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Ver.4.0 ~星々の輝き、揺らめく境界~
ver.4.3-162 過剰防衛は時として
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「…というわけで、しばらくの間だけど頭のおかしな吸血鬼に狙われる可能性があるけど、大丈夫なのかな?」
「あの時、やっぱり灰にしてしまうべきだったかな」
仕事を終えて帰宅し、夕食の場で春が会社であった吸血鬼による襲撃の可能性を話すと、ミントは物凄く恐ろしいような声でそうつぶやいた。
【ふむ、吸血鬼による襲撃ですカ。どのような手段で主様に対して害を加えるかは情報を集めて見ないことには分かりませんが…少なくとも、家の中にいる間は安全ですヨ】
「何かあるの?」
【悪意ある者が近づけないように、色々と防衛用のシステムを構築していますからネ。吸血鬼相手だと分かっているのであれば、それ相応の対策手段があるのデス】
「なるほど、具体的には?」
【吸血鬼は弱点多いですからネ。流石に真祖レベルだとほとんど克服されてますが、そうではないただの吸血鬼かつ、話を聞けば低位らしいので、色々ありマス。流水、十字架、ニンニク(改良品種)、聖水(本物)、ミサイル杭発射装置、靴下脱がし機、等々揃えているのデス】
…一部おかしい様な気がする。杭を心臓に刺すのは弱点関係ない様な…うん、気にしないでおくか。
とりあえず、家の中であれば外からの襲撃はほとんど皆無で過ごせるらしい。
どれだけのものを仕掛けているのだとツッコミを入れたいが、過剰防衛ぐらいしても損はないだろう。
「一応、今回は人間じゃなくて吸血鬼ってわかっているからな…人相手だと下手すると法律の壁があるけど、人じゃないならその壁をぶち破れるか」
「さらりとぶっ飛んだこと言っているよ」
まぁ、ミーちゃんに求婚した命知らず野郎ってことはわかっているので、やり過ぎたとしてしぶとく生きている可能性は非常に大きい。
だからこそ、やり過ぎるぐらいが十分良いと思えるのだ。
…あれ、でもなんかそれでもやり過ぎだなと思う自分と、そうじゃないなと思う自分がいるのはなぜだろうか。多少は、相手に対して加減したほうが良いと思うのか…もしくはその逆か。
何にせよ、しっかりとした防衛体制ができているのであれば安全のはず。
そうなってくると、次に問題になるのは外にいる間のことだろう。
「家の中が安全でも、外の方での襲撃も警戒しないとなぁ。ミーちゃん、何かここはどうしたらいいって言うようなアドバイスはないかな?」
吸血鬼の上位と言える真祖の身である彼女であれば、何かいい方法がありそうだ。
ある意味同族の弱点を教えてと言っているようなものなのだが、今回の大馬鹿野郎はミーちゃんを狙いつつ何をどう狂ってか僕を狙っているのもあって、やる気はあるらしい。
「そうだね…私が言うのもなんだけど、人ならざる身の人たちは大抵、昼間よりも夜のほうが得意だ。吸血鬼だからって日光を浴びて灰にならないやつもいるけど…それでも明るい時より暗い時のほうが、襲撃としてはやりやすい」
「つまり?」
「夜遅くまで残業することなく、定時で速攻で帰ってくること。それと、帰りのほうが家でゆっくりできると思って油断しやすいだろうし、いくら警戒していても春は人間で限界があるから…私が帰りに迎えに行って、一緒に帰るついでに護衛するよ」
「ミーちゃんに迷惑かけるようだけど、良いの?」
「もちろん。そもそもこれ、私が奴を消せなかったのが原因と言っても良いし…勘違い愚者にはこの手でしっかり潰してあげないといけないからね。今度は息の根どころか来世への生まれ変わりすらできないほど、この世から消滅させるほどの攻撃をするね」
相手、襲ってきた瞬間に終わるな、コレ。
ミーちゃんを相手にしたのが、既に相手の運命を終わらせたようなものだったのだろうか。
そう思いつつ、油断しないようにしていこうと気を引き締めるのであった…
「しかし、ミーちゃんに対してのはずなのに僕の方を狙うって本当に訳が分からないな…」
「本当にそれだよね。なんで春を狙うのか…恨みがあるなら私のほうで良いのに、邪魔になるからって…排除しても、そんな最低愚物を選ぶわけがないのに」
…狙うならもっと、別のものがあってもよさそうなものなのに。
何故僕を狙うのだろうか…普通に何も考えられない馬鹿だから?でも、馬鹿だとしてもその思考は時として、ぶっ飛んだ方向になるからわからないか…?
「あの時、やっぱり灰にしてしまうべきだったかな」
仕事を終えて帰宅し、夕食の場で春が会社であった吸血鬼による襲撃の可能性を話すと、ミントは物凄く恐ろしいような声でそうつぶやいた。
【ふむ、吸血鬼による襲撃ですカ。どのような手段で主様に対して害を加えるかは情報を集めて見ないことには分かりませんが…少なくとも、家の中にいる間は安全ですヨ】
「何かあるの?」
【悪意ある者が近づけないように、色々と防衛用のシステムを構築していますからネ。吸血鬼相手だと分かっているのであれば、それ相応の対策手段があるのデス】
「なるほど、具体的には?」
【吸血鬼は弱点多いですからネ。流石に真祖レベルだとほとんど克服されてますが、そうではないただの吸血鬼かつ、話を聞けば低位らしいので、色々ありマス。流水、十字架、ニンニク(改良品種)、聖水(本物)、ミサイル杭発射装置、靴下脱がし機、等々揃えているのデス】
…一部おかしい様な気がする。杭を心臓に刺すのは弱点関係ない様な…うん、気にしないでおくか。
とりあえず、家の中であれば外からの襲撃はほとんど皆無で過ごせるらしい。
どれだけのものを仕掛けているのだとツッコミを入れたいが、過剰防衛ぐらいしても損はないだろう。
「一応、今回は人間じゃなくて吸血鬼ってわかっているからな…人相手だと下手すると法律の壁があるけど、人じゃないならその壁をぶち破れるか」
「さらりとぶっ飛んだこと言っているよ」
まぁ、ミーちゃんに求婚した命知らず野郎ってことはわかっているので、やり過ぎたとしてしぶとく生きている可能性は非常に大きい。
だからこそ、やり過ぎるぐらいが十分良いと思えるのだ。
…あれ、でもなんかそれでもやり過ぎだなと思う自分と、そうじゃないなと思う自分がいるのはなぜだろうか。多少は、相手に対して加減したほうが良いと思うのか…もしくはその逆か。
何にせよ、しっかりとした防衛体制ができているのであれば安全のはず。
そうなってくると、次に問題になるのは外にいる間のことだろう。
「家の中が安全でも、外の方での襲撃も警戒しないとなぁ。ミーちゃん、何かここはどうしたらいいって言うようなアドバイスはないかな?」
吸血鬼の上位と言える真祖の身である彼女であれば、何かいい方法がありそうだ。
ある意味同族の弱点を教えてと言っているようなものなのだが、今回の大馬鹿野郎はミーちゃんを狙いつつ何をどう狂ってか僕を狙っているのもあって、やる気はあるらしい。
「そうだね…私が言うのもなんだけど、人ならざる身の人たちは大抵、昼間よりも夜のほうが得意だ。吸血鬼だからって日光を浴びて灰にならないやつもいるけど…それでも明るい時より暗い時のほうが、襲撃としてはやりやすい」
「つまり?」
「夜遅くまで残業することなく、定時で速攻で帰ってくること。それと、帰りのほうが家でゆっくりできると思って油断しやすいだろうし、いくら警戒していても春は人間で限界があるから…私が帰りに迎えに行って、一緒に帰るついでに護衛するよ」
「ミーちゃんに迷惑かけるようだけど、良いの?」
「もちろん。そもそもこれ、私が奴を消せなかったのが原因と言っても良いし…勘違い愚者にはこの手でしっかり潰してあげないといけないからね。今度は息の根どころか来世への生まれ変わりすらできないほど、この世から消滅させるほどの攻撃をするね」
相手、襲ってきた瞬間に終わるな、コレ。
ミーちゃんを相手にしたのが、既に相手の運命を終わらせたようなものだったのだろうか。
そう思いつつ、油断しないようにしていこうと気を引き締めるのであった…
「しかし、ミーちゃんに対してのはずなのに僕の方を狙うって本当に訳が分からないな…」
「本当にそれだよね。なんで春を狙うのか…恨みがあるなら私のほうで良いのに、邪魔になるからって…排除しても、そんな最低愚物を選ぶわけがないのに」
…狙うならもっと、別のものがあってもよさそうなものなのに。
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