401 / 459
幸せを乱されたくないので、徹底したい
#374 苦労人なのかもしれないデス
しおりを挟む
SIDEシアン
「ご主人様方、お茶の用意ができまシタ」
「ああ、ありがとうワゼ」
「ふむ…‥‥味わい深いというか、この紅茶明らかに市販品ではないな」
ワゼから渡された茶を飲みながら、僕等はそう語り合う。
明日になれば、ハクロとミスティア、それぞれの義姉と姉が来るのだが、本日は僕らの方の客。
「というか、ゼリアス。何でいるんだ?」
「こっちにも関係ある事だからな。というか、やらかす前に動いたというべきか…‥‥」
本来は別大陸の森にすむ悪魔ゼリアスが、今日はこの王城内に来ていた。
妹であるミーナも、今はハクロたちと娘たちの面倒を見ているようだが、今回彼はこちらと動くらしい。
というのも、本日の客は‥‥‥‥
「…‥‥魔界の魔王は、こちらにとっての王。だからこそ、失礼のないように出迎えるのも良いと思ってな」
「本音は?」
「あの魔王、絶対に、確実に、100%、断言できるほど、やらかす。3秒間の降臨だというが、あの魔王、それだけに収まる気がないと思うからだ」
嘘偽りなく、本気の言葉でそう返答するゼリアス。
そう、本日の客は、魔界を治める魔王。ドーラからもらった手紙に、訪れるとあったのだ。
と、魔王と言っても、この世界の中立の魔王である僕とは色々と異なるようで、そもそも魔王という存在自体、世界によっては非常に異なるらしい。
だが、この世界での意味合いはどうも色々と秘匿されていることが多いようで、調べてもらったがデータも出ず、真実を知っている可能性が大きい預言者や目の前の悪魔に聞いても、教えてくれない。
いわく、調べようにも色々と制約があるらしいし、ゼリアスの方はそう言う類はなく、本来は語れるらしいが、語る気もないのだとか。
過去に何かあったそうで、そういう話はNGにしているらしいが…‥‥まぁ、人それぞれ、悪魔それぞれだし、無理に聞き出す必要もないだろう。
「あれ?というか魔界の魔王がそっちの王なら、悪魔ベルゼブブとかはどうなんだ?」
「ああ、あいつの場合は単純に逃げられた。こっちの魔王陛下がやらかす所業で、過去に酷い目にあっていたからな…‥‥」
「何があった」
「悪魔に人権云々の話はどうなのかという事にもなるが…‥‥アレの人権を一応尊重して、話す気はない。流石に、アレは非常に同情したからな…‥‥」
遠い目をして、そう語るゼリアス。
内容が気になるが、相当なことがあったのかもしれず、深く聞けないな。
そうこうしているうちに、間もなくその魔界の魔王とやらの降臨時間である。
通常の悪魔がこの世界に現れるには、召還などの手順を踏むらしいが、魔王の場合はさらに面倒な事も多いようで、しかも今回はこちらから呼ぶのではなく、あちらが勝手に無理やりの意思で来るそうなので、さらに面倒な手順を行っているらしい。
「具体的には、100回儀式の踊りをして、特別製の料理を食べ‥‥‥魔界の魔王がこの世界に降臨するには、非常に面倒な手順を踏まなければいけないんだよなぁ」
「ゼリアスの場合は?」
「俺は元々、ミーナに召喚された悪魔だからな。契約されている以上、契約主の元へどこの世界だろうと渡れるし、そもそも俺は世界を渡る程度の力ならある。だから制限は特にないな」
「神々は?」
「あっちはあっちで、ずるい手段が多い。先日降臨したというロキも、いろいろやらかしたんだろうが‥‥‥まぁ、当分降臨できないだろう。他の神にも被害があるからこそ、神の降臨の方はそうそうない」
そっか、あの神ロキはそう言う理由でこの世界に来ていたのか…‥‥治療時にスライム状になったとはいえ、また来る可能性も考慮していたが、当分大丈夫そうならそれはそれで良いのかな?
とにもかくにも、降臨まであと一分を切った。
今回は3秒間だけの降臨と手紙にあったが、ゼリアスいわく、絶対に何かをやらかすという事らしい。
3秒以上の滞在をすれば、魔界の方に入る魔王の配下たちの心労が増えるらしいが…‥‥本当に、何をしでかされるのかもわからない。
「あと30秒」
「20秒」
「10‥‥‥9…‥‥」
カウントダウンをしつつ、降臨予定場所である用意した椅子の方を見て、出る瞬間を待つ。
一応、周囲への被害も考慮して、部屋全体を現在僕の魔力の衣で覆っているが…‥‥大丈夫かなぁ、コレ。
「4、3、2、1‥‥‥」
「「ゼロ」」
その瞬間、ボンッという音と共に、椅子の上に煙幕が発生し、1秒経過してすぐに晴れ、そこに角を生やした少女が現れる。
そして2秒目には、さっと懐へ手を突っ込み、折りたたんだ紙を取りだし、素早く展開した。
一瞬とは言え、見えたその中身は何やら複雑な文字が書かれており、3秒目にカッと光り輝き‥‥‥
「‥‥‥くっふっふ~!!成功したようじゃ!!」
3秒はもう過ぎたのに、周囲を見てニヤリと笑みを浮かべ、彼女はそう口にした。
横目でゼリアスを見れば、やらかしたなコイツとでも言いたげな表情になっていた。
「うむ、お主がこの世界の魔王と、そっちは…‥‥あれぇ?何で、ゼリアスがここに‥‥‥」
「お前が出ると、魔界からの連絡があってな‥‥‥というか、魔王ベル。お前今、3秒の降臨のために何を持ちだしてきた?」
「ああ、これかのぅ?先代の置き土産、時間一時停止簡易魔法陣じゃ。世界を越えて、全世界の時間が今、3秒経つ前に止まったのじゃ!」
エッヘンと自信満々に胸を張って答える魔王‥‥‥ベル。
が、その使った物に問題があったのか、何かをゼリアスは取り出す。
スッパァァァン!!
「痛ぁぁぁぁぁぁぁあ!?」
「お前それ、使用禁止されている禁忌魔法の類だぞ」
巨大なハリセンで、盛大に叩いたが…‥‥禁忌魔法?
「魔王が禁忌魔法を使って何が悪い!!」
「世界軸の色々とな部分がこじれる。だから禁忌なんだ。他の攻撃系禁忌魔法ならいざ知らず、他の世界へ影響を与えるような類はさらに最悪なんだが…‥‥まぁ、後で、冥界送りして、冥王の方に説教してもらうからな」
「さらっと魔王暗殺宣言しないでおくれなのじゃ!!あ、でもそうなれば次期魔王にお主が‥‥‥」
「安心しろ、冥界送りと言っても魔王の座は譲れんぞ。何しろ生きたまま送るからな」
一瞬何かに期待したかのように目を輝かせた魔王ベルであったが、にこやかに言ったゼリアスの言葉に、びしっと固まった。
‥‥‥冥界って、確か前に悪魔グズゥエルゼが落ちた場所だったか。そこにどうやって送るのかはともかく、一瞬是彼女の顔が絶望の顔になったんだが。
「うう、酷いのじゃ…‥‥まぁ、ここでくよくよしても仕方がないのぅ。せめて今を、できるだけ楽しむべきか」
そうつぶやき、さっと身だしなみを整え直し、彼女はこちらに向き直った。
「さてと、改めて名乗るのじゃ。我が名は魔界の魔王ベル!!異世界の魔王であり、色々と聞くお主に興味を持って、ここに降臨したのじゃ!!」
自信満々に、改めてそう告げてきたが…‥‥うん、さっきのやり取りのせいでというか、最初から威厳とか全然ない。
まぁ、なにはともあれ、色々ツッコミどころの多そうな、魔王との話し合いが今、始まるのであった…‥‥
「ご主人様方、お茶の用意ができまシタ」
「ああ、ありがとうワゼ」
「ふむ…‥‥味わい深いというか、この紅茶明らかに市販品ではないな」
