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1章
5-2
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薄暗い森を抜け、辿り着いた場所は川沿いにポツンと佇む一軒家だった。
「ここがお店?」
こじんまりとしたログハウスの屋根に生えた苔が仄かに光る様は、まるで御伽噺から飛び出たかのよう。
「あぁ、そうだ。降りられるか? おいで、アオ」
馬へ乗ったままその幻想的な雰囲気に浸っていると、先に降りたイーサンが俺に向いて手を差し伸べた。
「う、うん。ありがとう……」
ややロング丈のジャケットを着ているからだろうか、その姿は昔妹に読んでやった絵本の王子様そのものだった。
キュッと唇を結ぶと、その大きな手にすっかり熱くなった自分の手を重ねる。そのまま降ろそうとした彼が腕を強く引き、つい馬の上でバランスを崩してしまった。
「っと、危ない」
――落ちる!
思わずぎゅっと目を瞑ると、次に俺の身体を迎えたのは冷たい土ではなく、何か暖かなものだった。
「えっ……え?」
その温もりの正体が彼の身体だと気付いたのは、甘いムスクの香りが鼻の奥まで届いた時だった。
「大丈夫か?」
「う、うん……」
抱き留められた全身が、そのままぎゅっと抱き締められる。
香水、なのだろうか。何度か残り香を感じた事がある。改めて間近でそれを感じると、甘いだけではない香りに、身体の奥底が疼いた。
――それはまるで、雄を感じさせる……官能的な匂い。
い、いや何考えてるんだよ……相手は同じ男だろ。
己の中で何か知らない感情がチラつき、慌てて身体を離そうと分厚い胸板を押し返す。
「このまま力を入れたら折れてしまいそうだな、お前」
俺の非力な抵抗なんて何のその。彼は言葉通り、背中に回した腕の力を強めた。
「ちょ、っと……折れたら困るから」
とは言え、それは全くもって痛いなんて事はない。痛いどころか……その強さが心地よい。
「ははっ、そうしたら面倒見てやるから安心しろ」
カッと体温が急激に上昇していくのがわかる。頬が、熱い。
――今が月明かりしかない夜であることに、心底感謝した。
「ね、も……ご飯食べよう? お腹空いたよ」
「あぁ、そうだな。行くとするか」
――本当は、空腹なんて感じる余裕は無い。
離された身体に灯った熱は、それから暫く冷める事は無かった。
>>>
「すっご。何ここ、水族館じゃん」
イーサンに案内され入った店内は、壁1面が水槽の何とも現実離れした世界だった。
そこに泳ぐのは色とりどりの熱帯魚。間接照明の仄かな灯りだけの店内は、海の中にでも居るかのようだった。
「スイゾクカン?……良いだろう。今日は貸切にしてある。思う存分堪能すると良い」
目を輝かせて周りを見渡す俺を見て、イーサンは満足気に微笑んでいる。
「こんなレストランがあるなんて、信じられない」
前世でも水族館が好きだった。悠々と水の中を泳ぐ魚たちが織り成す穏やかな時間。海月なんて、ずっと見ていられる。
心休まるあの光景を思い出し、ほうっと息を吐いた。
「アオはこういう場所、好きか?」
いつまで経っても水槽を見飽きない俺に、イーサンはそう声を掛ける。直ぐに返事をしようとしたが、思わず声が詰まってしまった。
イーサンはこの光景が好きか、と聞いただけなのに。その二言を口にする事だけで、どうして心が震えるのだろう。
まだ熱い手のひらを、キュッと握る。
「うん……好き」
少し恥ずかしそうに笑いながら、彼にそう答えた。
「いらっしゃいませ、クライヴ様。いつものコースで宜しいですか?」
「あぁ、頼む。ワインは……確か兄貴が取り寄せていたのがあるだろう?それでいい」
「かしこまりました」とウェイター姿の姿勢の良い男性が頭を下げ、奥へと下がっていった。
「ここには良く来るの?」
渇いた口内を潤したくて、用意された食前酒を口に運ぶ。
「ガキの頃から家族でな。ここは飯の味もさる事ながら、ワインのセンスが良いんだ。お陰で最近じゃ、酒好きの兄貴に付き合わされて2人で来る事が増えたな」
同じくグラスに口を付けるイーサンから出た言葉に、俺は驚きを隠せなかった。
「そんな仲の良いお兄さん居るの?」
イーサンルートを攻略して居ない俺にとって、初耳である。テーブルに置かれた花束を彷彿とさせる前菜を切り分けながら、彼の言葉を待った。
「仲良いかどうかは分からんがいるぞ。第1騎士団の団長をしている」
まさかの兄弟で騎士団長って。それはもうエリート中のエリート家系なのではなかろうか。
「凄いね……イーサンの家って、騎士の家系とかそんな感じ?」
「代々王都騎士団の団長を担っているから、まぁそう言う事になるのだろう」
「じゃぁ、騎士になるべくしてなったって感じなんだ」
「どうだろうな。親父は好きにしろとは言っていたが、俺も兄貴も自ら志願して騎士、そして団長になったからな」
ワインを飲み「ふっ」と満足そうに頬を緩ませるイーサンに倣い、俺もそれに手を伸ばす。口を付けた瞬間口内に広がる球体のような味わい、そしてぎゅっと凝縮された果実の味に思わず声が漏れた。
「わっ、美味し。こんな美味しいワイン初めてかも」
「そうか? アオの口に合って何よりだ」
グラスを片手に微笑む彼の、何と妖艶な事か。
むせ返る色気に魅入られそうになり、思わず俺はグッと二口目を口に含んだ。
「どうして団長になったの?」
彼へ呑まれそうになるのを阻止しようと、俺は会話を続けた。だがそれは……寧ろ状況を悪化させる質問になる。
「そんなもの……群れの頂点に立つことを望むのは、雄として生まれた以上当然の欲求だろう」
――そう答える彼の目は、ギラついた『男』そのものだった。
「そ、そうなんだ? 俺は無かったな、そういうの……」
慌てて顔をテーブルに並んだ料理へと向ける。このまま彼の顔を見続けていたら、俺はどうにかなってしまいそうだった。
――だって……心のどこかが、ときめきいた気がしたから。
先程からナイフとフォークを握る手が震え、肉を上手く切る事が出来ない。鼓動は跳ね上がり、口の中が荒い吐息で満たされていくのが分かる。
――どうして今日はこんなに、彼の一挙手一投足にいちいち心臓が反応するんだ。
どうにか口に運んだ食事の味を、愉しむことが難しいなんて。
「アオは何故医者になったんだ? ヒーラーとして生きた方が地位も富も好きに出来ただろう」
必死に食を進める俺とは対照的に、上品に食事を摂るイーサンが、そんな質問を投げかける。「どうしてと言われても、気付いた時にはもう医者だった」なんて答える事の出来ず、その言葉を飲み込む。
――もし俺が。最初からこの世界で生きる人間だったら……
彼の言う通り、正直幻想夜想曲で医者の地位はそれ程高くはない。年収で考えても、例えばヒーラーとして何処かの団体に属した方が圧倒的に高額なのは間違いない。
――前世の記憶が幼い頃に蘇っていたら……この世界でも間違いなく俺は、医者を選んでいただろう。
――
前世では別段これと言った夢もなく、何となく生きてた俺が中学生になった時。学校から帰ると、顔面蒼白の両親に訳も分からず病院へと連れて行かれた。
『妹が交通事故にあって、今……生死の境を彷徨っている』
泣き崩れる母親と険しい表情の父親がそう教えてくれたのは「手術中」の赤い光が点る部屋の前だった。
それから数時間……永遠のような沈黙が、3人を取り巻いていた。
パッと赤い光が消え、中から出てきた青い服の男性が「大丈夫、娘さんは助かりましたよ」と俺たちにそう告げた。
その時の喜びを、今でも忘れる事は無い。
涙なんて流す所を見た事のない父が掠れた声で喜び、何度も先生にお礼を言った。当時から「何となく誰かの為になる事がしたい」と思っていた俺にとって、医者というものはこれ以上ない分かりやすく他人の役に立つ仕事、だった。
――
「うーん、正直名誉とかあんまり興味が無くて。……人の役に立ちたいと思ったんだ。俺なんかが、誰かの為になるならって……」
「ほう。……良いな、お前」
まさかそんな言葉が返ってくるとは思わず、俺は目を丸くする。
「そ、そんな事ないよ。……現に、今治療とか出来ないし」
「そんな事は無いだろ。俺の腕を立派に治療したじゃないか」
スっと、彼は右腕をジャケットの上から撫でる。そこには間違いなく、俺が処置した場所だった。
「そうだけど……魔法だったらすぐ戻っていたのかなって」
恐らく、痕は残ってしまうだろう。魔法が当たり前の世の中、もし俺が「治癒魔法」を使えていれば、残ることは無かったのだろうな……と考えると申し訳ない気持ちでいっぱいになる。
「別に治れば何でもいい。寧ろあんな事が出来るの凄いだろ。……その動機も含めて、お前は俺の知りうる中で1番の、素晴らしい医者だと思うぞ」
綺麗な微笑みと共に贈られたそんな優しい言葉に、俺の目頭がギュッと熱くなる。
「……っ、あり……がとう……」
「ほら、もっとワイン飲めよ。それとも別のにするか?」
「ううん、これがいい。……ありがとう、イーサン」
ズッと軽く鼻を啜り、俺は手にしたワインをゆっくりと飲み干した。
「ここがお店?」
こじんまりとしたログハウスの屋根に生えた苔が仄かに光る様は、まるで御伽噺から飛び出たかのよう。
「あぁ、そうだ。降りられるか? おいで、アオ」
馬へ乗ったままその幻想的な雰囲気に浸っていると、先に降りたイーサンが俺に向いて手を差し伸べた。
「う、うん。ありがとう……」
ややロング丈のジャケットを着ているからだろうか、その姿は昔妹に読んでやった絵本の王子様そのものだった。
キュッと唇を結ぶと、その大きな手にすっかり熱くなった自分の手を重ねる。そのまま降ろそうとした彼が腕を強く引き、つい馬の上でバランスを崩してしまった。
「っと、危ない」
――落ちる!
