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第22話
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ザノーク王子視点
その日の夜――部屋にルドノを呼び、俺は話す。
「今日の出来事は父上に報告した。明日の夕方に、カルラの家族やリックの家族、ルドノの家族を集めて話し合うようだ」
「公爵家や侯爵家の領主が集まるとなれば、他の貴族も来そうですね……ザノーク殿下が冷静なら、何も問題ありません」
「ああ。ルドノの言う通り、リックとカルラは俺の失言を狙ってくるのだろう」
状況的に、俺は動揺してもおかしくはない。
今日の出来事を報告すると、陛下はリックが悪いと納得してくれた。
そのことをルドノに話して――この時まで、俺は何も問題ないと考えていた。
■◇■◇■◇■◇■
「――全て貴様とルドノが悪い!! 勘当だ! ザノークはもう王子ではない!!」
翌日、俺は父上の発言に困惑していた。
今までの悪事が父上に知られていて、更に不正をしていた証言が嘘だと発覚する。
全てルドノが命令したことだと、クラスメイトは自白したようだ。
そこから様々な悪事が発覚したようで――俺達は、追い詰められていた。
その日の夜――部屋にルドノを呼び、俺は話す。
「今日の出来事は父上に報告した。明日の夕方に、カルラの家族やリックの家族、ルドノの家族を集めて話し合うようだ」
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「ああ。ルドノの言う通り、リックとカルラは俺の失言を狙ってくるのだろう」
状況的に、俺は動揺してもおかしくはない。
今日の出来事を報告すると、陛下はリックが悪いと納得してくれた。
そのことをルドノに話して――この時まで、俺は何も問題ないと考えていた。
■◇■◇■◇■◇■
「――全て貴様とルドノが悪い!! 勘当だ! ザノークはもう王子ではない!!」
翌日、俺は父上の発言に困惑していた。
今までの悪事が父上に知られていて、更に不正をしていた証言が嘘だと発覚する。
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そこから様々な悪事が発覚したようで――俺達は、追い詰められていた。
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