10 / 12
準備
しおりを挟む
「色々と驚かせて済まない」
ハンネス様が口にする。陛下が用意してくれた応接室に二人きり、私はようやく、彼とゆっくり向き合うことを許されている。
「いいえ。驚きはしましたけど……私は今、とても嬉しいです」
ハンネス様が私に会おうとしてくれたこと。結婚を望んでくれたこと。
もちろん、今はまだ婚約が正式に決まったわけではない。だけど、ハンネス様のためなら、どんなことでも頑張れる。頑張りたいと心から思った。
「俺も……すごく嬉しい」
はにかむ様に笑いながら、ハンネス様が私の頬に手を伸ばす。鼓動が跳ね、身体が一気に熱くなった。
「ねぇ……俺もエラ、って呼んでも良い?」
「……! もちろんです」
寧ろ、そうして欲しいって思ってた。早く呼んでほしくて、ソワソワしながら続きを待つ。ハンネス様はそんな私を見つめながら、愛し気にそっと目を細める。
「エラ」
ハンネス様が私を呼ぶ。それだけで、舞い上がりそうな程嬉しかった。彼との距離が縮まった――――そのことを肌で感じる。
「俺のことはそのまま、ハンネスと呼んでくれる? 親しい人は皆、そちらの名前で呼ぶんだ」
「はい、ハンネス様」
ただ名前を呼び合うだけ――――ほんの少し彼に近付けただけで、とてつもなく嬉しい。ハンネス様に関わることならきっと、何でも。
「あの、国を発つのはいつ頃の予定ですか?」
善は急げというけれど、仕事の引継ぎや準備の時間は必要だ。妃となる以上、こちらに戻ってくる機会は殆どないだろうし、両親や領地の皆にも、きちんと別れを告げねばならない。
「そうだね。本当はゆっくり準備をさせてあげたいのだけど、エラと早く一緒になりたいから」
頭を優しく撫でられる。とてつもない破壊力。一瞬で色んなことがどうでも良くなった。
(いやいや、それじゃダメなんだけど!)
彼と結婚するからこそ、通すべき筋はきちんと通さなければならない。今すぐに! と言ってしまいたくなるのを必死で抑えつつ、胸の鼓動を必死に宥めた。
「一ヶ月後、というのはどうだろう?」
ハンネス様が首を傾げる。きっと、私の置かれた状況や感情、色んなことを配慮してくださったのだろう。
「十分過ぎるぐらいです。ありがとうございます」
本当は、もっと早くハンネス様の元に行きたい。毎日彼に会いたい。そう伝えてみたいけれど、あまり甘えてばかりでは嫌われてしまうかもしれない。ジレンマを抱えつつ、ハンネス様を見上げれば、彼は私のことをギュッと抱き締めた。
「出発までの間も、できる限り会うようにしよう」
優しい声音でハンネス様が囁く。私の気持ちなんてお見通しらしい。
「良いのですか? お忙しいのでは?」
ハンネス様は今、縁のある公爵家に身を寄せているらしい。遊学目的の短期来訪ではあるけれど、その間も王太子として、視察や外交といった公務をこなしていらっしゃる。
「俺がそうしたいんだよ」
甘い囁き。胸が勢いよく撃ち抜かれた。
(もうダメ。好きすぎてヤバい)
心地よく響く彼の鼓動を聞きながら、甘やかな香りを胸いっぱいに吸い込む。このまま死んじゃうんじゃないかってぐらい、ドキドキしていた。
(それにしても)
ハンネス様の来国を含めた全ての情報を、ヨナス様は私から意図的に隠していたらしい。私はヨナス様付きの女官なのだから、本来なら、出迎えや滞在に掛かるお世話を任されてしかるべきだもの。
どうしてヨナス様はそんなことをしたんだろう。分からない。彼の考えがちっとも理解できない。
「エラ」
愛し気に名前を呼ばれ、顔を上げる。宝石みたいに美しいハンネス様の瞳が、私を真っすぐに見つめていた。
胸が騒ぐ。思わずゴクリと唾を呑む。
ゆっくりと彼の顔が近付いてきて、私は静かに目を瞑った。
唇が甘い。触れ合った部分がトクトクと疼いている。温かくて優しい口付けに、空っぽだった心が満たされていく。
「好きだよ、エラ」
ハンネス様の言葉に、私は泣きながら笑った。
***
翌日、私はヨナス様の担当から外れることになった。それどころか、彼との接触を一切禁止された。両陛下の判断だ。
ハンネス様の目の前で、あれだけの執着っぷりを見せつけたのだもの。引き離した方が良いと判断するのは当然だ。正直言って私もホッとした。周囲には、一切の事情が伏せられていたけれど。
【どうか、考え直してほしい】
それでも、そんな内容の手紙が毎日ヨナス様の元から届く。手紙を運んできた騎士や文官から返事を書くよう求められたけど、すべてお断りした。
そんなことが続いたある日のこと。友人の一人がこんなことを耳打ちをしてきた。
「ねえ、知ってる? ヨナス殿下がクラウディア様との婚約を破棄しようとしているそうよ」
「そんな、まさか……!」
二人が婚約を発表したのはほんの数週間のこと。俄かには信じがたい話だ。けれど、彼女はヨナス様の侍女。ある程度の信憑性はある。彼女の言葉はこんな風に続いた。
「殿下には他に想い人が居るんですって。その人とどうしても一緒になりたいらしいの。今、陛下に掛け合っているって話よ」
侍女はそう言って、私の顔色を覗う。
(――――それで? その想い人が私だって言うの?)
