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Ver.2.0 ~広がる大海原の世界~
ver.2.5-51 社長命令、全員集合:後編-1
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会社の同僚たちが集まり、アルケディア・オンライン内で開催された祝いの飲み会もそろそろお開きになる頃合い。
特に何も問題もなく、このまま終わるかと思っていたのだが、そううまいこと行かない事も世の中多い。
―――――
>‥‥‥一定数以上の人数が、ここでざわざわしている。
―――――
「ん?」
「なんだ?」
「何か出て来たぞ?」
ふと、ログ内に急に出て来た表示に、その場にいた者たちは気が付き始めた。
大勢が、このアルケディア・オンライン内で動くことは珍しい事でもない。ギルドで集まっていたり、人気のある狩場や島、国や村などでは人が非常に多くなっている。
けれども、このようなログの表示が出てきたことはなく、全員何事かと疑問に思う。
「おーい、誰かこんなものが出て来るって知っているやついるか?」
「いや、ナイナイ」
「初めて遭遇したぞ、こんなログ」
「何か知らせとか、そういう類っぽいけれども…‥‥何だろう、嫌な予感がするような」
そう、こういう場合の告知と言うのは、大抵の場合何かが起きる前触れにはなるのだが、大抵の場合ろくでもない事の可能性が大きい。
大量のモンスターの群れを押しつけてくるNPCや、突然出てくる盗賊山賊と言った属の類などもどうやらある時はあるようで、同じように何か表示が出てくる時がある。
そして今、このログが出てきたところを見ると同様の類の可能性が非常に大きくて…‥‥
・・・ず、ズゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!
「なんだぁ!?」
「揺れ始めたぞ!?」
「地震!?」
突如として地面が揺れ動き始め、立つことができずに倒れる者やひっくり返る者、怯える者に、足腰を鍛えているのか辛うじて立つ者もいるのだが、なにかが起きている。
そして地面の揺れが激しくなって、ついにその正体が出現した。
ドッゴォォォォォォォォン!!
【モゴォォォォォォォン!!】
「「「なんかでっかいモグラが出て来たぁぁぁぁ!?」」」
―――――
>特定条件を満たし、特殊ボスモンスターが出現しました!!
>ボスモンスター『ギガ・モグドリラー』が「土製結界」を精製!!戦闘から逃げることは不可能!!
『ギガ・モグドリラー』
モグドリラーと呼ばれる、モグラの手足と鼻がドリルになったモンスターの巨大な姿。
特殊ボスモンスターとして条件を満たさない限り出現をせず、普段は地中の奥深くでモグドリラーたちを従えて穴を掘りまくっている。
―――――
「特殊ボス!?」
「しかも逃げられないって、強制戦闘のタイプのボスかよ!?」
アルケディア・オンライン内で時々出くわすことがあるボスモンスターとひとくくりに言われるような巨大なモンスターの中には、即座に逃げられないように細工を施す類も存在している。
僕も以前、巨大なカニだとか扉だとか同じような類に遭遇したこともあったが、どうやら出て来たこの巨大なモグラも同様のようで、この場にいる全員を逃げられないようにしたらしい。
けれども何故、こんな奴がこの場に出現したのだろうか?何か条件を満たさないと出ないような表示が出ているのだが‥‥‥
「あああ!?みんな見ろ、このネット情報!!」
っと、どうやら相手が何者なのかすぐに調べていた奴がいたようで、社員全員に共有のメールでその内容がかかれたネット情報が回され、素早く全員情報を共有することが出来た。
「大人数での、飲み会の場を整えて出てくる特殊ボスだと!?」
「建物中とかではなく、平野や谷といったフィールド限定!?」
「時間経過で出現する条件が整い、出て来た時から現実での30分はたっぷり暴れまくる奴かよ!?」
何処どうやってこんな情報を得る人がいるのかと思うのだが、何かバグがないか探すような人もいるようで、偶然発見されたもののようだ。
そしてこのギガ・モグドリラーは厄介なことにレイドボスクラスの扱いになるようで、相当強い事も示されていた。
「うわぉ!?流石にこれは予想外、びっくりだ!!」
