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清算する時も新しく生み出す時も
#384 ちょっと時間を経過させてデス
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SIDEシアン
…‥‥シスターズの壊滅なども無事に全員修復を終え、なんとか全体がすべて元に戻って5年が経過した。
娘・息子たちも5歳児となって元気に‥‥‥‥
【ふみゅ~!!ここまでおいで♪おいで♪!】
「来て来て♪みー!!」
【ぴゃーい!!クロ、早く追いつくのよ!】
「負けるな♪にゅー!」
【が、ガウガーウ‥‥‥】
「…‥‥元気すぎやしないかなぁ、娘たち」
【元気が良いのは良い事ですよ!まぁ、私はもう走れませんが…‥‥うう、体力で娘たちに負けてますよ‥‥‥】
疲れ果て、木蔭にもたれかかるハクロの言葉に苦笑しつつ、遊んでいる娘たちを僕は見る。
年齢的には5歳児の頃合いの娘たちではあるが、おてんばぶりが色々と凄まじい。
元気いっぱいに遊ぶ姿は微笑ましくもあるが、自身の能力を把握して子供では無理そうな動きをして追いかけっこを楽しんでいるのはどうなんだろうと思えてしまうほどである。
なお、子フェンリルであったクロは、結局野生に帰らず、このまま僕らと居つくことになったようで、今娘たちと遊んでいるようだ。疲れているようだけど、一応神獣なんだよなぁ‥‥‥ポチの子供である感が、すごい出ている気がする。
「ご主人様、奥様の方も丁度仕事を終えこちらに向かわれるそうデス」
「わかったよワゼ。ああ、ミスティアが来たら一休みも兼ねて、お茶の用意をしてくれ」
「分かりまシタ」
10日ほどのメイド業禁止のお仕置き以降、きちんとワゼは事後承諾を行わずに、確認する用になってくれたが…‥‥お仕置き中のワゼが完全に死んだようになっていたのは思い出したくない。
うん、メイドとして仕事できないように徹底させたら、地獄を見ているかのような顔になったからね。効果は抜群すぎたようだ。
まぁ、なんやかんやあって復帰したら反動でメイド業をより深めたのだが…‥‥
「ところで、ワゼ、結局まだ把握できてないのかな?」
「ええ、やはりまだまだ到達は難しいようデス」
あの騒動から5年も経過したが、現状まだまだワゼの製作者本人には辿り着けていない。
とはいえ、手掛かりがないわけでもなあった。
…‥‥騒動後、悪魔ゼリアスが訪ねてきた際に、何とその製作者本人についての情報を得たのである。
名前までは明かさなかったが、どうもゼリアスに依頼して、ワゼについての写真などを撮ってほしいと言われ、そのために来たらしい。
製作者本人を呼んで見たかったのだが…‥‥いかんせん、世の中そう都合よくはいかない。
ワゼを作るような人の頭がまともなわけでもないというか、そもそも作るのにまともな人間では無理だったとでも言うべきか、どうも人間でありつつ人間を辞めたというややこしい人のようであり、会う事はできなかった。
写真自体は郵送で送るそうだが、その住所は異世界の方にあり、ゼリアスは渡ることができるところにあっても、ワゼが向かうことができないような場所なのだとか。
しかも会いたいといっても会う気もないような人でもあるようで、むしろ住所を変えまくっており、世界をあちこち移動するような変人・奇人の類で、現状捕まえる事すらできない。
なので、正々堂々と会うのはあきらめ、現在はその捕縛に向けての装置をワゼはメイド業の合間に開発しているそうだが、まだまだ時間がかかるらしい。
「というか、会ってどうしたいの?」
「私の生みの親ですからね…‥‥きちんと目にして置きつつ、完全に壊れている個所をどうにかしたいと思っているのデス。あと、できれば改造も施してほしいのデス」
僕とワゼがであった時、ワゼ自身は実は最初から一部が壊れていた。
そこはブラックボックスとも言えるような場所であり、手出しもできず、フル稼働できないことをちょっと悩んでいるようだ。
後は、試作品でもあったゼロツーと色々変えられた部分についての文句のために殴りたい欲求もあったようだが…‥‥あいにくながら、まだかなわないようである。
「写真などもNGらしいし、結局姿が分からないよな…‥‥」
【ワゼさんを作るような人が、まずまともな人なのか怪しいですけれどね】
なお、ゼリアスいわく「一応は人型」らしい。大丈夫なのだろうか、その人。
何にしても、今は会えないのであれば、会うまで時間をかければいいと考え、そこまで気に病む必要もないようだ。殴るための特性グローブを年々改良しているのはどうかとも思うが。
とにもかくにも、今はそんな事よりも‥‥‥
「お父様ー!お勉強が終わりましたー!!」
「大変だったよー!」
「ああ、ラクス、レイア。二人もようやく終わったのか」
「教師のタウゼント、手加減してくれなかったもーん!!」
「お姉ちゃんたちに追いつきたいのに、全然終わらせてくれないもーん!!」
ミスティアが来るよりも先に、彼女との子であるラクスとレイアが、勉強を終えて駆け寄って来たので受け止めた。
最初から全員遊んでいるようで、既に今日やる分を終えているだけなんだよね‥‥‥ハクロとの子、ミスティアとの子、養女関係なく、全員共通でしっかりとした勉学を学ばせているが、内容によっては全員終わらせると気がバラバラである。
まぁ、教科の得意不得意もあるだろうし、まだ学び舎とかではなく王城内で学ばせているからこそ全員一緒に遊べているのは良いのだが‥‥‥
「これ、5歳児でやるような無いようじゃないよなぁ…‥‥我が子たちが頭が良すぎるのか、それともワゼの教育方針で進め過ぎなだけなのか…‥‥」
「でも、勉強は面白いですわよ?」
「解けると楽しいもんねー!」
…‥‥うん、教育面に関しては、とやかく言うまい。
色々とやり過ぎな部分もあるが、子どもたちだから良しとしよう。
「というわけで、お姉ちゃんたち!!」
「混ざりますわー!!」
わーっと行って、混ざりに向かうラクスにレイア。
こうして遊びに興じる光景は、やっぱり子供と言って変わらないだろう。
「元気に育っているなら良いか…‥‥」
【シアン、ちょっと遠い目をしていますが…‥‥】
うん、子どもたちが元気ならいい話しだ。
例え、やり過ぎて王国一の教師陣たちを全滅させ、急きょワゼが予定を前倒しにして作成した教師シスターズを使ったとしても、それはそれで良いだろう。
そう思いつつ、ちょっと現実逃避もしたくなり、体の力を抜いてハクロの蜘蛛部分にもたれかかるのであった‥‥‥
「‥‥‥ところでハクロ、また卵増えたよね」
【また双子ですよ】
…‥‥あの子たちに、また下の子ができるんだよなぁ。流石に毎年じゃなくて、5年たってまた出来たのはちょっと安心したような気もしなくはないが。
というか、また二人か…‥‥今度は何が産まれるのやら。
「‥‥‥ううっ、妹たちが今頃遊んでいるはずなのに、なぜ私はここにいるんだろうか」
「それは仕方がないことだろうな。何しろ、お前の方から言って来ただろうが」
「それもそうだけどー」
丁度その頃、はるか北の大地にて、ロールは嘆きつつ、戦闘に立って歩いているゼリアスに文句をこぼしていた。
「大体、お前の元収めていた国に関しての情報で、盛大にやらかす情報を得て、その前にどうにかしたいと自分で志願してきただろうが。俺の方も本来は関係ないはずだが、こっちの関係者の方からも話があったせいで、ここに来たんだからな」
「それもそうか‥‥‥」
嘆くのをやめ、諦めたように溜息を吐くロール。
その姿は5年前より成長し、かつての雪の女王の姿に近い少女の姿になっていた。
とはいえ、成長環境が異なったせいか、一部が変化しており、ワゼに思いっきり検査されたが…‥‥それは仕方が無い事だとは思う。
「こっちもできれば妹と来たかったが…‥‥妹の方は、魔女仲間とサバトに向かったからなぁ。健全な類のとは言え、心配にはなるよ」
「妹とかがいる立場同士、そこは分かるかなー」
境遇も種族も異なるとは言え、妹がいるという点では一致しており、何かと仲は良くなっていた。
とはいえ、現在ゼリアスはどうも別の方で契約があるらしく、そちらでも色々と忙しいようで、こっちに入るのは実は分身体と呼ばれる類だったりするので、本人ではない。
「さてと、無駄口をたたく間にも、もうそろそろつくぞ。はるか北の果てだが…‥‥一つ良いか?」
「何?」
「寒くないのか?」
「このぐらい平気だにょ!…‥‥あ、まだ口調が治ってないかも」
‥‥‥成長したとはいえ、長く使っていた口癖が治ってなく、何となく気を軽く抜くために使われてしまうのであった。
「とりあえず二人とも、温かいお茶もありますしドウゾ」
「ああ、いただくわ」
「済まないな。とはいえそっちは…‥‥いや、400番にもなれば寒冷仕様で平気なのか」
「エエ」
なお、彼女達だけではなく、シスターズもしっかりと付いてきているのであった。
…‥‥シスターズの壊滅なども無事に全員修復を終え、なんとか全体がすべて元に戻って5年が経過した。
娘・息子たちも5歳児となって元気に‥‥‥‥
【ふみゅ~!!ここまでおいで♪おいで♪!】
「来て来て♪みー!!」
【ぴゃーい!!クロ、早く追いつくのよ!】
「負けるな♪にゅー!」
【が、ガウガーウ‥‥‥】
「…‥‥元気すぎやしないかなぁ、娘たち」
【元気が良いのは良い事ですよ!まぁ、私はもう走れませんが…‥‥うう、体力で娘たちに負けてますよ‥‥‥】
疲れ果て、木蔭にもたれかかるハクロの言葉に苦笑しつつ、遊んでいる娘たちを僕は見る。
年齢的には5歳児の頃合いの娘たちではあるが、おてんばぶりが色々と凄まじい。
元気いっぱいに遊ぶ姿は微笑ましくもあるが、自身の能力を把握して子供では無理そうな動きをして追いかけっこを楽しんでいるのはどうなんだろうと思えてしまうほどである。
なお、子フェンリルであったクロは、結局野生に帰らず、このまま僕らと居つくことになったようで、今娘たちと遊んでいるようだ。疲れているようだけど、一応神獣なんだよなぁ‥‥‥ポチの子供である感が、すごい出ている気がする。
「ご主人様、奥様の方も丁度仕事を終えこちらに向かわれるそうデス」
「わかったよワゼ。ああ、ミスティアが来たら一休みも兼ねて、お茶の用意をしてくれ」
「分かりまシタ」
10日ほどのメイド業禁止のお仕置き以降、きちんとワゼは事後承諾を行わずに、確認する用になってくれたが…‥‥お仕置き中のワゼが完全に死んだようになっていたのは思い出したくない。
うん、メイドとして仕事できないように徹底させたら、地獄を見ているかのような顔になったからね。効果は抜群すぎたようだ。
まぁ、なんやかんやあって復帰したら反動でメイド業をより深めたのだが…‥‥
「ところで、ワゼ、結局まだ把握できてないのかな?」
「ええ、やはりまだまだ到達は難しいようデス」
あの騒動から5年も経過したが、現状まだまだワゼの製作者本人には辿り着けていない。
とはいえ、手掛かりがないわけでもなあった。
…‥‥騒動後、悪魔ゼリアスが訪ねてきた際に、何とその製作者本人についての情報を得たのである。
名前までは明かさなかったが、どうもゼリアスに依頼して、ワゼについての写真などを撮ってほしいと言われ、そのために来たらしい。
製作者本人を呼んで見たかったのだが…‥‥いかんせん、世の中そう都合よくはいかない。
ワゼを作るような人の頭がまともなわけでもないというか、そもそも作るのにまともな人間では無理だったとでも言うべきか、どうも人間でありつつ人間を辞めたというややこしい人のようであり、会う事はできなかった。
写真自体は郵送で送るそうだが、その住所は異世界の方にあり、ゼリアスは渡ることができるところにあっても、ワゼが向かうことができないような場所なのだとか。
しかも会いたいといっても会う気もないような人でもあるようで、むしろ住所を変えまくっており、世界をあちこち移動するような変人・奇人の類で、現状捕まえる事すらできない。
なので、正々堂々と会うのはあきらめ、現在はその捕縛に向けての装置をワゼはメイド業の合間に開発しているそうだが、まだまだ時間がかかるらしい。
「というか、会ってどうしたいの?」
「私の生みの親ですからね…‥‥きちんと目にして置きつつ、完全に壊れている個所をどうにかしたいと思っているのデス。あと、できれば改造も施してほしいのデス」
僕とワゼがであった時、ワゼ自身は実は最初から一部が壊れていた。
そこはブラックボックスとも言えるような場所であり、手出しもできず、フル稼働できないことをちょっと悩んでいるようだ。
後は、試作品でもあったゼロツーと色々変えられた部分についての文句のために殴りたい欲求もあったようだが…‥‥あいにくながら、まだかなわないようである。
「写真などもNGらしいし、結局姿が分からないよな…‥‥」
【ワゼさんを作るような人が、まずまともな人なのか怪しいですけれどね】
なお、ゼリアスいわく「一応は人型」らしい。大丈夫なのだろうか、その人。
何にしても、今は会えないのであれば、会うまで時間をかければいいと考え、そこまで気に病む必要もないようだ。殴るための特性グローブを年々改良しているのはどうかとも思うが。
とにもかくにも、今はそんな事よりも‥‥‥
「お父様ー!お勉強が終わりましたー!!」
「大変だったよー!」
「ああ、ラクス、レイア。二人もようやく終わったのか」
「教師のタウゼント、手加減してくれなかったもーん!!」
「お姉ちゃんたちに追いつきたいのに、全然終わらせてくれないもーん!!」
ミスティアが来るよりも先に、彼女との子であるラクスとレイアが、勉強を終えて駆け寄って来たので受け止めた。
最初から全員遊んでいるようで、既に今日やる分を終えているだけなんだよね‥‥‥ハクロとの子、ミスティアとの子、養女関係なく、全員共通でしっかりとした勉学を学ばせているが、内容によっては全員終わらせると気がバラバラである。
まぁ、教科の得意不得意もあるだろうし、まだ学び舎とかではなく王城内で学ばせているからこそ全員一緒に遊べているのは良いのだが‥‥‥
「これ、5歳児でやるような無いようじゃないよなぁ…‥‥我が子たちが頭が良すぎるのか、それともワゼの教育方針で進め過ぎなだけなのか…‥‥」
「でも、勉強は面白いですわよ?」
「解けると楽しいもんねー!」
…‥‥うん、教育面に関しては、とやかく言うまい。
色々とやり過ぎな部分もあるが、子どもたちだから良しとしよう。
「というわけで、お姉ちゃんたち!!」
「混ざりますわー!!」
わーっと行って、混ざりに向かうラクスにレイア。
こうして遊びに興じる光景は、やっぱり子供と言って変わらないだろう。
「元気に育っているなら良いか…‥‥」
【シアン、ちょっと遠い目をしていますが…‥‥】
うん、子どもたちが元気ならいい話しだ。
例え、やり過ぎて王国一の教師陣たちを全滅させ、急きょワゼが予定を前倒しにして作成した教師シスターズを使ったとしても、それはそれで良いだろう。
そう思いつつ、ちょっと現実逃避もしたくなり、体の力を抜いてハクロの蜘蛛部分にもたれかかるのであった‥‥‥
「‥‥‥ところでハクロ、また卵増えたよね」
【また双子ですよ】
…‥‥あの子たちに、また下の子ができるんだよなぁ。流石に毎年じゃなくて、5年たってまた出来たのはちょっと安心したような気もしなくはないが。
というか、また二人か…‥‥今度は何が産まれるのやら。
「‥‥‥ううっ、妹たちが今頃遊んでいるはずなのに、なぜ私はここにいるんだろうか」
「それは仕方がないことだろうな。何しろ、お前の方から言って来ただろうが」
「それもそうだけどー」
丁度その頃、はるか北の大地にて、ロールは嘆きつつ、戦闘に立って歩いているゼリアスに文句をこぼしていた。
「大体、お前の元収めていた国に関しての情報で、盛大にやらかす情報を得て、その前にどうにかしたいと自分で志願してきただろうが。俺の方も本来は関係ないはずだが、こっちの関係者の方からも話があったせいで、ここに来たんだからな」
「それもそうか‥‥‥」
嘆くのをやめ、諦めたように溜息を吐くロール。
その姿は5年前より成長し、かつての雪の女王の姿に近い少女の姿になっていた。
とはいえ、成長環境が異なったせいか、一部が変化しており、ワゼに思いっきり検査されたが…‥‥それは仕方が無い事だとは思う。
「こっちもできれば妹と来たかったが…‥‥妹の方は、魔女仲間とサバトに向かったからなぁ。健全な類のとは言え、心配にはなるよ」
「妹とかがいる立場同士、そこは分かるかなー」
境遇も種族も異なるとは言え、妹がいるという点では一致しており、何かと仲は良くなっていた。
とはいえ、現在ゼリアスはどうも別の方で契約があるらしく、そちらでも色々と忙しいようで、こっちに入るのは実は分身体と呼ばれる類だったりするので、本人ではない。
「さてと、無駄口をたたく間にも、もうそろそろつくぞ。はるか北の果てだが…‥‥一つ良いか?」
「何?」
「寒くないのか?」
「このぐらい平気だにょ!…‥‥あ、まだ口調が治ってないかも」
‥‥‥成長したとはいえ、長く使っていた口癖が治ってなく、何となく気を軽く抜くために使われてしまうのであった。
「とりあえず二人とも、温かいお茶もありますしドウゾ」
「ああ、いただくわ」
「済まないな。とはいえそっちは…‥‥いや、400番にもなれば寒冷仕様で平気なのか」
「エエ」
なお、彼女達だけではなく、シスターズもしっかりと付いてきているのであった。
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