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春が近づき、何かも近づく
#220 ある意味あっていたのデス
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SIDEシアン
【はみゅぅ……じゅうるるる……】
「‥‥‥またか」
第2王女ミスティアが、王城でのごたごたに巻き込まれないように居候しに来た翌日、僕は久しぶりにある目に遭っていた。
以前にもあり、今回は魔力の衣が自動的に発動したのか、表面を覆って毒などが来ることはない。
けれども、やはりこう、魔力を吸われているのか、それとも食べられているのか…‥‥
「ハクロ、また捕食本能でたのか……」
【あみゅぅ‥‥‥】
くぴーっと熟睡しているようで、身体が勝手に本能のままに動いているのか、ハクロはそう意識の無い返答をする。
久しぶりの捕食本能‥‥‥それは、本来であればシャレにならないらしい、アラクネの持つ本能。
ハクロの場合は亜種にあたるせいか、本能が少々本来のものとはズレており、僕を甘噛みし続ける程度になっている。
‥‥‥前には毒を自然と流され、動けなくなったことはあったが‥‥‥衣が防いでいるのか、それともハクロ自身が出せなくなっているのか、流石に今回は体の自由が利く。
【じゅるぶ‥‥‥はむぅ】
かぷかぷと、食いちぎる事の無い、甘えたような優しい噛みだが、ちょっとべたべたしてくる。
しかも、この捕食本能で魔力も食べているようで、自然と覆っていた魔力の衣が少しづつ薄くなってきている。
「とりあえず、どうしようかなこれ…‥‥」
今回は第2王女が我が家に泊まっているので、朝から煩くすることはできない。
一応、それなりの節度を持って、昨日は互にゆっくりと寝るだけであったが‥‥‥
「‥‥‥こういう使い方は間違っているような気もするけど、気にするのは負けか」
魔力の衣を操作し、喰われている部分は少々残しつつ、他の部分をにゅるりと伸ばし、周囲に散らばっているハクロの衣服を集め、着せていく。
捕食もとい甘噛みするのはいいけど、何で下着まで脱いでいるの?
まぁ、夜の営みとかで見てはいるけど、それでも彼女の場合はずっと見るとこっちとしても気恥しくなるし、とりあえず着替えさせるのであった。
【はむはむ‥‥‥あ、また】
「‥‥‥ハクロさん、どうしたのかしら?」
「おかあしゃん、どうしたにょ?」
朝食時、起きてきたロールとミスティアの二人が、そう問いかけてくる。
取りあえず事情を話し、今のハクロの状態を教えた。
「‥‥‥と言う訳で、これ以前にもあったからもう慣れた」
「本来なら人を捕食‥‥‥朝から血生臭い事になるのを免れて、良かったですわね」
「おかあしゃんがおかあしゃんでよかったにょ」
事情を聴き、二人はこれだけで済んでいてよかったと、安堵の息を漏らす。
本来のアラクネの場合、相手を食い殺すことも有るからなぁ‥‥‥ハムハムと甘噛みされる程度ならば、まだ良いだろう。
「ハクロさんの醜態は予想できましたが…‥‥やはりというか、またでしたカ」
ワゼが呆れたようにつぶやくが、流石にこの捕食本能は前にもあっただけに、彼女も慣れたようである。
ついでにドーラとかも目撃しているが、本日は姿無し。
昨日は氷像溶かしたポチの代わりに迎えに行ってもらう役割を持たせたし、元々居候のような相手でもあるから何をしていても良いが…‥‥あ、もしかして面倒ごとの前に逃げた?
予感を感じて逃げる植物とはこれいかに。
何にしても、こうなるとしばらくは甘噛みしぱなっしなのでどうしようもない。
「気にするほどでもないし、毒も使えないようだから大丈夫だけどね」
【かぶぅ‥‥‥確かに私は毒が使えなくなっていますが、まぁシアンをついうっかりでやらかしかねなくなっているので、その辺ではいい弱体化かもしれませんねかぷっ】
「毒って‥あれ?ハクロさんって毒を扱う事が出来たのかしら?」
「以前は使えてましたが、どうも最近は出なくなったようデス。野生を忘れたが故の堕落‥‥‥そう、アラクネだけに、堕ラクネと言えばいいのでしょうカ」
【なんか酷い暴言ですよそれ!?】
ワゼの言葉にツッコミを入れるハクロ。
だが、ある意味的確な言葉に、僕は思わず笑いをこらえた。
ついでに見れば、ロールもミスティアもこらえており、同じく笑いそうなのであろう。
‥‥‥何にしても、今回は毒もないし、何度も相手してもらっているので抵抗はない。
しいて言うのであれば、甘噛み個所、頭以外の方をできるだけしてほしいかも…‥‥髪がよだれとかでべたべたになるんだよね…‥‥
――――――――――――――――――――――――――
SIDEワゼ
「‥‥‥まぁ、予想通りですカ」
朝食後、食器の洗浄をしつつ、ワゼは横目でシアンたちを見てそうつぶやいた。
昨日のハクロの妙な動き。やはりというべきか、久しぶりの捕食本能発動の機会だったらしい。
前回とはことなり、今回は毒を出せなくなっているようなのでシアンが痺れて動けなるようなことが無いというのは良いのだが‥‥‥
「‥‥‥毒出せない弱体化が、野生を忘れたのが原因と言えますカネ?」
はむはむとシアンに甘噛みをするハクロを見て、ワゼはそうつぶやく。
先日の騒動でその件が発覚したのだが、ここ最近毒を採取する機会が無かったので、その事に気が付いていなかった。
何しろ、前は彼女の毒を改良して色々作っていたが、謎の物体Xと遭遇後はそちらをメインにして研究を行い、すっかり忘れていたのである。
それはともかくとして、客がいる時にさらすのはどうなのかとは思う。
かぷかぷと気を抜けばシアンに甘噛みして、べっとりと張り付く。
ちょっとしたバカップルにも見えなくはないが…‥‥とある計画に支障が出かねない。
「ご主人様の幸せのために動きますが、ハクロさんがあの調子だとその計画が少々やりづらいですね‥‥‥アラクネのついての情報もある程度収集しましたし、それらを元に収める方法を模索しましょうカ?」
この計画に関しては元々フィーアの発案のようなものでもあり、一応とある権力者等にも了承してもらいつつ、出来るだけ成功してほしいという言葉もある。
この調子だとその計画が少々できなさそうなので、早期に甘噛みを終わらせる必要性があるだろう。
「データ検索‥‥‥まぁ、この方法が手っ取り早そうですカネ?」
ひとまずは、前の甘噛み時の経験も活かし、その計画を進めるための準備を行う。
いくつか材料が必要だが、森の中であれば手に入るし、必要そうな薬草もあるがドーラあたりに頼めばどうとでもなる代物も多い。
「今夜あたり、仕掛けて見ましょうかネ」
フフフフっと黒い笑みを浮かべつつ、ミニワゼシスターズにもその件について連絡を送るのであった。
「っと、そうそう、忘れてましタ。今夜仕掛けて、暇になる時間もありそうですし、その時間でシスターズのバージョンアップを終わらせなければいけませんネ。‥‥‥まぁ、多少複雑ですが…‥‥うん、必要なことだと思って割り切りましょうカ」
ふとそのことを思い出し、胸に手を当てそうつぶやくワゼ。
いやならばそういう改良もしなくていいのだが…‥‥性能向上のためには仕方がない事でもあり、計算上回避できない。
というか、ワゼの思考なども一部コピーしているだけに、辞めようとすればシスターズ全員が反発しかねないリスクもある。
生みの親が生み出した者に反発される危険性があるとは、世の中意のままにならない事もあるなぁ、とワゼはしみじみ思うのであった。
【はみゅぅ……じゅうるるる……】
「‥‥‥またか」
第2王女ミスティアが、王城でのごたごたに巻き込まれないように居候しに来た翌日、僕は久しぶりにある目に遭っていた。
以前にもあり、今回は魔力の衣が自動的に発動したのか、表面を覆って毒などが来ることはない。
けれども、やはりこう、魔力を吸われているのか、それとも食べられているのか…‥‥
「ハクロ、また捕食本能でたのか……」
【あみゅぅ‥‥‥】
くぴーっと熟睡しているようで、身体が勝手に本能のままに動いているのか、ハクロはそう意識の無い返答をする。
久しぶりの捕食本能‥‥‥それは、本来であればシャレにならないらしい、アラクネの持つ本能。
ハクロの場合は亜種にあたるせいか、本能が少々本来のものとはズレており、僕を甘噛みし続ける程度になっている。
‥‥‥前には毒を自然と流され、動けなくなったことはあったが‥‥‥衣が防いでいるのか、それともハクロ自身が出せなくなっているのか、流石に今回は体の自由が利く。
【じゅるぶ‥‥‥はむぅ】
かぷかぷと、食いちぎる事の無い、甘えたような優しい噛みだが、ちょっとべたべたしてくる。
しかも、この捕食本能で魔力も食べているようで、自然と覆っていた魔力の衣が少しづつ薄くなってきている。
「とりあえず、どうしようかなこれ…‥‥」
今回は第2王女が我が家に泊まっているので、朝から煩くすることはできない。
一応、それなりの節度を持って、昨日は互にゆっくりと寝るだけであったが‥‥‥
「‥‥‥こういう使い方は間違っているような気もするけど、気にするのは負けか」
魔力の衣を操作し、喰われている部分は少々残しつつ、他の部分をにゅるりと伸ばし、周囲に散らばっているハクロの衣服を集め、着せていく。
捕食もとい甘噛みするのはいいけど、何で下着まで脱いでいるの?
