが、極寒のうちでは協力しないと生きていけないので」
「なるほど一度見て見たいな……」
「その時は案内を」
言いかけて慌ててやめた。今の僕はオリヴィンじゃないし、その時ベニトア領にもいないだろう。今はそれまでのわずかな自由でしかない。
なんだか悲しいな。身分を隠してなかったら友達ができたかもしれないのに。
「なんだ、案内はなしか」
リンも残念そうだったのがなぜか嬉しかった。
「ええっと、他の土地も知りたいので、もしかしたら帰らないかもしれません」
結婚相手のリオネルはどんなやつだろう。聞いたら何か教えてくれるかな。
「リンは皇都に住んでるんですか? あの……アファトナ領に行ってみようかなと思っていて。ヘリオドート公爵ってどんなところで、領主様がいい人なのか知っていたら教えてくれませんか」
リンは腕組みし、何か考えている。
「領民は豊かな暮らしをしていると思う。鉱山の仕事はかなりきついが、他の町より賃金はいいんじゃないかな。昔はもっと生活が苦しかったらしいけど。領主のことは……知らない」
柔らかい口調になり、少しリラックスした話し方に変わった。土地への愛着を感じる。行ったことがあるのかな。
「もしかして、出身地ですか?」
「いや……あくまでも聞いた話だ」
「あ、そうですか」
また警戒した雰囲気になった。これも秘密の一つなのかも。
「さて、俺たちはもう帰る。細い裏路地はあまり治安がよくないから行かない方がいい。エドモン、行こう」
「はい」
エドモンがサッとドアを開け、リンが出て行こうとする。
「あの、待って!」
呼び止めるとリンが振り返る。
「なんだ?」
不愉快そうに眉を顰めている。そんな顔しなくてもいいじゃないか。
「何度も助けてくれてありがとうございました」
僕は頭を下げた。どんなに失礼に感じても、恩を受けたのは間違いないのだから。顔を上げると、ほんのわずかだがリンの口角が上がっている。
「……いや。大したことはしていない。いい旅を」
パタンと音がしてドアが閉まる。やっと一人になれたのに、なんとなく心細い気持ちになったのは秘密だ。気持ちを切り替え、窓辺に移動して外を見る。
リンが歩いていく様子を見守り、背後に怪しい人間がいないか観察する。そして、帽子を被った男が、距離を置いてついていくのに気がついた。知らせようと思ったが、帽子の男を追う二人の男が見えた。
――あれがリンの護衛か。それなら大丈夫かな。
安心した僕は椅子に戻り、冷め切ったお茶を啜る。この後は、ヘリオドート公爵についての評価を調べてみよう。もちろん、もう誰にも迷惑をかけないようにして。
カップを置いた僕は、すぐに町へと繰り出した。そこで得た情報は、概ね評価が高いということと、めちゃくちゃ女性にモテるということ。ご令嬢たちも庶民も、ちょっと怖いけど玉の輿に乗りたいという女性が頬を染め、キャッキャと話すパワーに気圧されそうだった。女の子って強いよな。
「会ったことある? もし働くとなったら大変そうかなぁ」
仕事探しているというと、こんな話をしてくれた。
幼い頃に領主になり、当初は領民も国民も期待していなかったが、とてつもなく努力をして認められたのだそうだ。そのせいか一切笑わなくなり、冷酷な判断をする子供と恐れられるようになった。
ただ、彼は大怪我をした挙句婚約者を奪われた悲劇の少年だ。恐ろしいところもあるが、大人たちはそうならざるを得なかったせいなので、健気で気の毒だと感じていたという。悪事を働く人間にとっては恐ろしいが、真面目に生きているものは真っ当に扱ってもらえるので、民にとても尊敬されているそうだ。
――噂通り冷酷だけど、理不尽ではなさそうだな。
もうすぐ皇都に到着する父上も、この評判があったので陛下を殴らずに耐えたのだろう。いや、どんな状況でも殴るのはまずいんだけどさ。
そういえば、一人で過ごした2日間の間、グレゴリー兄さんが鬼のような顔で僕を探しているのを見かけた。
――ごめん。今は後ろ盾の何もない男として街を知りたいんだ。帰ったら謝るから……
雑貨屋に入ってやり過ごし、遠ざかる兄さんの背中に頭を下げた。
「仕事の関係でベニトア領について知りたくてね」
「グレゴリー様に聞けばいいじゃないですか」
兄さんはいつだって皇都にいるし、彼なら命じて時間を作らせることもできそうだ。でも、リンは首を横に振った。
「彼は辺境伯の子息で、生まれながらに裕福で猛者だ。一般的考えと同じとは思えなくてな。彼が敗北して泣くところなんて想像できないだろう?」
「……確かに……ふふ、あり得ないですね」
グレゴリー兄さんを倒せるのは父だけだ。それに、リンが知りたいのは庶民の暮らしなのかもしれない。とはいえ、僕も詳しいとはいえないけれど。仲間の話をすればうまく乗り切れるかな。
「屈強な男が多いと聞くが本当か?」
「全員ではありませんが、その通りです。細身の人もいますが、農民でさえ基本的に自分の身は自分で守れるように鍛えています。おそらく、長い戦争の間にできた習慣でしょう」
「平和になっても鍛練は怠らないとは……勤勉だな」
「皆、真面目でいいやつらばかりなんです!」
自領の民が褒められ頬が緩んで仕方がない。リンは僕と対照的に冷静で、これぞ貴族という感じだ。父は僕もこうなってほしいのかな。
