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第40話
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私は魔道具の仮面をつけたままドラゴンの群れを対処してたことで、大量の魔力を使い疲弊していた。
姿を見えにくくする魔法道具……仮面ではなく、恐らくイヤリングの魔法道具をつけたレヴォクが、ゼロアに取り押さえられている。
周囲では騒ぎになっていて、やって来た先生がゼロアに尋ねる。
「ゼロア様とレヴォク様! 何があったのですか!?」
先生に対して、先にゼロアが話す。
「この男が魔法道具で姿を隠し、俺に何かを持たせようとしました。すぐに調査してください」
「ぐぅっっ――おっ、俺はただ! ドラゴンを呼び寄せた元凶を捕らえようとしただけだ!」
ゼロアが先生に頼むと、レヴォクの苦しそうな声が聞こえる。
今まで姿を見えにくくする魔法道具を使っていたのは、近くにいた人全員が証人だ。
レヴォクは明らかに焦っていて、ゼロアを睨み叫ぶ。
「ゼロアはシーラを婚約者にした! シーラの魔力は幻獣にとって弱点になり、ゼロアはその力を利用してドラゴンを学園に呼んだのだ!」
「……どうしてこの場で、レヴォク様は姿を隠したのですか?」
先生が呆れた様子で尋ねると、レヴォクが叫ぶ。
「ゼロアの悪行を止めるためだ! 奴はこの鈴の魔法道具で、ドラゴンをこの場に引き寄せていた!」
そう言って鈴の魔法道具を取り出すけど、誰が見てもレヴォクが所持していた物だ。
本来ならゼロアに持たせてドラゴンを呼んだ犯人にしたかったようだけど、レヴォクは失敗したことで混乱していた。
姿を見えにくくする魔法道具……仮面ではなく、恐らくイヤリングの魔法道具をつけたレヴォクが、ゼロアに取り押さえられている。
周囲では騒ぎになっていて、やって来た先生がゼロアに尋ねる。
「ゼロア様とレヴォク様! 何があったのですか!?」
先生に対して、先にゼロアが話す。
「この男が魔法道具で姿を隠し、俺に何かを持たせようとしました。すぐに調査してください」
「ぐぅっっ――おっ、俺はただ! ドラゴンを呼び寄せた元凶を捕らえようとしただけだ!」
ゼロアが先生に頼むと、レヴォクの苦しそうな声が聞こえる。
今まで姿を見えにくくする魔法道具を使っていたのは、近くにいた人全員が証人だ。
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「……どうしてこの場で、レヴォク様は姿を隠したのですか?」
先生が呆れた様子で尋ねると、レヴォクが叫ぶ。
「ゼロアの悪行を止めるためだ! 奴はこの鈴の魔法道具で、ドラゴンをこの場に引き寄せていた!」
そう言って鈴の魔法道具を取り出すけど、誰が見てもレヴォクが所持していた物だ。
本来ならゼロアに持たせてドラゴンを呼んだ犯人にしたかったようだけど、レヴォクは失敗したことで混乱していた。
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