ハンネス様と知り合う前の私なら、きっと喜んでいただろう。ヨナス様に選ばれて嬉しいって。クラウディア様の気持ちを考えることなく、歓喜したに違いない。
だけど、今は嬉しいなんて思えない。寧ろ軽蔑してしまう。
「酷い話ね」
言えば侍女は明らかに落胆した。
恐らく彼女は私の反応を見てくるよう、ヨナス様に指示されたのだろう。こんな噂が広まったら一大事。王家の面目丸つぶれだもの。おいそれと口外できる筈がない。
当然ながらそれ以降、城内や社交界でそんな噂が流れることは無く、二人の婚約は保たれたままだった。
そうこうしている間に、領地へ里帰りをする前日となった。
ハンネス様の国へは、領地から向かった方が断然早い。このため、これが王都で過ごす最後の夜だ。
長い年月を過ごしたこの城に、愛着が無いと言ったら嘘になる。ソファに腰掛け、私は一人静かに感傷に浸っていた。
「――――エラ、僕だよ」
だけどその時、扉の向こうからそんな声が聞こえてきた。
ヨナス様だ。
「中に居るんだろう? 開けてよ。最後に少し、話をしよう」
ハンネス様が口にする。陛下が用意してくれた応接室に二人きり、私はようやく、彼とゆっくり向き合うことを許されている。
「いいえ。驚きはしましたけど……私は今、とても嬉しいです」
ハンネス様が私に会おうとしてくれたこと。結婚を望んでくれたこと。
もちろん、今はまだ婚約が正式に決まったわけではない。だけど、ハンネス様のためなら、どんなことでも頑張れる。頑張りたいと心から思った。
「俺も……すごく嬉しい」
はにかむ様に笑いながら、ハンネス様が私の頬に手を伸ばす。鼓動が跳ね、身体が一気に熱くなった。
「ねぇ……俺もエラ、って呼んでも良い?」
「……! もちろんです」
寧ろ、そうして欲しいって思ってた。早く呼んでほしくて、ソワソワしながら続きを待つ。ハンネス様はそんな私を見つめながら、愛し気にそっと目を細める。
「エラ」
ハンネス様が私を呼ぶ。それだけで、舞い上がりそうな程嬉しかった。彼との距離が縮まった――――そのことを肌で感じる。
「俺のことはそのまま、ハンネスと呼んでくれる? 親しい人は皆、そちらの名前で呼ぶんだ」
「はい、ハンネス様」
ただ名前を呼び合うだけ――――ほんの少し彼に近付けただけで、とてつもなく嬉しい。ハンネス様に関わることならきっと、何でも。
「あの、国を発つのはいつ頃の予定ですか?」
善は急げというけれど、仕事の引継ぎや準備の時間は必要だ。妃となる以上、こちらに戻ってくる機会は殆どないだろうし、両親や領地の皆にも、きちんと別れを告げねばならない。
「そうだね。本当はゆっくり準備をさせてあげたいのだけど、エラと早く一緒になりたいから」
頭を優しく撫でられる。とてつもない破壊力。一瞬で色んなことがどうでも良くなった。
(いやいや、それじゃダメなんだけど!)