思わずぎゅっと目を瞑ると、次に俺の身体を迎えたのは冷たい土ではなく、何か暖かなものだった。
「えっ……え?」
その温もりの正体が彼の身体だと気付いたのは、甘いムスクの香りが鼻の奥まで届いた時だった。
「大丈夫か?」
「う、うん……」
抱き留められた全身が、そのままぎゅっと抱き締められる。
香水、なのだろうか。何度か残り香を感じた事がある。改めて間近でそれを感じると、甘いだけではない香りに、身体の奥底が疼いた。
――それはまるで、雄を感じさせる……官能的な匂い。
い、いや何考えてるんだよ……相手は同じ男だろ。
己の中で何か知らない感情がチラつき、慌てて身体を離そうと分厚い胸板を押し返す。
「このまま力を入れたら折れてしまいそうだな、お前」
俺の非力な抵抗なんて何のその。彼は言葉通り、背中に回した腕の力を強めた。
「ちょ、っと……折れたら困るから」
とは言え、それは全くもって痛いなんて事はない。痛いどころか……その強さが心地よい。
「ははっ、そうしたら面倒見てやるから安心しろ」
カッと体温が急激に上昇していくのがわかる。頬が、熱い。
――今が月明かりしかない夜であることに、心底感謝した。
「ね、も……ご飯食べよう? お腹空いたよ」
「あぁ、そうだな。行くとするか」
――本当は、空腹なんて感じる余裕は無い。
離された身体に灯った熱は、それから暫く冷める事は無かった。
>>>
「すっご。何ここ、水族館じゃん」
イーサンに案内され入った店内は、壁1面が水槽の何とも現実離れした世界だった。
そこに泳ぐのは色とりどりの熱帯魚。間接照明の仄かな灯りだけの店内は、海の中にでも居るかのようだった。
「スイゾクカン?……良いだろう。今日は貸切にしてある。思う存分堪能すると良い」
目を輝かせて周りを見渡す俺を見て、イーサンは満足気に微笑んでいる。
「こんなレストランがあるなんて、信じられない」
前世でも水族館が好きだった。悠々と水の中を泳ぐ魚たちが織り成す穏やかな時間。海月なんて、ずっと見ていられる。
心休まるあの光景を思い出し、ほうっと息を吐いた。
「アオはこういう場所、好きか?」
いつまで経っても水槽を見飽きない俺に、イーサンはそう声を掛ける。直ぐに返事をしようとしたが、思わず声が詰まってしまった。
イーサンはこの光景が好きか、と聞いただけなのに。その二言を口にする事だけで、どうして心が震えるのだろう。
まだ熱い手のひらを、キュッと握る。
「うん……好き」
少し恥ずかしそうに笑いながら、彼にそう答えた。
「いらっしゃいませ、クライヴ様。いつものコースで宜しいですか?」
「あぁ、頼む。ワインは……確か兄貴が取り寄せていたのがあるだろう?それでいい」
「かしこまりました」とウェイター姿の姿勢の良い男性が頭を下げ、奥へと下がっていった。
「ここには良く来るの?」
渇いた口内を潤したくて、用意された食前酒を口に運ぶ。
「ガキの頃から家族でな。ここは飯の味もさる事ながら、ワインのセンスが良いんだ。お陰で最近じゃ、酒好きの兄貴に付き合わされて2人で来る事が増えたな」
同じくグラスに口を付けるイーサンから出た言葉に、俺は驚きを隠せなかった。
「そんな仲の良いお兄さん居るの?」
イーサンルートを攻略して居ない俺にとって、初耳である。テーブルに置かれた花束を彷彿とさせる前菜を切り分けながら、彼の言葉を待った。
「仲良いかどうかは分からんがいるぞ。第1騎士団の団長をしている」
まさかの兄弟で騎士団長って。それはもうエリート中のエリート家系なのではなかろうか。
「凄いね……イーサンの家って、騎士の家系とかそんな感じ?」
「代々王都騎士団の団長を担っているから、まぁそう言う事になるのだろう」
「じゃぁ、騎士になるべくしてなったって感じなんだ」
「どうだろうな。親父は好きにしろとは言っていたが、俺も兄貴も自ら志願して騎士、そして団長になったからな」
ワインを飲み「ふっ」と満足そうに頬を緩ませるイーサンに倣い、俺もそれに手を伸ばす。口を付けた瞬間口内に広がる球体のような味わい、そしてぎゅっと凝縮された果実の味に思わず声が漏れた。
「わっ、美味し。こんな美味しいワイン初めてかも」
