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始まりの章
5話
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‥‥‥叡智の儀式から2日後、予定通りにルースの会得した金色に輝く魔導書の力を調べるために、わざわざその手の研究機関から派遣されてきた調査官がバルスト村にやって来た。
「どうも初めましてでござる。拙者このたび貴殿の魔導書を調査するために派遣されました、ゴザリアン=デールンでござる」
明らかに口調がいろいろ混じっていておかしいが、見た目がまともな金髪の好青年というなんともへんてこな調査官であった。
ござるって語尾忍者っぽいけど…‥なんか違う。少し理由を聞くと、かなり極東の地域にそのような語尾を付けている一族がいるそうで、ゴザリアンさんはその一族のかなり離れた末裔なのだとか。
気さくなようでいい人だけど、違和感がものすごいなぁ。
そして、実はこのバルスト村の出身でもあるそうなので、実は帰郷でもあるようだった。
ルースの金色の魔導書の力は未知数なので、万が一のために村から少し離れた場所にある平野にて実験してみることにした。
この場にいるのは、ルース、調査官のゴザリアンさん、いつの間にかいたエルゼに…‥
「なんでここに公爵様がいらっしゃるんでしょうかね?」
「くっくっくっく、決まっておるだろう小僧!!村の領主も務めている儂が、その村民の力を見るのに何の違和感を持つのだろうか!!」
そう堂々と、胸を張ってエルゼの父親でもあるカイゼル=バルモ=ミストラル公爵は答えたのであった。
‥‥‥どう見ても、面白そうなことだからなと顔に書いてあるようにしか見えない。
昔から元気ではきはきとしている公爵は、その圧倒的な威圧感というか存在感がどこかこう、暑苦しくてルースは苦手なのである。
「がんばってールース君ー!」
手を振って応援するエルゼは、念のために魔導書を使用できるようにしているようだ。
万が一にでも暴走でもして、悲惨な事が起こらないように拘束できるようにでもしているのだろう。
ただ、なんとなくそうなっても良いなと考えていそうでちょっと怖い。
「さてと、では早速でござるが何か魔導書で力を使用してみるでござる。使用方法はわかっているでござるな?」
「はい、きちんと理解しています」
叡智の儀式の際に、顕現した己の魔導書を触れることによって、その使い方を自動的に覚えることができるので、使用しようと思えばいつでもどこでも可能なのだ。
しかしルースの場合、触れた際に莫大な情報の洪水というべきものに呑まれたために、実はまだ全部を理解しておらず、使える力は半分にも満たないのである。
‥‥‥全部理解できるまでに時間はかかるようだけど、それでも現時点で頭の中でわかっているものにはとんでもないものが混じっているので、それは抑えておこう。
「では、とりあえずまずは基本からやってみるでござるよ」
そうゴザリアンさんが言ったので、ルースは魔導書の力を使用するために、少し身構えた。
「まずは『魔導書顕現』」
そうつぶやくと、ルースの目の前に黄金の魔導書が出現する。
魔導書は普段体の中にあるようで、今の『魔導書顕現』と言葉に出すだけで、目の前に出現し、その内容を見ることができるのだ。
その事によって、魔導書を使用できる状態になるらしい。
使用後は『顕現』を『収納』と言い換えれば元に戻るのである。
なお、慣れればいちいち言わなくても自由に出し入れできるようだし、少し力が落ちるそうだが出さなくても使用できるようである。
とりあえず、今はまだ初心者なので基本からきちんとしていかねばならない。
「ふむ‥‥‥確かに金色に輝いているでござるね‥‥‥報告通り、黄金の魔導書と言って差し支えないでござるな」
ルースの魔導書を観察し、ゴザリアンはそうつぶやいた。
しばしの観察後、ここからが本番である。
「では、その力をまずは、自身で一番安全そうなものから使用してみるでござるよ」
そうゴザリアンさんは言った。
魔導書によって使用方法はわかっているので、どれがどの程度のものなのかは理解できている。
人によって同じ物でも差が出たりするそうだが、まずは安全なモノから確認だ。
「そうですね‥‥‥じゃあ、この魔法かな?『ライトミスト』」
「「「へ?」」」
ルースの言葉に、その場にいた他の3人がきょとんとした瞬間、辺りに変化が起きた。
キラキラと光る霧が発生し、昼間だけどまるで金粉が飛び交って黄金の霧に包まれているような状態になったのである。
「ちょっ!?何でござるかこれ!?」
「綺麗‥‥‥流石ルース君!!」
「なんというか、いきなり何かやらかしたな」
とりあえず、色々と反応が違うようなのでルースは今使った魔法を説明した。
「今のは『ライトミスト』という魔法で、基本的にあたりをキラキラさせてしまうだけの魔法です。ちなみに、どうやら光魔法と水魔法が混じっているようで、これを使うと肌がつやつやになるようですよ?」
魔導書から得た知識なのだが、なんとなくその効果は理解できる。
要はお手軽お肌ケアの魔法なのであった。
ただ、その説明を聞いてゴザリアンさんは驚愕した。
「ちょっと待つでござるよ!?今思いっきり二つの属性の魔法が混じっていると言ったでござるね!?」
その事実に、どうやら公爵の方も気が付いたようで、驚きつつも笑い声をあげた。
基本的に光魔法は白色の魔導書、水魔法は水色の魔導書を手にすることで使用できる代物だ。
今の『ライトミスト』の魔法は単なるお肌ケアの魔法とはいえ、その二つの属性が複合しているのは驚くべきことなのだとか。
「という事は…‥もしかして、他に扱える力は」
「多分その予想とあっていますよ。どうやらこれ、オリジナルと、複合があるようで‥‥‥というかまぁ、単純にいえばどうやら全色使用可能のようです。まだ最高で2つまでしかできないようですけど」
‥‥‥結論というか、理解できた時点で既に答えは出ていた。
この金色の魔導書は、どうやら赤、青、緑、黄、茶、白、黒の7色の魔導書がそれぞれ持つ力を、複合して扱えるようなのだ。
しかも、理解した内容の中にはどうやら完全にそれとも違う、全く別の力を持っているようだが‥‥‥
「実はまだ、今の複合魔法以外は使えないんですよね」
「それが肝心なところなのに、わからないのでござるかぁ!?」
最も肝心な、その部分が全く使えないのだ。
どうやら今の実力ではフルに利用できないので、自動的に制限が掛かってしまうようなのだ。
その為、完全に知ることができず、がっくりとゴザリアンさんはうつむいた。
「はぁ、せっかく調査しに来たのにその肝心な部分が不明なのは残念でござる。まぁ、複合して扱える時点で規格外そうなのは理解できたでござるよ」
肝心な部分が会使えないとはいえ、今のところ2つまでだがそれでも異なる力を複合して合う変える時点で相当なものだとか。
「すでに他の魔導書を扱える人が2人もいるような状態でござるよ。現時点ではという事で、将来がどうなるのかは拙者にもわかりかねるが、相当なものになりそうでござるな」
そう言われると本当にとんでもないものを顕現させたのだなと、ルースは改めて思うのであった。
それから数回ほど異なる魔法などを見せた後、調査官のゴザリアンは一旦この地の領主であるカイゼル公爵と話し合うことになった。
調査して、その結果を持ち帰れば終わりなようなものだが、ルースの持つ力の規格外さから、少し危機感を覚えたのである。
「複合できるのであれば、組み合わせ次第ではとんでもないことができると拙者は思うのでござる。この結果をただ持ち帰れば、未来あるあの若者を利用しようとする輩が出る可能性があるのでござるよ」
「うむ、何が言いたいのかはよくわかる」
ルースの持つ魔導書の力を見たからこそ、その悪用への危険性にゴザリアンは抱いたのだ。
ルースが今のところあの摩訶不思議な黄金の魔導書の唯一の持ち主だが、もしかしたらこの村に将来的に同じようなものが出るかもしれない。
そして、その力を求めて他の者たちが村を襲ったり、もしくはこの領地を手に入れようと考える輩がいるかもしれないのだ。
その可能性に、ゴザリアンは危機感を抱き、カイゼル公爵としてもそのことは避けたかった。
「儂の大事な領民たちを傷つけられるのは困るのでな。親戚伝いに王家の方に連絡をして、ある程度の対処を取ってもらうつもりだ」
「そうしたほうが良いでござる」
ゴザリアンは調査官であり、別にここまで心配するようなことは本来はない。
ただ、彼の故郷とも言えるバルスト村に何かあっては困るために、ここはよくわかってくれる公爵に協力をお願いしたのである。
その日、ルースの力に関しての報告は、先に王家を通してある程度の対処を取ってもらってからという事で、ゴザリアンは帰ったのであった‥‥‥
「どうも初めましてでござる。拙者このたび貴殿の魔導書を調査するために派遣されました、ゴザリアン=デールンでござる」
明らかに口調がいろいろ混じっていておかしいが、見た目がまともな金髪の好青年というなんともへんてこな調査官であった。
ござるって語尾忍者っぽいけど…‥なんか違う。少し理由を聞くと、かなり極東の地域にそのような語尾を付けている一族がいるそうで、ゴザリアンさんはその一族のかなり離れた末裔なのだとか。
気さくなようでいい人だけど、違和感がものすごいなぁ。
そして、実はこのバルスト村の出身でもあるそうなので、実は帰郷でもあるようだった。
ルースの金色の魔導書の力は未知数なので、万が一のために村から少し離れた場所にある平野にて実験してみることにした。
この場にいるのは、ルース、調査官のゴザリアンさん、いつの間にかいたエルゼに…‥
「なんでここに公爵様がいらっしゃるんでしょうかね?」
「くっくっくっく、決まっておるだろう小僧!!村の領主も務めている儂が、その村民の力を見るのに何の違和感を持つのだろうか!!」
そう堂々と、胸を張ってエルゼの父親でもあるカイゼル=バルモ=ミストラル公爵は答えたのであった。
‥‥‥どう見ても、面白そうなことだからなと顔に書いてあるようにしか見えない。
昔から元気ではきはきとしている公爵は、その圧倒的な威圧感というか存在感がどこかこう、暑苦しくてルースは苦手なのである。
「がんばってールース君ー!」
手を振って応援するエルゼは、念のために魔導書を使用できるようにしているようだ。
万が一にでも暴走でもして、悲惨な事が起こらないように拘束できるようにでもしているのだろう。
ただ、なんとなくそうなっても良いなと考えていそうでちょっと怖い。
「さてと、では早速でござるが何か魔導書で力を使用してみるでござる。使用方法はわかっているでござるな?」
「はい、きちんと理解しています」
叡智の儀式の際に、顕現した己の魔導書を触れることによって、その使い方を自動的に覚えることができるので、使用しようと思えばいつでもどこでも可能なのだ。
しかしルースの場合、触れた際に莫大な情報の洪水というべきものに呑まれたために、実はまだ全部を理解しておらず、使える力は半分にも満たないのである。
‥‥‥全部理解できるまでに時間はかかるようだけど、それでも現時点で頭の中でわかっているものにはとんでもないものが混じっているので、それは抑えておこう。
「では、とりあえずまずは基本からやってみるでござるよ」
そうゴザリアンさんが言ったので、ルースは魔導書の力を使用するために、少し身構えた。
「まずは『魔導書顕現』」
そうつぶやくと、ルースの目の前に黄金の魔導書が出現する。
魔導書は普段体の中にあるようで、今の『魔導書顕現』と言葉に出すだけで、目の前に出現し、その内容を見ることができるのだ。
その事によって、魔導書を使用できる状態になるらしい。
使用後は『顕現』を『収納』と言い換えれば元に戻るのである。
なお、慣れればいちいち言わなくても自由に出し入れできるようだし、少し力が落ちるそうだが出さなくても使用できるようである。
とりあえず、今はまだ初心者なので基本からきちんとしていかねばならない。
「ふむ‥‥‥確かに金色に輝いているでござるね‥‥‥報告通り、黄金の魔導書と言って差し支えないでござるな」
ルースの魔導書を観察し、ゴザリアンはそうつぶやいた。
しばしの観察後、ここからが本番である。
「では、その力をまずは、自身で一番安全そうなものから使用してみるでござるよ」
そうゴザリアンさんは言った。
魔導書によって使用方法はわかっているので、どれがどの程度のものなのかは理解できている。
人によって同じ物でも差が出たりするそうだが、まずは安全なモノから確認だ。
「そうですね‥‥‥じゃあ、この魔法かな?『ライトミスト』」
「「「へ?」」」
ルースの言葉に、その場にいた他の3人がきょとんとした瞬間、辺りに変化が起きた。
キラキラと光る霧が発生し、昼間だけどまるで金粉が飛び交って黄金の霧に包まれているような状態になったのである。
「ちょっ!?何でござるかこれ!?」
「綺麗‥‥‥流石ルース君!!」
「なんというか、いきなり何かやらかしたな」
とりあえず、色々と反応が違うようなのでルースは今使った魔法を説明した。
「今のは『ライトミスト』という魔法で、基本的にあたりをキラキラさせてしまうだけの魔法です。ちなみに、どうやら光魔法と水魔法が混じっているようで、これを使うと肌がつやつやになるようですよ?」
魔導書から得た知識なのだが、なんとなくその効果は理解できる。
要はお手軽お肌ケアの魔法なのであった。
ただ、その説明を聞いてゴザリアンさんは驚愕した。
「ちょっと待つでござるよ!?今思いっきり二つの属性の魔法が混じっていると言ったでござるね!?」
その事実に、どうやら公爵の方も気が付いたようで、驚きつつも笑い声をあげた。
基本的に光魔法は白色の魔導書、水魔法は水色の魔導書を手にすることで使用できる代物だ。
今の『ライトミスト』の魔法は単なるお肌ケアの魔法とはいえ、その二つの属性が複合しているのは驚くべきことなのだとか。
「という事は…‥もしかして、他に扱える力は」
「多分その予想とあっていますよ。どうやらこれ、オリジナルと、複合があるようで‥‥‥というかまぁ、単純にいえばどうやら全色使用可能のようです。まだ最高で2つまでしかできないようですけど」
‥‥‥結論というか、理解できた時点で既に答えは出ていた。
この金色の魔導書は、どうやら赤、青、緑、黄、茶、白、黒の7色の魔導書がそれぞれ持つ力を、複合して扱えるようなのだ。
しかも、理解した内容の中にはどうやら完全にそれとも違う、全く別の力を持っているようだが‥‥‥
「実はまだ、今の複合魔法以外は使えないんですよね」
「それが肝心なところなのに、わからないのでござるかぁ!?」
最も肝心な、その部分が全く使えないのだ。
どうやら今の実力ではフルに利用できないので、自動的に制限が掛かってしまうようなのだ。
その為、完全に知ることができず、がっくりとゴザリアンさんはうつむいた。
「はぁ、せっかく調査しに来たのにその肝心な部分が不明なのは残念でござる。まぁ、複合して扱える時点で規格外そうなのは理解できたでござるよ」
肝心な部分が会使えないとはいえ、今のところ2つまでだがそれでも異なる力を複合して合う変える時点で相当なものだとか。
「すでに他の魔導書を扱える人が2人もいるような状態でござるよ。現時点ではという事で、将来がどうなるのかは拙者にもわかりかねるが、相当なものになりそうでござるな」
そう言われると本当にとんでもないものを顕現させたのだなと、ルースは改めて思うのであった。
それから数回ほど異なる魔法などを見せた後、調査官のゴザリアンは一旦この地の領主であるカイゼル公爵と話し合うことになった。
調査して、その結果を持ち帰れば終わりなようなものだが、ルースの持つ力の規格外さから、少し危機感を覚えたのである。
「複合できるのであれば、組み合わせ次第ではとんでもないことができると拙者は思うのでござる。この結果をただ持ち帰れば、未来あるあの若者を利用しようとする輩が出る可能性があるのでござるよ」
「うむ、何が言いたいのかはよくわかる」
ルースの持つ魔導書の力を見たからこそ、その悪用への危険性にゴザリアンは抱いたのだ。
ルースが今のところあの摩訶不思議な黄金の魔導書の唯一の持ち主だが、もしかしたらこの村に将来的に同じようなものが出るかもしれない。
そして、その力を求めて他の者たちが村を襲ったり、もしくはこの領地を手に入れようと考える輩がいるかもしれないのだ。
その可能性に、ゴザリアンは危機感を抱き、カイゼル公爵としてもそのことは避けたかった。
「儂の大事な領民たちを傷つけられるのは困るのでな。親戚伝いに王家の方に連絡をして、ある程度の対処を取ってもらうつもりだ」
「そうしたほうが良いでござる」
ゴザリアンは調査官であり、別にここまで心配するようなことは本来はない。
ただ、彼の故郷とも言えるバルスト村に何かあっては困るために、ここはよくわかってくれる公爵に協力をお願いしたのである。
その日、ルースの力に関しての報告は、先に王家を通してある程度の対処を取ってもらってからという事で、ゴザリアンは帰ったのであった‥‥‥
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