防御特化変身スーツを着た正義のヒロインが残念硬い特殊性能でリョナられまくる!

濡れ雑巾と絞りカス

文字の大きさ
14 / 41
第2章-耐久テスト編-

第13話:鉄球衝突耐久試験(4)

しおりを挟む
「無理、これ以上の、レベル9なんて、無理だからぁ!」

 叶海の掌を返した懇願にも、ガイアスはそれ以上は何も言わず、淡々と装置を操作する。

 ――ドオオオオオゴーーーーン!!ボキッベキッ!!

「ふぎやゃああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!げっふうぅぅぅぅぅぅーーーーッ!!ひぅっ、あぐふううぅぅぅ!!げぼおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉーーーーーッ!げぼっ、げぼぉぉぉぉぉぉ!!ぶげあぁぁぁぁぁぁぁッ!!」

 絶叫、後嘔吐。
 胃の中身がたっぷりとシェイクされてから、勢いよく上がってきた。今度はもう止められない。中身を全て吐き出すまで、叶海は嘔吐し続けた。

「んおおぉぉぉぉっっっ!おっほおおおおぉぉぉぉぉぉおぉ……ふぎっひいいぃいぃぃいははぁはぁ……おべっ、アァァァーーーーーーーーーーーーーーッ!!」

 上半身を何度もくねらせ痙攣しゲロを吐きながら、叶海は絶頂していた。レベル8の時以上にドバドバと愛液を溢れさせ、まるで小便を漏らしているようだが、本人の思考は快感に飲まれ真っ白。何が股間を伝っているのかも分かってもいない。

 《警告!!肺、胃に中程度の損傷。肋骨に軽微の損傷。起動モードを回復優先に切り替えます》

「っぐべぇっ、おぼっ、げぇぇぇ……はぁはぁ、ぐぶっ、げぇぇーーッッッんほっ…ほおおおぉぉぉ」

「ファッハッハ!!吐きながらイキおった。これは盛大じゃなぁ!!」
「ゲロまみれできったねぇなぁ」

「おや、イービルガイ殿はこういうのはお嫌いかな?」
「いいや、こいつらのこういう無様な顔と泣き声は嫌いじゃねぇよ」
「それは重長」

 軽口を叩きながら、ガイアスは叶海の身体を触り、様子を確かめる。

「ふむ、しかし本当にレベル9にも耐えおったか。骨がいくつか折れたようだが…いやヒビが入った程度であろうか、しかももうほとんど治っておるな」

「んおっ、ほっふぅ…ふひっ、ひっ、はぁ…はぁはぁ…!」

 胃酸しか出なくなって暫く、やっと嘔吐が止まる。
 モードを切り替えたスーツが急速に回復を促し、激痛から変換された快感も次第に治まってきた。
 叶海の瞳に色が戻り、呼吸も落ち着いてくる。

「素晴らしい、回復までに10秒とかからぬとは!予想以上の耐久性である!!」

 叶海に加えられた衝撃は、イービルガイの殴打にも劣らぬほどのダメージを体内に与えていた。その結果として、生身で軽い交通事故にあった程度のダメージを骨と臓器に負っている。防御特化の変身スーツ着用者にここまでのダメージを与えたことがすごいのか、怪人四天王の殴打と変わらぬ衝撃でこの程度の傷で済んでいるスーツがすごいのか。

 どちらにしろ、叶海はこの衝撃を耐えきった。
 さらにスーツが回復優先にモードを切り替えてから、またたく間に傷も回復してしまった。すぐに痛み、から変換され快楽が引くのは助かるが、抵抗もできずに嬲られ続ける現状では本当に都合の良い実験体(モルモット)でしかない。

「おぉそうだ、この装置で選別をする理由を教えてやるという約束であったな」
「げふっ…ふぅふぅ…はぁ、ふぅ…ぅ……ぁ……っ」

 正直今の叶海にはそんなことどうでも良かったのだが、胃の中身を全て吐き出した直後ではそれを口に出す気力がない。身体は元気だが、精神は確実に疲弊していた。

「この装置は、怪人王様に捧げる贄の選別を行うためのものなのじゃ」
「うっ、うぶっ…怪人王の…贄…!?」

 聞こえてきた不穏な単語に小さく叶海が反応する。

「そう、捧げた贄があまりにも脆いと怪人王様のお怒りを買ってしまう。これはそうならないための選別機なのである!」
「悪趣味な、選別ね…それでわたしは、選別されちゃった、ってこと……かしら」

「うむ、レベル8を耐えきれれば最低限合格なのである。レベル8なら死んでも原型は残るので使える贄、レベル9を耐えれば辛うじて生きて使える贄、そして次のレベル10を耐えれば、怪人王様にお使いいただいても耐えられる最上の贄となれるのだ!」

(怪人王に使われるってどういうこと…サンドバックにでもしようっていうの!?)

 叶海が疑問を問いただすよりも早く、ノリノリでガイアスが語る。

「さて、そのため次のレベル10が最後となるのだが、8,9,10を今のような基準で分けているため、威力の開き方がだいぶ雑なのである。貴様ならおそらく耐えられるとは思うが、次のレベル10はこれまでとは比較にならんのじゃ」

 機械を操作しながらガイアスが一人喋り続ける。

「しっかり耐えるのじゃぞ」
「―――ッ!」
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。

MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。

敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています

藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。 結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。 聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。 侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。 ※全11話 2万字程度の話です。

JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――

のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」 高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。 そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。 でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。 昼間は生徒会長、夜は…ご主人様? しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。 「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」 手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。 なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。 怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。 だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって―― 「…ほんとは、ずっと前から、私…」 ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。 恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。

友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。

石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。 だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった 何故なら、彼は『転生者』だから… 今度は違う切り口からのアプローチ。 追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。 こうご期待。

私に姉など居ませんが?

山葵
恋愛
「ごめんよ、クリス。僕は君よりお姉さんの方が好きになってしまったんだ。だから婚約を解消して欲しい」 「婚約破棄という事で宜しいですか?では、構いませんよ」 「ありがとう」 私は婚約者スティーブと結婚破棄した。 書類にサインをし、慰謝料も請求した。 「ところでスティーブ様、私には姉はおりませんが、一体誰と婚約をするのですか?」

戦場の英雄、上官の陰謀により死亡扱いにされ、故郷に帰ると許嫁は結婚していた。絶望の中、偶然助けた許嫁の娘に何故か求婚されることに

千石
ファンタジー
「絶対生きて帰ってくる。その時は結婚しよう」 「はい。あなたの帰りをいつまでも待ってます」 許嫁と涙ながらに約束をした20年後、英雄と呼ばれるまでになったルークだったが生還してみると死亡扱いにされていた。 許嫁は既に結婚しており、ルークは絶望の只中に。 上官の陰謀だと知ったルークは激怒し、殴ってしまう。 言い訳をする気もなかったため、全ての功績を抹消され、貰えるはずだった年金もパー。 絶望の中、偶然助けた子が許嫁の娘で、 「ルーク、あなたに惚れたわ。今すぐあたしと結婚しなさい!」 何故か求婚されることに。 困りながらも巻き込まれる騒動を通じて ルークは失っていた日常を段々と取り戻していく。 こちらは他のウェブ小説にも投稿しております。

処理中です...