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Ver.5.0 ~世界の焔と、導きの篝火~
ver.5.0-24 心の底からの叫びです
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…バニー光線によって、開錠されたがいまだに内部が見えない封印の間の内部には、バニーの姿になった変態神が降臨している可能性があるだろう。
その一方で、同じく内部に残されたままの欲望戦隊が代わりに受けた可能性があり、こちらがバニーの姿になっている可能性もある。
もしくは、もっと違う種類の…よりおぞましいものに成り果ててている可能性もあるだろう。
「バニーと言っても逆バニーとか、他の種類として水着やボンテ―…考えてもきりがないかな?」
どのような姿に成り果ててしまうのかは、今見えないのが不幸中の幸いなのかもしれない。
人というのは視覚情報から得るものが多く、目の暴力を喰らわされてはたまったものではないだろう。
だからこそ、まだ目視をしない範囲の今、徹底的にたたかなければいけない。
しかし、迂闊な攻撃は相手を喜ばせて回復させることもわかっているので、無駄な行動ができない。
エネルギーの攻撃が不味いなら、物理での接近戦が効果的になるのがセオリーなのだろうが、こういう相手にはそれが通用しない。
むしろ、物理的な攻撃も最悪な手段になるだろう。
見たくないものへ近づかなければならず、触れたくないものへ触れなければならず、鞭とかの類で受け止められれば回復されるかもしれず…やることなすことすべてが逆手に取られそうだ。
これが、変態神の力というのだろうか。
神の名を持つだけあって、触れずに相手を追い詰めることが出来るだけの実力を有して…
「いや、神云々関係なく、凄まじい変態じゃから体が拒絶反応を起こすだけじゃないかのぅ」
「…そうかも」
神、関係ない。単純に、変態が変態すぎるからこそ、手が出せないだけか。
何にしても、ここで動かなければ相手が動いてしまう。
動いても動かなくても、最悪な目に遭いそうであれば…抵抗したほうが良い。
【ンー、主ヤリニクイナラ、オレガ突撃スルゼー!!】
「あ、ちょ、カイニス!!」
行動の迷いのせいで、カイニスが先に動いた。
まだお前は、眷属になったばかりで変態の恐ろしさを理解していないはず。
ここで盛大に味わってしまうのは最悪だが…何も理解せずに、頭空っぽで突撃するというのも、確かに手段としては良いのかもしれない。
そうこうしているうちに、カイニスが突撃して十数秒後のことだった。
【ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!?】
「か、カイニスーーーー!?」
物凄い絶叫が聞こえたかと思えば、次の瞬間には封印の間を飛び出していたカイニス。
【主、アレ無理無理無理無理無理無理!!見ナイホウガイイ!!】
「何を見たのカイニス!?」
「滅茶苦茶涙目というか、目から血を流しているんじゃけど!?」
【アマリノオゾマシサニ目、潰シタ!!視力回復スルケド、見タラ絶対ニ駄目ナゲテモノ!!】
びぇーんっと真っ赤な血の涙を流しながら、泣きついてきたカイニス。
先ほどまでの自信満々な姿から変わり果て、怯える子猫のようになっていた。
「い、一体何を見てしまったんだ…」
【恐ロシイ、アレガ変態神ナノカ…絶対ニ主ノ目ニイレタクナイ!!今、主見テイナイノ本当ニ良イ!!見タラ精神、ブッコワレル!!】
「精神崩壊一歩手前の、ぎりぎりで踏みとどまれたようじゃな…そこまで怯えさせるとは、何がいたんじゃよ、あの中に…変態神じゃよな?」
【ヒッグ、ウェッグ…ヴヴヴッ】
よっぽどのモノを見たのか、大号泣のカイニス。
この様子では戦闘不能だろうし、メンタル的にかなりやられたようだ。
ここまでカイニスを、その姿だけで追い詰めるとはどんなものなのか。
恐怖も抱きつつも逆に好奇心も沸き上がりそうな感じでもあるが…どちらかといえば、今は違うものを抱いた。
そう、自分の眷属を泣かせるだけのものをやらかした、変態神への怒りというべきか。
姿をいまだに見ていないが、それでもじわじわと体の奥から湧き上がってくるような嫌悪感に対して、焼き尽くそうとする怒りが噴き出し始める。
「…変態の名が付くとは言え、神は神。だからこそ、多少は危険な相手かと思っていた部分があったけど…今はただ、僕/私の大事な眷属を精神的に傷つけた、敵だ。容赦はしない」
「の、のじゃ!?」
ハルがそう口にしたとたん、急に何かぞわっとするものを感じ取るアティ。
物凄い怒りが見えたかと思えば、黒き女神のフィギュアの姿になっている彼の…いや、彼女の身に急に強い光がまとわり、次の瞬間にはその姿を大きく転じていた。
「う、嘘じゃろ!?」
アルケディア・オンライン内でのアバターを模したフィギュアは、多少はゲーム内と同じような能力を使えるだろう。
だが、それでも流石に現実世界に再現するだけの技術を考えると完全にとはいかず、ある程度の制限が隠れて存在している。
しかし今、目の前にある光景は制限を感じ取らせない。
アティ自身は撃沈していた時だったが、後に記録映像でしっかりと確認して見たことがある、あの姿は…
「く、黒き女神の第三形態『アビススタイル』じゃと!?し、しかもフィギュアサイズではなく、原寸大!?」
かつて、真・ブレイバーオークとなったマッチョンと対峙し、その圧倒的な力を見せつけた強大な女神の第三の姿、アビススタイル。
あの時は惜しくもバニーの姿が混ざっていたが、今回はその影響を受けておらず、闇夜のように漆黒の色合いをしているのに、夜空の星々のようなきらめきを感じさせる美しいドレスを着こなしており、女神としての威厳が見えるだろう。
驚くべきことに、フィギュアサイズではなく原寸大のサイズとしても顕現しており、何がどうなっているのかさっぱりわからない。
ただ一つ、言えるとすれば…またここに、神が顕現したということか。
変態神のような、神と言って良いのかと疑いたくなるような輩とは違う、正真正銘本物の女神が。
この日、この島国に二柱の神が存在する事態となった。
引き起こしたのは、何者の仕業なのか。いや、片方は別に何の理由も持っていないのかもしれない。
けれどももう片方は明らかに、理由があって出てきたもの。
この場に居合わせてしあった鏡面ののじゃロリことアティは、後に生きた心地がしなかったのだと語るのであった…
「何でこんな目に遭うのじゃぁぁぁぁぁ!!」
…昔やらかしたことの清算は終わっていそうだが、日頃の行いというべきなのだろうか?
その一方で、同じく内部に残されたままの欲望戦隊が代わりに受けた可能性があり、こちらがバニーの姿になっている可能性もある。
もしくは、もっと違う種類の…よりおぞましいものに成り果ててている可能性もあるだろう。
「バニーと言っても逆バニーとか、他の種類として水着やボンテ―…考えてもきりがないかな?」
どのような姿に成り果ててしまうのかは、今見えないのが不幸中の幸いなのかもしれない。
人というのは視覚情報から得るものが多く、目の暴力を喰らわされてはたまったものではないだろう。
だからこそ、まだ目視をしない範囲の今、徹底的にたたかなければいけない。
しかし、迂闊な攻撃は相手を喜ばせて回復させることもわかっているので、無駄な行動ができない。
エネルギーの攻撃が不味いなら、物理での接近戦が効果的になるのがセオリーなのだろうが、こういう相手にはそれが通用しない。
むしろ、物理的な攻撃も最悪な手段になるだろう。
見たくないものへ近づかなければならず、触れたくないものへ触れなければならず、鞭とかの類で受け止められれば回復されるかもしれず…やることなすことすべてが逆手に取られそうだ。
これが、変態神の力というのだろうか。
神の名を持つだけあって、触れずに相手を追い詰めることが出来るだけの実力を有して…
「いや、神云々関係なく、凄まじい変態じゃから体が拒絶反応を起こすだけじゃないかのぅ」
「…そうかも」
神、関係ない。単純に、変態が変態すぎるからこそ、手が出せないだけか。
何にしても、ここで動かなければ相手が動いてしまう。
動いても動かなくても、最悪な目に遭いそうであれば…抵抗したほうが良い。
【ンー、主ヤリニクイナラ、オレガ突撃スルゼー!!】
「あ、ちょ、カイニス!!」
行動の迷いのせいで、カイニスが先に動いた。
まだお前は、眷属になったばかりで変態の恐ろしさを理解していないはず。
ここで盛大に味わってしまうのは最悪だが…何も理解せずに、頭空っぽで突撃するというのも、確かに手段としては良いのかもしれない。
そうこうしているうちに、カイニスが突撃して十数秒後のことだった。
【ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!?】
「か、カイニスーーーー!?」
物凄い絶叫が聞こえたかと思えば、次の瞬間には封印の間を飛び出していたカイニス。
【主、アレ無理無理無理無理無理無理!!見ナイホウガイイ!!】
「何を見たのカイニス!?」
「滅茶苦茶涙目というか、目から血を流しているんじゃけど!?」
【アマリノオゾマシサニ目、潰シタ!!視力回復スルケド、見タラ絶対ニ駄目ナゲテモノ!!】
びぇーんっと真っ赤な血の涙を流しながら、泣きついてきたカイニス。
先ほどまでの自信満々な姿から変わり果て、怯える子猫のようになっていた。
「い、一体何を見てしまったんだ…」
【恐ロシイ、アレガ変態神ナノカ…絶対ニ主ノ目ニイレタクナイ!!今、主見テイナイノ本当ニ良イ!!見タラ精神、ブッコワレル!!】
「精神崩壊一歩手前の、ぎりぎりで踏みとどまれたようじゃな…そこまで怯えさせるとは、何がいたんじゃよ、あの中に…変態神じゃよな?」
【ヒッグ、ウェッグ…ヴヴヴッ】
よっぽどのモノを見たのか、大号泣のカイニス。
この様子では戦闘不能だろうし、メンタル的にかなりやられたようだ。
ここまでカイニスを、その姿だけで追い詰めるとはどんなものなのか。
恐怖も抱きつつも逆に好奇心も沸き上がりそうな感じでもあるが…どちらかといえば、今は違うものを抱いた。
そう、自分の眷属を泣かせるだけのものをやらかした、変態神への怒りというべきか。
姿をいまだに見ていないが、それでもじわじわと体の奥から湧き上がってくるような嫌悪感に対して、焼き尽くそうとする怒りが噴き出し始める。
「…変態の名が付くとは言え、神は神。だからこそ、多少は危険な相手かと思っていた部分があったけど…今はただ、僕/私の大事な眷属を精神的に傷つけた、敵だ。容赦はしない」
「の、のじゃ!?」
ハルがそう口にしたとたん、急に何かぞわっとするものを感じ取るアティ。
物凄い怒りが見えたかと思えば、黒き女神のフィギュアの姿になっている彼の…いや、彼女の身に急に強い光がまとわり、次の瞬間にはその姿を大きく転じていた。
「う、嘘じゃろ!?」
アルケディア・オンライン内でのアバターを模したフィギュアは、多少はゲーム内と同じような能力を使えるだろう。
だが、それでも流石に現実世界に再現するだけの技術を考えると完全にとはいかず、ある程度の制限が隠れて存在している。
しかし今、目の前にある光景は制限を感じ取らせない。
アティ自身は撃沈していた時だったが、後に記録映像でしっかりと確認して見たことがある、あの姿は…
「く、黒き女神の第三形態『アビススタイル』じゃと!?し、しかもフィギュアサイズではなく、原寸大!?」
かつて、真・ブレイバーオークとなったマッチョンと対峙し、その圧倒的な力を見せつけた強大な女神の第三の姿、アビススタイル。
あの時は惜しくもバニーの姿が混ざっていたが、今回はその影響を受けておらず、闇夜のように漆黒の色合いをしているのに、夜空の星々のようなきらめきを感じさせる美しいドレスを着こなしており、女神としての威厳が見えるだろう。
驚くべきことに、フィギュアサイズではなく原寸大のサイズとしても顕現しており、何がどうなっているのかさっぱりわからない。
ただ一つ、言えるとすれば…またここに、神が顕現したということか。
変態神のような、神と言って良いのかと疑いたくなるような輩とは違う、正真正銘本物の女神が。
この日、この島国に二柱の神が存在する事態となった。
引き起こしたのは、何者の仕業なのか。いや、片方は別に何の理由も持っていないのかもしれない。
けれどももう片方は明らかに、理由があって出てきたもの。
この場に居合わせてしあった鏡面ののじゃロリことアティは、後に生きた心地がしなかったのだと語るのであった…
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