「そうか? アオの口に合って何よりだ」
グラスを片手に微笑む彼の、何と妖艶な事か。
むせ返る色気に魅入られそうになり、思わず俺はグッと二口目を口に含んだ。
「どうして団長になったの?」
彼へ呑まれそうになるのを阻止しようと、俺は会話を続けた。だがそれは……寧ろ状況を悪化させる質問になる。
「そんなもの……群れの頂点に立つことを望むのは、雄として生まれた以上当然の欲求だろう」
――そう答える彼の目は、ギラついた『男』そのものだった。
「そ、そうなんだ? 俺は無かったな、そういうの……」
慌てて顔をテーブルに並んだ料理へと向ける。このまま彼の顔を見続けていたら、俺はどうにかなってしまいそうだった。
――だって……心のどこかが、ときめきいた気がしたから。
先程からナイフとフォークを握る手が震え、肉を上手く切る事が出来ない。鼓動は跳ね上がり、口の中が荒い吐息で満たされていくのが分かる。
――どうして今日はこんなに、彼の一挙手一投足にいちいち心臓が反応するんだ。
どうにか口に運んだ食事の味を、愉しむことが難しいなんて。
「アオは何故医者になったんだ? ヒーラーとして生きた方が地位も富も好きに出来ただろう」
必死に食を進める俺とは対照的に、上品に食事を摂るイーサンが、そんな質問を投げかける。「どうしてと言われても、気付いた時にはもう医者だった」なんて答える事の出来ず、その言葉を飲み込む。
――もし俺が。最初からこの世界で生きる人間だったら……
彼の言う通り、正直幻想夜想曲で医者の地位はそれ程高くはない。年収で考えても、例えばヒーラーとして何処かの団体に属した方が圧倒的に高額なのは間違いない。
――前世の記憶が幼い頃に蘇っていたら……この世界でも間違いなく俺は、医者を選んでいただろう。
――
前世では別段これと言った夢もなく、何となく生きてた俺が中学生になった時。学校から帰ると、顔面蒼白の両親に訳も分からず病院へと連れて行かれた。
『妹が交通事故にあって、今……生死の境を彷徨っている』
泣き崩れる母親と険しい表情の父親がそう教えてくれたのは「手術中」の赤い光が点る部屋の前だった。
それから数時間……永遠のような沈黙が、3人を取り巻いていた。
パッと赤い光が消え、中から出てきた青い服の男性が「大丈夫、娘さんは助かりましたよ」と俺たちにそう告げた。
その時の喜びを、今でも忘れる事は無い。
涙なんて流す所を見た事のない父が掠れた声で喜び、何度も先生にお礼を言った。当時から「何となく誰かの為になる事がしたい」と思っていた俺にとって、医者というものはこれ以上ない分かりやすく他人の役に立つ仕事、だった。
――
「うーん、正直名誉とかあんまり興味が無くて。……人の役に立ちたいと思ったんだ。俺なんかが、誰かの為になるならって……」
「ほう。……良いな、お前」
まさかそんな言葉が返ってくるとは思わず、俺は目を丸くする。
「そ、そんな事ないよ。……現に、今治療とか出来ないし」
「そんな事は無いだろ。俺の腕を立派に治療したじゃないか」
スっと、彼は右腕をジャケットの上から撫でる。そこには間違いなく、俺が処置した場所だった。
「そうだけど……魔法だったらすぐ戻っていたのかなって」
恐らく、痕は残ってしまうだろう。魔法が当たり前の世の中、もし俺が「治癒魔法」を使えていれば、残ることは無かったのだろうな……と考えると申し訳ない気持ちでいっぱいになる。
「別に治れば何でもいい。寧ろあんな事が出来るの凄いだろ。……その動機も含めて、お前は俺の知りうる中で1番の、素晴らしい医者だと思うぞ」
綺麗な微笑みと共に贈られたそんな優しい言葉に、俺の目頭がギュッと熱くなる。
「……っ、あり……がとう……」
「ほら、もっとワイン飲めよ。それとも別のにするか?」
「ううん、これがいい。……ありがとう、イーサン」
ズッと軽く鼻を啜り、俺は手にしたワインをゆっくりと飲み干した。
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11/6完結しました。
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