「君は領主の運営に不満を感じていないようだな」
弱みを掴みたいのだろうか。つまり……皇后派の人間? だったら少し残念だ。それに、質問も難しいものだ。僕が聞いていないだけかもしれないが、頑張っている方だと思う。もちろん問題はゼロじゃないけれど。
「でも、領民全員が満足するなんて難しいじゃないですか。警備の話でいうと、事件を予測して防ぐのは不可能だし、犯人がすぐ捕まらなければ被害者は不満でしょう? 訴えがあって対処しなかったのは論外ですが。でも、大雪の日は、民と一緒になって領主一家も総出で雪かきするんですよ」
その時は身分が上も下もない。協力して老人など弱者の家を周り家の前を除雪して回るのだ。要請があれば、騎士団を率いて村に向かったこともあった。まぁ、たどり着く間も除雪していくのでかなり大変なのだ。
汗だくの作業を思い出しながらお茶を啜る。
「領主が民に混じって働くのか?」
驚いて目を見張っている。初めて感情が大きく動いたなのを見て溜飲を下げた。
「他は知りませんが、極寒のうちでは協力しないと生きていけないので」
「なるほど一度見て見たいな……」
「その時は案内を」
言いかけて慌ててやめた。今の僕はオリヴィンじゃないし、その時ベニトア領にもいないだろう。今はそれまでのわずかな自由でしかない。
なんだか悲しいな。身分を隠してなかったら友達ができたかもしれないのに。
「なんだ、案内はなしか」
リンも残念そうだったのがなぜか嬉しかった。
「ええっと、他の土地も知りたいので、もしかしたら帰らないかもしれません」
結婚相手のリオネルはどんなやつだろう。聞いたら何か教えてくれるかな。
「リンは皇都に住んでるんですか? あの……アファトナ領に行ってみようかなと思っていて。ヘリオドート公爵ってどんなところで、領主様がいい人なのか知っていたら教えてくれませんか」
リンは腕組みし、何か考えている。
「領民は豊かな暮らしをしていると思う。鉱山の仕事はかなりきついが、他の町より賃金はいいんじゃないかな。昔はもっと生活が苦しかったらしいけど。領主のことは……知らない」
柔らかい口調になり、少しリラックスした話し方に変わった。土地への愛着を感じる。行ったことがあるのかな。
「もしかして、出身地ですか?」
「いや……あくまでも聞いた話だ」
「あ、そうですか」
また警戒した雰囲気になった。これも秘密の一つなのかも。
「さて、俺たちはもう帰る。細い裏路地はあまり治安がよくないから行かない方がいい。エドモン、行こう」
「はい」
エドモンがサッとドアを開け、リンが出て行こうとする。
「あの、待って!」
呼び止めるとリンが振り返る。
「なんだ?」
不愉快そうに眉を顰めている。そんな顔しなくてもいいじゃないか。
「何度も助けてくれてありがとうございました」
僕は頭を下げた。どんなに失礼に感じても、恩を受けたのは間違いないのだから。顔を上げると、ほんのわずかだがリンの口角が上がっている。
「……いや。大したことはしていない。いい旅を」
パタンと音がしてドアが閉まる。やっと一人になれたのに、なんとなく心細い気持ちになったのは秘密だ。気持ちを切り替え、窓辺に移動して外を見る。
リンが歩いていく様子を見守り、背後に怪しい人間がいないか観察する。そして、帽子を被った男が、距離を置いてついていくのに気がついた。知らせようと思ったが、帽子の男を追う二人の男が見えた。
――あれがリンの護衛か。それなら大丈夫かな。
安心した僕は椅子に戻り、冷め切ったお茶を啜る。この後は、ヘリオドート公爵についての評価を調べてみよう。もちろん、もう誰にも迷惑をかけないようにして。
カップを置いた僕は、すぐに町へと繰り出した。そこで得た情報は、概ね評価が高いということと、めちゃくちゃ女性にモテるということ。ご令嬢たちも庶民も、ちょっと怖いけど玉の輿に乗りたいという女性が頬を染め、キャッキャと話すパワーに気圧されそうだった。女の子って強いよな。
「会ったことある? もし働くとなったら大変そうかなぁ」
仕事探しているというと、こんな話をしてくれた。
幼い頃に領主になり、当初は領民も国民も期待していなかったが、とてつもなく努力をして認められたのだそうだ。そのせいか一切笑わなくなり、冷酷な判断をする子供と恐れられるようになった。
ただ、彼は大怪我をした挙句婚約者を奪われた悲劇の少年だ。恐ろしいところもあるが、大人たちはそうならざるを得なかったせいなので、健気で気の毒だと感じていたという。悪事を働く人間にとっては恐ろしいが、真面目に生きているものは真っ当に扱ってもらえるので、民にとても尊敬されているそうだ。
――噂通り冷酷だけど、理不尽ではなさそうだな。
もうすぐ皇都に到着する父上も、この評判があったので陛下を殴らずに耐えたのだろう。いや、どんな状況でも殴るのはまずいんだけどさ。
そういえば、一人で過ごした2日間の間、グレゴリー兄さんが鬼のような顔で僕を探しているのを見かけた。
――ごめん。今は後ろ盾の何もない男として街を知りたいんだ。帰ったら謝るから……
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