ワゼから渡された茶を飲みながら、僕等はそう語り合う。
明日になれば、ハクロとミスティア、それぞれの義姉と姉が来るのだが、本日は僕らの方の客。
「というか、ゼリアス。何でいるんだ?」
「こっちにも関係ある事だからな。というか、やらかす前に動いたというべきか…‥‥」
本来は別大陸の森にすむ悪魔ゼリアスが、今日はこの王城内に来ていた。
妹であるミーナも、今はハクロたちと娘たちの面倒を見ているようだが、今回彼はこちらと動くらしい。
というのも、本日の客は‥‥‥‥
「…‥‥魔界の魔王は、こちらにとっての王。だからこそ、失礼のないように出迎えるのも良いと思ってな」
「本音は?」
「あの魔王、絶対に、確実に、100%、断言できるほど、やらかす。3秒間の降臨だというが、あの魔王、それだけに収まる気がないと思うからだ」
嘘偽りなく、本気の言葉でそう返答するゼリアス。
そう、本日の客は、魔界を治める魔王。ドーラからもらった手紙に、訪れるとあったのだ。
と、魔王と言っても、この世界の中立の魔王である僕とは色々と異なるようで、そもそも魔王という存在自体、世界によっては非常に異なるらしい。
だが、この世界での意味合いはどうも色々と秘匿されていることが多いようで、調べてもらったがデータも出ず、真実を知っている可能性が大きい預言者や目の前の悪魔に聞いても、教えてくれない。
いわく、調べようにも色々と制約があるらしいし、ゼリアスの方はそう言う類はなく、本来は語れるらしいが、語る気もないのだとか。
過去に何かあったそうで、そういう話はNGにしているらしいが…‥‥まぁ、人それぞれ、悪魔それぞれだし、無理に聞き出す必要もないだろう。
「あれ?というか魔界の魔王がそっちの王なら、悪魔ベルゼブブとかはどうなんだ?」
「ああ、あいつの場合は単純に逃げられた。こっちの魔王陛下がやらかす所業で、過去に酷い目にあっていたからな…‥‥」
「何があった」
「悪魔に人権云々の話はどうなのかという事にもなるが…‥‥アレの人権を一応尊重して、話す気はない。流石に、アレは非常に同情したからな…‥‥」
遠い目をして、そう語るゼリアス。
内容が気になるが、相当なことがあったのかもしれず、深く聞けないな。
そうこうしているうちに、間もなくその魔界の魔王とやらの降臨時間である。
通常の悪魔がこの世界に現れるには、召還などの手順を踏むらしいが、魔王の場合はさらに面倒な事も多いようで、しかも今回はこちらから呼ぶのではなく、あちらが勝手に無理やりの意思で来るそうなので、さらに面倒な手順を行っているらしい。
「具体的には、100回儀式の踊りをして、特別製の料理を食べ‥‥‥魔界の魔王がこの世界に降臨するには、非常に面倒な手順を踏まなければいけないんだよなぁ」
「ゼリアスの場合は?」
「俺は元々、ミーナに召喚された悪魔だからな。契約されている以上、契約主の元へどこの世界だろうと渡れるし、そもそも俺は世界を渡る程度の力ならある。だから制限は特にないな」
「神々は?」
「あっちはあっちで、ずるい手段が多い。先日降臨したというロキも、いろいろやらかしたんだろうが‥‥‥まぁ、当分降臨できないだろう。他の神にも被害があるからこそ、神の降臨の方はそうそうない」
そっか、あの神ロキはそう言う理由でこの世界に来ていたのか…‥‥治療時にスライム状になったとはいえ、また来る可能性も考慮していたが、当分大丈夫そうならそれはそれで良いのかな?
