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第44話
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バハムス視点
魔法学園での授業が終わり、放課後になっている。
俺はメリタと城に戻り、部屋で話したいことがあった。
放課後になって、ルーミエが俺に話しかけてきた。
話を聞き、気になっていることをメリタに尋ねる。
「メリタよ。これから魔族が、再び城を襲撃することはないのだろうか?」
今日の放課後、ルーミエは魔族が再び襲撃すると言い出す。
俺とメリタは否定したが、警戒するべきなのかもしれない。
不安になっている俺と違い、メリタは預言書を信じているようだ。
「予言書は魔族の襲撃だけしか書かれていません。2度目の襲撃があるのなら、預言書に記されているに決まっています!」
「確かにそうか。ルーミエのせいで不安になってしまった」
メリタが断言して、俺は賛同する。
ルーミエが警戒するのは当然だが、俺達には預言書がある。
その預言書に魔族の再襲撃が書かれていないのだから、何も起きるわけがない。
「残す問題は大したことがないし、ルーミエを生贄にして終わりだ」
「はい。凶悪なモンスターといっても魔族以下なので、何も問題ありません」
メリタの発言を聞き、何も問題ないと俺は確信する。
ルーミエの発言を無視して、俺達は結婚式の準備を進めていく。
その結果――俺とメリタは、後悔することとなっていた。
魔法学園での授業が終わり、放課後になっている。
俺はメリタと城に戻り、部屋で話したいことがあった。
放課後になって、ルーミエが俺に話しかけてきた。
話を聞き、気になっていることをメリタに尋ねる。
「メリタよ。これから魔族が、再び城を襲撃することはないのだろうか?」
今日の放課後、ルーミエは魔族が再び襲撃すると言い出す。
俺とメリタは否定したが、警戒するべきなのかもしれない。
不安になっている俺と違い、メリタは預言書を信じているようだ。
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「確かにそうか。ルーミエのせいで不安になってしまった」
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「残す問題は大したことがないし、ルーミエを生贄にして終わりだ」
「はい。凶悪なモンスターといっても魔族以下なので、何も問題ありません」
メリタの発言を聞き、何も問題ないと俺は確信する。
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