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清算する時も新しく生み出す時も
#386 たまには違う方面なのデス
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SIDEロール
…‥‥記憶には、その地の事はあるだろう。
かつては雪の女王として君臨した女王リザとしての人格は失せ、今いるのはロールとしての彼女。
けれども、そうなってしまってもしっかりと当時の記憶は頭の中にあり、他人のような観点で見ることができるとはいえ、やはり関係がない場所ではないのだ。
そう、たとえその地が今‥‥‥‥
「…‥‥吹雪いて来たけれども、この程度は問題ない。‥‥‥でも、こうなっているのを見ると、何かこう、心に来るかも‥‥‥」
「見事に滅亡し切ったというか、何があったというべきか…‥‥荒れ果ててもいれば、それも無理ないか」
「サンプル預かります」
シスターズも連れ、悪魔のゼリアスと共に、かつての故郷でもある遠い北の国へ訪れたロール。
けれどもその地は今、まさに荒れ果てており、雪に埋もれようとしていた。
「情報だと、確かまだあったはずだが…‥‥人っ子一人もいなくなるとはな。流石に短期間でいなくなるのは予想外だった」
「しかもあちこちボロボロ‥‥‥なにがあったの?」
街中だったと思われる場所を歩き回るが、周囲を見渡してもあるのは廃墟ばかり。
しかも、事前情報ではまだ人がそれなりにあった国だったらしいのに、その人影すら見当たらない。
「ここでやらかしそうなやつのことぐらいは聞いたが‥‥‥確か、悪魔フルファンドだったか。白熊のような見た目の悪魔だったはずだが…‥‥その気配もないな」
「そもそも何をやらかそうとしていたのかしら?」
「単純明快に、魂の収集だったはずだ。自ら襲いまくり、人々の魂を引き抜きまくる行為だ。ある意味悪魔としては正しい行為なのかもしれんが…‥‥」
その悪魔の気配すらもなく、それが行われたという形跡もないらしい。
大規模な事をしでかすのならそれなりに準備も魔力とかも必要なようで、予定ではまだ先になりそうだったようだ。
「大量殺戮のような真似だが、流石にそれはアウト過ぎる者も多い。基本的に、契約者の魂以外は取らないようにしているからなぁ」
…‥‥悪魔にとって、魂とは様々なことに利用できるモノとして見ることが多いらしい。
食用にするのも良し、生まれ変わる際に色々と弄るのも良し、魔界へ連れて行ってそこで捕らえ続けたりするなど、何かと利用する手段は多いそうだ。
だが、基本的には呼び出された世界の、その呼び出した召喚者の魂しかとることはせず、他者の魂を勝手に抜き取るような真似はしないのだとか。
「そこらへんは、色々とややこしいからな…‥‥神々が存在する分、その扱い先なども面倒な事もあり、契約してモノにしなければ、そんな面倒なことは普通はしないんだ」
「面倒なものなの?」
「そうなんな…‥‥まぁ、例外というのもあるが、その悪魔はやらかしたようだがな」
いわく、軽いテロ行為というべきか、違法な手段を用いて手続きを省こうとしていたらしい。
悪魔は基本的に魔界籠りであり、呼び寄せてもらうには召喚してもらう必要があるのだが、普通呼ぶような輩はいない。
何しろ、悪魔を呼びだすには様々な手順があったり、条件付けされていたり、場合によっては大量の生贄が必要になるなど、それ相応の行為が必要過ぎて呼ぶような輩はいないのだとか。
それでも呼ぶ様な類がいるのは、悪魔の力が大きい。
一生を困らない財宝を望むこともできるし、魔法を扱えなかったひとが魔法を扱えるようになるし、場合によっては一国の王になる事すらもできる。
だが、その望みに対しての対価もきちんとあり、基本的にはその魂を貰うことが多いのだとか。
そんな中で、得た情報によれば、その悪魔は違法行為‥‥‥強制的な自身の召喚をさせる予定だったのだとか。
「まぁ、俺や魔王のような例外もあるが、悪魔は呼ばれなければ出ることはない。だからこそ、呼ばれるまで待つことも多いのだが、魂の味を占めたやつらがその待つ行為を嫌って、自ら呼ばせようと仕向けてしまうのだ」
悪魔の召喚で、やってはいけない事。
それは、その悪魔自身が自らの意思で自分を呼ぶように、召喚者へ強制してしまう事らしい。
そんな事を許せばポンポン悪魔が出てきやすくもなるし、魔界だとか異世界のバランスなども狂うので禁じているそうなのだが、それでも懲りない輩がいるのだとか。
そして今回は、その白熊のような悪魔がその行為に手を染めようとしたらしい。
「一人に呼ばせるのではなく、大勢に同時召喚を試みたようだからな…‥‥体が一つしかないのに、そんな無茶苦茶をやらかせばそれこそ空間の乱れだとか、世界間での大嵐とか、とにもかくにも非常に面倒なことが起きるからこそ、それを防止するために来たのは良いんだがなぁ‥‥‥‥」
「まずどうやって、そんなことを?」
「それは色々とあるが、こちらの都合もあって話せないことが多い。だが…‥‥この様子を見るに、失敗したといえば失敗したのだろうか」
その悪魔のより詳細な企みは分からないところもあるが、この現状を見る限りそれは大失敗に終わっているらしい。
もし成功しているのであれば、魂を抜かれた人の死体の山があるだろうし、その形跡なども十分見えない部分でも残っているはずなのだが、それが全くないようだ。
「リスクもそれなりに大きい類…‥っと、あっちか」
話している中で、ふとゼリアスが何かに気が付いたようにそちらに歩を進める。
何かと思い、ロールもついてってみれば、そこは廃墟と化した建物の一つだった。
「失礼しますっと」
扉が壊れていたが、勝手に中に入って奥に進むと、そこには大量の紙の山があった。
それらすべてに、何やら複雑な陣が描かれており、一枚とって裏を見れば、文字が大量に書かれていた。
「あ、読むなよ。それはおそらく召喚陣の類だが‥‥‥ああ、でも既に効果は無いか」
「え?」
「さっき言って居た、白熊のような悪魔を出す召喚陣だ。悪魔にはそれらに対応した召喚陣が用意されているんだが…‥‥これはもう機能していないな」
ひらひらと紙を持ち上げ、くるくるっと回して確認したゼリアス。
そう言いながら、置かれていた他の紙も拾い上げ、確認するとどこか微妙な顔になった。
「…‥‥やはりか。失効している」
「失効?」
「悪魔に対応した召喚陣もあるけど、それを変える時もあって、呼びだせなくなることがある。これはその変更された類かと思ったが‥‥‥もう一つの失効の例に該当したようだ‥‥‥対応する悪魔の、消滅でな」
…‥‥どうやら、その件の悪魔は姿を見せる事もなく、その存在そのものが消えうせてしまったらしい。
ゆえに、ここに大量にある召喚陣は全て意味がなく、やってみても何も出ないのだとか。
「悪魔の消滅って、あるの?」
「そりゃあるさ。悪魔だって、生きてはいるからな…‥‥寿命は特に決まっているわけでもないから、何者かの手によって消滅することが多い」
きほんてきに自殺もしないし、寿命で死ぬこともない。
消え失せる原因は、それこそ外的な要因ぐらいしかなく‥‥‥‥
「その外的要因で、悪魔が死亡…‥‥ってことは、ここの惨状って‥‥‥」
「その要因の余波か、あるいはオマケか、はたまたは悪魔の消滅の方がオマケか…‥‥どうやら滅茶苦茶厄介そうな事に巻き込まれたかもしれん」
…‥‥悪魔が消滅し、人もいなくなった北の国。
この地で何かが行われた結果、命が失せ、ここは廃墟となったようだ。
何者かが行ったのかは分からないが、嫌な予感がするのであった‥‥‥‥
「‥‥‥冥界にいるかもしれんが、確認を取りに行くのも嫌すぎるな」
「そうなの?」
「悪魔グズゥエルゼもまだいるだろうし、あそこは冥界の王がな…‥‥」
…‥‥記憶には、その地の事はあるだろう。
かつては雪の女王として君臨した女王リザとしての人格は失せ、今いるのはロールとしての彼女。
けれども、そうなってしまってもしっかりと当時の記憶は頭の中にあり、他人のような観点で見ることができるとはいえ、やはり関係がない場所ではないのだ。
そう、たとえその地が今‥‥‥‥
「…‥‥吹雪いて来たけれども、この程度は問題ない。‥‥‥でも、こうなっているのを見ると、何かこう、心に来るかも‥‥‥」
「見事に滅亡し切ったというか、何があったというべきか…‥‥荒れ果ててもいれば、それも無理ないか」
「サンプル預かります」
シスターズも連れ、悪魔のゼリアスと共に、かつての故郷でもある遠い北の国へ訪れたロール。
けれどもその地は今、まさに荒れ果てており、雪に埋もれようとしていた。
「情報だと、確かまだあったはずだが…‥‥人っ子一人もいなくなるとはな。流石に短期間でいなくなるのは予想外だった」
「しかもあちこちボロボロ‥‥‥なにがあったの?」
街中だったと思われる場所を歩き回るが、周囲を見渡してもあるのは廃墟ばかり。
しかも、事前情報ではまだ人がそれなりにあった国だったらしいのに、その人影すら見当たらない。
「ここでやらかしそうなやつのことぐらいは聞いたが‥‥‥確か、悪魔フルファンドだったか。白熊のような見た目の悪魔だったはずだが…‥‥その気配もないな」
「そもそも何をやらかそうとしていたのかしら?」
「単純明快に、魂の収集だったはずだ。自ら襲いまくり、人々の魂を引き抜きまくる行為だ。ある意味悪魔としては正しい行為なのかもしれんが…‥‥」
その悪魔の気配すらもなく、それが行われたという形跡もないらしい。
大規模な事をしでかすのならそれなりに準備も魔力とかも必要なようで、予定ではまだ先になりそうだったようだ。
「大量殺戮のような真似だが、流石にそれはアウト過ぎる者も多い。基本的に、契約者の魂以外は取らないようにしているからなぁ」
…‥‥悪魔にとって、魂とは様々なことに利用できるモノとして見ることが多いらしい。
食用にするのも良し、生まれ変わる際に色々と弄るのも良し、魔界へ連れて行ってそこで捕らえ続けたりするなど、何かと利用する手段は多いそうだ。
だが、基本的には呼び出された世界の、その呼び出した召喚者の魂しかとることはせず、他者の魂を勝手に抜き取るような真似はしないのだとか。
「そこらへんは、色々とややこしいからな…‥‥神々が存在する分、その扱い先なども面倒な事もあり、契約してモノにしなければ、そんな面倒なことは普通はしないんだ」
「面倒なものなの?」
「そうなんな…‥‥まぁ、例外というのもあるが、その悪魔はやらかしたようだがな」
いわく、軽いテロ行為というべきか、違法な手段を用いて手続きを省こうとしていたらしい。
悪魔は基本的に魔界籠りであり、呼び寄せてもらうには召喚してもらう必要があるのだが、普通呼ぶような輩はいない。
何しろ、悪魔を呼びだすには様々な手順があったり、条件付けされていたり、場合によっては大量の生贄が必要になるなど、それ相応の行為が必要過ぎて呼ぶような輩はいないのだとか。
それでも呼ぶ様な類がいるのは、悪魔の力が大きい。
一生を困らない財宝を望むこともできるし、魔法を扱えなかったひとが魔法を扱えるようになるし、場合によっては一国の王になる事すらもできる。
だが、その望みに対しての対価もきちんとあり、基本的にはその魂を貰うことが多いのだとか。
そんな中で、得た情報によれば、その悪魔は違法行為‥‥‥強制的な自身の召喚をさせる予定だったのだとか。
「まぁ、俺や魔王のような例外もあるが、悪魔は呼ばれなければ出ることはない。だからこそ、呼ばれるまで待つことも多いのだが、魂の味を占めたやつらがその待つ行為を嫌って、自ら呼ばせようと仕向けてしまうのだ」
悪魔の召喚で、やってはいけない事。
それは、その悪魔自身が自らの意思で自分を呼ぶように、召喚者へ強制してしまう事らしい。
そんな事を許せばポンポン悪魔が出てきやすくもなるし、魔界だとか異世界のバランスなども狂うので禁じているそうなのだが、それでも懲りない輩がいるのだとか。
そして今回は、その白熊のような悪魔がその行為に手を染めようとしたらしい。
「一人に呼ばせるのではなく、大勢に同時召喚を試みたようだからな…‥‥体が一つしかないのに、そんな無茶苦茶をやらかせばそれこそ空間の乱れだとか、世界間での大嵐とか、とにもかくにも非常に面倒なことが起きるからこそ、それを防止するために来たのは良いんだがなぁ‥‥‥‥」
「まずどうやって、そんなことを?」
「それは色々とあるが、こちらの都合もあって話せないことが多い。だが…‥‥この様子を見るに、失敗したといえば失敗したのだろうか」
その悪魔のより詳細な企みは分からないところもあるが、この現状を見る限りそれは大失敗に終わっているらしい。
もし成功しているのであれば、魂を抜かれた人の死体の山があるだろうし、その形跡なども十分見えない部分でも残っているはずなのだが、それが全くないようだ。
「リスクもそれなりに大きい類…‥っと、あっちか」
話している中で、ふとゼリアスが何かに気が付いたようにそちらに歩を進める。
何かと思い、ロールもついてってみれば、そこは廃墟と化した建物の一つだった。
「失礼しますっと」
扉が壊れていたが、勝手に中に入って奥に進むと、そこには大量の紙の山があった。
それらすべてに、何やら複雑な陣が描かれており、一枚とって裏を見れば、文字が大量に書かれていた。
「あ、読むなよ。それはおそらく召喚陣の類だが‥‥‥ああ、でも既に効果は無いか」
「え?」
「さっき言って居た、白熊のような悪魔を出す召喚陣だ。悪魔にはそれらに対応した召喚陣が用意されているんだが…‥‥これはもう機能していないな」
ひらひらと紙を持ち上げ、くるくるっと回して確認したゼリアス。
そう言いながら、置かれていた他の紙も拾い上げ、確認するとどこか微妙な顔になった。
「…‥‥やはりか。失効している」
「失効?」
「悪魔に対応した召喚陣もあるけど、それを変える時もあって、呼びだせなくなることがある。これはその変更された類かと思ったが‥‥‥もう一つの失効の例に該当したようだ‥‥‥対応する悪魔の、消滅でな」
…‥‥どうやら、その件の悪魔は姿を見せる事もなく、その存在そのものが消えうせてしまったらしい。
ゆえに、ここに大量にある召喚陣は全て意味がなく、やってみても何も出ないのだとか。
「悪魔の消滅って、あるの?」
「そりゃあるさ。悪魔だって、生きてはいるからな…‥‥寿命は特に決まっているわけでもないから、何者かの手によって消滅することが多い」
きほんてきに自殺もしないし、寿命で死ぬこともない。
消え失せる原因は、それこそ外的な要因ぐらいしかなく‥‥‥‥
「その外的要因で、悪魔が死亡…‥‥ってことは、ここの惨状って‥‥‥」
「その要因の余波か、あるいはオマケか、はたまたは悪魔の消滅の方がオマケか…‥‥どうやら滅茶苦茶厄介そうな事に巻き込まれたかもしれん」
…‥‥悪魔が消滅し、人もいなくなった北の国。
この地で何かが行われた結果、命が失せ、ここは廃墟となったようだ。
何者かが行ったのかは分からないが、嫌な予感がするのであった‥‥‥‥
「‥‥‥冥界にいるかもしれんが、確認を取りに行くのも嫌すぎるな」
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