まぁ、夜の営みとかで見てはいるけど、それでも彼女の場合はずっと見るとこっちとしても気恥しくなるし、とりあえず着替えさせるのであった。
【はむはむ‥‥‥あ、また】
「‥‥‥ハクロさん、どうしたのかしら?」
「おかあしゃん、どうしたにょ?」
朝食時、起きてきたロールとミスティアの二人が、そう問いかけてくる。
取りあえず事情を話し、今のハクロの状態を教えた。
「‥‥‥と言う訳で、これ以前にもあったからもう慣れた」
「本来なら人を捕食‥‥‥朝から血生臭い事になるのを免れて、良かったですわね」
「おかあしゃんがおかあしゃんでよかったにょ」
事情を聴き、二人はこれだけで済んでいてよかったと、安堵の息を漏らす。
本来のアラクネの場合、相手を食い殺すことも有るからなぁ‥‥‥ハムハムと甘噛みされる程度ならば、まだ良いだろう。
「ハクロさんの醜態は予想できましたが…‥‥やはりというか、またでしたカ」
ワゼが呆れたようにつぶやくが、流石にこの捕食本能は前にもあっただけに、彼女も慣れたようである。
ついでにドーラとかも目撃しているが、本日は姿無し。
昨日は氷像溶かしたポチの代わりに迎えに行ってもらう役割を持たせたし、元々居候のような相手でもあるから何をしていても良いが…‥‥あ、もしかして面倒ごとの前に逃げた?
予感を感じて逃げる植物とはこれいかに。
何にしても、こうなるとしばらくは甘噛みしぱなっしなのでどうしようもない。
「気にするほどでもないし、毒も使えないようだから大丈夫だけどね」
【かぶぅ‥‥‥確かに私は毒が使えなくなっていますが、まぁシアンをついうっかりでやらかしかねなくなっているので、その辺ではいい弱体化かもしれませんねかぷっ】
「毒って‥あれ?ハクロさんって毒を扱う事が出来たのかしら?」
「以前は使えてましたが、どうも最近は出なくなったようデス。野生を忘れたが故の堕落‥‥‥そう、アラクネだけに、堕ラクネと言えばいいのでしょうカ」
【なんか酷い暴言ですよそれ!?】
ワゼの言葉にツッコミを入れるハクロ。
だが、ある意味的確な言葉に、僕は思わず笑いをこらえた。
ついでに見れば、ロールもミスティアもこらえており、同じく笑いそうなのであろう。
‥‥‥何にしても、今回は毒もないし、何度も相手してもらっているので抵抗はない。
しいて言うのであれば、甘噛み個所、頭以外の方をできるだけしてほしいかも…‥‥髪がよだれとかでべたべたになるんだよね…‥‥
――――――――――――――――――――――――――
SIDEワゼ
「‥‥‥まぁ、予想通りですカ」
朝食後、食器の洗浄をしつつ、ワゼは横目でシアンたちを見てそうつぶやいた。
昨日のハクロの妙な動き。やはりというべきか、久しぶりの捕食本能発動の機会だったらしい。
前回とはことなり、今回は毒を出せなくなっているようなのでシアンが痺れて動けなるようなことが無いというのは良いのだが‥‥‥
「‥‥‥毒出せない弱体化が、野生を忘れたのが原因と言えますカネ?」
はむはむとシアンに甘噛みをするハクロを見て、ワゼはそうつぶやく。
先日の騒動でその件が発覚したのだが、ここ最近毒を採取する機会が無かったので、その事に気が付いていなかった。
何しろ、前は彼女の毒を改良して色々作っていたが、謎の物体Xと遭遇後はそちらをメインにして研究を行い、すっかり忘れていたのである。
それはともかくとして、客がいる時にさらすのはどうなのかとは思う。
かぷかぷと気を抜けばシアンに甘噛みして、べっとりと張り付く。
ちょっとしたバカップルにも見えなくはないが…‥‥とある計画に支障が出かねない。
「ご主人様の幸せのために動きますが、ハクロさんがあの調子だとその計画が少々やりづらいですね‥‥‥アラクネのついての情報もある程度収集しましたし、それらを元に収める方法を模索しましょうカ?」
この計画に関しては元々フィーアの発案のようなものでもあり、一応とある権力者等にも了承してもらいつつ、出来るだけ成功してほしいという言葉もある。
この調子だとその計画が少々できなさそうなので、早期に甘噛みを終わらせる必要性があるだろう。
「データ検索‥‥‥まぁ、この方法が手っ取り早そうですカネ?」
ひとまずは、前の甘噛み時の経験も活かし、その計画を進めるための準備を行う。
いくつか材料が必要だが、森の中であれば手に入るし、必要そうな薬草もあるがドーラあたりに頼めばどうとでもなる代物も多い。
「今夜あたり、仕掛けて見ましょうかネ」
フフフフっと黒い笑みを浮かべつつ、ミニワゼシスターズにもその件について連絡を送るのであった。
「っと、そうそう、忘れてましタ。今夜仕掛けて、暇になる時間もありそうですし、その時間でシスターズのバージョンアップを終わらせなければいけませんネ。‥‥‥まぁ、多少複雑ですが…‥‥うん、必要なことだと思って割り切りましょうカ」
ふとそのことを思い出し、胸に手を当てそうつぶやくワゼ。
いやならばそういう改良もしなくていいのだが…‥‥性能向上のためには仕方がない事でもあり、計算上回避できない。
というか、ワゼの思考なども一部コピーしているだけに、辞めようとすればシスターズ全員が反発しかねないリスクもある。
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