「社長、何かわざとらしい感じに聞こえますけれども、まさか知っていたのですか!?」
「いや、全然知らなかった!ただ、この場所が宴会向きだとネットで調べていたんだけれども‥‥‥」
「って、社長ぉぉぉぉ!!それ、『恨み節板』ってやつですよ!!」
―――――
『恨み節板』
アルケディア・オンラインに時たま仕掛けられている不条理な出来事に対して、逆恨みやら他の人も同じ絵に合わせたい人たちが集まって書き込むようになった、掲示板の一種。
時たま非常に貴重な情報が流れる事もあるらしいが、大抵の場合は罠にかかるマヌケを狙うものが多いらしい。
―――――
「それで決めたんかぁぁい!!」
「そして書いた奴の思惑通り、全員見事に巻き添えにされたぁぁぁ!!」
まさかまさかの、祝いの場での酷い話に頭を抱えたくなるが、誰もどうすることはできない。
今できるとすれば、目の前のギガ・モグドリラーに挑むしかないのだが、どう見たって弱いモンスターではないだろう。
「くそう!!儂らも巻き添えにされたんじゃが!?」
「こうなれば、我々もやるしかあるまい!!」
「相手はTVなどで出るような怪人とも言えるし、やりようはある!!」
「いくぞぉ!!」
【ブモォォウ!!】
っと、ここで率先してなのか戦隊たちが前に出た。
「欲望戦隊ミセタインジャー!!巨大でかっ鼻ドリルモグラに対してい、」
【モゴォォォォォン!!】
バッシイィィィィン!!
「「「「ぎゃあああああああああああああああああああ!?」」」」
【ブモォォ!?】
…‥‥そして瞬殺された。巨大なドリルの手で横なぎにされて、ふっ飛ばされた上に土製結界とやらに激突して地面に落ちた。
あ、でもまだ辛うじてHPは残っているようだ。死亡したら復活地点に戻ったりするはずだし、流石にあのギガ・モグドリラーでも感じ取った変態で手を汚したくないのが、加減したと見える。
【モゴォォォォォォォン!!】
「ダメだ、変態たちが犠牲になっても戦いを挑んでくる気だ!!」
「うっそだろ!!この集まりだけかと思って、装備品付けていないんだけど!?」
「ハウス内に避難、って入れない!?」
この場から逃げようと動く人たちが出るのだが、どうもその対策も取られているようで、勝利するか全員やられなければ終わらないらしい。
「どうするロロ!!」
【どうすると言われましても、どうしようもないデス。使用人の身でちょっと厳しいですガ‥‥‥ああ、でも全滅は何とか避けられるはずデス】
「というと?」
【話すより見たほうが早いデス。…‥‥この場に集う、同僚ヨ!!使用人規則に従い、各々主の命を死守するのデス!!】
【【【死守するのデス!!】】】
「「「!?」」」
ロロが叫ぶや否や、他にいた使用人たちが各々の主のもとにすぐに駆け付けたかと思えば、何かボールのようなものに包まれた。
【ふふふふ、アップデートで密かに追加されていた『主絶対防御壁』デス。使用人限定のスキルで、集団戦闘時に一度全滅を避けるために使える仕様なのデス】
「いつの間に!?」
【最近デス。とは言え、一度の使用でクールタイムが現実での1週間と長めなので乱発はできないのデス】
ギガ・モグドリラーが出て来たのも驚きだが、まさかの使用人システムにこんな隠し要素があったのは予想できず、この場にいる全員が驚愕の顔を浮かべる。
けれども、これはあくまでも使用人の主限定の守りなので、雇っていない人には、適応されない。
「うぉぉぉぉい!?誰か助けてくれぇぇ!!」
「こんな隠し要素があるなら、雇っておけばよかったぁぁぁ!!」
「高いランクのメイドを求めて、賃金用の貯金をしていたが妥協しておけばぁぁぁ!!」
【モグォォォォォォォォォォォォォン!!】
使用人たちに守られていない人たちは攻撃にさらされ、ふっ飛ばされて宙を舞うなど悲惨な状況になっている。
なんというかこういう状況を見ると、守られているのが申しわけないような…‥‥しかし、これでやり過ごすしかなさそうな状況でもある。というか、さらっと何か口に出している人もいるな。
「うぉぉぉぉぉぉ!!この程度、屁でもないぞぉぉぉぉぉ!!」
「もうちょっと強めなのは味わい済みなのだぁぁぁ!!」
「よくもふっ飛ばしてくれたなぁぁぁ!!」
そしてついでに、攻撃を受けつつもばねのごとく反発してやる気を出し、攻撃を仕掛ける人たちもいるようだ。あれ?なんかふっ飛ばされているのに笑みを浮かべている人いないかな?
何にしてもややカオスな状況になりつつ、このまま見ているだけではボス戦は終わらない様子。守られていても終わりの見えない戦いの場にいるのは流石にきついだろう。
「となると、やっぱり戦うしかないんだろうけれども、この面子だと厳しいな‥‥‥ハウスシステム内に入れないし、あれ?待てよ?」
【どうしたのですカ?】
「入れないって言うけど、出すことってできないのか?」
【んー、中の装備品の類は動かせないですガ‥‥‥ああ、でもテイムモンスターなら出せるのではないでしょうカ?】
「…‥‥なら、やるしかないかな?」
うん、一応黒き女神のスキルを使わず、モンスターが同じ様だとは言えすぐに結びつけることはできないだろう。それに、あそこの変態戦隊とも何度か顔を合わせているから、黒き女神のモンスターだと断言されることはそうないはずである。
「状況好転も願って、ハウス内から出て来い!!マリー、リン、セレア、ルト、アリス!!」
【シャゲェェ!!】
【ガウガウ!!】
【バルルルルゥ!!】
【ギャビィべェェイ!!】
【オォォォォン!!】
ハウスの扉を開くと同時に、飛び出してきたテイムモンスターたち。
どうやら出る時を待ち望んでいたようで、すっかり準備を整えてすぐに戦闘態勢へ移した。
「おおう!?なんかハルさんが出してきたぞ!!」
「何あの可愛いテイムモンスター!!しかも多い!!」
色々と同僚たちが声を上げているが、今は気にせずに戦闘に集中したほうが良さそうだ。
意識を目の前のギガ・モグドリラーへ向け、戦闘を開始するのであった…‥‥
「でも、安全のために守りは継続で」
【了解デス】
特に何も問題もなく、このまま終わるかと思っていたのだが、そううまいこと行かない事も世の中多い。
―――――
>‥‥‥一定数以上の人数が、ここでざわざわしている。
―――――
「ん?」
「なんだ?」
「何か出て来たぞ?」
ふと、ログ内に急に出て来た表示に、その場にいた者たちは気が付き始めた。
大勢が、このアルケディア・オンライン内で動くことは珍しい事でもない。ギルドで集まっていたり、人気のある狩場や島、国や村などでは人が非常に多くなっている。
けれども、このようなログの表示が出てきたことはなく、全員何事かと疑問に思う。
「おーい、誰かこんなものが出て来るって知っているやついるか?」
「いや、ナイナイ」
「初めて遭遇したぞ、こんなログ」
「何か知らせとか、そういう類っぽいけれども…‥‥何だろう、嫌な予感がするような」
そう、こういう場合の告知と言うのは、大抵の場合何かが起きる前触れにはなるのだが、大抵の場合ろくでもない事の可能性が大きい。
大量のモンスターの群れを押しつけてくるNPCや、突然出てくる盗賊山賊と言った属の類などもどうやらある時はあるようで、同じように何か表示が出てくる時がある。
そして今、このログが出てきたところを見ると同様の類の可能性が非常に大きくて…‥‥
・・・ず、ズゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!
「なんだぁ!?」
「揺れ始めたぞ!?」
「地震!?」
突如として地面が揺れ動き始め、立つことができずに倒れる者やひっくり返る者、怯える者に、足腰を鍛えているのか辛うじて立つ者もいるのだが、なにかが起きている。
そして地面の揺れが激しくなって、ついにその正体が出現した。
ドッゴォォォォォォォォン!!
【モゴォォォォォォォン!!】
「「「なんかでっかいモグラが出て来たぁぁぁぁ!?」」」
―――――
>特定条件を満たし、特殊ボスモンスターが出現しました!!
>ボスモンスター『ギガ・モグドリラー』が「土製結界」を精製!!戦闘から逃げることは不可能!!
『ギガ・モグドリラー』
モグドリラーと呼ばれる、モグラの手足と鼻がドリルになったモンスターの巨大な姿。
特殊ボスモンスターとして条件を満たさない限り出現をせず、普段は地中の奥深くでモグドリラーたちを従えて穴を掘りまくっている。
―――――
「特殊ボス!?」
「しかも逃げられないって、強制戦闘のタイプのボスかよ!?」
アルケディア・オンライン内で時々出くわすことがあるボスモンスターとひとくくりに言われるような巨大なモンスターの中には、即座に逃げられないように細工を施す類も存在している。
僕も以前、巨大なカニだとか扉だとか同じような類に遭遇したこともあったが、どうやら出て来たこの巨大なモグラも同様のようで、この場にいる全員を逃げられないようにしたらしい。
けれども何故、こんな奴がこの場に出現したのだろうか?何か条件を満たさないと出ないような表示が出ているのだが‥‥‥
「あああ!?みんな見ろ、このネット情報!!」
っと、どうやら相手が何者なのかすぐに調べていた奴がいたようで、社員全員に共有のメールでその内容がかかれたネット情報が回され、素早く全員情報を共有することが出来た。
「大人数での、飲み会の場を整えて出てくる特殊ボスだと!?」
「建物中とかではなく、平野や谷といったフィールド限定!?」
「時間経過で出現する条件が整い、出て来た時から現実での30分はたっぷり暴れまくる奴かよ!?」
何処どうやってこんな情報を得る人がいるのかと思うのだが、何かバグがないか探すような人もいるようで、偶然発見されたもののようだ。
そしてこのギガ・モグドリラーは厄介なことにレイドボスクラスの扱いになるようで、相当強い事も示されていた。
「うわぉ!?流石にこれは予想外、びっくりだ!!」
「社長、何かわざとらしい感じに聞こえますけれども、まさか知っていたのですか!?」
「いや、全然知らなかった!ただ、この場所が宴会向きだとネットで調べていたんだけれども‥‥‥」
「って、社長ぉぉぉぉ!!それ、『恨み節板』ってやつですよ!!」
―――――
『恨み節板』
アルケディア・オンラインに時たま仕掛けられている不条理な出来事に対して、逆恨みやら他の人も同じ絵に合わせたい人たちが集まって書き込むようになった、掲示板の一種。
時たま非常に貴重な情報が流れる事もあるらしいが、大抵の場合は罠にかかるマヌケを狙うものが多いらしい。
―――――
「それで決めたんかぁぁい!!」
「そして書いた奴の思惑通り、全員見事に巻き添えにされたぁぁぁ!!」
まさかまさかの、祝いの場での酷い話に頭を抱えたくなるが、誰もどうすることはできない。
今できるとすれば、目の前のギガ・モグドリラーに挑むしかないのだが、どう見たって弱いモンスターではないだろう。
「くそう!!儂らも巻き添えにされたんじゃが!?」
「こうなれば、我々もやるしかあるまい!!」
「相手はTVなどで出るような怪人とも言えるし、やりようはある!!」
「いくぞぉ!!」
【ブモォォウ!!】
っと、ここで率先してなのか戦隊たちが前に出た。
「欲望戦隊ミセタインジャー!!巨大でかっ鼻ドリルモグラに対してい、」
【モゴォォォォォン!!】
バッシイィィィィン!!
