何もできない王妃と言うのなら、出て行くことにします

天宮有

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第71話

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ドスラ視点

 リオナの計画通りと聞き、俺は焦っていた。

 リオウがウルクを倒し、エルノアを連行していたはず。
 それなのに結界の力でリオウがやられて、そこまでが計画通りのようだ。

 リオナが所属していた組織は壊滅し、リーダーのレオウも消すことに成功している。
 エルノアを連れ戻すことはできていないから、このままだとランアス国は滅びるだろう。

 一番重要な問題が解決していないのに、リオナは余裕があった。
 それが不安になって、俺は思わず尋ねる。

「魔法組織がやられたら、エルノアが戻らずランアス国は滅びてしまうだろう」
「それは問題ありません。私なら、エルノアを支配してランアス国に戻すことができます」

 そう言って、エルノアが計画の最後を話そうとしている。
 
「エルノアを戻すことはできますけど……そのためには、必要なものがあります」
「わかった。なんでも揃えよう!」

 今まで全て、リオナの計画通りに進んでいる。
 それなら言う通りにすれば問題ないと、俺は考えるようになっていた。
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