彼と結婚するからこそ、通すべき筋はきちんと通さなければならない。今すぐに! と言ってしまいたくなるのを必死で抑えつつ、胸の鼓動を必死に宥めた。
「一ヶ月後、というのはどうだろう?」
ハンネス様が首を傾げる。きっと、私の置かれた状況や感情、色んなことを配慮してくださったのだろう。
「十分過ぎるぐらいです。ありがとうございます」
本当は、もっと早くハンネス様の元に行きたい。毎日彼に会いたい。そう伝えてみたいけれど、あまり甘えてばかりでは嫌われてしまうかもしれない。ジレンマを抱えつつ、ハンネス様を見上げれば、彼は私のことをギュッと抱き締めた。
「出発までの間も、できる限り会うようにしよう」
優しい声音でハンネス様が囁く。私の気持ちなんてお見通しらしい。
「良いのですか? お忙しいのでは?」
ハンネス様は今、縁のある公爵家に身を寄せているらしい。遊学目的の短期来訪ではあるけれど、その間も王太子として、視察や外交といった公務をこなしていらっしゃる。
「俺がそうしたいんだよ」
甘い囁き。胸が勢いよく撃ち抜かれた。
(もうダメ。好きすぎてヤバい)
心地よく響く彼の鼓動を聞きながら、甘やかな香りを胸いっぱいに吸い込む。このまま死んじゃうんじゃないかってぐらい、ドキドキしていた。
(それにしても)
ハンネス様の来国を含めた全ての情報を、ヨナス様は私から意図的に隠していたらしい。私はヨナス様付きの女官なのだから、本来なら、出迎えや滞在に掛かるお世話を任されてしかるべきだもの。
どうしてヨナス様はそんなことをしたんだろう。分からない。彼の考えがちっとも理解できない。
「エラ」
愛し気に名前を呼ばれ、顔を上げる。宝石みたいに美しいハンネス様の瞳が、私を真っすぐに見つめていた。
胸が騒ぐ。思わずゴクリと唾を呑む。
ゆっくりと彼の顔が近付いてきて、私は静かに目を瞑った。
唇が甘い。触れ合った部分がトクトクと疼いている。温かくて優しい口付けに、空っぽだった心が満たされていく。
「好きだよ、エラ」
ハンネス様の言葉に、私は泣きながら笑った。
***
翌日、私はヨナス様の担当から外れることになった。それどころか、彼との接触を一切禁止された。両陛下の判断だ。
ハンネス様の目の前で、あれだけの執着っぷりを見せつけたのだもの。引き離した方が良いと判断するのは当然だ。正直言って私もホッとした。周囲には、一切の事情が伏せられていたけれど。
【どうか、考え直してほしい】
それでも、そんな内容の手紙が毎日ヨナス様の元から届く。手紙を運んできた騎士や文官から返事を書くよう求められたけど、すべてお断りした。
そんなことが続いたある日のこと。友人の一人がこんなことを耳打ちをしてきた。
「ねえ、知ってる? ヨナス殿下がクラウディア様との婚約を破棄しようとしているそうよ」
「そんな、まさか……!」
二人が婚約を発表したのはほんの数週間のこと。俄かには信じがたい話だ。けれど、彼女はヨナス様の侍女。ある程度の信憑性はある。彼女の言葉はこんな風に続いた。
「殿下には他に想い人が居るんですって。その人とどうしても一緒になりたいらしいの。今、陛下に掛け合っているって話よ」
侍女はそう言って、私の顔色を覗う。
(――――それで? その想い人が私だって言うの?)
ハンネス様と知り合う前の私なら、きっと喜んでいただろう。ヨナス様に選ばれて嬉しいって。クラウディア様の気持ちを考えることなく、歓喜したに違いない。
だけど、今は嬉しいなんて思えない。寧ろ軽蔑してしまう。
「酷い話ね」
言えば侍女は明らかに落胆した。
恐らく彼女は私の反応を見てくるよう、ヨナス様に指示されたのだろう。こんな噂が広まったら一大事。王家の面目丸つぶれだもの。おいそれと口外できる筈がない。
当然ながらそれ以降、城内や社交界でそんな噂が流れることは無く、二人の婚約は保たれたままだった。
そうこうしている間に、領地へ里帰りをする前日となった。
ハンネス様の国へは、領地から向かった方が断然早い。このため、これが王都で過ごす最後の夜だ。
長い年月を過ごしたこの城に、愛着が無いと言ったら嘘になる。ソファに腰掛け、私は一人静かに感傷に浸っていた。
「――――エラ、僕だよ」
だけどその時、扉の向こうからそんな声が聞こえてきた。
ヨナス様だ。
「中に居るんだろう? 開けてよ。最後に少し、話をしよう」
66
あなたにおすすめの小説
【完結】私が王太子殿下のお茶会に誘われたからって、今更あわてても遅いんだからね
江崎美彩
恋愛
王太子殿下の婚約者候補を探すために開かれていると噂されるお茶会に招待された、伯爵令嬢のミンディ・ハーミング。
幼馴染のブライアンが好きなのに、当のブライアンは「ミンディみたいなじゃじゃ馬がお茶会に出ても恥をかくだけだ」なんて揶揄うばかり。
「私が王太子殿下のお茶会に誘われたからって、今更あわてても遅いんだからね! 王太子殿下に見染められても知らないんだから!」
ミンディはブライアンに告げ、お茶会に向かう……
〜登場人物〜
ミンディ・ハーミング
元気が取り柄の伯爵令嬢。
幼馴染のブライアンに揶揄われてばかりだが、ブライアンが自分にだけ向けるクシャクシャな笑顔が大好き。
ブライアン・ケイリー
ミンディの幼馴染の伯爵家嫡男。
天邪鬼な性格で、ミンディの事を揶揄ってばかりいる。
ベリンダ・ケイリー
ブライアンの年子の妹。
ミンディとブライアンの良き理解者。
王太子殿下
婚約者が決まらない事に対して色々な噂を立てられている。
『小説家になろう』にも投稿しています
【完結】大好きな彼が妹と結婚する……と思ったら?
江崎美彩
恋愛
誰にでも愛される可愛い妹としっかり者の姉である私。
大好きな従兄弟と人気のカフェに並んでいたら、いつも通り気ままに振る舞う妹の後ろ姿を見ながら彼が「結婚したいと思ってる」って呟いて……
さっくり読める短編です。
異世界もののつもりで書いてますが、あまり異世界感はありません。
【完結】婚約者なんて眼中にありません
らんか
恋愛
あー、気が抜ける。
婚約者とのお茶会なのにときめかない……
私は若いお子様には興味ないんだってば。
やだ、あの騎士団長様、素敵! 確か、お子さんはもう成人してるし、奥様が亡くなってからずっと、独り身だったような?
大人の哀愁が滲み出ているわぁ。
それに強くて守ってもらえそう。
男はやっぱり包容力よね!
私も守ってもらいたいわぁ!
これは、そんな事を考えているおじ様好きの婚約者と、その婚約者を何とか振り向かせたい王子が奮闘する物語……
短めのお話です。
サクッと、読み終えてしまえます。
俺の可愛い幼馴染
SHIN
恋愛
俺に微笑みかける少女の後ろで、泣きそうな顔でこちらを見ているのは、可愛い可愛い幼馴染。
ある日二人だけの秘密の場所で彼女に告げられたのは……。
連載の気分転換に執筆しているので鈍いです。おおらかな気分で読んでくれると嬉しいです。
感想もご自由にどうぞ。
ただし、作者は木綿豆腐メンタルです。
某国王家の結婚事情
小夏 礼
恋愛
ある国の王家三代の結婚にまつわるお話。
侯爵令嬢のエヴァリーナは幼い頃に王太子の婚約者に決まった。
王太子との仲は悪くなく、何も問題ないと思っていた。
しかし、ある日王太子から信じられない言葉を聞くことになる……。
勇者様がお望みなのはどうやら王女様ではないようです
ララ
恋愛
大好きな幼馴染で恋人のアレン。
彼は5年ほど前に神託によって勇者に選ばれた。
先日、ようやく魔王討伐を終えて帰ってきた。
帰還を祝うパーティーで見た彼は以前よりもさらにかっこよく、魅力的になっていた。
ずっと待ってた。
帰ってくるって言った言葉を信じて。
あの日のプロポーズを信じて。
でも帰ってきた彼からはなんの連絡もない。
それどころか街中勇者と王女の密やかな恋の話で大盛り上がり。
なんで‥‥どうして?
これは王命です〜最期の願いなのです……抱いてください〜
涙乃(るの)
恋愛
これは王命です……抱いてください
「アベル様……これは王命です。触れるのも嫌かもしれませんが、最後の願いなのです……私を、抱いてください」
呪いの力を宿した瞳を持って生まれたサラは、王家管轄の施設で閉じ込められるように暮らしていた。
その瞳を見たものは、命を落とす。サラの乳母も母も、命を落としていた。
希望のもてない人生を送っていたサラに、唯一普通に接してくれる騎士アベル。
アベルに恋したサラは、死ぬ前の最期の願いとして、アベルと一夜を共にしたいと陛下に願いでる。
自分勝手な願いに罪悪感を抱くサラ。
そんなサラのことを複雑な心境で見つめるアベル。
アベルはサラの願いを聞き届けるが、サラには死刑宣告が……
切ない→ハッピーエンドです
※大人版はムーンライトノベルズ様にも投稿しています
後日談追加しました
英雄の可愛い幼馴染は、彼の真っ黒な本性を知らない
百門一新
恋愛
男の子の恰好で走り回る元気な平民の少女、ティーゼには、見目麗しい完璧な幼馴染がいる。彼は幼少の頃、ティーゼが女の子だと知らず、怪我をしてしまった事で責任を感じている優しすぎる少し年上の幼馴染だ――と、ティーゼ自身はずっと思っていた。
幼馴染が半魔族の王を倒して、英雄として戻って来た。彼が旅に出て戻って来た目的も知らぬまま、ティーゼは心配症な幼馴染離れをしようと考えていたのだが、……ついでとばかりに引き受けた仕事の先で、彼女は、恋に悩む優しい魔王と、ちっとも優しくないその宰相に巻き込まれました。
※「小説家になろう」「ベリーズカフェ」「ノベマ!」「カクヨム」にも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる