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組織
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「… 誠に遺憾だが… … 他殺体で発見された…また…遺体は損傷が激しく… …同一犯の犯行とみて… …」
朝からずっと…ざわついている捜査本部…
多分…そこにいる全ての者が…信じられない気持ちで、壁に掛かったスクリーンを見つめている…。
見慣れた顔…当然だが、一切の血の気がない…。
発見時は上半身のみ着衣…。
下半身は裸…
さすがに同僚だからか…そこには、ゆるめのモザイクがかかっている…。
一同、動揺を隠せない…。
「…なお…これまでと同様、遺体の一部が…何者かに持ち去られ…凶器は、鋭利な刃物で… 当然のことながら、彼に前科前歴はなく…真面目で、どのような事件にも真摯に取り組む、優秀な… … 」
説明は続く…。
先輩の死亡推定時刻は、あの日…あの夜…
俺と酒を飲んだ帰り…その後、恐らく頭を殴られるなどして気絶し…そのまま運びこまれ、監禁…
翌日、表現すらしたくない無残な形で発見され、先輩は還らぬ人となった。
「… 嘘… だろう… …まさか… 」
「… なんか… 信じられないよな… 門田さんが… まさか…あんな形で… 」
「ああ…しかも、今までに比べて… 」…持ち去られた部位が…あまりにも… …
会議の途中…そんな風に隣の席の同期と小声で話した瞬間だった。
「そこ、何か意見があるならコソコソせずに遠慮せずに大きな声で発言して構わないが…?」
ギラと…突然男の鋭い眼光が俺たちに注がれて、震えが走った。
「はっ… すみません!…」俺は即座に謝ったが、もともと神経が図太い同期は、違った…。
「… あの!では…途中ですみませんが、意見させていただきます!!」
まっすぐに手を挙げる同期…。
「 えっ …」驚く俺…
恐ろしいほどに冷徹な雰囲気を持つ栗原警部に対して、よくそんな言葉が返せるなと本気で思う…。
そもそも、今のは俺たちが会議途中に私語をしたことの注意であって…本当に、俺ら下っ端の意見を聞こうとしたわけではないと思うが…。
「… 言ってみろ …」
「はい!! あの… 」
そんな思いをよそに、同期は颯爽とした態度で立ち上がる。
朝からずっと…ざわついている捜査本部…
多分…そこにいる全ての者が…信じられない気持ちで、壁に掛かったスクリーンを見つめている…。
見慣れた顔…当然だが、一切の血の気がない…。
発見時は上半身のみ着衣…。
下半身は裸…
さすがに同僚だからか…そこには、ゆるめのモザイクがかかっている…。
一同、動揺を隠せない…。
「…なお…これまでと同様、遺体の一部が…何者かに持ち去られ…凶器は、鋭利な刃物で… 当然のことながら、彼に前科前歴はなく…真面目で、どのような事件にも真摯に取り組む、優秀な… … 」
説明は続く…。
先輩の死亡推定時刻は、あの日…あの夜…
俺と酒を飲んだ帰り…その後、恐らく頭を殴られるなどして気絶し…そのまま運びこまれ、監禁…
翌日、表現すらしたくない無残な形で発見され、先輩は還らぬ人となった。
「… 嘘… だろう… …まさか… 」
「… なんか… 信じられないよな… 門田さんが… まさか…あんな形で… 」
「ああ…しかも、今までに比べて… 」…持ち去られた部位が…あまりにも… …
会議の途中…そんな風に隣の席の同期と小声で話した瞬間だった。
「そこ、何か意見があるならコソコソせずに遠慮せずに大きな声で発言して構わないが…?」
ギラと…突然男の鋭い眼光が俺たちに注がれて、震えが走った。
「はっ… すみません!…」俺は即座に謝ったが、もともと神経が図太い同期は、違った…。
「… あの!では…途中ですみませんが、意見させていただきます!!」
まっすぐに手を挙げる同期…。
「 えっ …」驚く俺…
恐ろしいほどに冷徹な雰囲気を持つ栗原警部に対して、よくそんな言葉が返せるなと本気で思う…。
そもそも、今のは俺たちが会議途中に私語をしたことの注意であって…本当に、俺ら下っ端の意見を聞こうとしたわけではないと思うが…。
「… 言ってみろ …」
「はい!! あの… 」
そんな思いをよそに、同期は颯爽とした態度で立ち上がる。
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