「「「「ぎゃあああああああああああああああああああ!?」」」」
【ブモォォ!?】
…‥‥そして瞬殺された。巨大なドリルの手で横なぎにされて、ふっ飛ばされた上に土製結界とやらに激突して地面に落ちた。
あ、でもまだ辛うじてHPは残っているようだ。死亡したら復活地点に戻ったりするはずだし、流石にあのギガ・モグドリラーでも感じ取った変態で手を汚したくないのが、加減したと見える。
【モゴォォォォォォォン!!】
「ダメだ、変態たちが犠牲になっても戦いを挑んでくる気だ!!」
「うっそだろ!!この集まりだけかと思って、装備品付けていないんだけど!?」
「ハウス内に避難、って入れない!?」
この場から逃げようと動く人たちが出るのだが、どうもその対策も取られているようで、勝利するか全員やられなければ終わらないらしい。
「どうするロロ!!」
【どうすると言われましても、どうしようもないデス。使用人の身でちょっと厳しいですガ‥‥‥ああ、でも全滅は何とか避けられるはずデス】
「というと?」
【話すより見たほうが早いデス。…‥‥この場に集う、同僚ヨ!!使用人規則に従い、各々主の命を死守するのデス!!】
【【【死守するのデス!!】】】
「「「!?」」」
ロロが叫ぶや否や、他にいた使用人たちが各々の主のもとにすぐに駆け付けたかと思えば、何かボールのようなものに包まれた。
【ふふふふ、アップデートで密かに追加されていた『主絶対防御壁』デス。使用人限定のスキルで、集団戦闘時に一度全滅を避けるために使える仕様なのデス】
「いつの間に!?」
【最近デス。とは言え、一度の使用でクールタイムが現実での1週間と長めなので乱発はできないのデス】
ギガ・モグドリラーが出て来たのも驚きだが、まさかの使用人システムにこんな隠し要素があったのは予想できず、この場にいる全員が驚愕の顔を浮かべる。
けれども、これはあくまでも使用人の主限定の守りなので、雇っていない人には、適応されない。
「うぉぉぉぉい!?誰か助けてくれぇぇ!!」
「こんな隠し要素があるなら、雇っておけばよかったぁぁぁ!!」
「高いランクのメイドを求めて、賃金用の貯金をしていたが妥協しておけばぁぁぁ!!」
【モグォォォォォォォォォォォォォン!!】
使用人たちに守られていない人たちは攻撃にさらされ、ふっ飛ばされて宙を舞うなど悲惨な状況になっている。
なんというかこういう状況を見ると、守られているのが申しわけないような…‥‥しかし、これでやり過ごすしかなさそうな状況でもある。というか、さらっと何か口に出している人もいるな。
「うぉぉぉぉぉぉ!!この程度、屁でもないぞぉぉぉぉぉ!!」
「もうちょっと強めなのは味わい済みなのだぁぁぁ!!」
「よくもふっ飛ばしてくれたなぁぁぁ!!」
そしてついでに、攻撃を受けつつもばねのごとく反発してやる気を出し、攻撃を仕掛ける人たちもいるようだ。あれ?なんかふっ飛ばされているのに笑みを浮かべている人いないかな?
何にしてもややカオスな状況になりつつ、このまま見ているだけではボス戦は終わらない様子。守られていても終わりの見えない戦いの場にいるのは流石にきついだろう。
「となると、やっぱり戦うしかないんだろうけれども、この面子だと厳しいな‥‥‥ハウスシステム内に入れないし、あれ?待てよ?」
【どうしたのですカ?】
「入れないって言うけど、出すことってできないのか?」
【んー、中の装備品の類は動かせないですガ‥‥‥ああ、でもテイムモンスターなら出せるのではないでしょうカ?】
「…‥‥なら、やるしかないかな?」
うん、一応黒き女神のスキルを使わず、モンスターが同じ様だとは言えすぐに結びつけることはできないだろう。それに、あそこの変態戦隊とも何度か顔を合わせているから、黒き女神のモンスターだと断言されることはそうないはずである。
「状況好転も願って、ハウス内から出て来い!!マリー、リン、セレア、ルト、アリス!!」
【シャゲェェ!!】
【ガウガウ!!】
【バルルルルゥ!!】
【ギャビィべェェイ!!】
【オォォォォン!!】
ハウスの扉を開くと同時に、飛び出してきたテイムモンスターたち。
どうやら出る時を待ち望んでいたようで、すっかり準備を整えてすぐに戦闘態勢へ移した。
「おおう!?なんかハルさんが出してきたぞ!!」
「何あの可愛いテイムモンスター!!しかも多い!!」
色々と同僚たちが声を上げているが、今は気にせずに戦闘に集中したほうが良さそうだ。
意識を目の前のギガ・モグドリラーへ向け、戦闘を開始するのであった…‥‥
「でも、安全のために守りは継続で」
【了解デス】
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