とにもかくにも、降臨まであと一分を切った。
今回は3秒間だけの降臨と手紙にあったが、ゼリアスいわく、絶対に何かをやらかすという事らしい。
3秒以上の滞在をすれば、魔界の方に入る魔王の配下たちの心労が増えるらしいが…‥‥本当に、何をしでかされるのかもわからない。
「あと30秒」
「20秒」
「10‥‥‥9…‥‥」
カウントダウンをしつつ、降臨予定場所である用意した椅子の方を見て、出る瞬間を待つ。
一応、周囲への被害も考慮して、部屋全体を現在僕の魔力の衣で覆っているが…‥‥大丈夫かなぁ、コレ。
「4、3、2、1‥‥‥」
「「ゼロ」」
その瞬間、ボンッという音と共に、椅子の上に煙幕が発生し、1秒経過してすぐに晴れ、そこに角を生やした少女が現れる。
そして2秒目には、さっと懐へ手を突っ込み、折りたたんだ紙を取りだし、素早く展開した。
一瞬とは言え、見えたその中身は何やら複雑な文字が書かれており、3秒目にカッと光り輝き‥‥‥
「‥‥‥くっふっふ~!!成功したようじゃ!!」
3秒はもう過ぎたのに、周囲を見てニヤリと笑みを浮かべ、彼女はそう口にした。
横目でゼリアスを見れば、やらかしたなコイツとでも言いたげな表情になっていた。
「うむ、お主がこの世界の魔王と、そっちは…‥‥あれぇ?何で、ゼリアスがここに‥‥‥」
「お前が出ると、魔界からの連絡があってな‥‥‥というか、魔王ベル。お前今、3秒の降臨のために何を持ちだしてきた?」
「ああ、これかのぅ?先代の置き土産、時間一時停止簡易魔法陣じゃ。世界を越えて、全世界の時間が今、3秒経つ前に止まったのじゃ!」
エッヘンと自信満々に胸を張って答える魔王‥‥‥ベル。
が、その使った物に問題があったのか、何かをゼリアスは取り出す。
スッパァァァン!!
「痛ぁぁぁぁぁぁぁあ!?」
「お前それ、使用禁止されている禁忌魔法の類だぞ」
巨大なハリセンで、盛大に叩いたが…‥‥禁忌魔法?
「魔王が禁忌魔法を使って何が悪い!!」
「世界軸の色々とな部分がこじれる。だから禁忌なんだ。他の攻撃系禁忌魔法ならいざ知らず、他の世界へ影響を与えるような類はさらに最悪なんだが…‥‥まぁ、後で、冥界送りして、冥王の方に説教してもらうからな」
「さらっと魔王暗殺宣言しないでおくれなのじゃ!!あ、でもそうなれば次期魔王にお主が‥‥‥」
「安心しろ、冥界送りと言っても魔王の座は譲れんぞ。何しろ生きたまま送るからな」
一瞬何かに期待したかのように目を輝かせた魔王ベルであったが、にこやかに言ったゼリアスの言葉に、びしっと固まった。
‥‥‥冥界って、確か前に悪魔グズゥエルゼが落ちた場所だったか。そこにどうやって送るのかはともかく、一瞬是彼女の顔が絶望の顔になったんだが。
「うう、酷いのじゃ…‥‥まぁ、ここでくよくよしても仕方がないのぅ。せめて今を、できるだけ楽しむべきか」
そうつぶやき、さっと身だしなみを整え直し、彼女はこちらに向き直った。
「さてと、改めて名乗るのじゃ。我が名は魔界の魔王ベル!!異世界の魔王であり、色々と聞くお主に興味を持って、ここに降臨したのじゃ!!」
自信満々に、改めてそう告げてきたが…‥‥うん、さっきのやり取りのせいでというか、最初から威厳とか全然ない。
まぁ、なにはともあれ、色々ツッコミどころの多そうな、魔王との話し合いが今、始まるのであった…‥‥
11
あなたにおすすめの小説
異世界転生目立ちたく無いから冒険者を目指します
桂崇
ファンタジー
小さな町で酒場の手伝いをする母親と2人で住む少年イールスに転生覚醒する、チートする方法も無く、母親の死により、実の父親の家に引き取られる。イールスは、冒険者になろうと目指すが、周囲はその才能を惜しんでいる
荷物持ちだけど最強です、空間魔法でラクラク発明
まったりー
ファンタジー
主人公はダンジョンに向かう冒険者の荷物を持つポーターと言う職業、その職業に必須の収納魔法を持っていないことで悲惨な毎日を過ごしていました。
そんなある時仕事中に前世の記憶がよみがえり、ステータスを確認するとユニークスキルを持っていました。
その中に前世で好きだったゲームに似た空間魔法があり街づくりを始めます、そしてそこから人生が思わぬ方向に変わります。
エルティモエルフォ ―最後のエルフ―
ポリ 外丸
ファンタジー
普通の高校生、松田啓18歳が、夏休みに海で溺れていた少年を救って命を落としてしまう。
海の底に沈んで死んだはずの啓が、次に意識を取り戻した時には小さな少年に転生していた。
その少年の記憶を呼び起こすと、どうやらここは異世界のようだ。
もう一度もらった命。
啓は生き抜くことを第一に考え、今いる地で1人生活を始めた。
前世の知識を持った生き残りエルフの気まぐれ人生物語り。
※カクヨム、小説家になろう、ノベルバ、ツギクルにも載せています
伯爵家の三男に転生しました。風属性と回復属性で成り上がります
竹桜
ファンタジー
武田健人は、消防士として、風力発電所の事故に駆けつけ、救助活動をしている途中に、上から瓦礫が降ってきて、それに踏み潰されてしまった。次に、目が覚めると真っ白な空間にいた。そして、神と名乗る男が出てきて、ほとんど説明がないまま異世界転生をしてしまう。
転生してから、ステータスを見てみると、風属性と回復属性だけ適性が10もあった。この世界では、5が最大と言われていた。俺の異世界転生は、どうなってしまうんだ。
ギルドの片隅で飲んだくれてるおっさん冒険者
哀上
ファンタジー
チートを貰い転生した。
何も成し遂げることなく35年……
ついに前世の年齢を超えた。
※ 第5回次世代ファンタジーカップにて“超個性的キャラクター賞”を受賞。
※この小説は他サイトにも投稿しています。
異世界転生したので森の中で静かに暮らしたい
ボナペティ鈴木
ファンタジー
異世界に転生することになったが勇者や賢者、チート能力なんて必要ない。
強靭な肉体さえあれば生きていくことができるはず。
ただただ森の中で静かに暮らしていきたい。
俺のスキルが回復魔『法』じゃなくて、回復魔『王』なんですけど?
八神 凪
ファンタジー
ある日、バイト帰りに熱血アニソンを熱唱しながら赤信号を渡り、案の定あっけなくダンプに轢かれて死んだ
『壽命 懸(じゅみょう かける)』
しかし例によって、彼の求める異世界への扉を開くことになる。
だが、女神アウロラの陰謀(という名の嫌がらせ)により、異端な「回復魔王」となって……。
異世界ペンデュース。そこで彼を待ち受ける運命とは?
異世界に転生した社畜は調合師としてのんびりと生きていく。~ただの生産職だと思っていたら、結構ヤバい職でした~
夢宮
ファンタジー
台風が接近していて避難勧告が出されているにも関わらず出勤させられていた社畜──渡部与一《わたべよいち》。
雨で視界が悪いなか、信号無視をした車との接触事故で命を落としてしまう。
女神に即断即決で異世界転生を決められ、パパっと送り出されてしまうのだが、幸いなことに女神の気遣いによって職業とスキルを手に入れる──生産職の『調合師』という職業とそのスキルを。
異世界に転生してからふたりの少女に助けられ、港町へと向かい、物語は動き始める。
調合師としての立場を知り、それを利用しようとする者に悩まされながらも生きていく。
そんな与一ののんびりしたくてものんびりできない異世界生活が今、始まる。
※2話から登場人物の描写に入りますので、のんびりと読んでいただけたらなと思います。
※サブタイトル追加しました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる